2019/02/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の人でも、メンテナンス(定期健診)は絶対に必要です。
入れ歯が入っている方でも、上下顎とも総入れ歯という人は多くはないはずです。
少なくても1本以上は、たいていの入れ歯使用者でも存在することが多いです。
仮に総入れ歯で、自分の歯が1本もないとしても、入れ歯そのもののメンテナンスと、歯茎の状態や粘膜の状態をチェックすることは大切です。
この定期健診を本当は、全部の歯が残っていて歯周病もない全く健康なときからやっていただけたら、一番良いのは確かなのですが、そのような人はごく少数ですね。。。
日本は、あくまで病気になってからでないと歯科医院に通うことはないでしょうね。
欧米諸国とはこの予防の考え方が大幅に違うのは、明らかではありますね。
いわゆる歯科医療先進国は、この予防という概念が徹底されているので、入れ歯になる人は歯周病とか虫歯で歯を失うというのではなく、交通事故やスポーツ外傷による歯の破折のために抜歯になる人が多いようです。
でも、その数も日本よりも、はるかに少ないですね。
歯が抜けるのも、歯周病という概念ではなく、歳だから抜けると言う人も現実にいますからね。
歯は、日常のホームケアが一番大切なのは、いろいろな所で言われているので理解されている人は多いですが、自分だけでの完璧なケアはほぼ無理だと思います。
僕達、歯科教育を受けている歯科医師や歯科衛生士だって、セルフで完璧に磨けるという人はいないのですから。。。
そのために、僕達も月に1回ほど、お互いに歯のクリーニングをしたりしていますよ。
この歯科医院での定期健診とクリーニングは今ある歯を保存するためには、是非、受けていただきたいですし、虫歯のリスクの高い人や多少の歯周疾患がある方ならばより一層、メンテナンスの重要性を知っていただきたいと思いますよ。
そのリスクの高い人は、本当にちょっとした油断で虫歯を作ったり、歯茎が腫れやすかったりしやすいです。
もし、その歯を抜かなければならないような状況になったら、入れ歯をしている人はさらに大きなものになりますね。
入れ歯を作り替えなければならない最大の要因は、歯を抜くことなんですからね。。。
もし、新しい入れ歯を作るにしても、条件は以前よりも格段と悪くなりますよね。
支えになる歯がなくなれば、入れ歯の維持を図るのは本当に難しいですからね。
だから、どうか入れ歯の人は特にこのメンテナンスを最重要視していただき、今ある自分の歯を大切にしてほしいと思います。