2024/08/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯の試適と言われる仮合わせの作業で、一番大切なのは患者さんの見た目だと私は思います。
いくら咬み合わせが安定していても歯の並びが奥まっていたり、出っ歯気味になっていたりしたら、審美的に他人の目が気になってしまい入れ歯に馴染もうとしてくれません。
それこそ、この状態で完成してしまったら歯並びを変えることはほとんど無理です。
したがって、当院では私の見た感じで、咬合紙を使っていいなと思ったら、患者さんに鏡を見ていただき、歯の並び、大きさ、色を見てもらいます。
また、笑った時の感じ(口唇のツッパリ感)や歯の見え方などをよく確認してもらいます。
しかし、審美性というのは個人の考えによって非常に差があります。
僕がいいと思っても患者さんがいいと思っていただけなければ、患者さんはその入れ歯に抵抗感を持ってしまうため、完成しても装着してくれないということがありますからね。。。
そのため、ここは患者さんの意思を思いっきり尊重してます(もちろんできることと、できないことはありますが。。。)
どんなに噛み合わせがよくて、これでいいと思っても、患者さんが審美的に受け入れてくれないのならば悲しいですものね。。。
お互いに納得して良い入れ歯を入れるということが本当に大切ですからね。
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