2021/04/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
現在の当院のスタッフ構成は、僕を含む正職員歯科医師が2名、矯正担当の非常勤歯科医師が1名です。
歯科衛生士は正職員で6名で、パート職員は3名です。
歯科助手・受付の正職員は2名で、パート職員は1名です。
歯科技工士は正職員1名です。
総勢16名の歯科医院となりました。
この人数の医院構想は決して偶然のたまものではなく、数年前からそうなれるように人材を揃えていました。
いつか、医院を移転して自分の理想の医院を最初から作ってみたかったからです。
昔の医院は、古いビルの2階にあり、デンタルユニットも4台でした。
25坪ほどの狭い医院で、スタッフがくつろげるスペースは人数が少ないため、何とか作ることができましたが、人数が10人くらいになったころには、かなりぎゅうぎゅうになっていましたね。
でも、3年前くらいから移転することを決意した際には、広いスペースにしてしっかりスタッフルームとドクタールーム、歯科技工室を作ろうと考えていました。
そして、念願だった移転を昨年行い、71坪のスペースに6台のデンタルユニットとスタッフルーム、院長室、技工室を設けました。
その際の人数は13人でしたが、昨年出産されたスタッフは育児休暇後に復帰予定でしたが旦那さんの転勤により当院を退職しました。
そして、歯科技工士が昨年、10月に入り、この4月に新人歯科衛生士が正職員として2人入ってくれました。
現在、デンタルユニットをもう一台増やすことを前提にしていますので、この人数は決して多いとは思っておりません。
というよりも、僕はドンドン優秀なスタッフを取り入れていきたいと思っております。
まだまだスタッフは増えていくことでしょう。
そのため、スタッフを育て上げるという責任も生じます。
肩にかかる負担は重いかもしれませんが、医院を拡張するには必要なことですからね。
これからも頑張っていきたいと思います。
2021/04/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお悩みの方は少なくはないですよね。
特に部分入れ歯のバネが気になったり、入れ歯がちょくちょく壊れてしまったり、発音がしにくかったりと本当にいろいろです。
これらの、悩みの根本的な解決は保険診療ではなかなかうまくいかないのが現実ではあります。
金属のバネが見えて気になるのならば、ノンクラスプ入れ歯が適応かどうか考えるべきでしょうし、入れ歯が壊れやすいとか、発音がしにくいといったお悩みならば金属床入れ歯である程度、解決できるのではないでしょうかね。。。
しかしながら、これは保険診療が認められず、制約がかかってしまうのは事実ではあります。
でも、何回もこのお悩みを引きずって保険診療内で作り替えを希望する人がいます。
しかしながら、材料的には保険診療で認められないものというのは多く存在するのも事実です。
自由診療は金額的に高くて無理だと決めつけることなく、何が自分にとって良いのかを本当の意味で考えていくことが大切だと思いますよ。
その方が、短期間で何度も保険診療内で義歯を作るよりも安上がりで、良いものができるかもしれませんからね。
よく検討していただけたらと思います。
2021/04/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、歯が抜けそうで困っているので何とかしてほしいという60代の男性の患者さんが当院に来られました。
その患者さんは、右下奥歯に第二小臼歯と第二大臼歯が支えとなって第一大臼歯が欠損のブリッジが入っていました。
診てみると、そのブリッジがかなりプラプラしていて、今にも取れそうな状態でした。
レントゲンを撮ってみると、どうやら第二小臼歯の方は骨の支持があり保存が可能なようですが、第二大臼歯の方は根尖に大きな嚢胞を作っており、保存は無理と判断しました。
その方に、その旨をレントゲンを見せて説明したところ、「もう抜かなければいけないのは解っているのだけれども、その後の処置が心配です。その後はどうなるのですか?」と尋ねてきました。
僕は、「抜歯後の右下の欠損部は入れ歯が適応だと思います。インプラントはちょっと向かないかと思います。骨量もほとんどありませんからね。。。保険の入れ歯だと金属のバネを残存歯にかけて、維持を図るものになりますが一か所だけでは不安定なので左側の小臼歯部にもバネを掛けて舌側部分に金属のバーを這わせるものが良いと思います。それが保険内でできる入れ歯での一番いい対応だと思います。」と模型を見せて説明しました。
患者さんは「そんなに大きなものが入るのは嫌だな。。。」と困惑気味でした。
「もし、自由診療で良いというのならば、ノンクラスプ入れ歯といって金属のバネを使わずに第一小臼歯と第二小臼歯の歯肉、歯間部に軟らかいプラスチックを這わせて、もっと小さい入れ歯を作るのも可能ですし、違和感も少ないかもしれません。」と説明しました。
その患者さんは、すぐに「うん。これが良い。これでお願いいたします。」と仰いました。
このノンクラスプ入れ歯は保険診療ではできませんが、部位によっては小さい範囲でいわゆる片側処理でも維持に問題なく使用が可能と思っています。
ですから、このようなケースの場合は、非常に向いていると思う旨を伝えました。
次回から、その製作に4~5回ほどの来院が必要になるかとは思いますが、頑張っていきたいと思います。
2021/04/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日から、新人歯科衛生士が勤務いたします。
このコロナ禍で、なかなか学生時代の実習や国家試験の勉強も大変だったとは思いますが、合格を勝ち取り、厳しいと思われる社会生活を送るわけですね。
僕は当院に迎えることにより凄く責任を感じてはいます。
新たにりんごファミリーになるわけですからね。
医院の方針を理解していただき、いろいろな技術も教えていかなければなりません。
特に、当院は部分入れ歯になっている人には、それ以上歯が無くならないためにどうしたらいいのかをよく理解し、説明できることと歯が全部きちんとある人には、さらに良い状態をキープするように説明し、指導できる能力を求めています。
今回、入ってくれる新人歯科衛生士は学業も優秀と聞いています。
でも、この業界はそれだけでは正直何にもならないものでもあります。
しかしながら、それを言う僕もまだまだ半人前ですしね。。。
しっかり、お互いに切磋琢磨していくことを誓いますよ。
(写真に写っている方は新人歯科衛生士ではありません。)
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2021/03/31
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
即時入れ歯を入れなければならない状況なほど、残存歯が重度虫歯や重度歯周炎に侵されている人も少なくはないです。
本来は入れ歯は、抜歯後の傷が完治してから作らなければならないのですが、前歯にかかる残存歯を抜かなければならない状況だったり、臼歯であったとしても入れ歯がないと咬合できないようなケースの場合、通常の作り方だと歯がなく噛めない時期ができてしまうため、抜歯と同時に入れ歯をセットするということもやらないわけではないです。
しかしながら、このやり方は残存歯があるうちに型と咬み合わせを取り、模型を起こし咬合器に取り付け、抜くべき歯を特定して、仮合わせ(試適)を挟まずに完成までもっていってしまいます。
そして次回の来院時に抜歯と同時に、入れ歯をセットしてしまうというやり方です。
これは、メリットとしては回数(概ね2~3回)は少なくて済みますし、歯のない時期は基本的になくなります。
しかしながら、問題点も多くあります。
傷の治り具合は個人差が大きく、完全に予想して作ってますし、歯茎の吸収具合も特定することはできません。
また、型取り時や咬み合わせ取りも、残存歯が重度歯周炎であれば咬合そのものもかなり不安定ですから、それを再現してもあまりよい入れ歯にはなり得ないです。
従って、当院ではこの即時入れ歯はあくまで仮入れ歯という風に考えています。
そして、この即時入れ歯は保険診療で製作した場合、思いのほか傷の治りがよく、再製作するのは問題がない歯茎になっていたとしても、再度、保険診療で作るとなると保険診療のルールとして半年間は再製作ができません。
どうしても、この仮入れ歯である即時入れ歯を早めに作り替えたいと思われるならば、自由診療も考えていただけたらと思いますよ。
その方が、良い入れ歯になりますし使い心地も即時入れ歯に比べて遥かに良いものになるかと思います。
その旨は、是非、ご一考ください。
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歯科の医療費控除とは
2021/03/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、抜歯後に現在使用中の入れ歯にその抜歯部位に歯を足す作業、つまり「増歯」という作業をすることが多いです。
これは、残存歯が重度歯周病や重度虫歯により保存が困難なため、その部位に歯を足して一応歯があるように見せかけたり、機能できるようにするためのものです。
これで済むようならば、作り替えをしなくても良いかもしれませんが、どうしても抜歯した部位は傷の治りと共に骨吸収を起こすため、作り替えないにしても、内面に裏装という裏打ち処置が必要になりますね。
ですから、抜歯して増歯の処置で終わりということはほぼないですね。
また、どうしても既存の入れ歯に歯を足すので継ぎはぎの入れ歯になるので、あまりきれいではないです。
その辺りが気になる方も多く、その場合は新製されることをお勧めしていますよ。
先日も、上顎の前歯が3本残存していましたが、重度歯周炎のため抜歯し増歯して内面に粘膜調整剤を敷きました。
形としては総入れ歯ですね。
その方は、初めからそのことはよく理解しており、傷が治ったら新しく入れ歯を作りたいと仰っていました。
その際には、保険外で入れ歯を作りたいという希望があります。
自由診療で入れ歯を製作することはもちろんできますし、その方がメリットは多くありますね。
しかしながら、作り出すタイミングは抜歯部の傷がしっかり治ってからが基本ですので、時間がかかることは了承していただきました。
そのタイミングを間違って製作に入ってしまうと、入れ歯の維持安定に大きく影響を及ぼすので注意して製作していきたいと思います。
2021/03/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯をセットして、それで終了ということはないです。
入れ歯を入れていると言ってもほとんどの方は、歯が一本以上は残存している部分入れ歯の方です。
ということはその残存歯を今後は守っていかなければならないわけですよね。
できるだけ残存歯はしっかり守っていき、あまり短期間で抜歯して入れ歯を再製作するということは考えたくないです。
でも、虫歯菌や歯周病菌は一度でも感染してしまっているのならば、完全に除去するということは不可能です。
つまりは残存歯がある以上は、そのリスクにさらされているのですね。
また、その人が虫歯に弱いのか歯周病に弱いのかは検査をしなければなかなか解らないです。
当院ではその検査をするためのSMTという唾液を採取して、判定するキットがあります。
もし、ご希望ならばそのリスクを明確にして今後の予防のために提言していきたく思います。
3ヶ月に1回の定期健診の際にも、その辺りを確認することをお勧めいたします。
リスク判定をして、それに対応した予防処置をしていくことをお勧めいたします。
☆SMT検査は3000円(税抜き)です。お気軽にスタッフにお伝えください。
2021/03/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を何らかの疾患やけがで失った場合、もともと歯があったところは歯根ごとなくなるので、舌で触知できるほどの大穴があきますね。
でも、その後は、かさぶたができ徐々に穴はふさがり、フラットな歯肉形態になります。
大臼歯と言われる大きな歯でも、おおよそ二か月ぐらい経てば、完全にそうなるのではないでしょうか(欠損した歯の大きさや、歯周病の進行具合で大きく違いますが。。。)。
しかしながら、その後も、少しずつですが歯槽骨は吸収され、それに合わせて歯茎も痩せていきます。
従って、欠損部に乗っかっている入れ歯もその歯茎がやせてしまったがために、徐々に合わなくなる可能性が高いのですね。
そうなると、作り替えを余儀なくされることが往々にしてあります。
この歯茎の吸収は、生理的なものですから止めようがありませんからね。
でも、新製義歯をセットして3か月ごとにでも定期健診に来ていただき、調整や指導をさせていただくと、入れ歯の寿命を長くさせることができますよ。
是非、入れ歯の方も定期健診をしてもらいに、かかりつけの歯科医院に行っていただくことをお勧めします。
2021/03/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯が外れやすい方は、床の適合に問題があるか、床縁が短いか、咬合に問題があるか等が考えられます。
それと入れ歯の歯肉の形態も、実は維持に影響することもあります。
人工のプラスチックで作る歯肉の形、盛り上がり方等も実は入れ歯の維持に影響するのですね。
また、唾液量が少ないことや唾液の性質なども大きく影響することがあります。
唾液が少なかったり、唾液の粘着力がないために、入れ歯の床内面に陰圧が作れず吸着しないことが考えられますからね。
そうなると、かなり入れ歯はくっつかない状態になりますね。。。
そのような方には、保湿剤をお薦めして、口の中を潤した状態で使ってもらうのが賢明だと思います。
そうすることによって、入れ歯が吸着が得られることが往々にしてありますよ。
また、欠損部分の歯茎が極端に痩せていて、真っ平らで貧弱な顎堤の場合は、くっつかないことはないかもしれませんが、かなり難しいかと思います。
極力、外れない入れ歯を作るというのを目指していますが、なかなか一筋縄ではいかないのですね。。。
一時的にくっついたように見えても、しばらく使ってみるとまた、緩くなってしまうことは歯科医師であれば皆、経験しているところだと思います。。。
いろいろなテクニックがあって、これに対応するように日々頑張ってはいますが、一筋縄ではいかないケースもたくさんあります。
患者さん自身も諦めていたりすることもありますからね。。。
でも、諦めたらそれよりもいい入れ歯にはならないのも事実なんですよね。。。
いろいろな諸事情があって、全てにおいて満足に行くようなものというのはなかなか難しいのが現実ですが、少しでも良いものになれるように総入れ歯の患者さんに向き合っていきたいと思います。
諦めることなく一緒に頑張りましょう。
2021/03/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を作るうえで、特に気にかけているのはニコッと笑った時の歯の見え方です。
咬み合わせがしっかりしているかどうかは、当然見るべきことですが、笑った時の歯の見え方には気を配っているつもりです。
なぜなら、笑った時に歯が見えすぎても、見えなさ過ぎても違和感が出ます。
できれば、自然な感じで見えるのが一番いいですからね。
その際には、試適と言われる仮合わせの時に人工歯がどう見えるかでおおよその見当がつきます。
この時には咬み合わせを見ることも大切ですが、笑った時の歯の見え方が自然かどうかは凄く重要です。
それが自然であるというのは審美的であるということですからね。
もし、この段階で良くなければ、また歯を並び替えればいいだけですから、それほど苦はないです。
入れ歯が出来上がってから、その辺りに注文を付けられても直しようもないですからね。
その旨はご理解していただきたく思います。
より自然で審美的な入れ歯を提供できるように、今後も頑張って行きたいと思います。
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