2023/09/17
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一般的に入れ歯を持っていない状態で総入れ歯を作ってほしいという人は多くないです。
多くの人は小さい範囲の部分入れ歯を入れてはいたけども、また歯を抜かなければならなくなったり、抜かなければならない状態になって再度、製作になることが多いはずです。
しかしながら、たまに総入れ歯の状態になって初めて入れ歯を作るという人も当院には来ますね。。。
このような人は入れ歯製作が非常に困難なことが予想されます。
まず、咬み合わせる位置が患者さん自身で解らなくなっていることが多く、咬合採得が一筋縄でいかないことが多いです。
そうなると、これを決めるためにも回数や手段が必要ですね。
また、それをやったからといって必ずしも良い物になるという保証もないです。
また、入れ歯を使用した経験がほぼないような人で大きな欠損があるのに初めて入れ歯を作る人は、本当に大変です。
経験値が全くないような人は、入れ歯というものを体験していないのでそれを解ってもらうことが本当に難しいですからね。
このような場合は、まず仮入れ歯を製作させてもらって、それを使用しつつ咬み合わせを調整させてもらいながらモディファイドしていき、良い咬合関係を構築した後に本入れ歯を作らせてもらうのが一番良いかもしれませんね。。。
ただ、保険診療内でそれを適応させようとすると、なかなか時間がかかる現実がありますね。。。
保険の入れ歯は一度作ったら、半年は作れないというルールがありますから。
いずれにしても、早いうちに歯の欠損はかかりつけの歯科医院で相談してみましょうね。