2019/12/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では、デンタルチェアに座ったら、まずはPOICウオーター(POIC研究会発行)でうがいをしてもらっています。
以前は初診時のみ、うがいをしていただきましたが、今は治療やメンテナンスに入る前に全ての患者さんにしてもらっています。
POICウオーターは、タンパク分解型除菌水と言われています。
原料は超純水と超純粋塩を専用の機械で電解質分解して作られる次亜塩素酸イオン水です。
pHは9.0付近でアルカリ性ですが、口腔内に15~20秒ほど含むと、口腔内のアミノ基と結びつくため、酸性化します。
酸性化することにより次亜塩素酸イオン水から次亜塩素酸水に変化します(ちょっと言い方が似ていて、ややこしいですね。。。)。
この次亜塩素酸イオン水でpHアルカリ性の時に、細菌が自分を守るために張るバリア(バイオフィルム)を崩し、酸性化(次亜塩素酸水)することで除菌水になっていきます。
除菌水になった時のpHは6.0ほどなので酸性です。
つまり、口に含んですぐの時はアルカリ性でバイオフィルムを崩し、酸化することでバイオフィルムの中にある細菌をやっつけるという仕組みですね。
非常に理にかなった除菌水なのですね。。。
この作用を利用して、ブラッシングをすることによってものすごく歯磨き効果も上がりますし、歯周病で歯周ポケットが深い人や、歯並びの問題でブラシが届きにくくて虫歯ができやすい人には液体なので隅々まで行き渡り、すごく効果があります。
また、口臭でお悩みの方には、すごく効果があります。
僕はこの効果に魅せられて、POIC研究会認定のホームケアアドバイザーの資格を取得しました。
実はこのPOICウオーター以外にも世間には、次亜塩素酸水と言われるモノはあります。
でも、それは薬品を混ぜて作られたモノでアレルギーや副作用の懸念がありますし、考えられてのpHや濃度は調整されていないのが現実です。
このPOICウオーターは基本的に純粋な水と塩だけが原料なので、アレルギーに心配はないです。
確かに、口に含んだときの味はものすごく悪く、「プールの臭いがする。」と患者さんから、よく言われます。
でも、それはPOICウオーターが汚れを分解して出る臭いで、「クロラミン臭」というモノなんです。
継続使用することにより、口腔内がきれいになると全くそのようなことは無くなりますよ。
僕は毎日、昼と夜にこのPOICウオーターを使用しています。
朝、起きたときの口の中のネバネバ感がかなり薄れますし、これをしないと気持ち悪い感じがします。
このPOICウオーターで歯を磨いた後は、舌で歯の表面を触ると歯がつるつるしていて気持ちいいです。
是非、皆さんにもこのPOICウオーターを知っていただけたらなと思います。
※ご興味のある方は、当院スタッフにお尋ねください。ご説明をさせていただき、同意が得られたら有料となりますがお渡しすることは可能です。