2022/06/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療は自分の中でも大好きな治療です。
入れ歯製作を患者さんから依頼されると、心の中で「よし、頑張るぞ。」と思います。
本当に自分でも呆れてしまうほど、入れ歯診療に没頭していますね。
それは、自由診療だからとか保険診療だからとかというのは関係ないです(でも、やっぱり、自由診療の方がやっぱりモチベーションは高くなりますね。。。)。
好きな入れ歯ができあがって、患者さんにセットするときは緊張感と期待感が入り交じります。
どんな顔して喜んでくれるだろうという期待と、痛いって言われないかなという不安ですね。
神様ではないですからね。。。
人が作る入れ歯ですから、完璧なものというのは本当に難しすぎますからね。
反対に、嫌な気分になるのは僕が作った部分入れ歯を作り替えなければならない時ですかね。。。
特に、それがクラスプというバネが係る歯が歯周病などで抜歯をしなければならなくなり、それが増歯という処置だけでは済まなくて、作り替えなければならないというときは、もの凄く嫌なモノです。
正直、そうなったのには恐らく、定期健診には来なくなり、歯周病が進行した歯だと思われることが多いからですね。
つまり、自己管理が悪いと言えるのですね。
その自己管理は、患者さんだけの問題とは言えないかもしれません。
患者さん自身が自分の口の中の状態を意識していないということは、医院側にも責任はありますものね。
でも前から、口腔内の衛生面については患者さんに口頭のみでなく、書面にしたり、データ値を見せたりしていますが、なかなか理解してもらえないこともありますね。。。
それを伝えて患者さんに解ってもらうのも、歯科医院の仕事と考えると、まだまだ患者さんに歯磨きや定期健診の大切さは浸透していないなと思いますね。。。
ある意味、申し訳なく思います。
現在、当院ではできるだけ残存歯は残し、その上で欠損があれば良い入れ歯を提供していくことを目標にしています。
あまりにも重度の虫歯や、歯周病ならば抜歯はしなければならないでしょうが、中程度以下ならば、極力保存することを目指しています。
そのためにも定期健診を受け、歯科衛生士による日々のブラッシング方法や時間のチェック、プロフェッショナル・クリーニングは必須といえます。
これをしっかり、やっていただけたらかなりの確率で、残存歯は残せると思うのです。
実際、部分入れ歯の方で、しっかりメンテナンスに来てくれている方の抜歯はほとんどなくなりましたよ。
是非、この定期健診にしっかり通っていただき、口腔内の衛生管理の徹底を図りましょう。
そして、部分入れ歯だとしても、入れ歯のバネが係る歯はもちろん、残存歯があるのならば、それ以上歯をなくさないことが、入れ歯を長持ちさせるために必要なことと言えます。
今、お使いになっている入れ歯を作り替えなくても良いように、定期健診と歯のクリーニングをせめて3ヶ月に1回はされることをお勧めいたします。
一緒に頑張っていきましょう。
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