大きな欠損を放置したままの方の入れ歯づくりは難しいです。

院長ブログ

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大きな欠損を放置したままの方の入れ歯づくりは難しいです。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

当院で入れ歯製作を希望する患者さんは非常に多いと思います。

でも、歯が全部無くなってしまい上下顎ともに総入れ歯になるという人は少なくなってきたような感がありますね。

もちろん一定数はいるのではありますが。。。

その一定数の中に、若い時期に全部歯を無くしてしまい、しばらくそのままの状態でいてそれから10年程経って当院に来て「総義歯を作ってください。」と言う人が先日、来られました。

その人の歯茎は非常に痩せていて貧弱です。

下顎の骨吸収も大きいながら、上顎の骨吸収も大きいです。

吸着させるのに非常に困難だろうなと感じました。

また、今まで入れ歯を使用したことがない人が、いきなり大きな総義歯が上下顎に入ってそうそう使いこなせられるものではないですね。

言いにくいことではありますが、そんなに甘くはないと思います。

その旨はしっかり説明させてもらってから、総義歯製作に入ろうと思います。

でも、なかなかこの入れ歯の経験値がない人にじっくり説明しても理解を得にくいことは僕の経験的にも解っています。

もちろん、できるだけ良い入れ歯を入れるように最大限は頑張りますが、そのリスクは本当に解ってほしいなと思いますよ。

それだけ、本当は自分の歯を大切にしてもらえたらと入れ歯予備軍の人には伝えたいものです。

 

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