2022/01/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、新型コロナウイルスはオミクロン株に変異して、感染者が爆発的に増えていますね。
以前のデルタ株に比べて、その毒性は低いようではありますが。。。
先日、新潟県は、最多の感染者を更新してしまいましたね。
蔓延防止宣言が出されてはいますが、その感染者は現在一向に減る気配はないですね。
このままいくと、それこそ非常事態宣言が出されてもおかしくない様相になってきましたね。
しかしながら、経済活動を止めることは日本はなかなか難しいです。
一時的に減ったとしても、また新しい株が出て僕達は、また苦しめられるのかもしれないという危惧は誰しもが不安に思っているかもしれません。
人々は、やはり心の中に不安を感じ、いつ自分が濃厚接触者になってしまうのかひやひやびくびく生活していますよね。
以前のような街の賑わいはほとんど見られず、道行く人も少なくなっている感があります。
ここに絶望感を抱く人は、きっと多いでしょうね。
僕ら歯科医療従事者も他人ごとではなく、患者さんが来院されなければ生活できないですね。
また、来ていただいてもその患者さんから感染してしまうというリスクはどう頑張ってもゼロにはできません。
このリスクとどう向き合って、仕事をし、生活していかなければならないのかと思う現状にストレスは多いです。
でも、これは何か神様が必要だとして試練を与えているのではないかと、最近、思えるんですよね。
自分としては。。。
考え方の変革時期なのかもしれませんね。
ストレスを抱えて、落ち込んでいても先に進むことはできません。
しかも、このコロナ禍がこれからもずっと続くことはちょっと考えにくいです。
それこそ、ずっと昔はスペイン風邪が大流行して、それにも人類はワクチン、治療薬を開発し対抗する術を得ました。
そうなるまでは、もう時間の問題なのではないかという希望を僕自身は持っています。
それまでに、あともう少しだと自分に言い聞かせています。
その一心で日常の臨床を頑張っていますよ。
そうは強がってみても、メンテナンスの患者さんのキャンセルの電話が鳴り響くたびに、気分は良くないですね。。。
蔓延防止宣言が出されてから、キャンセルの電話が本当に多くなりましたよ。。。
胸が搔きむしられる気分ってきっとこういうものなんだろうなと思います。
でも、自分としては勇気を持って当院の発展のためにいろいろやっています。
このブログの毎日の更新もそうですが、例えばホームページの内容追加だったり、院内掲示物の追加や張替えだったり、デンタルユニットの増設だったり、設備投資だったり、人員増加、スタッフ教育だったり。。。
後ろ向きに思う必要はないんですものね。
逆にこの時間の取れる時に進められることは、たくさんありますからね。
これから、もう少しこの状況は続くでしょうが、この時期に何ができるかを考えて何を行動するのかが大切なんだと自分に言い聞かせています。
今はこの一時期を一生懸命に耐えていくしかないですが、アフターコロナを見据えて僕たちは成長・発展していきます。
そして、このコロナ禍でも僕達を信じて来てくれている患者さん達に応えていかなければならないと心に誓います。
2022/01/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の仮合わせは、当院では必ず行います。
(即時入れ歯の場合は省くことがありますが。。。)
これは。精密な型取り、咬み合わせ取りが終わってから行います。
これには咬み合わせの高さや位置ずれがないかを確認し、歯の見え方や歯肉の見え方、部分入れ歯の場合はクラスプの適合度も確認いたしますね。
特に歯の見え方は大切で、笑った時のスマイルラインに歯並びがマッチしているかをよく見るようにしています。
実際、笑った時に口角を上げると歯が見えすぎてしまう事がたまにあります。
そのような場合は、歯の位置を変えたり人工歯そのものを取り換えてみたりも、この段階ならばできます。
もし、これが完成してから変更となると、正直、直しようがないです。
ですから、この仮合わせと言っている試適の段階でよく確認しています。
その際には患者さんにもよく見ていただき、一緒に良い義歯を製作していくことを心掛けていますよ。
2022/01/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯のための型を取った後に必要になることが多いのは、咬合床というものです。
これは必ずしも必要という訳ではないですが、上下顎の臼歯の接触ががない場合や、前歯のみで噛み合わせの高さが維持されていて、それが低いようなケースの場合はこの咬合床を使用して咬み合わせの高さを決めていくようになります。
当院で使用している咬合床は基礎床と言われるものを常温重合レジンで製作し、その上に蝋堤と言われるものが乗ります。
この蝋堤はワックスでできているので、ワックスの増減はいかようにもできますね。
一応の基準があるのでそれに従い技工室で製作しています。
咬み合わせの高さの調整で、まず最初に行うのは仮想咬合平面というものを決めていきます。
それが決まったなら、今度は高さの調整です。
もし全部歯がない場合は、模型上に得られたランドマークを参考にして様々な専門的手法で咬み合わせの高さを決めていきます。
その際には、先ほどのワックスを足したり引いたりして、高さを決めていきますよ。
仮想咬合平面を壊さないようにしてですけど。。。。
こうやって咬み合わせの高さを決めていくのが一般的な手法ですね。
なかなか大変な作業で手を焼きますが、この段階は入れ歯の良し悪しを決める重要なポイントなので手を抜くようなことはしませんよ。
ここで狂うと上手くいきようがないですからね。
2022/01/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
重度の虫歯があって、歯の根っこだけ残して入れ歯を製作することがあります。
その根っこの上には入れ歯が乗っかる形になる入れ歯を残根上入れ歯といいます。
この残根は、本来抜歯しなければならないものなのですが、全身的な理由により残すケースが多いのですね。
しかしながら、長い目で見るとこの残根は良いことがないように思います。
先日も、この残根がある方で、その部位の歯茎が大きく腫れあがった人が来られました。
その人はこの状態になっても抜歯することに抵抗感があるようでした。
この方には全身疾患は認められないのですが、気分的に抜歯したくないとのことでした。
であるならば、何とか抗生剤の投薬と歯茎の洗浄で落ち着かせることを考えたりもしましたが、やはり保存ができないように思いました。
再来院した際に、本人もその苦痛から逃れたいようで、「先生、やっぱりだめだ。抜いてください。」と仰いました。
「僕は、そうですね。その方が良いと思います。
でも、急性症状がある時には麻酔も良く効かないし、無理して抜いた後の痛みは尋常じゃないので、できるだけ急性症状を引かしてからやりましょう。」と言いました。
次回、残根を抜く予定を立て、義歯の修理・調整も同時に行う予定であります。
この残根はある文献で5年持てばいい方という報告があります。
実際に臨床経験からも、可能ならば抜いたほうがいいことの方が多いような気がいたします。
あっても意味をなさないことの方が多いですからね。
まあ、その方の全身疾患を鑑みて、その辺りは検討いたします。
(写真と本文の内容は関係がありません。)
2022/01/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯のための精密な型取りは個人トレーというその方のお口に合わせたものを使います。
この個人トレーは、最初に取った型を使って模型を製作しその上で技工サイドで常温重合レジンなどを使って作ります。
この個人トレーを製作する上で、様々な基準を網羅して作ることで精密な型を取るわけです。
その際には一般的にモデリングコンパウンドなどを使って、筋圧形成というものを行うわけです。
これには口腔周囲の筋を機能させ、それに合わせた形態づくりが求められています。
そして、主にシリコンラバー製材の印象材を使用して、精密な型取りを行うようにしています。
キレイに型が取れたことを確認して、そこに石膏を流し模型を製作します。
ここでいう模型は最終的に義歯製作に使用されるものなので、作業模型と呼ばれます。
このようにして、入れ歯の精密な型は採取されていくわけですね。
入れ歯の型取りは、結構やることが多く大変ではあります。
当院では保険診療でも自由診療でも省くことなく必ずやるようにしていますよ。
これを行うことによってより機能的な形態を付与できるものとなります。
2022/01/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では多数歯に渡る欠損があって、最初から自由診療の金属床の入れ歯を入れたいという人に全く入れ歯の経験がないのに入れることはほぼしません。
全く入れ歯を入れたことがないとか、入れ歯を以前作ったことがあるけど何年も前で数年間は使用していないという人には自由診療の入れ歯を勧めることはありません。
その場合は保険診療内のお値段も安い入れ歯を勧めますね。
というのは、どうしても入れ歯である以上は異物ですから。
自分の歯には程遠い異物感があるものです。
そのため、いきなり高額な金属床の大きな入れ歯を入れたとしても、その良さを理解されずに徒労に終わってしまう可能性が高いですからね。
自由診療の金属床入れ歯が良いと言っているのは、あくまで保険診療で製作された入れ歯と比べて良いというわけで、比較対象は自分の歯ではないですからね。
(小さい範囲での入れ歯ならば、自由診療で行うノンクラスプ入れ歯というものが、小さい範囲で製作できるのでお勧めすることはあります。)
先ずは、入れ歯の経験値を高めていただいて、入れ歯というものを感覚的に知っていただき、保険の入れ歯で何とか食べれるのだけれどももっとその性質を高めたい、もっと長持ちする入れ歯にしたいというお考えがあるならば、金属床の入れ歯が向いていると思います。
もし、保険診療内の入れ歯を何とか使いこなしている現状があるならば、この金属床入れ歯はさらにその性質を上げ、良いものだと感じていただけるかと思いますよ。
その方が、本当の意味での金属床入れ歯の良さを解っていただけるかと思います。
どうぞ、その旨を知っていただきもし、新しい入れ歯を作るのならば考えていただけたらと思います。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2022/01/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯に適した食材というのはあります。
あまり硬いものは残念ながら難しいと言っていいのではないでしょうか。
それと粘り気の強いもの。
例えばお餅などは入れ歯を持ち上げてしまうので、外れてしまう原因になってしまいます。
小さい入れ歯だと誤って、飲み込んでしまうようなこともありますからね。
また、けっこう大きな食材で、それを丸かじりするようなことはよくないですね。
例えば、総入れ歯が入っている方でキュウリやフランスパンを丸かじりするような人がいますが、このような食べ方だと前歯に負担が強くかかってしまい入れ歯が簡単に外れます。
もし、どうしてもフランスパンが食べたいという希望があるのならば、小さくちぎりスープに浸して軟らかい状態にして奥歯で噛むようにすると良いかと思います。
このように一工夫するだけで、入れ歯に不向きな食材も、かなり食べやすくなるとも思うのでその旨を考慮して取っていただけたらと思います。
2022/01/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を機能させるのに相当時間がかかる人もいなくはないです。
でも、歯を失っている以上は何かをそこに補綴するしか方法がないと思います。
もし、残存歯が結構残存していて、ブリッジがかけられるようならばその方が良いかもしれません。
実際、噛み心地は天然歯に近いですからね。
でも、ブリッジができない症例となると、選択肢はインプラントか入れ歯ということになりますね。
インプラントも、どのような症例にも適しているわけではないです。
骨に人工の歯根をいれて、そこに上部構造を作っていくわけですね。
手術を要しますので、それなりのリスクもあります。
もし、手術とかをせずに安全に処置をするとなると、やはり入れ歯が安全となるかと思います。
ただ、天然歯と同じようには嚙めないと思います。
噛み心地は天然歯と比べて確実に悪いと思います。
でも、何もないままで放置していて良いのかというと、それは全くいいことがないです。
多くの歯の欠損症例では入れ歯で対処されている人が多いです。
それこそ最初は苦痛があったでしょう。
でも、歯科医院で調整を何回か繰り返し、使っていくうちにそれなりに使用できるものになったはずです。
そうなれるように僕たち歯科医師も頑張っていますので、是非、諦めずに一緒に頑張りましょうね。
2022/01/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯は型を取れば、次回にはもうできていると思っている人がいますね。。。
正直それはありえないと僕は思います。
もちろん作ろうと思えば、できなくはないかもしれません。
でも、それなりの時間と回数を取らなければ良いものには絶対にならないのですよ。
機能しないものを作っても良いことは絶対にないです。
型取りは2回は必要ですし、咬み合わせ取りも必要です。
場合によっては、この咬み合わせ取りは2回必要なこともあります。
そして、人工歯を並べて、歯肉の形を形成して蝋で作られた入れ歯で歯並びの確認と笑った時の歯の見え方などを確認していくものなのですね。
そして問題ないことを確認して、本入れ歯をいよいよセットという形になります。
ここまで5回。
どうしても技工操作が必要なので、それを行う時間を考えると週に1回のペースで来られたとしても、一カ月半はかかるということです。
そして、その後は調整が必要になります。
だから、そんなに簡単にはできないのは知っておいてほしいと思います。
どうぞご理解くださいね。
当院での精密入れ歯治療の案内は
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歯科の医療費控除とは
2022/01/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を抜かなければならないほど、虫歯や歯周病がひどくなり、歯科医院で抜歯をされたことがある人は少なくはないと思います。
僕が思うに、そこまで悪くしてしまったという意識はある意味、多くの患者さんはお持ちのケースが多いです。
患者さん自身でも、恐らくこれは抜かなければならないのだろうなという意識はあるのだけれども、その後、歯がないままでは仕事や生活に支障が出るのが怖くて、歯科医院に行けないという人を過去にもたくさん見てきましたよ。
確かに通常は、悪い歯を抜いて、その傷が治ってから新しい入れ歯を作るのが一般的なセオリーです。
そうでないと、本当の意味での良い入れ歯ができません。
なぜなら抜いてすぐ型を取っても出血もありますし、抜歯したところは穴が開いている状態ですからね。
良い型になりようがありませんからね。
歯を失ったままでは仕事や生活に支障があるのは困りますという気持ちもわからなくはないです。
特に営業の仕事やイベントなどで人に会うため、歯がないままではいられないなどですね。。。
どうしても歯がない時期を無くしたいという方には、即時入れ歯を製作することがあります。
これは、歯を抜く前に型と咬み合わせを取らせていただき、あらかじめ抜く予定のところに入るように入れ歯を先に作ってしまいます。
そして、次回に来られた時には入れ歯ができた状態で、抜くべき歯を抜いてセットするという手法です。
これであれば、歯がなくなったことを人に知られることはないですね。
しかしながら、あくまで即席で作るものなのでそれほど良いものではないですし、歯茎は抜歯をすることによって変化・吸収してきます。
そうなると、入れ歯の適合そのものが合わなくなるため、傷が治ったらしっかりとした新しい入れ歯を作ることをお勧めいたします。
当院では、この即時入れ歯は仮り入れ歯としてとらえています。
保険の入れ歯であれば、保険のルールにより半年経たないと作れません。
ここにも多少問題があって、歯を抜いてから歯茎が落ち着くのは、長くても2月ほどだと思うので、もし、早めに良い入れ歯を入れたいと思われるのならば自由診療の入れ歯を考えてもいいのではないでしょうか。
そのようにすることで、見違えるような良い入れ歯が入るかと思いますよ。
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歯科の医療費控除とは