自分の作った入れ歯の作り替えは極力、したくないですね。

院長ブログ

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自分の作った入れ歯の作り替えは極力、したくないですね。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 入れ歯をしている方の多くは部分入れ歯の方が多いですね。

それこそ一本欠損から多数歯欠損に渡るものまであります。

欠損歯数が多くなればなるほど、入れ歯の床面積は当然大きくなりますね。。。

でも、近頃は上下顎とも、一本も歯がなく総入れ歯を入れているという人は本当に少なくなりました。

歯科医師会が推奨している8020運動で80歳になっても20本以上歯を残そうという運動が浸透しているからだと思います。

凄く良いことで喜ばしいこととは思いますが、でも、入れ歯の人がいなくはないですね。

欠損様式からもブリッジが不可能で、入れ歯で対応せざる負えない人は少なくないです。

特に40代とか50代の若い人でも、部分入れ歯を入れている人はいますからね。。。

そのような方の、歯を失った多くの原因は歯周病です。

虫歯が多発して抜歯のケースというのは凄く少ないですね、今の時代は。。。

この歯周病に一番必要なのは、日常のホームケアです。

そして、歯科医院での定期的なスケーリングとプロフェッショナルクリーニングと言えると思います。

でも、程度の差はありますが、一度、歯周病になってしまうと完治は難しいです。

あくまで、悪化しないようにするコントロールが主体になります。

でも、その定期健診やクリーニングに通わないで、歯を抜いたり抜かなければならなくなった症例をたくさん診てきました。

もう少し早く、来てくれればなあと思うことは本当に多いですよ。

入れ歯を作り替えなければならない最大の原因は、歯を抜くことだと僕は思っています。

でも、そうなると悪循環が発生します。

これを断ち切るためにも、定期健診には是非、かかっていただき、歯を清潔に保ち、良い状態で維持しましょう。

僕は入れ歯診療が大好きで、今まで多くの入れ歯を作ってきました。

自分の中でも、これが一番得意としている気持ちがあります。

でも、自分の作った入れ歯を上記のような理由で、歯を抜き、そして入れ歯の再製をするというのは非常に気分が悪いです。

でも、多数歯に渡る抜歯の場合は、そうせざる負えないことも多いですからね。。。

どうか、どんなに良い入れ歯でも、多少の歯周病があったとしても自分の歯に優るものはないことを知っていただき、日常のホームケアと歯科医院での定期健診にしっかりと通っていただきたく思います。

どうしても抜かなければならないような程、プラプラしている歯は抜歯しなければなりませんが、程度の軽い歯周病であれば保存は可能です。

できるだけ、歯を抜かないで済むようにしていくことを心がけて日々のホームケアと定期健診に励みましょう。

それが自分の歯のためにも、入れ歯を作り替えずに済むためにもいちばんよいほうほうですからね。

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