金属床入れ歯は、入れ歯経験値を高めてから行うべきだと思います。

院長ブログ

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金属床入れ歯は、入れ歯経験値を高めてから行うべきだと思います。

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金属床入れ歯のメリットって結構多いと思います。

でも、それは保険の入れ歯を入れていたから解る事でもあるかと思います。

なぜなら、自分の歯ではないですからね。

例えば上顎の歯が全て欠損していたとして、5年ほど放置していていきなり金属床の総入れ歯を入れても患者さんは凄くいいものだと感じることはないですね。

その場合は、異物感しかないかと思います。

そうなると患者さんの方では高額な入れ歯を入れたのに、全然食べられないとか使えないなどのクレームに繋がると感じます。

もし、そのような場合は僕は保険内の総入れ歯を製作した方が良いと勧めます。

先ずは、入れ歯というものを知っていただき、それを使ってもらっていたくない状況で食べれることを確認してから自由診療の金属床入れ歯を考えてもらえたら、本当の意味での金属床入れ歯の良さを知ることができますね。

つまりは、入れ歯の経験値が大切なんですね。

金属床は、口蓋や舌側の床を薄くできるため舌感も良いですし、発音にも良い影響があります。

温度感覚も良く、おでんや鍋物などの熱を感じて食べれて初めて美味しいと思えるようなものには凄くその良さを解ってもらえるのではないかと思います。

是非、保険内の入れ歯を装着していて、痛みや違和感もなく装着しているのだけれども、さらに発音や熱感覚を重視して考えられるのならば、自由診療のものとはなりますが金属床入れ歯を検討していただけたらと思います。

きっと生活の質も変わりますよ。

 

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