ブログを書き続ける想いについて。。。

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

ブログを書き続ける想いについて。。。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

今日は日曜日で、当院はお休みです。

今日はいつもの臨床とは違う話になりますが、ご容赦ください。

 

「継続は力なり。」という言葉が僕は好きです。

僕は、6年間近くずっと続けていることがあります。

それは、この医院ブログ(院長ブログとスタッフブログ)ですね。

医院に来た日は書かない日は無いと言ってもいいです(日曜、祝日の休みでは書かない日も過去には少しありましたが。。。)。

でも、この継続が少し揺らぎそうになった時がありました。

それは昨今の新型コロナウイルスが日本に蔓延し、非常事態宣言が政府から出されたときです。。。

思えば、非常事態宣言が出ていた時は新しい生活様式が必要だとか、ステイホームだとか、いろいろマスコミを中心に言ってましたよね。

そのため、医院も短縮診療としたり、スタッフを休ませたりもしました。

自分も感染するかもしれないという不安から、休みを入れたりすることもありました。

そうであっても、どんな時も自分は医院に来てブログを書き続けていました。

この新型コロナウイルスが騒がれていた非常事態宣言中にも院長ブログとスタッフブログの投稿を途絶えさせなかったということです。

僕は、この医院ブログには凄く思い入れがあります。

この医院を開院してから暫くは、ほとんど患者さんがいませんでした。。。

開院してから3年ほどした頃でしょうか、ある方から、当院のホームページを製作してみたらどうかという提案を受けてHPを作ることにしました。

そしてその際に、ある歯科医師の方からせっかくHPを作るのならば、自分の想いをブログに載せて毎日書いてみたら、宣伝になるからいいよと言われました。

そのころの僕は、元々入れ歯を専門にやっていたわけですから、入れ歯についてのブログを書いてみようと思いました。

でも、文章を書くのは本当に好きではなく、一つのブログを書くのに3時間もかけたことがありますよ。

それを、毎日続けるのは本当に辛かったです。

そして、最初は「だいたいこんなの書いて、誰か見るのだろうか?見たところで、誰か来るのだろうか?」という疑問を常に持っていましたね。

でも、その疑問を持ち続けながらも、休むことなく続けていると患者さんの問診票に「なぜ、当院に来られたのですか?」という欄に、「ブログを見て、入れ歯に一生懸命やっていると思いまして。」という声を聴いたときは嬉しかったです。。。

こんな文才もない奴の文章を見て、当院に来てくれた。。。

感激したことを覚えています。

 

 それからも、毎日毎日一生懸命に300~400字くらいのブログを書いていましたが、ある時に、歯科業界のカリスマコンサルタントの人から、直接声をかけられたことがあります。

それは、「澤口先生、こんにちは。あなたのブログ毎日、拝見していますよ。凄く努力されていますね。でも、ちょっとだけ惜しい。できれば1000字を越えて書いたほうがグーグルの受けも良く、もっとSEO対策にもなるので宣伝効果が上がりますよ。」と言われたことがあります。

それを聞いて、1ブログで1000字を越えようと努力したのですが、これは全然越えられない状況でした。

なんせ、300~400字を書くのにも3時間くらいかけて書いていたわけですからね。

そしてその頃には、患者さんもそれなりに多くいましたからね。。。

それをスタッフに話をしたら、彼女たちの方から「それならば、私たちも手分けして週に1回、書きますよ。そうすれば先生のと併せて1000字を越えられますよね。」と言ってくれたのを思い出します。

この時は、本当に嬉しかった。

皆の志も僕と同じなのだと思いましたからね。

それからというもの、院長ブログ以外にスタッフブログのバナーもHP上に立ち上げて現在も続けています。

 

これを続けていって、最近になってある事実を知りました。

それは1970年代にオイルショックがあった際に、多くの企業が倒産や廃業に追い込まれたそうです。

そのオイルショックを生き抜いて、その後に躍進を遂げていった企業というものには、たった一つの共通点があったとのことです。

それは、広告や宣伝を止めなかったことだそうです。

当時はそれこそインターネットやSNSがあるわけではなく、宣伝というと主に看板や新聞の折り込みチラシや、テレビのCMだったそうですが。。。

当然、宣伝広告費には多くの経費が掛かったことでしょうね。

それこそ何十万円から何百万円と。。。

それでも、宣伝広告を止めずに身銭を払って、続けていた経営者には凄いという言葉以外、僕には見つからないです。

きっとその企業の経営者は、自分たちはそれを乗り越えれば発展するという信念があったのでしょうね。

無ければ宣伝し続けようもないですし。。。

それを思うと今はインターネットが発達し、ホームページやFBやTwitterなどのSNSも発達していますよね。

それを使った宣伝広告は、お金がほとんどかかりません。

必要なのは根気と努力、そして仕事についての想いです。

僕は決意を新たにコロナショックで非常事態宣言が出されていた時からは、たった一日でも、それを休むことはしないということを決めました。

マーケティングにおける、このコロナショックに立ち向かえる当院の最大の武器はこの院長ブログとスタッフブログだと思えますからね。

 

今だから思うことですが、この積み重ねは、本当に良かったと思っています。

僕の好きなアスリートのイチローが「小さいことを積み重ねていくことが、とんでもない所に行ける唯一の方法」と言ったのを思い出します。

この実践による積み重ねは、僕の誇りと自信につながっていますよ。

そしてスタッフ達との絆にもなっています。

今、当院はこれから移転オープンを控えていますが、そこは今よりも医院が大きくアクセスも良くなる予定です。

そこでも、この努力を続けることによって、どんな素敵なことが起こるのか楽しみで仕方ないです。

継続と充実を図ることによって、きっと今よりも良い景色が見えることを信じていますよ。

☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。