2024/11/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯の場合、入れ歯の設計でその使用感がずいぶん変わることがあります。
力学的な観点から入れ歯の設計を行い、どこに金属のバネ(クラスプ)を置くかを決めるようにしています。
しかしながら、保険診療ではなかなか理想の設計というのが難しいことがありますね。
というのはクラスプの種類も保険内では使えないものというのもありますし、そもそもクラスプでなくてももっと維持力が良いものというのもあります。
どうしても設計する際に材料の特質から、やれることとやれないことがあるのは事実ですね。
そのため、こうした方がいいという話は欠損形態や部位、今、使用している入れ歯があるのならばその問題点をどのような方法で直したらいいのかを率直に言うようにしています。
その理想の設計を追求することによって自由診療となると、高額で気が引けるという方も多くいるかと思いますが、それで今までの問題点が解消されるのならば、患者さん自身のメリットの方が大きいと僕は、考えます。
もし、自由診療の方がそのお悩みに対して治せるという判断ができるのであれば躊躇なくはっきりとお伝えしたいと思います。
入れ歯に対して、お困りならばその辺りを鑑みていただき、検討していただけたらと思います。
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