2023/02/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯のための型を取った後に必要になることが多いのは、咬合床というものです。
これは必ずしも必要という訳ではないですが、上下顎の臼歯の接触ががない場合や、前歯のみで噛み合わせの高さが維持されていて、それが低いようなケースの場合はこの咬合床を使用して咬み合わせの高さを決めていくようになります。
当院で使用している咬合床は基礎床と言われるものを常温重合レジンで製作し、その上に蝋堤と言われるものが乗ります。
この蝋堤はワックスでできているので、ワックスの増減はいかようにもできますね。
この咬合床は一応の基準があるので、それを設定し、技工室で製作しています。
診療室で行う咬み合わせの高さの調整で、まず最初に行うのは仮想咬合平面というものを決めていきます。
それが決まったなら、今度は高さの調整です。
もし全部歯がない場合は、模型上に得られたランドマークを参考にして様々な専門的手法で咬み合わせの高さを決めていきます。
その際には、先ほどのワックスを足したり引いたりして、高さを決めていきますよ。
仮想咬合平面を壊さないようにしてですけど。。。。
こうやって咬み合わせの高さを決めていくのが一般的な手法ですね。
なかなか大変な作業で手を焼きますが、この段階は入れ歯の良し悪しを決める重要なポイントなので手を抜くようなことはしませんよ。
ここで咬み合わせの高さが狂うと後々、修正が難しくなるのでここは時間をかけてでも適正な咬合高径を設定するように努力しています。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
☆当院では一緒に働いてくれる歯科衛生士(正社員)を募集しています。
ご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
採用要項→https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/
お問い合わせは tel 025-255-6480