2022/10/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当然ですが、入れ歯の痛みは入れ歯を入れた人にしか解らないものがありますよね。
僕はそれこそ20年ほど前に歯を一本抜いて、そこに入れ歯を入れたことがあります。
そのころ自分自身、過信といえる妙な自信があって自分の作った入れ歯が痛いことなんてあるわけがないと思っていました。
ところが。。。
凄く痛いんですよね。普段は異物感のみで痛くはないのですが、ご飯を食べると痛い。。。
それは、どういうことかというとおせんべいのカスやゴマ、イチゴの種が入れ歯と粘膜の間に入るんですよね。
そのまま食べていると咬合圧によって挟まったところがチクチクして痛いのです。
それでも暫く使用していると一月ほど経ってみて、そんなに気にならないようにはなってきました。
これは、自分の咬み方がうまく順応したことが大きいとは思います。
でも、やっぱり入れ歯と粘膜の縁には食物のカスがたまり、クラスプという金属のバネがかかる周囲には汚れが付きますね。
ただその汚れは入れ歯を外して水洗いで簡単に取れと物が多いですし、ブラシもかけやすいですね。
結局、僕の場合は一歯だけの大臼歯の欠損だったので、入れ歯を煩わしく感じブリッジに変えることにしました。
そうすると、今まで入れ歯で感じていたストレスはなくなり、非常に食べやすくはなりましたね。
でも、ブリッジ下の粘膜にはやはり食べかすが停留し、煩わしいのですね。。。
歯間ブラシやデンタルフロスは必須です。
衛生面的には入れ歯の方がまだいいのではないかと感じました。
ブリッジにしても入れ歯にしても、やはり自分のもとの健康な歯のようにはいかないですね。
どうあがいても、煩わしい、咬みにくいとの問題はあったりします。
中には簡単に歯を抜いてほしいという患者さんがいますが、それは極力は考えない方がいいと思いますよ。
できるだけ自分の歯を大切にしていただき、極力は抜かないで済むようにメンテナンスに励むことが必要だと思います。
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