2020/05/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯を新製したいということで、口腔内を拝見させていただくと、残存歯の根管治療が必要な方がいることがあります。
その場合は、根管治療から行って冠が入るまで、入れ歯製作は出来ないことが多いです(必ずしもできないという訳ではありませんが。。。)。
その前処置に不満を持つ方も中にはいます。
もっと早くならないのかとか、入れ歯だけを作ってくれればいいんだと言う人も。。。
その方もいろいろ事情があるので、急ぎたい気持ちはわからないでもないですが、そこをおろそかにすると、ゆくゆく大変です。
できれば、その歯を金属のバネをかけられるようにしたいという意図があり、入れ歯の維持安定に関わってくるわけですからね。
もちろん、咬合にあまり関与しないような歯であれば入れ歯製作を先に急ぐこともありますが。
その辺りは、患者さんにきちんと説明しているつもりではあります。。。
僕は、あまり残根状態(重度虫歯)を残して入れ歯製作をするのは好きではありません。
顎堤が維持されるので残した方が良いという考えもあるようですが。。。
あるデータでは、その残根の残存する確率は5年無いそうですからね。
あまり、咬合の関与ができない歯や維持に期待できない歯は抜いたほうが良いのではないかと思います。
もちろんその方の、全身状態にもよるところがありますが。。。
もちろん、できるだけ歯は残していきたいです。
保存することを第一に考えてはいます。
ただ、あまりにも歯の保存ということに傾倒し過ぎると良い結果が出ないということも中にはあるのだと思ってほしいです。
その方が、後々問題が起きにくく、早く良い入れ歯ができることも往々にしてありますからね。
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