2024/12/26
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信
入れ歯を作るのに、保険診療か自由診療にしようか悩む方がいます。保険よりも自由診療のものの方が良いのは確かですが、そのメリットを感じられるには条件があるような気がします。
その条件とは、入れ歯の経験値というものでしょうか…。中には、自由診療の高額な入れ歯は痛みがないとか、違和感がないと考える人がいるようですが、材質の違いで痛みの有無に違いはないですね。
つまり、自由診療だから痛くないことはないということです。
ただ違和感や審美性は違いがあるでしょうね。
しかしながら、初めて入れ歯を入れる人には、その違いが解りにくいですよね。
入れ歯である以上、粘膜に乗っているものは保険でも自由診療でも変わりがないですからね。
違和感ゼロや、痛みはない、入れ歯が全く入っていない健康な歯の状態の審美性を得ることはほぼないのですね。つまりは、どんなに良い入れ歯であったとしても、自分の健康な歯と比べたら明らかに劣ります。
でも、自由診療の入れ歯の場合、今まで使用していた保険内で作った入れ歯と比べたら、はるかに良いものになるのではないでしょうか。
そういうものだと思います。
僕は、大きい欠損があるにもかかわらず入れ歯を入れた経験がない人や、以前作ったけれど暫く入れ歯を入れたことがない人には、まず保険の入れ歯を製作した方が良いのではないかといいます。
でないと、本当の意味での自由診療の入れ歯の良さを解ってもらえない可能性が高いですからね。。。
もちろん小さい範囲での歯の欠損は、自由診療のノンクラスプ入れ歯をお勧めすることがありますが。
その辺りは、製作に入る前にしっかり説明をしたいと思います。