2022/01/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
金属床の総入れ歯は自由診療で作るものとなります。
その際に、使用する金属は当院ではコバルトクロム、チタン、ゴールドの三種類があります。
この中で金属的に安定しているのは、チタンとゴールドでしょうかね。。。
チタンは生体親和性も高く、体内に入れても大きな拒絶反応を出すことはないため、歯科インプラントにも使われております。
そのくらい安定感は抜群です。
また、ゴールドも生体に優しい金属として知られています。
コバルトクロムはその点では劣りますし、金属的にアレルギーも起こしやすく重い金属ですね。
軽さはやはり、チタンが一番軽いです。
強度も、チタンが一番強く安定感は抜群ですね。
どの金属を使用したとしても、この金属床入れ歯は保険の入れ歯よりも丈夫で、熱の伝導性は非常に良いです。
メリットは保険のものよりも多くありますね。
上顎の場合は口蓋部に金属が露出しますし、下顎の場合は舌側に金属が露出します。
その部位は金属で覆われるため、保険診療のプラスチックのものよりも薄く製作することが可能です。
そのため、発音にも非常に良い効果がありますよ。
よく心配されることが多いのは、金属が見えるのではないかという人がいますね。
でも、口蓋部分とか舌側の部分は他人から見えることはないので安心してほしいです。
デメリットとしてあげるのならば自由診療で行うため、保険の入れ歯よりはかなり高額ではあります。
しかしながら、入れ歯は咀嚼や嚥下、発音の際に機能するものです。
それこそ毎日。
であるならば、丈夫で機能的で審美性も考慮された入れ歯の方が満足いかれるのではないかと僕は思いますよ。
決して強制するつもりは全くありませんが、もし、新しく入れ歯を新製することをお考えならばその説明を歯科医院で聞いていただけたらと思います。