2020/11/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
8020運動が良い影響を及ぼしているのか、上下顎、全ての歯を失って総入れ歯になる人というのは確かに少なくなってきました。
でも、全くいないというわけではありませんね。
高齢者になればなるほど、総入れ歯に近い状態だと言われています。
返って平均寿命が長くなったのに併せて、顎堤の吸収が大きい患者さんや顎の不随意運動を行うような患者さんは増えたと思います。
やはり総入れ歯が合わなくて悩んでいる方というのはかなりの数で存在いたします。
一言で入れ歯が合わないと言っても、いろいろな悩みがありますね。
例えば入れ歯が口を大きく開けると落ちるや、噛むと痛い、入れ歯と歯茎の間に物が挟まるようになってきた、発音しにくいなどですね。。。
調整や修理でことが足りれば、もちろん作り替えなくてもいいと思いますが、大きく修正が必要ということであれば作り替えも検討しなければなりません。。。
ただ作り替えると言っても、総入れ歯を新製するのに5~6回はかかります。
そして、不都合な状態のままでいるわけにもいかないと思いますので、粘膜調整剤や即時重合レジンなどを用いて修理や調整をいたしますね(どうしてもできる範囲でという形になりますが。。。)。
総入れ歯で肝となるステップは型取りと咬み合わせ取りだとは思います。
型取りの場合はどのステップでもできるので、ある意味、楽観していますが、咬み合わせ取りはちょっと大変です。
中には、どこで噛んでいいのかわからないほど、不安定な人もいますからね。
その辺りは、非常に気を付けて行っています。
そして、仮合わせの際に咬み合わせのずれがないかも必ずチェックしていますよ。
総入れ歯は、ある意味、術者が他人に与える咬み合わせです。
天然歯同士の咬み合わせとは違くなる可能性が高いものです。
自分の歯と同じように使いこなせるようになるには、それ相応の努力と練習は必要ですからね。
その歯科医師の手で作られた咬み合わせ自体が良いのか悪いのかは別として、患者さんにとって良いものと思ってもらえるように頑張っていきたいと思います。
☆本日(24日)は業者を入れての院内清掃のため、休診となります。何卒、ご了承願います。
明日以降は通常通り営業しております。
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