2023/06/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は保険内のもので作ることはもちろんできます。
しかしながら、作る際に材料的な制約がどうしてもあります。
もし、その辺りに融通が利いて、例えば口蓋部分のプラスチック部分を金属床に替えられたなら、凄く薄くて患者さんにも違和感が少なく話しやすくて丈夫なものができるのになぁと思うことはあります。
また、金属のバネが目立ってしまい、そこを何とかしてほしいと言われたならできればノンクラスプ入れ歯をお勧めしたいと思うことは多くありますね。
これらのものは金属床入れ歯やノンクラスプ入れ歯と言われていて、保険診療ではできず、自由診療での対応となってしまいます。
確かに、保険が利かないので高額ですし、なかなか難しいという気持ちは解ります。
でも、この自由診療で作られた入れ歯を経験したならば、また何年か経ってもう一度作る際にはやはり自由診療のものを選ぶ人が非常に多いです。
その理由を聞いてみると、「保険内の入れ歯は昔作ったけどすぐ壊れた。」や「金属のバネはもうしたくない。」、「口蓋部分が厚くなるのはいやだ。」という人は圧倒的に多いですね。
やはり、過去に保険診療で作った入れ歯と、自由診療で作った入れ歯には材質的な差があり、それをよく解っているのだともいえると思います。
もし、これから入れ歯を作るという方は、より良いものになれるように考えていただくのがいいとは思います。
安いものではないですが、素材による快適度は確実に違うものになるかと思いますので。