2019/01/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ぎしりや喰いしばりは睡眠の質を低下させる大きな要因の一つです。
ある教授が言うには、歯ぎしりや喰いしばりには大きく4つの悪影響があると言います。
1点目は、歯を痛めてしまうことです。
就寝時の無意識の歯ぎしりや喰いしばりは、昼間に意識的に行う喰いしばりの何倍もの力がかかるため、歯が折れてしまうことがあります。
2点目は、筋肉を使い続けるために頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。
3点目は強い力で噛みしめるために歯周組織を破壊し歯周病を悪化させてしまうことがあります。
4点目は関節や筋肉を傷めるため、口を開けたり物をかんだりすると痛みが出たりする顎関節症につながることがあります。
この就寝時の歯ぎしりや喰いしばりの原因は主に日常のストレスと言われていますが、完全には解明されていません。
また、就寝時は無意識に歯ぎしりや喰いしばりが起きてしまうので、なかなか止めようがないのが現実です。
当院のある場所は新潟市でも、オフィス街と呼ばれている所で、会社員の方が多く来られますが、多くの方にこの夜間の歯ぎしりや喰いしばりが疑われるような歯の形態(咬耗という歯のすり合わせによる摩耗状態)を認めます。
恐らく、現代の日本人は多くのストレスを抱えて生活していると思います。
ストレスから完全に解放されるのは実際、難しいことかと思います。
かといって、そのままでいいこともないと思います。
苦肉の策かもしれませんが、現在可能なこととしては、夜間、就寝前にナイトガード(マウスピース)を装着して寝ていただき、歯のすり減りをなくすことなのではないかと思います。
このナイトガードは、保険診療で製作が可能なため、安価に作ることができます。
もし、気になる方はご相談ください。
※当院で2019年版 初売り歯科用グッズ福袋を始めました。
それぞれ、虫歯ケアグッズ、歯周病ケアグッズ、口臭ケアグッズ、入れ歯ケアグッズ等のお値段がお得な福袋を用意してあります。現品が無くなり次第、終了となりますので興味のある方はお早めに。。。