りんご歯科医院ブログ

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新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

入れ歯を使用して痛みや違和感はないですか?

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

入れ歯は食べたり、話をしてみてどうなのかが大切です。

歯科医院でセットされたときに何ともなくても、ご飯を食べると痛いとか一日使っていると痛みがあるとか、いろいろ出るものです。

だから、僕はセットの時に何でもなくても必ず1週間後には来院していただき、どんな感じか聞くようにしていますよ。

いろいろな食材を食べてみないと解らないこともありますからね。

もし、痛みや違和感が強いようならばそこで大きく調整することもあります。

入れ歯の良し悪しは、セットの時だけでは測れないのが現実ですよね。。。

逆に最初はピッタリし過ぎて、違和感が強かったのだけれども、使っていくうちに何ともなくなったという方も多いものです。

この辺りは、本当に難しく判断に迷います。

でも入れ歯の良し悪しを決めるのは結局は患者さんなので、患者さんの意見は最大限に汲み取るつもりではいますよ。

なかなか思うように使えなくて、諦めてしまう人もいなくはないようですが、是非、そこを頑張って調整に来ていただけたらと思います。

一朝一夕に入れ歯が馴染むようになることはないとは思いますが、一緒に頑張りましょう。

 

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アルツハイマー型認知症予防のためにも、歯科医院で歯周病予防に励みましょう。

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現在は65歳以上の高齢になると、いずれ二人に一人が認知症を発症すると言われています。

その認知症の中で特に多いのがアルツハイマー型認知症です。

米国では、アルツハイマー型認知症を発症した後に、死亡された方の脳標本から歯周病菌として知られているポルフィロモナス・ジンジバリス菌(P.G菌)が9割以上の患者さんから認められたそうです。

このP.G菌は歯周組織の血管から入り込み全身を行き渡るということが知られています。

心臓に行けば心内膜症、心筋梗塞、腎臓に行けば腎症、どこかの血管に固着すれば血管梗塞などを起こすことが言われています。

このP.G菌が脳の海馬という知性や学習を司る領域で見つかったのは、本当に最近のことです。

P.G菌はジンジパインという酵素を出して、脳内に存在するアルギニンというアミノ酸を破壊するようです。

このアルギニンというものは一酸化炭素(NO)を介して成長ホルモンの分泌促進や免疫力の向上、脂肪代謝等を促す作用があります。

これが破壊されることによって、アルツハイマー型認知症が進むと考えられているわけですね。。。

ある内科医からのお話で、このアルツハイマー型認知症を止めるのは患者さんが毎日行う日常の歯磨きと、歯科医院での歯科衛生士が行う歯のクリーニングと歯石除去に掛かっているとのことです。

歯科衛生士が行っている業務の歯科衛生実地指導や歯石除去やクリーニングは、まさしくこのP.G菌と戦っているのですね。

しかしながら、このP.G菌に感染してしまっている歯周病の方は、これを完全に除去することはできません。

いくらやってもゼロにはできないのです。

なぜなら、歯肉そのものにもこのP.G菌は入り込んでしまっているからです。

つまりは、歯を抜いても完全に除去することができないのですね。

本気で完全に除去するには、歯肉そのものも大きく除去しなければならないと言えるのです。

もちろんそんなことはできないので、そのリスクを減らすために定期的に歯科医院で歯垢を除去し危険なレベルにならないようにコントロールしていくしかないのですね。。。

でも、定期的にお口の健診とクリーニングを行うことで、アルツハイマー型認知症に対抗できる可能性があると言えます。

一緒に頑張りましょう。

 

総入れ歯だとしても定期健診に行きましょうね。

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 当院では総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキなり封書が届くようにしております。

最近では、ショートメールも活用しています。

定期的に来ていただいている方はほとんど作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。

 しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。

恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。

でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。

実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり変化するのを経験しています。

そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。

それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。

できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。

また最初から入れ歯を作り直すとなるとその負担は大きいですし、出来上がるまで5回ぐらいかかり、そして調整に2回ほどはかかると思います。

そして慣れるまでの時間も、結構かかると思いますよ。。。

僕ら歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。

 

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生活の質を上げる金属床の入れ歯。

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最近、自由診療で総入れ歯を製作したいという人が増えてきました。

自由診療で製作する総入れ歯は主に金属床入れ歯というものになります。

保険診療ではピンク色のプラスチックを床部分全面に置きます。

どうしてもプラスチックですので、強度は強くないですし、強度を保つために上顎であれば口蓋部分は厚くなりますし、下顎の舌側部分も厚くなります。

一応、補強線というものがレジン床の中に入りますが、それ程の強度は見込めないため、床部分が厚くなってしまいます。

金属床の場合、そこが金属になるため、強度は保証されますし、薄くできます。

そうすることによって、舌の自由度が増して発音にもいい影響が出ます。

よく見るケースで、上顎が総入れ歯で下顎の歯がほぼ残存している人がいます。

このような人は、上顎の入れ歯が正中で割れやすいものです。

それは、上顎の場合、欠損歯茎の唇頬側から骨が吸収されるため、もともと歯が並んでいたものより幅が狭くなり小さくなってしまうのですね。。。

そうなると総入れ歯を製作する際に、下顎の歯に対して正常咬合配列を施そうとすると、歯茎の一番高い部分より外れて、歯を並べなければならなくなります。

そうなると、真ん中に応力が集中してしまうため、入れ歯が正中で真っ二つに割れてしまいます。。。

これを防止するためには、人工臼歯の咬み合わせを変えて交叉咬合配列にするなどの工夫が必要になります。

でも、この金属床で、特にチタンを使用したものであれば、入れ歯そのものも軽いですし、貧弱な顎堤にも対応できます。

そして、強度もかなり強く、入れ歯が正中で割れるようなことはないと思います。

もし、そのように入れ歯がしょっちゅう壊れてしまうため、困っているという方は一度検討していただけたらいいと思います。

この金属床の入れ歯は、保険外のもので自由診療となります。

確かに高額ではありますが、保険診療では材質的にできないものを使用できるメリットは上記に示すように大きいです。

入れ歯は毎日の生活の中で、歯の代わりとして日常の咬合に関わっているわけです。

咀嚼や嚥下にも深く関わるので、そのために、良い素材で製作し長く使用することは大切なことかと思います。

生活の質を高めるためにも、お勧めですよ。

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即時入れ歯使用時はリハビリの段階ですね

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入れ歯は自分のモノとして機能するまでは、時間がかかることは知っていただきたいものです。

特に、即時入れ歯のような仮入れ歯となるものは、なかなか適合のいいものにはなりにくいです。

この即時入れ歯は歯があるうちに型と咬み合わせを取らせていただき、あらかじめ作製しておき、抜歯後、すぐにセットされるので、抜歯窩が塞がるのは完全に予想して作っていますからね。

傷の範囲にもよりますが、傷の治り具合も個人差も大きいですから。

まして、初めて入れ歯を作る方はこの辛さがなかなか理解できないものです。

入れ歯で、もともと自分の健康な歯と同じように噛むのはほぼ無理ですからね(重度の歯周病でプラプラ動く歯よりはいいかもしれませんが。。。)。

先日、プラプラする歯が数本あって、抜歯後どうしたらいいかを聞きたいという方が来られました。

その方の上顎両側大小臼歯部を抜歯しなければならないような状態でした。

下顎も欠損がありましたが、何とかブリッジで対応できそうな状態でした。

その方は、インプラントは可能か?入れ歯だとしたら度のような入れ歯ができるか?を聞きたいとのことでした。

パノラマエックス線と歯周病検査などからインプラントはかなり難しいのではないかというお話をさせていただきました。

入れ歯であれば、抜歯後に即時入れ歯で対応しその後、傷が治ったら義歯を新製していくのが良いのではないかと提案させていただきました。

簡単に書くと、上顎の揺れている歯を抜いて即時入れ歯を製作し、傷が落ち着くまでの間はその他の残存歯の歯周病治療を施し、その後はノンクラスプ入れ歯と金属床のハイブリッド型のものと、下顎の欠損歯はブリッジで対応できるようにやっていくという治療計画を立てて提示しました。

 

この方はこの治療計画に賛同していただきましたが、一つ不安があるとするならば、入れ歯を今まで使用したことがないため即時入れ歯に慣れるのがなかなか大変だと思われるのですよね。。。

実際その旨は一生懸命に説明させていただきました。

ただこの即時入れ歯の段階を、乗り越えてくれれば、必ずやそれよりははるかに良い入れ歯ができると思います。

この即時入れ歯の段階は本当に新しい入れ歯を入れる前のリハビリテーションだと思って頑張ってほしいです。

僕らも一生懸命に頑張りますので。

入れ歯は毎日、自分の器官として使用するものです。

即時入れ歯セット時の患者さんの頑張りが、その後の本入れ歯の良し悪しを左右すると思います。

そのためにも即時入れ歯をセットしてリハビリ後の本入れ歯を作る際には、生活の質の向上のためにも自由診療を考えて材質的にも丈夫で長持ちするものをお勧めいたしますよ。

 

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入れ歯に慣れるには相当の時間を要しますね。

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総入れ歯の完成に至るまでは、6回ぐらいはかかると思います。

型取りは2回必要ですし、咬み合わせ取りは2回程必要です。

そして仮合わせをして、良ければ完成です。

その間、不都合があればもう一回前のステップに戻る事もあります。

特に咬み合わせを決める段階は慎重さを要するので、結構大変です。

総入れ歯の場合、基準となる咬み合う歯が全くないわけですから、患者さんも難しいのは解ってくれることが多いです。

セット後は、もちろん若干の調整が必要ですし、痛くなくて終了になったとしても、3ヶ月ごとの定期健診は必須です。

せっかく作るのですから、キレイで長持ちするモノを提供したいですし、そうなれるように定期健診も受けて頂きたく思いますよ。

 

入れ歯を自分の歯と同じように機能させるには、なかなか時間がかかることでもあります。

特に、今まで入れ歯を使用していないのだけれど、重度歯周病のため多数歯に渡って、歯を抜かなければならなくなり、その後に大きな入れ歯を入れたとするとかなり大変になる人が多いですね。。。

小さい欠損歯のうちに入れ歯を入れておけば、仮にその後に他の歯を抜かなければならなくなったとしても、入れ歯のイメージもわきやすいでしょうし、そんなに苦にならずに新しい入れ歯を受け入れてくれるものと考えます。

かつて、多数歯に及ぶ欠損があったのにもかかわらず、当院に来るまで入れ歯を入れたことがなく、初めて入れ歯を入れる違和感についてもその方にしっかり説明をして製作したにもかかわらず、装着したところ、その患者さんから「え、こんなに違和感が強いの?こんなものだとは思わなかった。。。ショックだ。。。」と言われたことがありました。

僕はいつも言うことは決まっています。

「だから言いましたよね。最初に入れる入れ歯はなかなか思うようにいかなくて辛いですよって。。。でも、手をなくしたら義手、足をなくしたら義足、歯をなくしたら義歯(入れ歯)が必要なのですよ。義手や義足を使用して、自分のものになるためには凄く時間と練習が必要ですよね。そう、リハビリがいるわけです。義歯だって基本的には同じです。患者さんの練習と僕らの調整が必要になるのです。でも、最初は大変かもしれませんが、頑張っていけば必ず良いものになってきますから。」と。

この台詞を僕は今まで多くの患者さんに言ってきました。

そして、何回か調整をさせてもらうごとに、多くの患者さんは1回目の調整の時よりも、表情が明るく言うことも前向きになるような気がいたしますよ。

そしていつの間にか入れ歯に抵抗感がなくなり、入れていることさえも忘れてしまったりする人もいます。

入れ歯には、自分の人工器官と呼べるようになるまでは相当な時間と努力が必要かと思いますが、諦めなければどんどん良いものになっていきますよ。

諦めたら、いつまでも食べにくいままです。

根気がいるところかもしれませんが、一緒に頑張りましょう。

 

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歯並びが部分的に気になるとしても。。。

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歯並びを気にして、当院に相談に来る人も少なくないです。

その中で、気になる言い方をされる方がいます。

例えば「上顎の二番目の歯が内側に引っ込んでいて、そこが気になるので直してほしい。。。他は多少悪くても気にならないので、触らなくてもいいです。」というような内容です。

気になるのは、そこだけなので後は触らなくても良いという考えを全否定するわけではないのですが、歯並びを直すにはその歯の対合歯や隣在歯のことも考えなければなりません。

基本的に歯並びを直すとなると一般的には歯科矯正が必要なことが多いのですが、気になる部分のみではなく対合の歯も咬み合わせがずれているようならばいっしょに直さなければならないこともケースとして多いです。

仮に補綴物(被せ物)で治すにしても対合の歯が位置異常を起こしていれば、やはり一緒に直さなければなりませんね。

気になるところが患者さんのいう所の隣在歯と対合歯の位置関係は本当に重要ですからね。

また、部分的な小矯正は決して簡単ではなく、時間と手間がかかることは多いです。

その辺りは、歯科医師とよく相談して処置されるのが良いかと思います。

 

フラビーガムは合わない入れ歯を、長期間使用しているとなりやすいです。

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総入れ歯治療で究極に難しいと思うのは、入れ歯を支える歯茎が痩せていてフラビーガムというコンニャク様のぶよぶよの粘膜が広範囲に及ぶものです。

このような症例が、年に数回はありますが、先日もそのような症例の患者さんが来られました。

このようになった経緯を聞いてみると10年ほど前に総入れ歯となり、他院で入れ歯を製作したようです。

その時点でもどこで咬んでいいかよくわからずに、咬んでも歯茎が痛いのに入れ歯の安定剤の上に安定剤を敷き、不安定のままこの数年間を過ごしてきたようです。

そのため、噛み合わせの高さは大きく狂い、異常なまでの出っ歯状態に見えます。

自力で口を閉じることさえ難しいような状態でした。

この入れ歯を修理して良いものに変えることは、ほぼ無理と思われます。

従って、入れ歯を新製することになりますが、噛み合わせの狂いも補正していかなければならず、非常に時間もかかるでしょうし、困難が予想されます。

でも、安定剤を使わなくても何とか、食べれるよう外観もしっかりと良いものに変えていくよう、やれることをやっていきたいです。

 しかしながら、皆様に伝えたいのは不適の入れ歯を長期に使用することによってこのようなコンニャク様の歯茎が作られてしまいます。

ですから、総入れ歯といえども定期健診での調整や指導は絶対的に必要なのですね。

この方も、仕事の忙しさにかまけてしまい、こうなった事を後悔しているようでしたよ。。。

 

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金属のバネを使わない入れ歯とは。。。

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保険診療内で作られた、部分入れ歯の支えをしてくれている残存歯にかける金属のバネをクラスプと言います。

このクラスプは保険内で作る部分入れ歯では、絶対的に必要です。

クラスプを使用しないで、部分入れ歯を作ることは保険診療ではないです。

このクラスプというのは、残存歯に維持を負担してもらうために部分入れ歯で必要となります。

そうでないと、入れ歯は咀嚼や会話をする度に、すぐに脱離してしまいますからね。。。

たまに、このクラスプを嫌って外してほしいという依頼を受けることがありますが、それは止めた方がいいと思います。

維持が取れないため、安定感がもの凄く悪くなりますから。

過去に患者さん自身の判断で、そのクラスプを切ってしまい、どうにも安定感が悪くなったため、その入れ歯を修理して再度、クラスプを組み込んだ人もいましたからね。。。

このことは、当たり前と言えば、当たり前です。

しかしながら、このクラスプは金属でできており、残存歯の関係上、前歯につけざるおえないケースもあります。

そうなると、目立って困るという人も実際にはいます。

 

 代案としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあります。

これはクラスプの代わりに特殊なレジンというプラスチックで残存歯の歯肉に伸ばし、歯間部分に這わせて作ります。

このプラスチック自体に弾力があり、維持が良く審美的です。

金属のバネの代わりに、そのレジンというものが見えはしますが、歯肉色のため、それほど目立ちません。

ただ歯周病の程度が悪い方は、着脱の際に引っ張られるため向き不向きはあります。

歯周病がなく、残存歯が頑丈で、前歯に係るクラスプが気になるようでしたら、お薦めの審美入れ歯と言えますよ。

もし、ご希望のある方は、当院にご相談していただけたら幸いです。

 

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欠損歯の放置は止めましょう。

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 入れ歯は、なかなか思うように使えないという人は少なくはないですね。

中には、以前の健康なときの状態に比べて、咬めないとか、発音しにくいとか、違和感があるという声を聞くことがあります。

大変言いにくいことではありますが、元の健康な歯があってなんでも食べれるような状態の歯にすることは困難です。

もしそれが可能ならば、みんな歯を抜いて入れ歯にしますものね。

そんなことはできませんし、効果はないです。

実際、どんなに良い入れ歯だとしても使用している素材そのものは、異物なのですからね。

 

僕達が、新しい入れ歯を作る意味も、比較対照は健康の歯ではないですからね。

それと比較されたら、絶対に良いものにはなり得ませんから。。。

ただ、親知らず以外の歯で欠損の状態をそのままにしていて良いことはありませんもの。。。

1本でも歯の欠損があると、噛み合わせのバランスを崩し、欠損したその部位に向かって周囲の歯は傾いたり、あるいは相方の歯は延びてきます(これを挺出といいます。)。

また、そのせいで顎関節に支障をきたし、顎関節症になる人もいますから。

顎関節症は、咬合の因子だけではないとよく言われますが、咬合の不調和が全くないということも少ないです。

やはり咬合の不調和が顎関節症様の症状を促すことは多いです。

欠損の放置もそういうことがいえると思います。

このように、欠損部を放っておいて顎関節症になるケースはたくさん見てきましたからね。

できるだけ、そのようなことがないように、もし、歯の欠損があって、顎に変な音がするというような、心当たりがある人は早めにかかりつけの歯科医院で診てもらった方がいいと思いますよ。

 

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