2023/06/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が真っ二つに割れてしまい、使える状態ではならなくなり慌てて駆け込んでくる患者さんがたまにいます。
僕らも何とか修理をいたしますが、正直また割れることが多いと思いますね。
そういう方に特にお勧めしたいのは、金属床の入れ歯です。
入れ歯を使用している際に、ものを食べていたら割れるというケースは咬合力が強いと思います。
また、入れ歯が乗っかる顎堤は痩せてていませんかね?
特に総入れ歯に近いケースの場合は、上顎の場合は頬側から骨が吸収していきますし、下顎の場合は舌側から骨吸収が起こります。
そうなると人工歯が乗っかる位置は上顎の場合は歯槽頂を外れて頬側に振られて人工歯排列されますし、下顎は歯槽頂を外れて舌側に向けて人工歯排列されます。
そうなると咬合した際に上顎は入れ歯の中央部に応力がかかり、真ん中で割れることが多いです。
このような場合、保険診療で対応するのならば人工歯の臼歯部を交叉咬合という排列様式にして対応したりしますが、上顎の人工歯の被害関係は正常咬合排列に比べて、内側に入るため舌感があまり良くないと言われます。
もし、できるならば正常咬合排列で人工歯を並べて対応したいと考えます。
その際に、もし、金属床で歯科もチタンを使用したものならば貧弱な顎堤でも軽いし強靭なため、お勧めではあります。
確かに、自由診療であるため高額ではありますが何度も入れ歯の破損を繰り返すよりも、よっぽどいいのではないかという気はいたしますが。。。
もちろん強要するつもりはありませんが、実際その様に対応されて、入れ歯が壊れなくなり何年も良い状態で維持している人は多いですよ。
気になる方はご相談くださいね。