2021/05/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、まだ30代のお若い女性が上顎右側の犬歯から第二小臼歯まで欠損されている方が来ました。
現在の部分入れ歯は保険診療内で作られていて、欠損部の前後の歯にクラスプという金属のバネが掛かっています。
これは、もちろん保険診療内では問題ない設計で金属のバネを使用しないわけにはいきません。
僕は、その旨を患者さんに伝えました。
患者さんは「出来れば、金属のバネを使用しない入れ歯を作っていただきたいのですが。。。でも、保険が利かないというのを聞いたことがあるので、実際どんなものでしょうか?」と言ってきました。
当院では、そのような方のために金属のバネを使用しないノンクラスプ入れ歯をお勧めしています。
保険診療で製作することはできません。
しかしながら、金属床の入れ歯に比べたら割と安価ではないかと思います。
僕は、その患者さんに「このノンクラスプ入れ歯は今まで金属のバネが掛かっていた部位に金属のバネに変わってピンク色の床と言われるものが残存している歯の歯茎を覆います。保険で使用されているものと違って、柔らかい素材で弾力があります。出し入れする時は弾力があるためそれが維持にも役立ったり、外すときにも楽に外せます。」と言いました。
その患者さんには、非常に魅力的に感じられたのでしょうね。
すぐにこのノンクラスプ入れ歯を決断してくれましたよ。
しかしながら、このノンクラスプ入れ歯が全ての症例で適応ということはありません。
歯周病がある方には、この弾性が裏目に出てしまい着脱する際に歯を揺さぶって抜く力が働いてしまうこともあります。
そのため、歯茎の点検は必須であるかと思いますし、動揺がすでにある方には不向きなものと思います。
ご希望の方は、その辺りもしっかり診査してから、製作に入るようにお勧めいたしますよ。
2021/05/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の違和感は、初めて入れ歯を入れる人には強くあるようです。
どんなにいい入れ歯であってもあくまで人工物ですし、ブリッジなどの固定性のものとは違い粘膜部分に乗っかっていますので、避けられない事実ではあります。
しかしながら、それがないと噛めないのも多数歯欠損の場合ではあるので、多くの方は使いますよね。
そうこうしていくうちに、ほとんどの方は慣れていくのですね。もちろん調整が1~2度はあるかと思いますが。。。
ただ上顎の口蓋部分や下顎の舌側部分の厚みは、できるだけ薄いほうがいいですね。
その方が、違和感は少なくなりますが保険の入れ歯だとなかなか難しい面があります。
なぜなら保険で使用される入れ歯の材料はプラスチックのため、それなりに厚みが必要なのですね。
そうでないと、薄くなりすぎて壊れやすいですから。。。
その点、金属床と言われるものは、その部分を薄い金属で覆うことができるため、比較的違和感が少ないとされていますよ。
また、熱の伝わりも良く冷たい食材は冷たいものとして、温かい食材は温かいものとして食べられるので美味しく感じると思います。
また壊れにくく頑丈ですから、今まで保険の入れ歯でそのあたりを悩んでいた方にはお勧めの入れ歯と言えます。
2021/05/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
若いうちから歯を失い、入れ歯になる人も少なくはないです。
当院に来られる若い患者さんで20代から入れ歯が入っている人も若干名ですがいます。
でも、その中の多くの人は、部分入れ歯だと思います。
さすがに総入れ歯は40代以降からですね。。
でも、40代で総入れ歯に近い状態というのは、かなりの重症ですね。。。
それにしても、歯を抜かなければならなくなった、もしくは抜かなければならなくなった理由は何でしょうかね?
大体の方が、重度の虫歯か、重度の歯周病だと思います。
そうなる前に痛みはなかったでしょうかね?
仕事や学校に時間を取られてしまい、なかなか歯科医院に行けないという人もいますよね。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が怖くて行けなかったという人も少なくないかもしれませんね。
でも、永久歯であるなら、歯を失ったらもう二度と歯は生えてこないです。
新型コロナウイルスも、口腔内を不潔にしていたら感染しやすい状況になると言われていますよ。
どういった理由であれ、歯を失うほどまでに歯科医院に行かないというのは良いことはないです。
歯を失った以上、ブリッジができればまだ、良いですが適応外となるのならば、部分入れ歯が適応されると思います。
何とか頑張って、部分入れ歯に慣れて機能するものになったとしても、残った歯をしっかり守ってあげないと、その歯さえダメになり抜歯から入れ歯の再製作という悪循環をたどる人は少なくないです。
できるだけ今の自分の口腔内の状況を知り、先ずは予防に励むことが本当に大切です。
自分の歯が無くなって後悔する人は多いです。
どんなに良い入れ歯でも、自分の健康な歯にはかないませんからね。
先ずは、予防を一緒に頑張りましょう。
どうしても保存が無理ならば、入れ歯を頑張りましょう!
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歯科の医療費控除とは
2021/05/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
即時入れ歯を入れなければならない状況なほど、残存歯が重度虫歯や重度歯周炎に侵されている人も少なくはないです。
本来は入れ歯は、抜歯後の傷が完治してから作るのが一般的ですが、前歯にかかる残存歯を抜かなければならない状況だったり、臼歯であったとしても入れ歯がないと咬合できないようなケースの場合、通常の作り方だと歯がなく噛めない時期ができてしまうため、抜歯と同時に入れ歯をセットするということもやらないわけではないです。
しかしながら、このやり方は残存歯があるうちに型と咬み合わせを取り、模型を起こし咬合器に取り付け、抜くべき歯を特定して、仮合わせ(試適)を挟まずに完成までもっていってしまいます。
そして次回の来院時に抜歯と同時に、入れ歯をセットしてしまうというやり方です。
これは、メリットとしては回数(概ね2~3回)は少なくて済みますし、歯のない時期は基本的になくなります。
しかしながら、問題点も多くありますね。
傷の治り具合は個人差が大きく、完全に予想して作ってますし、歯茎の吸収具合も特定することはできません。
また、型取り時や咬み合わせ取りも、残存歯が重度歯周炎であれば咬合そのものもかなり不安定ですから、それを再現してもあまりよい入れ歯にはなり得ないです。
従って、当院ではこの即時入れ歯はあくまで仮入れ歯というふうに考えています。
そして、この即時入れ歯は保険診療で製作した場合、思いのほか傷の治りがよく、再製作するのは問題がない歯茎になっていたとしても、再度、保険診療で作るとなると保険診療のルールとして半年間は再製作ができません。
どうしても、この仮入れ歯である即時入れ歯を早めに作り替えたいと思われるならば、自由診療も考えていただけたらと思いますよ。
その方が、良い入れ歯になりますし使い心地も即時入れ歯に比べて遥かに良いものになるかと思います。
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歯科の医療費控除とは
2021/05/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は入れ歯治療にこだわりを持って診療しています。
それは保険診療や自由診療に関わらずに、頑張っています。
入れ歯と一言で言っても残存歯がある部分入れ歯と自分の歯が全くない総入れ歯とは維持や支持の取り方で粘膜負担か歯牙にも負担を求めるかで違いがありますね。
その両方に対して、言えることで主にどういうことにこだわっているのかを紹介したいと思います。
とこの二つは絶対に成し遂げられるようにしたいと頑張っていますよ。
もし、入れ歯製作に対して不安があるのならば、その不安を聞かせていただけませんか?
もちろんできることとできないことはありますが、一度診させて頂きたく思います。
その際には、精一杯頑張る所存ですよ。
これからも多くの入れ歯製作をすることになるかとは思いますが、自分の力を最大限に出せるよう頑張っていきたいと思います。
2021/05/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、抜歯後に現在使用中の入れ歯にその抜歯部位に歯を足す作業、つまり「増歯」という作業をすることが多いです。
これは、残存歯が重度歯周病や重度虫歯により保存が困難なため、その部位に歯を足して一応歯があるように見せかけたり、機能できるようにするための修理です。
これで済むようならば、作り替えをしなくても良いかもしれませんが、どうしても抜歯した部位は傷の治りと共に骨吸収を起こすため、作り替えないにしても、内面に裏装という裏打ち処置が必要になりますね。
ですから、抜歯して増歯の処置で終わりということはほぼないですね。
また、どうしても既存の入れ歯に歯を足すので継ぎはぎの入れ歯になるので、あまりきれいではないです。
その辺りが気になる方も多く、その場合は新製されることをお勧めしていますよ。
先日も、上顎の前歯が4本残存していましたが、重度歯周炎のため抜歯し増歯して内面に粘膜調整剤を敷きました。
形上は総入れ歯ですね。
その方は、初めからそのことはよく理解しており、傷が治ったら新しく入れ歯を作りたいと仰っていました。
その際には、保険外で入れ歯を作りたいという希望があります。
自由診療で入れ歯を製作することはもちろんできますし、その方がメリットは多くありますね。
しかしながら、作り出すタイミングは抜歯部の傷がしっかり治ってからが基本ですので、時間がかかることは了承していただきました。
そのタイミングを間違って製作に入ってしまうと、入れ歯の維持安定に大きく影響を及ぼすので注意して製作していきたいと思います。
2021/05/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯製作で一番大切なのは、患者さんに使用してもらうことだというのは自分自身良く解っております。
しかしながら、1~2歯の少数歯欠損で、食べることに特に不自由していない人というのは、なかなか厄介なことが多いです。
というのは、少数歯欠損の場合、入れ歯が無くても食べることに特に不自由を感じないからですね。。。
というか、歯を失って不自由を感じていたのだけれど、そのままにしていた時間が長く、その状態になれてしまったことが原因であったりすることもありますからね。
入れ歯を入れたことによって、異物であるため気持ち悪いとか食べ物の味がしないとか言われることはありますからね。
そのような少数歯欠損の場合は、できればブリッジにした方が良いかもしれませんね。
取り外したりする手間もなく、実際よく噛めますからね。
ただ神経のある生活歯だったりすることで、歯を削った後にしみるようなことがあったりもします。
本来、入れ歯の場合はそこまで削ることはないので、歯には優しいでしょうし、衛生面から言うと入れ歯の洗浄は汚れを直視できるので、分があると言えますね。
どちらが良いかは、賛否両論がありますが、かかりつけの歯科医師の先生とよく話をして決めていただけたらと思います。
ブリッジと入れ歯、どちらも製作可能か不可能か、メリットとデメリットは存在しますからね。
2021/05/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
スポーツマウスガードを装着して、競技をする人が増えてきましたね。
最近では、プロサッカー選手やプロ野球選手、プロバスケットボール選手もスポーツマウスガードを装着している人をチラホラと見ることが多いですね。
このスポーツマウスガードはあくまで外傷予防のためのものです。
これで筋力が上がることを期待する人もいるのですが、それに関してはまだ研究段階と言えます。
もちろん、筋力が向上する可能性はありますが、そう言い切れないところがあるということですね。。。
スポーツマウスガードはマウスガードの適合具合によって、その良し悪しが左右されます。
従って、スポーツ店などで販売されているもので、ボイル・アンド・バイトという自分で温湯に浸して、柔らかくしたものを口に含んで、形取るものだとその形成は相当難しく、なかなか適合面でアップは図りにくいです。
良いマウスガードを製作するためには、型取りが必要です。
この型取りをしないで適合の良いマウスガードは無理と考えています。
この適合性が悪いがために、簡単に外れるとか、いざという時に口腔内を守れないというのも何度か見ましたからね。
僕は、スポーツ協会公認のスポーツデンティストでもあります。
是非、良いマウスガードを提供させていただけたらと思います。
2021/05/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
自分の歯が上下顎とも一本もないという、総入れ歯の人は少なくなった感が確かにありますね。
これは、歯を残すように歯科医療従事者が努力してきたのと、一般の方にも歯を残すんだという意識が高くなったからだと思います。
8020運動が浸透してきたからですかね。
そのために、日々のブラッシングもしっかり行ってくれている方が多くなったと思います。
でも、全く総入れ歯の人がいないかというと、そんなことは決してありませんね。
そして、超難症例という人が多くなったと思います。
これは医療の発達に伴い、平均寿命が長くなったからだという気が致します。
若い時期に歯を抜いて、高齢者になると歯茎の吸収変化が大きくなってしまい、尋常じゃなく歯茎がやせているという方を多く見ます。
そのような方に、総入れ歯を製作し吸着を得るのはかなり難しいと思います。
総入れ歯の場合、歯をすべて失っている以上、維持や支持に関わるのは失ってしまった歯の歯茎(顎堤)と唾液、口腔周囲の筋圧や舌圧等ですね。
また、高齢者は唾液量も若年者に比べて少なくなるので、条件が悪くて大変なケースというのが多いです。
でも、入れ歯を諦めたら食べるための手段が無くなってしまうのも事実ですね。
高齢者の方にインプラント治療は考えにくいですし。。。
でも、諦めたらそこで終わってしまうので、諦めずに良い入れ歯ができるように頑張ります。
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歯科の医療費控除とは
2021/05/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯にお悩みの方は少なくないですね。
入れ歯の悩みというと痛い、外れる、話しにくいと言ったところでしょうか。。。
その中でも、見た目を気にされる方も少なくありません。
この見た目というのは少々、難しい問題がありますね。
それは、患者さんのいう審美的という感覚と術者側の審美的という感覚は違うから、そのためにすれ違いが起こることがありますね。。。
また、患者さんの要求が歯科医学的範疇を超えて要望される患者さんもたまにいます。
僕の方針としましては、できるだけ患者さんの要望をかなえるように努力はいたします。
やはり患者さんが気に入ってくれないと入れ歯をしようという気も失せてしまいますからね。
でも、もちろんこれ以上無理だという要求を述べる場合は、「当院では無理ですね。」とはっきりお断りもいたしますが。。。
もし、気になることがあればご相談いただけたら幸いです。
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