2021/04/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新人歯科衛生士を当院に迎えて、1週間以上が経ちました。
当院に来てくれたその歯科衛生士は非常に人当りが良く、真面目で元気な感じがする女性です。
彼女たちは、学生時代にコロナ禍のためあまり病院実習を受けておらず、ほとんどリモートの座学だったと聞いています。
そのためか、ほとんど患者さんを前にしての介助というのをやったことがないらしいですが、とてもそんな風には思えないほど堂々としていて、患者さんとの対話も臆することなくできているように思います。
元々、歯科衛生短大生の時の学業成績も優秀な二人です。
きっと自信はなくもないのでしょうね。。。
非常に良いことだと思います。
これからの二人の成長を見守っていきたいなと思います。
当院は、新人歯科衛生士にクリアしてもらうべき課題を与えています。
その課題項目は非常に多く、なかなか大変だとは思います。
でも、これをクリアすることによって、初めて患者さんの口腔内を触れるようになります。
是非、頑張ってほしいと思います。
この医院では、患者さんとよく話をして患者さんのキャラや背景を知ることも必要と教えています。
そのためには、患者さんに笑顔になってもらうことが大切だと思っております。
時折、彼女達から世間話なんかも振られることがあるかもしれません。
その時は、是非、笑顔で話を返していただけたら、彼女達もきっと喜びます。
この二人の新人歯科衛生士を何卒よろしくお願いいたします。
2021/04/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を自分の思うように使いこなすのは、非常に困難だという人がいます。
確かに自分の歯ではないですからね。
いたし方ない所はあります。
でも、欠損をそのままにしていいということは、親知らずや乳歯以外ではほぼないです。
歯の欠損がある以上は、何かしらの補綴物が必要だと思います。
考えられる補綴物はブリッジかインプラント、もしくは入れ歯ということになると思います。
ブリッジやインプラントの場合は、その適応症例が限られますし、ブリッジの場合は欠損部の隣在歯を削らなければなりません。
インプラントも手術が必要になります。
インプラントはその手術後、すぐに上部構造という冠が入ることはまずないですから、装着されるまでに数か月かかるかと思います。
その点、入れ歯はそのような外科的処置はほぼ必要ないことが多いです(骨隆起の除去やフラビーガムの除去をするのに外科処置が必要なこともありますが。。。)。
ただ咬み心地という点では、入れ歯は分が悪いです。
可撤式なので取り外しをしなければなりませんし、固定制のブリッジやインプラントのようにはなり得ません。
そのため、ブリッジやインプラントより噛めるものになるということはないでしょうね。
しかしながら、お手入れなどは入れ歯を取って直視下で汚れを取れるので、衛生的ではありますね。
それぞれ、メリット・デメリットはどの補綴物でもあるので、その点については歯科医院でよく聞いていただくことをお勧めいたします。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2021/04/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
よく見られることでもありますが、咬合力があまりにも強いために歯を破折してしまう人がたまにいます。
歯冠破折とか歯根破折と言われるものですね。
これに困るのは、その強さに患者さん自身が気づかないことですね。
なんせ、患者さんはそれほど意識することがないからですね。。。
しかしながら、奥歯が歯根破折をしたがために、本来、大きく力を受け持ってくれる歯が無くなると、その他の歯に過重負担が起きます。
そして、その過重負担を受けた歯がまた折れます。。。
そして、臼歯という歯が無くなり、前歯だけになるともう、それが折れるのも時間の問題になってしまいます。
先日も、その咬合力があまりにも強いがために臼歯部に歯根破折を起こし、その折れた歯は残根という根っこだけの状態になり、いま残っているのは上顎は前歯部のみとなってしまった人がいます。
この人は下顎はほぼ歯が残存していますが、上顎の歯の臼歯は全て抜歯しなければならない状態になってしまいました。
そうなると、この残存歯を守るためにも入れ歯を早めに入れて咬合の安定化を図ることが一般的だと思います。
その旨を患者さんに伝えても、本人は自覚がないため、何となくしぶしぶやるかという感じではありますが、口を酸っぱくしてその旨を伝えました。
入れ歯で臼歯部に咬合を与え、前歯に負担がかからないように、しっかりケアしていきたいと思いますが、夜間の歯ぎしりや喰いしばりも心配です。
多分、就寝時も入れ歯を使ってもらうよう、指導をすると思います。
もし、自分が何でもないのに歯が欠けるとか、詰め物や被せ物がよく取れるとか、歯の先端部分がギザギザしているとかが認められるようならば本当に要注意です。
是非、日中と夜間の喰いしばりや噛みしめがないかを意識してみましょうね。
2021/04/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
少なからず残存歯があって部分入れ歯を入れている人は、その残存歯を失うことによってまた、総入れ歯に近づいていると言えます。
部分入れ歯は多少の歯周病があったにせよ、何とか保存が可能であったはずだとは思うのですが、多くの方は残存歯の歯周病や虫歯によりまた、抜けてくるか抜かなければならなくなったと考えられます。
その原因は何でしょうかね?
恐らくですが、定期健診には行ってないのではないでしょうかね?
これは、たくさんの入れ歯の患者さんの口腔内を診てきて思うことなのですが、そもそも入れ歯になったのもその考えが希薄だったからなのですよ。
そのために歯を抜くことになってしまい、最初はブリッジや少数歯欠損の入れ歯であったにもかかわらず、考えが変わらずに入れ歯でも結構噛めたので、まあいいか。。。という具合に定期健診に行かず、専門的なクリーニングも行なわなかったことにより、また歯が虫歯や歯周病になってしまう事の繰り返しなのですね。。。
どうか、それこそ部分入れ歯が入っていて、これ以上歯を抜かないで入れ歯を再製作することなく定期健診とクリーニングで管理していきましょう。
予防の意識が一番大切なことだと思うのです。
もちろん入れ歯は、ある意味消耗品ではありますが、かなり長く持たせることがそれで可能になると僕は思います。
2021/04/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を新しく製作したい主訴で、当院にかかられた人が先日来ました。
今も欠損歯が多く、下顎の前歯のみ残存している状態です。
その方は、入れ歯をお持ちでしたが使用したくないとのことでした。
理由としては、前歯にクラスプという金属のバネが掛かるため目立ってしまうのが嫌だということでした。
しかしながら、保険診療で作られる部分入れ歯に関しては、どうしてもこのクラスプが必要です。
これがないと、保険診療で製作することはできませんし、入れ歯の維持安定のためにも必要です。
でも、残存している歯が前歯のみしかないのであれば、保険診療ではやむを得ないということになってしまいます。
代案としては、自由診療になりますが金属のバネを使わないノンクラスプデンチャーが良いとは思いますが、これも問題がないわけではないです。
というのも残存している歯の状態が中等度以上の歯周病であるならば動揺も大きいでしょうし、その歯にノンクラスプ入れ歯のアーム部分の樹脂に覆われるようならば、残存歯に相当な負担がかかりますのでノンクラスプデンチャーが、向いていないということもあり得るのですね。
もし、歯周病で歯が相当に揺れているようならば、お勧めすることはできませんね。
その際は、ご希望に添えることはできないかもしれませんが、保険内でクラスプを使用した入れ歯が妥当かと思いますよ。
よく診査してから決めていくお事が大切ですね。
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歯科の医療費控除とは
2021/04/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りの方は多いですね。
その困る内容によっては、金属床で改善することができるかもしれないですね。
例えば上顎の歯をすべて失ってしまい、下顎が割と多く歯がある方は良く入れ歯が正中で割れてくることがあります。
これは上顎の歯茎が頬側から吸収するため、歯槽弓が下顎の歯列に対して狭くなっていくのですね。。。
そうなると、そのまま入れ歯を製作して正常咬合配列にすると本来、咬合圧を負担してくれるはずの歯槽頂が請け負うことができずに頬側に外れて圧力がかかるため、その応力が入れ歯の正中部分に強くかかります。
そうなると、保険内で製作された入れ歯はプラスチックで作られているため、真ん中で割れるということを経験しているかと思います。
このような、悪循環を断ち切るには金属床で製作されることをお勧めいたします。
金属床であれば口蓋面を金属で覆うことにより、割れるというリスクは回避できると思います。
また、金属にすることによって不必要な厚みは要りませんから、薄くすることによって発音機能にもいい影響がありますよ。
口蓋に金属を置くことは見える部位でもないですから、他人に解ることもありません。
金属床入れ歯にする際に、使用する金属は、当院ではコバルトクロム、チタン、ゴールドというものがありますが、貧弱な顎堤であればチタンが軽くて丈夫ですからお勧めです。
このように壊れやすい入れ歯は金属床にすることによって、自由診療とはなりますが、そのリスクは格段に低くなるので、是非、考えていただけたらと思います。
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歯科の医療費控除とは
2021/04/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療は自分の中でも大好きな治療です。
入れ歯製作をお願いされると、心の中で「よし、頑張るぞ。」と思えます。
本当に自分でもよく解りませんが、入れ歯診療が大好きです。
それは、自由診療だからとか保険診療だからとかというのは関係ないです(でも、やっぱり、自由診療の方がやっぱり嬉しいですね。。。)。
好きな入れ歯ができあがって、患者さんにセットするときは緊張感と期待感が入り交じります。
反対に、嫌な気分になるのは入れ歯が装着後に痛かったと言われることと、僕が作った部分入れ歯を作り替えなければならない時ですかね。。。
特に、それがクラスプというバネが係る歯が歯周病などで抜歯をしなければならなくなり、それが増歯という処置だけでは済まなくて、作り替えなければならないというときは、もの凄く嫌なモノです。
それは、そうなったのには恐らく、定期健診には来なくなり、歯周病が進行した歯だと思われることが多いからですね。
つまり、自己管理が悪いと言えるのです。
その自己管理は、患者さんだけの問題とは言えないかもしれませんね。
患者さん自身が自分の口の中の状態を意識していないのは、医院側にも責任はありますものね。
でも前から、口腔内の衛生面については患者さんに口頭のみでなく、書面にしたり、データ値を見せたりしていますが、なかなか理解してもらえないこともありますね。。。
それを伝えて患者さんに解ってもらうのも、歯科医院の仕事と考えると、まだまだ患者さんに歯磨きや定期健診の大切さは浸透していないなと思いますね。。。
ある意味、申し訳なく思います。
当院では、できるだけ残存歯は残し、その上で欠損があれば良い入れ歯を提供していくことを目標にしています。
あまりにも重度の虫歯や、歯周病ならば抜歯はしなければならないでしょうが、中程度以下ならば、極力保存することを目指しています。
定期健診を受け、歯科衛生士による日々のブラッシング方法や時間のチェック、プロフェッショナル・クリーニングは必須です。
これをしっかり、やっていただけたならばかなりの確率で、残存歯を残せると思います。
実際、部分入れ歯の方で、しっかりメンテナンスに来てくれている方の抜歯はほとんどなくなりましたよ。
是非、この定期健診にしっかり通っていただき、口腔内の衛生管理の徹底を図りましょう。
そして、部分入れ歯だとしても、入れ歯のバネが係る歯はもちろん、残存歯があるのならば、それ以上歯をなくさないことが、入れ歯を長持ちさせるために必要なことと言えます。
今、お使いになっている入れ歯を作り替えなくても良いように、定期健診と歯のクリーニングをせめて3ヶ月に1回はされることをお勧めいたします。
一緒に頑張っていきましょう。
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歯科の医療費控除とは
2021/04/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
現在の当院のスタッフ構成は、僕を含む正職員歯科医師が2名、矯正担当の非常勤歯科医師が1名です。
歯科衛生士は正職員で6名で、パート職員は3名です。
歯科助手・受付の正職員は2名で、パート職員は1名です。
歯科技工士は正職員1名です。
総勢16名の歯科医院となりました。
この人数の医院構想は決して偶然のたまものではなく、数年前からそうなれるように人材を揃えていました。
いつか、医院を移転して自分の理想の医院を最初から作ってみたかったからです。
昔の医院は、古いビルの2階にあり、デンタルユニットも4台でした。
25坪ほどの狭い医院で、スタッフがくつろげるスペースは人数が少ないため、何とか作ることができましたが、人数が10人くらいになったころには、かなりぎゅうぎゅうになっていましたね。
でも、3年前くらいから移転することを決意した際には、広いスペースにしてしっかりスタッフルームとドクタールーム、歯科技工室を作ろうと考えていました。
そして、念願だった移転を昨年行い、71坪のスペースに6台のデンタルユニットとスタッフルーム、院長室、技工室を設けました。
その際の人数は13人でしたが、昨年出産されたスタッフは育児休暇後に復帰予定でしたが旦那さんの転勤により当院を退職しました。
そして、歯科技工士が昨年、10月に入り、この4月に新人歯科衛生士が正職員として2人入ってくれました。
現在、デンタルユニットをもう一台増やすことを前提にしていますので、この人数は決して多いとは思っておりません。
というよりも、僕はドンドン優秀なスタッフを取り入れていきたいと思っております。
まだまだスタッフは増えていくことでしょう。
そのため、スタッフを育て上げるという責任も生じます。
肩にかかる負担は重いかもしれませんが、医院を拡張するには必要なことですからね。
これからも頑張っていきたいと思います。
2021/04/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお悩みの方は少なくはないですよね。
特に部分入れ歯のバネが気になったり、入れ歯がちょくちょく壊れてしまったり、発音がしにくかったりと本当にいろいろです。
これらの、悩みの根本的な解決は保険診療ではなかなかうまくいかないのが現実ではあります。
金属のバネが見えて気になるのならば、ノンクラスプ入れ歯が適応かどうか考えるべきでしょうし、入れ歯が壊れやすいとか、発音がしにくいといったお悩みならば金属床入れ歯である程度、解決できるのではないでしょうかね。。。
しかしながら、これは保険診療が認められず、制約がかかってしまうのは事実ではあります。
でも、何回もこのお悩みを引きずって保険診療内で作り替えを希望する人がいます。
しかしながら、材料的には保険診療で認められないものというのは多く存在するのも事実です。
自由診療は金額的に高くて無理だと決めつけることなく、何が自分にとって良いのかを本当の意味で考えていくことが大切だと思いますよ。
その方が、短期間で何度も保険診療内で義歯を作るよりも安上がりで、良いものができるかもしれませんからね。
よく検討していただけたらと思います。
2021/04/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、歯が抜けそうで困っているので何とかしてほしいという60代の男性の患者さんが当院に来られました。
その患者さんは、右下奥歯に第二小臼歯と第二大臼歯が支えとなって第一大臼歯が欠損のブリッジが入っていました。
診てみると、そのブリッジがかなりプラプラしていて、今にも取れそうな状態でした。
レントゲンを撮ってみると、どうやら第二小臼歯の方は骨の支持があり保存が可能なようですが、第二大臼歯の方は根尖に大きな嚢胞を作っており、保存は無理と判断しました。
その方に、その旨をレントゲンを見せて説明したところ、「もう抜かなければいけないのは解っているのだけれども、その後の処置が心配です。その後はどうなるのですか?」と尋ねてきました。
僕は、「抜歯後の右下の欠損部は入れ歯が適応だと思います。インプラントはちょっと向かないかと思います。骨量もほとんどありませんからね。。。保険の入れ歯だと金属のバネを残存歯にかけて、維持を図るものになりますが一か所だけでは不安定なので左側の小臼歯部にもバネを掛けて舌側部分に金属のバーを這わせるものが良いと思います。それが保険内でできる入れ歯での一番いい対応だと思います。」と模型を見せて説明しました。
患者さんは「そんなに大きなものが入るのは嫌だな。。。」と困惑気味でした。
「もし、自由診療で良いというのならば、ノンクラスプ入れ歯といって金属のバネを使わずに第一小臼歯と第二小臼歯の歯肉、歯間部に軟らかいプラスチックを這わせて、もっと小さい入れ歯を作るのも可能ですし、違和感も少ないかもしれません。」と説明しました。
その患者さんは、すぐに「うん。これが良い。これでお願いいたします。」と仰いました。
このノンクラスプ入れ歯は保険診療ではできませんが、部位によっては小さい範囲でいわゆる片側処理でも維持に問題なく使用が可能と思っています。
ですから、このようなケースの場合は、非常に向いていると思う旨を伝えました。
次回から、その製作に4~5回ほどの来院が必要になるかとは思いますが、頑張っていきたいと思います。