2021/11/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、自由診療の金属床の部分入れ歯を希望される方が来院しました。
その人は、ほぼ総入れ歯に近い状態の口腔内で入れ歯の使用経験も15年くらいないです。
そこまでの状態で長く放置していて、金属床の入れ歯をいきなり入れるのはやめておいた方が良い旨を説明しました。
なぜなら、そのような入れ歯の経験値が少ない人にこれを言っても、なかなか理解してもらえないですから。
そのような人に保険の入れ歯をセットしようが、自由診療で製作した入れ歯をセットしようが違和感に大きな差はないですからね。
そのような人の感覚としての比較対象は元の自分の歯ですからね。
それではどんな名医がやっても難しいことだと思います。
元の歯と同じように噛めるのならば、苦労はしませんから。
入れ歯の方が自分の歯よりもよく噛めるのならば、みんな歯を抜いて入れ歯にしますからね。。。。
そんなのはありえません。
今まで多数歯の欠損があって、それを放置していたのならば先ずは保険の入れ歯を作って、使用をしていただき保険の入れ歯の限界値というものを知ったうえで自由診療を考えてもらうのが、本当の意味で金属床入れ歯の良さを知ってもらえるかと思いますよ。
そのような方には、この金属床入れ歯というのはメリットが多く、非常に喜ばれやすいです。
特に今まで保険内の入れ歯をしていて、今回新しい入れ歯を製作するという時は今までの保険内の入れ歯を使用していた際に感じられる不満がある際には、凄くいいものになるのではないでしょうかね。
つまり、今まで入れ歯の使用経験がほとんどなく、多数歯に渡る欠損があるような人には金属床の入れ歯は勧めにくいです。
正直、金属床入れ歯の方が自由診療のため、僕たちにとっては経営的にありがたいですが、本当の意味で患者さんに喜んでもらえることを考えるのならば、先ずは入れ歯の経験値を高めていただきメリットデメリットを確認して製作していくのが大切なことだと思います。
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