2022/06/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ノンクラスプ入れ歯は、部分欠損に対応する入れ歯です。
これは前歯の金属のバネ(クラスプ)が気になるので、目立たないようにしてほしいという希望があって行うことが多いです。
特に前歯しか残存していなくて、そこにクラスプをかけざる負えない場合は、目立たなくするということの方が難しいですね。
保険診療では前歯しかなければ、ここに金属のバネを使用するのは必須となりますからね。。。
しかしながら、部分入れ歯は歯に維持や安定を求めるため、クラスプの代わりとなる特殊な材料の床部分を伸ばしたものが必要となります。
それをノンクラスプ入れ歯は、残存歯の歯肉部分まで覆い、入れ歯の着脱方向を見て歯の歯頚部まで覆います。
そのため、歯が短く見えてしまって、逆に自然で無くなることもあります。
これを回避するため、当院ではこの部位を半透明(クリアアームと言っています。)にし、歯の色を極力、消さないようにしています。
これにより、歯があまり短く見えることもなく、患者さんにも喜ばれていますよ。
(しかしながら、全く解らないようにするというのは難しいケースもありますが。。。)
もし、ノンクラスプ入れ歯にしても以上のことであまりきれいに見えないようなことがあるならば、一度相談に来ていただけたらと思います。
完全に解らないようにすることは無理かもしれませんが、だいぶ、その辺りを改善できると思います。
※ノンクラスプ入れ歯は自由診療となります。
2022/06/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初めて入れ歯を入れる人で、入れ歯になって良かったと思う人は恐らくいないと思います。
どんなにいい入れ歯でも、健康な状態の歯とは全然違いますからね。
やはり、神様が与えてくれた歯や咬合が一番です。
だからこそ、健康状態を維持するためにも定期健診は欠かさずに行いましょうね。
でも、もし、不幸にも重度歯周炎や重度歯周病のために歯がプラプラした状態で残存していた場合、咬合や咀嚼が困難になり食物が上手く食べれないようになった場合は、いっそ保存不可能な歯を抜歯して、入れ歯にした方が良く咬めるようになることもあります。(そのような状態にならないように、健康な状態をホームケアと定期健診で維持するのが望ましいのですが。。。)
だいぶ前の事ですが、多数歯に渡る重度歯周炎のため、多くの歯を抜歯しなければならないような患者さんが来られました。
その方は、50代の女性で人前で話をする仕事をしているため、「歯を抜かなければならないのは、覚悟しています。でも、ないままの状態がしばらく続くのは嫌です。それと、歯がなくなると空気が漏れて発音しにくいでしょ。」と言われました。
僕は「本来は入れ歯は抜歯して、その後、しばらく傷の治りを待ってから新製することが一般的な作り方です。
でも、即時入れ歯と言って抜歯後、すぐにセットする方法もあります。
でも、これは、あくまで傷の治りを予測して作るので、あまり良い入れ歯にはなりえません。
当院ではこれはあくまで仮入れ歯としてとらえていますが、それでもいいですか?
恐らく、傷が治ってきたころは、作り替えか入れ歯の内側を裏打ちするという処置が必要になるかと思います。」と言ったところ、それでもいいという返事をいただきました。
そのため、プラプラの歯に気をつけて型と咬み合わせを取り、模型製作を行いました。
人工歯は今ある歯の大きさと色を確認して、入れ歯製作に入り、入れ歯を完成した状態にして、2回目の来院時に抜歯をして入れ歯のセット、調整を行いました。
抜歯数は上下顎の歯を14本、その後に入れ歯の調整に一時間ほどかけて調整をしました。
多数歯に渡る抜歯後の即時入れ歯の調整は、かなり難しく咬合関係にも不安がありますが、良い状態でセットできたかと思います。
それから1月ほど経って、現在はほとんど問題なくご飯も食べられ、口元の審美性や咀嚼能力も回復しているようです。
でも、発音はかなりしにくく、自分では思ったように話せていないと仰っていました。
まだまだ、これから抜いた歯の部位の歯茎の状態は変化してきます。
最終的には、本入れ歯を新製しなければならないかと思いますが、それまではこの即時入れ歯という仮入れ歯を使いこなしていただき、リハビリをしていただきたく思っています。
この段階を乗り越えられれば、本入れ歯になった時は見違えるほど良いものになっていくと思いますよ。
2022/06/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
僕は入れ歯治療に特にこだわりを持って診療しているつもりです。
それは保険診療や自由診療に関わらずに、頑張っています。
入れ歯と一言で言っても残存歯がある部分入れ歯と自分の歯が全くない総入れ歯とは維持や支持の取り方で粘膜負担か歯牙にも負担を求めるかで違いがありますね。
歯が多くないほうが難しいと言われていますが、歯があっても対合する歯が1本もないとその難しさは倍増します。
その両方に対して、言えることで主にどういうことにこだわっているのかを紹介したいと思います。
とこの二つは絶対に成し遂げられるようにしたいと頑張っていますよ。
もちろん保険診療では使用できる材料の制限がありますから材料的に何ともできないことがないわけではないですし、適切な設計というのは違いがありますので自由診療をお勧めすることもあります。
もし、入れ歯製作に対して不安があるのならば、その不安を聞かせていただけませんか?
もちろんできることとできないことはありますが、一度診させて頂きたく思います。
その上で、当院での治療を望まれるのならば、その際には精一杯頑張る所存ですよ。
これからも多くの入れ歯製作をすることになるかとは思いますが、自分の力を最大限に出せるよう頑張っていきたいと思います。
2022/06/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
自由診療で入れ歯の製作を求められることも多くなってきました。
例えば自分の歯が何本か残存している方の入れ歯は部分入れ歯となりますが、この場合はノンクラスプ入れ歯や金属床の入れ歯が多いです。
自由診療で行うことによってさまざまなメリットがあるのは確かですね。
入れ歯の設計や使用する材料においては保険診療では無理なものというのも存在するのは事実ですから。。。
ノンクラスプ入れ歯は保険診療内では金属のバネがかかるところに、金属でない特殊なプラスチックがかかることにより目立たなくさせることができます。
それにより大きく笑った時にも入れ歯だとわかることはないかと思いますよ。
また、金属床入れ歯にすることにより自由な設計から歯牙の負担を極力少なくし、違和感の少ないものにすることもできます。
このノンクラスプ入れ歯と金属床入れ歯のハイブリッド型もあるので考えてもらえたらなと思います。
保険診療内では不可能なことが自由診療になることにより可能になるものもあります。
もちろん100%満足されないこともありますが。。。
もし、気になるようであればご説明しますので、お口の中を見せていただけたらと思います。
2022/06/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯製作の際、完成前に必ず試適という仮合わせの時間を取ります。
これは保険診療、自由診療を問わず必ず行うようにしています(即時入れ歯の場合は急を要するため、やれないことが多いですが。)。
これを行うことによって、患者さんもどのような歯がそのような色や歯軸で歯が並んでくるのか解りますし、完成時のイメージが患者さんも施術者も解りやすいですからね。
また、部分入れ歯の場合はクラスプという金属のバネの適合や見え方も解ります。
そして、必ず患者さんに見てもらっているのは、笑った時の歯の見え方ですね。
笑った時に自然に歯が見えるのが良いのですが、歯肉部分が強く見えすぎたり、歯が見えなさすぎたりすると見栄え的にも良くありませんからね。
このようなところを、患者さんの意見を聞きながら修正が必要であれば、修正をしたうえでもう一度、再試適をします。
患者さんに満足いってもらってから、完成に持っていくようにはしていますよ。
できるだけ患者さんが良いと思ったものを提供したいですからね。。。
でも、あまりにも歯科医学的に無理なようであれば、それは無理だと言うこともありますが。
その旨を含めて、しっかり患者さんに説明をしていきたいと思います。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2022/06/17
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入れ歯は咀嚼や発音をある程度蘇らせるための手段ですね。
しかしながら、元の有歯顎の時のように何でも食べれて違和感なく話ができるまではちょっと大変ではありますね。
でも、慣れてもらうとそれほど苦も無く使用できると思います。
しかしながら、そうなるまでの間はちょっと大変ですね。
でも、多くの人が歯を失った後、入れ歯になるのですがそうやって過ごしているのも事実です。
最初は違和感が強くてなかなか使用できないにしても、調整と指導をしっかりさせてもらえれば、大丈夫だと思います。
もちろん、患者さんの努力は大前提で必要です。
一緒に頑張りましょう。
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歯科の医療費控除とは
2022/06/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を新しく作るのに、保険内の入れ歯を選択する人は多いですね。
でも、保険の総入れ歯以外の物で極力長持ちさせられたならもっと良い物になるのではないでしょうかね。
というのは、総入れ歯が壊れやすいのは明らかに保険内で製作した物だと思います。
金属床と言われる入れ歯はそう簡単には壊れることはないですし、丈夫です。
金属を使用するところは上顎であれば口蓋部分ですし、下顎であれば舌側部分なので見えることはないですし、その部位が金属になることによって舌感が非常に良くなるため発音にも良い効果があります。
また、金属であるが故に食事の際に食物の熱感も良く伝わるため、例えば「おでん」や「アイスクリーム」などの温かくておいしいものや冷たくておいしいものに対して良い効果が得られて食事も楽しくなりますね。
つまり、生活の質が向上するので一度金属床入れ歯をしてみてはいかがでしょうか?
確かに自由診療で高額ではありますが、毎日使用することを考えるのならばその方がメリットは多くあるかとは思いますよ。
2022/06/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯でお悩みの患者さんが多く来られますね。
その悩みも人それぞれ違いますね。
その悩みに対して、フルパワーで解決できるように頑張ってはいます。
でも、今まで入れ歯を入れたことのない人は入れ歯という物がどういったものか理解できてないものですね。。。
中には「虫歯や歯周病になりたくないから全部歯を抜いてくれ。」という人も少なからず見てきました。
でも、その際にきっぱりと言わせていただいてますが、どんなに良い入れ歯だったとしても、自分の健康な天然歯と同じようにはなりませんと言っていますよ。
当たり前なのですが、自分の歯と同等以上になれるのならば、だれも虫歯の処置は必要ないですし、歯周病の治療も必要ないですよね。
全て歯を抜いて総入れ歯にすれば良いことになってしまいますからね。
そんなわけには行きませんし、そんな乱暴なことはできませんよ。
本来は入れ歯にならないのが一番良いに決まっています。
どんなに良い入れ歯を作っても、それなりに使いこなせるまでは時間も掛かりますし、調整が必要です。
そのくらい大変なことなのだということは認識して頂きたく思いますよ。
2022/06/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一般的に入れ歯が無い状態で総入れ歯を作ってほしいという人は多くないです。
多くの人は小さい範囲の部分入れ歯を入れてはいたけども、また歯を抜かなければならなくなったり、抜かなければならない状態になって再度、製作になることが多いはずです。
しかしながら、たまに総入れ歯の状態になって初めて入れ歯を作るという人も当院にはきますね。。。
このような人は入れ歯製作が非常に困難なことが予想されます。
まず、咬み合わせる位置が患者さん自身で解らなくなっていることが多く、咬合採得が一筋縄でいかないことが多いです。
そうなると、これを決めるためにも回数や手段が必要ですね。
また、それをやったからといって必ずしも良い物になるという保証もないです。
このような場合は、仮入れ歯を製作させてもらって、それを使用しつつ咬み合わせを調整させてもらいながらモディファイドしていき、良い咬合関係を構築した後に本入れ歯を作らせてもらうのが一番良いかもしれませんね。。。
2022/06/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が痛いからと言って、入れ歯安定剤に頼る人がいますが、あまりお勧めではないです。
あくまで、応急処置として使用するのは致し方ないことかと考えますが、そのままで良いことは決してないですね。
もし、入れ歯の痛みを感じているのならば先ずは歯科医院で調整してもらうようにしましょう。
そのままにしていると、粘膜にえぐれたような傷を作り褥瘡性潰瘍と言われるものができることがあります。
これは、粘膜に強く当たる部分を除去してあげれば治ることが多いです。
また咬合が絡む場合は、咬合調整が必要です。
この辺りは歯科医院でないとわからないため、決して自分でやることはしないようにしましょうね。
褥瘡性潰瘍を放置していると、そこが癌化することもあるらしいですから注意していきましょうね。