2021/02/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院のスタッフ達は、非常に仲が良く、人として本当に素晴らしい人達です。
歯科医院って女性の職場なので、いろんな意味での人間関係が心配ではありますが、今のところそのようなことで不安は全く感じませんね(もちろん、完全に理解しているわけではありませんが。。。)。
多分これは、チーフが上手く女性スタッフをまとめているのが一番大きいとは思いますし、各スタッフ個人の本質的なところが良いのだと思います。
ちょっと違う話になりますが、先日、ある年配の方が当院の治療を終えられて帰った際に、天気の悪い日に傘を忘れて行ったのを知り、当院の受付のスタッフが遠くのバス停まで雨の中を走って、それを届けに行きました。
また、クレジットカードを紛失してしまった高齢の患者さんに「それは大変。早くクレジット会社に止めてもらったほうがいいです。」と言って、患者さんにその会社の電話番号を調べて伝え、無事に連絡がつき、止めてもらうことができました。
また、夏のことですが笹川先生は、当院の近くの歩道橋で人が倒れていたという情報を他の患者さんから聞きつけ現場に直行し、救急隊と一緒に保護活動をしていました。
いずれも、仕事中の出来事ですが、困っている人を助けたいというそのスタッフたちの本質的なところが、そうさせるのだと思います。
ただ当院は通常、患者さんが多いため忙しいです。
仕事中であるなら、その場に関わっていないスタッフにしてみれば、「この場から離れないで、仕事をして。」という意見が出てもおかしくはないです。
でも、そのような否定的な意見は全く出ません。
それを許している懐が深い環境があるのです。
もし、そういう声が上がるのならば、このような親切はできっこないのです。
だって、その意見も正論ですからね。。。
ここで言いたいのは、その他のスタッフ達にもそれを許して、こっちは何とかするから、対応してあげてという環境が当院はできていると思うのです。
これは、僕の方針とか医院の理念だとか、そういったものではなく各個人の本質的なところで「困っている患者さんがいるなら助けてあげて」という気持ちが、それを許しているからできるのだと思います。
こういうのって、教えられてできるものではないです。
こういうことが自然にできる当院のスタッフを僕は誇りに思いますし、返って僕の方が勉強になります。
僕は、このスタッフ達と仕事ができることを本当に嬉しく思いますし、ずっと一緒に働いてほしいものです。
患者さんもこんな彼ら、彼女らを本当に知ってもらえたら、必ずこの医院を好きになってくれるのではないかと自負しています。
今春から新しいスタッフが2名入ります。
このスタッフにもこの当院の伝統を解ってもらえて引き継いでいただけたら、良いなと思う次第です。