2021/04/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
むし歯や歯周病で歯が抜けてなくなると、食べたり、話したりすることが不自由になり、抜けた場所によっては見た目も悪くなります。
また、咬み合わせが変わってしまうため、顎が痛くなる、口が開かない、あるいは相方の歯が伸び出したり、無くなった歯の隣の歯が倒れてきたりして歯に無理な力が加わって揺れてくるなどの挺出や傾斜といったことが起こる場合もありますね。
そのような状態になってから、初めて入れ歯を製作したいという人がたまにいますが、そうなってしまうと入れ歯を入れるのは非常に困難です。
例えば相方の歯が飛び出しているのならば、いざ、入れ歯を入れようとしてもその飛び出している歯を削ったり、場合によっては神経を取る作業からやらなければならなかったり、抜歯しなければならないこともありえます。
先日もそのような状態になってから、入れ歯を作りたいということで製作に入る前にその失った歯の相方を大きく削って入れ歯が入るスペースを確保した人がいました。
その方は、大きく削って神経の処置も必要となるため、入れ歯の製作に入るのはかなり後になりますね。。。
入れ歯を入れる目的は失われた機能の回復と口の中を安定した状態に保つことと言えます。
そのためには歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。是非、かかりつけの歯科医院を持つことをお勧めします。
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歯科の医療費控除とは
2021/04/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯が外れやすいので、何とかしてほしいという方が来院することも多いです。
総入れ歯は、歯が一本もないために入れ歯の維持を図るのは非常に困難なモノです。
特に、歯茎が痩せてしまっており、入れ歯が乗っかる部分が不安定な方は、維持安定を得るのに非常に苦労します。
特に入れ歯が乗る歯茎がやせている人は、入れ歯を吸着させるのに困難なケースがないわけでもないです。
また、歯茎だけの問題だけでなく、唾液の量や舌圧、開口量や口腔周囲の筋圧の強さなどもかなり関係します。
いろいろな問題をクリアして初めて、吸着を得ることができるのですね。。。
また、総入れ歯を使いこなすための食べ方や食べ物の工夫も必要になることがあります。
総入れ歯で、前歯を使ってフランスパンを嚙みきりたいという人も中にはいます。
また、厚いビーフを食べたいという方も。。。
正直、それは難しいです。
特に総入れ歯の場合、前歯に大きな負担がかかると、後方部分から空気が入り簡単に入れ歯が外れますね。
何でも食べれる入れ歯がほしいという気持ちは解りますが、もし、そのようなことが簡単にできるのならば、みんな歯周病や虫歯になったら歯を抜いて、総入れ歯にするでしょうからね。。。。
今の時代は、上下顎で総入れ歯の人は少ないです。
総入れ歯になってしまった人は、歯科の世界ではかなりの重症だと知って下さい。
最大限の努力はします。。。でも、そのことは理解していただきたいです。
今、お使いのモノよりも少しでも良いものを作るために、僕らは頑張っているのですが、神様が作った天然の歯には足下にも及ばないモノなのです。
そのため、総入れ歯の前段階にいるブリッジや部分入れ歯を入れている方は、総入れ歯にならないように少しでも歯を残し、定期健診と、歯科衛生士が指導するブラッシング指導やプロフェッショナル・クリーニングに励みましょう。
少しでも、総入れ歯にさせないようにするために、僕達もあらゆる努力をいたしますよ。
今、そのような段階にいる方は、早めに歯科医院で相談されて下さいね。
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2021/04/16
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新しい入れ歯を装着して、何でも噛めれてよく食べられる。
違和感が全くないという人は少ないものです。
どうしても人工物ですからね。
神様が与えてくれた天然歯の咬合とは違います。
でも、歯がない以上は歯を生やしたり植え付けることは基本的にはできませんからね。。。
人工歯の咬合を与えて咀嚼してもらうより方法がないと思います。
入れ歯は、最初は口の周りや口腔内の神経筋機構が上手く機能しないため慣れるのに時間はかかりますね。
従って、先ずは使って咀嚼してみることをお勧めします。
その際の食材は、柔らかめのものから食べてほしいです。
また食べる速度もゆっくりと食べてください。
急いで食べると頬粘膜や舌を噛みやすいですからね。
慣れていくにしたがって、徐々に硬い食材にチャレンジしていくようにしたらいいかと思います。
なかなか制限があって、中にはかんしゃくを起こす人もいますが諦めなければ良いものになります。
もちろん、歯科医院での調整は必要ですが。
一緒に頑張りましょうね。
2021/04/15
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入れ歯を入れて話をすると話しにくいという理由で外している人がいますね。
確かに少数歯の欠損ならば、ない方がよく話ができるかもしれませんね。
ブリッジが可能なようならば、ブリッジの方が絶対話しやすいとは思いますが。。。
その適応でないという人も多いです。
特に奥歯が2本ぐらいの欠損ならば、ない方が話しやすいし、食事をするのにもそれほど困らないかもしれませんね。
でも、よくあることなのですがその入れ歯を入れなかったことにより、対合の歯が挺出といって、出てきたり側方に傾斜したりすることがあります。
また、咬合の安定が取りにくくなるため顎関節症様の症状が出たりすることもあります。
そして、他の残存歯が過重負担になるためそれが元で歯根破折などを起こす人も多いです。
入れ歯は非常に煩わしく、面倒でなかなか思うようにいかないというのは確かにありますが、欠損部をそのままにしていていいことはないですよ。
頑張って使用していただき調整をしていけば、天然歯と同じようにとはいきませんが、それなりに快適に過ごせるものです。
一緒に頑張りましょうね。
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2021/04/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りな人は少なくはないですね。
その悩みで割とよく聞くのが、部分入れ歯の維持のために前歯にクラスプという金属のバネが存在しているので、何とかしてほしいという要望ですね。
これは保険診療で、その前歯でしか維持を取れないのならば、残念ながら方法はそれしかないです。
よくこの前歯にかかる金属のバネを切ってくださいとお願いされることもありますが、それは止めた方が良いと思います。
簡単に外れてしまうようなカパカパの入れ歯になってしまいますよ。
代案としてはノンクラスプ入れ歯でしょうか?
これは金属のバネの代わりにいわゆる床という部分を伸ばして、歯冠部分に這わせて作ります。
半透明なもので作ることもできるので、そんなに目立たないと思います(全く目立たないというものではないですが。。。)。
しかしながら、問題点もあります。
先ず歯周病の進行がそれほどなく、歯に動揺がないことと、この入れ歯の製作は保険診療ではできないということですね。。。
材料が特殊ですから、保険外になってしまうのですね。
当院では欠損歯数によって、その値段も異なります。
でも審美的で特に40~60代の若い世代の患者さんに喜ばれてますよ。
気になる方はご相談くださいね。
2021/04/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の痛みは結構、解りにくいものです。
たまに患者さん自身で、ここが当たって痛いのだろうと思い、自分で削られる人がいます。
でも、これは絶対にやめてほしいです。
なぜなら、大抵は見当違いの所を削っている人が多いからです。
削ってはいけない所を削ってしまうと、再生不能のこともありますからね。
そうすると、最初から作り替えになることもありますよ。。。
僕らが使用するモノで、入れ歯の適合を確認するのにフィットチェッカー、P.I.Pというクリーム状の材料があります。
これは主に入れ歯の粘膜に接する面の当たりを診査するのです。
入れ歯の内面は、入れ歯の咬合面から押してみて痛みを感じるようであれば、その当たりの強い部分を削除調整します。
入れ歯を押しても痛くはないんだけど、咬ませると痛いという場合は、恐らく咬合面に問題があります。
左右均等に当たっておらず、奥歯で咬んだときに、どちらかが先に当たっていたりすると多少なりとも干渉するためにズレるのですね。
このようなところを早期接触と言います。
咬合調整をして、均等に当たるようにしてあげると、そのような咬み合わせで入れ歯がズレて痛むことはなくなります。
もし咬合だけに問題があるのならば、これだけで粘膜に伝わる痛みもなくなりますね。
咬合調整だけで、粘膜面を触らなくてもいいケースというのも多くありますからね。
そうは言っても、少なからず不安はありますので、当院ではしっかりその後の粘膜面を検査しますが。。。
患者さんは、この咬み合わせの調整を自分で行うことはできないはずです。
咬合に関することは、歯科医師でなければほぼ解らないはずです。
一般の人が、どことどこが接触して干渉を起こしているのかを判断することは、まず無理ですからね。
でも、痛みを感じる入れ歯に対しての調整で大切なのはここですね。。。
入れ歯を噛み合わせの面から垂直方向に押していたいのか、咬んで痛いのかで手を出すポイントが違ってきますね。
この辺りがしっかり見れるかどうかで、入れ歯の調整の善し悪しが決まってくるような気がいたします。
入れ歯の調整で患者さんの方では、ただ痛いところを削っているのだと思われがちですが、いろいろなところを見て調整しているのを知っておいてほしいです。
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歯科の医療費控除とは
2021/04/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が痛くて噛めないという人は少なくないです。
その痛いままで、使用していると傷を作ります。
その傷が大きくなってえぐられているがゆえにできる潰瘍を褥瘡性潰瘍と言います。
これに対して患者さんはよく入れ歯の安定剤を使ってやわらげようと考えます。
でも、それでは治りません。
褥瘡性潰瘍は、原因となっている入れ歯の辺縁部位をしっかり削除して、当たりを弱めてあげればそれで治ることが多いです。
しかしながら、患者さん自身でそれを判断し、勝手に削ることは止めたほうがいいです。
よく全く見当違いの所を削ってしまい、入れ歯が使い物にならなくなってしまった人も見たことがありますからね。
ぞの当たりの調整は、是非、かかりつけの歯科医院で調整していただくことをお勧めいたします。
この褥瘡性潰瘍は放置して、悪化すると癌化することもあると言われていますから注意しましょうね。
2021/04/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新人歯科衛生士を当院に迎えて、1週間以上が経ちました。
当院に来てくれたその歯科衛生士は非常に人当りが良く、真面目で元気な感じがする女性です。
彼女たちは、学生時代にコロナ禍のためあまり病院実習を受けておらず、ほとんどリモートの座学だったと聞いています。
そのためか、ほとんど患者さんを前にしての介助というのをやったことがないらしいですが、とてもそんな風には思えないほど堂々としていて、患者さんとの対話も臆することなくできているように思います。
元々、歯科衛生短大生の時の学業成績も優秀な二人です。
きっと自信はなくもないのでしょうね。。。
非常に良いことだと思います。
これからの二人の成長を見守っていきたいなと思います。
当院は、新人歯科衛生士にクリアしてもらうべき課題を与えています。
その課題項目は非常に多く、なかなか大変だとは思います。
でも、これをクリアすることによって、初めて患者さんの口腔内を触れるようになります。
是非、頑張ってほしいと思います。
この医院では、患者さんとよく話をして患者さんのキャラや背景を知ることも必要と教えています。
そのためには、患者さんに笑顔になってもらうことが大切だと思っております。
時折、彼女達から世間話なんかも振られることがあるかもしれません。
その時は、是非、笑顔で話を返していただけたら、彼女達もきっと喜びます。
この二人の新人歯科衛生士を何卒よろしくお願いいたします。
2021/04/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を自分の思うように使いこなすのは、非常に困難だという人がいます。
確かに自分の歯ではないですからね。
いたし方ない所はあります。
でも、欠損をそのままにしていいということは、親知らずや乳歯以外ではほぼないです。
歯の欠損がある以上は、何かしらの補綴物が必要だと思います。
考えられる補綴物はブリッジかインプラント、もしくは入れ歯ということになると思います。
ブリッジやインプラントの場合は、その適応症例が限られますし、ブリッジの場合は欠損部の隣在歯を削らなければなりません。
インプラントも手術が必要になります。
インプラントはその手術後、すぐに上部構造という冠が入ることはまずないですから、装着されるまでに数か月かかるかと思います。
その点、入れ歯はそのような外科的処置はほぼ必要ないことが多いです(骨隆起の除去やフラビーガムの除去をするのに外科処置が必要なこともありますが。。。)。
ただ咬み心地という点では、入れ歯は分が悪いです。
可撤式なので取り外しをしなければなりませんし、固定制のブリッジやインプラントのようにはなり得ません。
そのため、ブリッジやインプラントより噛めるものになるということはないでしょうね。
しかしながら、お手入れなどは入れ歯を取って直視下で汚れを取れるので、衛生的ではありますね。
それぞれ、メリット・デメリットはどの補綴物でもあるので、その点については歯科医院でよく聞いていただくことをお勧めいたします。
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2021/04/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
よく見られることでもありますが、咬合力があまりにも強いために歯を破折してしまう人がたまにいます。
歯冠破折とか歯根破折と言われるものですね。
これに困るのは、その強さに患者さん自身が気づかないことですね。
なんせ、患者さんはそれほど意識することがないからですね。。。
しかしながら、奥歯が歯根破折をしたがために、本来、大きく力を受け持ってくれる歯が無くなると、その他の歯に過重負担が起きます。
そして、その過重負担を受けた歯がまた折れます。。。
そして、臼歯という歯が無くなり、前歯だけになるともう、それが折れるのも時間の問題になってしまいます。
先日も、その咬合力があまりにも強いがために臼歯部に歯根破折を起こし、その折れた歯は残根という根っこだけの状態になり、いま残っているのは上顎は前歯部のみとなってしまった人がいます。
この人は下顎はほぼ歯が残存していますが、上顎の歯の臼歯は全て抜歯しなければならない状態になってしまいました。
そうなると、この残存歯を守るためにも入れ歯を早めに入れて咬合の安定化を図ることが一般的だと思います。
その旨を患者さんに伝えても、本人は自覚がないため、何となくしぶしぶやるかという感じではありますが、口を酸っぱくしてその旨を伝えました。
入れ歯で臼歯部に咬合を与え、前歯に負担がかからないように、しっかりケアしていきたいと思いますが、夜間の歯ぎしりや喰いしばりも心配です。
多分、就寝時も入れ歯を使ってもらうよう、指導をすると思います。
もし、自分が何でもないのに歯が欠けるとか、詰め物や被せ物がよく取れるとか、歯の先端部分がギザギザしているとかが認められるようならば本当に要注意です。
是非、日中と夜間の喰いしばりや噛みしめがないかを意識してみましょうね。