2020/10/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の痛みは結構、解りにくいものです。
たまに患者さん自身で、ここが当たって痛いのだろうと思い、自分で削られる人がいます。
これは絶対にやめてほしいです。
なぜなら、大抵は見当違いの所を削っている人が多いからです。
削ってはいけない所を削ってしまうと、再生不能のこともありますからね。
そうすると、最初から作り替えになることもありますよ。。。
僕らが使用するモノで、入れ歯の適合を確認するのにフィットチェッカー、P.I.Pというクリーム状の材料があります。
これは主に入れ歯の粘膜に接する面の当たりを診査するです。
入れ歯の内面は、入れ歯の咬合面から押してみて痛みを感じるようであれば、その当たりの強い部分を削除調整します。
入れ歯を押しても痛くはないんだけど、咬ませると痛いという場合は、恐らく咬合面に問題があります。
左右均等に当たっておらず、奥歯で咬んだときに、どちらかが先に当たっていたりすると多少なりとも干渉するためにズレるのですね。
このようなところを早期接触と言います。
咬合調整をして、均等に当たるようにしてあげると、そのような咬み合わせで入れ歯がズレて痛むことはなくなります。
もし咬合だけに問題があるのならば、これだけで粘膜に伝わる痛みもなくなりますね。
咬合調整だけで、粘膜面を触らなくてもいいケースというのも多くありますからね。
そうは言っても、少なからず不安はありますので、当院ではしっかりその後の粘膜面を検査しますが。。。
患者さんは、この咬み合わせの調整を自分で行うことはできないはずです。
咬合に関することは、歯科医師でなければほぼ解らないはずです。
一般の人が、どことどこが接触して干渉を起こしているのかを判断することは、まず無理ですからね。
でも、痛みを感じる入れ歯に対しての調整で大切なのはここですね。。。
入れ歯を噛み合わせの面から垂直方向に押していたいのか、咬んで痛いのかで直すポイントが違ってきますね。
この辺りがしっかり見れるかどうかで、入れ歯の調整の善し悪しが決まってくるような気がいたします。
入れ歯の調整で患者さんの方では、ただ痛いところを削っているのだと思われがちですが、いろいろなところを見て調整しているのを知ってほしいです。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多くの人は、入れ歯はできればあまりしたくはないですよね。
僕ら歯科医師も、極力は入れ歯を避けるような処置を進めることが多いです。
入れ歯だと、どうしても違和感や噛み心地が良くないというのはあります。
正直、一本だけの欠損ならば、ファーストチョイスはブリッジだと思います。
ブリッジは、固定性の補綴物なので咬んだ感触は天然歯に近いです。
実際、よく咬めますし、発音とか食事もしやすいものです。
でも、そのブリッジにも問題点がないわけでもないです。
それは、欠損した両隣在歯を削らなければならないデメリットがあります。
欠損した両隣の歯にもし虫歯があれば、それを削って被せると言うことに強い抵抗はそれほどないのですが、もし、健康な天然歯ならば気分はいやなものです。
ですから、そのような人には歯科インプラントも勧めることがあります(当院では歯科インプラントはしていないので、必要な方には大学病院か近くの一生懸命に歯科インプラントを勉強している先生に紹介させていただいています。
もちろん保険診療ではないのでかなり高額ですが。。。
それに変わるものというと、やはり入れ歯でしかないというのも現状であります。
ただ、保険診療となると金属のバネ(クラスプ)を使用したものになります。
それ以外のものとなると、考えられるのはノンクラスプ入れ歯なのではないかと思います。
これも保険診療ではできないものではありますが、歯科インプラントと比べると安価だと思います(当院ではインプラント治療は行っていません。ただ咬み心地は歯科インプラントの方が入れ歯よりも遙かに良いとは思います。)。
また、このような少数歯欠損のケースは若い世代の人が多く、金属のバネを見えてしまうのを極端に嫌う方が多いため、ノンクラスプ入れ歯(金属のバネを使用しない入れ歯)を選択する人が多いです。
この入れ歯は、審美的には非常に良いものになります。
残存歯の歯間部の歯肉に床と言われるピンク色の材料を這わせて作ります。
床材料は、保険で使用するものよりも柔らかく弾力もあります。
そのため、維持力も優れています。
ただ残存歯を挟むようにして維持を図るため、残存歯の歯周病の程度はかなり注意して診ていかないといけないですし、動揺のある歯には使いたくないものであります。
このノンクラスプ入れ歯の適応はかなり多く、患者さんからも非常に喜ばれています。
当院では、このノンクラスプ入れ歯の症例も多く行っています。
ブリッジや歯科インプラントに抵抗を感じる方は、是非、考えていただけたら良いと思います。
その際にはまず、残存歯の状態を確認してからノンクラスプ入れ歯の製作を行いたいと思います。
もし、気になる方はご相談いただけたら幸いです。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯の支えをしてくれている残存歯にかける金属のバネをクラスプと言います。
このクラスプは保険内で作る部分入れ歯では、絶対的に必要です。
このクラスプというのは、残存歯に入れ歯が外れないための維持を負担してもらうために部分入れ歯で必要となります。
そうでないと、入れ歯は咀嚼や会話をする度に、すぐに脱離してしまいますからね。。。
口腔内で機能した時に脱離してしまうと、ご飯を食べることもできませんからね。
たまに、このクラスプを嫌って外してほしいという依頼を受けることがありますが、それは止めた方がいいと思います。
維持が取れないため、安定感がもの凄く悪くなりますから。
そうすると、咀嚼時や発音時にはカパカパ外れてしまうため、全く機能しない入れ歯となってしまいますからね。。。
でも、確かに前歯にこのクラスプが係ると目立ちますし、審美的ではありません。
代案としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあります。
これはクラスプの代わりに特殊なレジンというプラスチックで残存歯の歯肉に伸ばし、歯間部分に這わせて作ります。
このプラスチック自体に弾力があり、維持が良く審美的です。
金属のバネの代わりに、そのレジンというものが見えはしますが、歯肉色のため、それほど目立ちません。
ただ歯周病の程度が悪い方は、着脱の際に引っ張られるため向き不向きはあります。
もし適応を間違えてしまうと、歯の寿命を縮めてしまいますからね。
もし、気になるようであればご相談下さい。
残存歯が頑丈で、前歯に係るクラスプが気になるようでしたら、お薦めの審美入れ歯と言えますよ。
2020/10/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を失くしてしまったので、何とかしてほしいという方が来院するのも珍しくはないです。
総入れ歯は、歯が一本もないために入れ歯を作るのは非常に困難な処置です。
何せ、歯が一本もないということは基準というか、参考になる歯がないわけですからね。。。
また、維持を図るにも歯茎が痩せてしまってたり、入れ歯が乗っかる部分が不安定な方は、本当に非常に苦慮します。
一回で満足の行く型取りや咬み合わせ取りは、難しいです。
そのため、何回か回数をかけて順序良く段階を経ていくことが大切です。
技工操作もありますからね、一回では無理だと思います。
そのため、そのようなケースの場合はその旨をお話させていただき、理解を求めるようにしております。
しかしながら、入れ歯がないと食べれないというケースもあるので、その場合は、自分のプライベートの時間を削って、極力は急ぐようにしていますよ。
でも、一日で入れ歯を作ってほしいという依頼をたまに受けることがありますが、当院ではできません。
それだけの人員と設備は整っていませんからね。
他の患者さんもたくさん抱えていますし、そういう方には他院を探してもらうように言います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は日曜日で当院はお休みです。
そのため、いつもの診療とは違う話をしますがご容赦ください。
新型コロナウイルスの感染拡大は猛威を振るい、4月には非常事態宣言が発令されました。
5月の中頃から、順次、それが解除されましたがその後も感染拡大は続き、10月の今も、感染者は増えていますね。
でも、政府もこの状況は知りつつも経済活動をずっと停滞させるわけにはいかないため、Go to トラベルやGo toイートなどの旅行業や飲食業を活性化するような政策が打たれています。
しかしながら、それに伴いクラスターなども発生しているので、本当にどうしたらいいのか悩ましい所です。
でも、今の状況からして、どうしたらいいのかの判断は政府でもどうしようもないのが現状なんですね。
先行きは見えず、個人の責任の下で行動してくださいと言われているような気がします。
そこで、いろいろ考えました。。。
僕はこの状況は、近い将来、終息すると信じます。
マスクを手放してもいい状況は来ると信じます。
そう思わないと、自分の考えや行動の振り幅が狭くなり、胸が苦しいような圧迫感を感じますので。。。
きっと良い薬やワクチンは近々できると信じます。
僕達、歯科医療従事者もこのコロナ禍の影響は決して小さくないです。
例えば、ある評論家がテレビで歯科医院の待合室が感染源になるかもしれないとか、歯科医院の使用するタービンからの水で飛沫感染するかもしれないというようなことが騒がれた時期もありましたからね。
でも、今を持って、歯科医院側から患者さんに感染させた例は一例もないことを考えると、どうなんだろうかと思います。。。
と、考えるともちろん最大限コロナの感染予防には気を付けますが、恐れているだけでは何も始まりませんよね。
そう思うと、こちらの方から動いていこうと思います。
例えば積極的に、歯科医院に来てもらえるような宣伝広告を出し、口腔衛生の重要さをどんどんアピールしていくべきだと思います。
また、そうは言っても世間のコロナ禍が落ち着かなければ、実際に患者さんが来てはくれないでしょうから、暇な時間もあるでしょうね。
そうであるならば、更なる歯科医学の勉強をして将来の構想を考えながら良いイメージを作り、スタッフ皆と共有していきたいと思います。
今、僕たちは全員で本当の意味での予防歯科を作ることを夢見ています。
口腔内を良い状態にし、それを維持する。。。
口で言うのは簡単ですが、患者さんの協力もしっかり得なければなりません。
そのためには、患者さん自身に自分の口腔内の状況を理解していただき、モチベーションアップは欠かせないと思います。
そのためにも、その方の虫歯リスク、歯周病リスク、口臭リスクを明らかにし、僕ら側もその方のリスクに応じた「予防」のための提案をさせていただけたらと思います。
リスク判定のための唾液検査(SMT)はもう当院では行っています。
リスクを数値化して、グラフとなり患者さんに視覚的に見てもらえて、その人のリスクに合ったブラッシング法やデンタルグッズを提案できるのは、これからの予防には必須だと思いますからね。。。
その提案方法は皆とミーティングを重ね、確立してきました。
後はこの「予防」を動かす歯科衛生士数がもう少し必要だと思っていますよ。。。
現在のコロナ禍の中でも、当院のスタッフは皆、前を向いて頑張っています。
例え患者さんのキャンセルがあって、暇な時間ができたとしても院内のこまめな清掃・消毒はもちろん、新人衛生士への教育に時間を割いたり、院内のPOPや掲示物を製作したり、マウスピースや個人トレー、咬合床などの技工をしたり、誰1人として仕事を放棄したりサボる者はいません。。。
これは、僕がとやかく言わなくても彼女達が、今の当院の状態を意識しているのはもちろんですが、この医院のことが大好きだから頑張ろうという気持ちが凄く伝わってきますよ。。。
院長として、本当に嬉しい限りです。
僕が彼女たちの立場に立ったとして、同じようにできるか自信がないですよ。。。
本当に素晴らしい。
このコロナ禍という難局を乗り越えるためには皆の力が必要で、誰1人でも欠けさせるつもりは全くないです。
それどころかもっと医院の拡張、スタッフの増員を考えています。
その方が後で良かったと言えることが解っているから、そうするのです。
もうすでに僕たちは、だいぶ前からアフター・コロナショックに何ができるかを考えて走り始めています。
きっとアフター・コロナはある日突然、やってくると思います。
ワクチンさえできれば、今年のコロナ禍はあっという間に忘れ去られると思いますからね。
今は出口は見えませんが、明るい光があるところが出口だと信じて、明るい光が差すところに向かって歩きますね。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院の立地上、歯ぎしりでお悩みの方は多いです。
この辺りは、新潟駅前で会社が多いですからね。
仕事のストレスを抱えている人が多いように感じます。
人間は太古の昔から、ストレスを抱えていると歯ぎしりをしていたのではないかという説もあります。
現在でもこの社会的なストレスは人に重くのしかかっています。
学校や会社、家庭、そしてこのコロナ禍。。。
現代人の多くは、このストレスと付き合っていかなければならない状況ですよね。
この歯ぎしりは、日中にも何かに集中していると思わず喰いしばってしまったり、噛みしめてしまったりする人がいます。
この日中の噛みしめは、意識して治すことが可能とされています。
しかしながら、夜間就寝時の喰いしばりや歯ぎしりはいくら意識してもなかなか意識しようもないのが現実です。
そう言っている自分も、夜間の歯ぎしりには相当悩まされました。
自分の歯ぎしりの音で起きたこともあります。
実際はが歯ぎしりがひどくて割ってしまい、抜歯に至ったことも過去にありました。
患者さんの中には、しょっちゅう被せ物や詰め物が外れるとか、歯が割れる、歯の頭や歯茎の歯質がすり減ってしまい、歯がしみるという人も少なくはないと思います。
そのような方は、恐らく夜間の歯ぎしりをしているのではないでしょうかね。
そういう方は実際多いです。
そのような方には、対症療法になってはしまいますが就寝時にナイトガードというマウスピースをお勧めします。
ナイトガードは歯ぎしりを止めることはできますんが、歯に掛かる負担はかなり減らすことができます。
きちんと使ってもらえれば、被せ物の脱離とか歯の咬耗、歯根破折は防止できるかと思いますよ。
もし、そのようなお悩みがありましたらご相談ください。
このナイトガード製作は保険診療でできます。
2020/10/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
若い世代で歯を失い、入れ歯になる人も少なくはないです。
でも、その中の多くの人は、部分入れ歯だと思います。
歯を抜かなければならなくなった、もしくは抜かなければならなくなった理由は何でしょうかね?
恐らく、重度の虫歯か、重度の歯周病だと思います。
そうなる前に痛みはなかったでしょうかね?
仕事や学校に時間を取られてしまい、なかなか歯科医院に行けないという人もいますよね。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が怖くて行けなかったという人も少なくないかもしれませんね。
でも、永久歯であるなら、歯を失ったらもう二度と歯は生えてこないです。
新型コロナウイルスも、口腔内を不潔にしていたら感染しやすい状況になると言われていますよ。
どういった理由であれ、歯を失うほどまでに歯科医院に行かないというのは良いことはないです。
歯を失った以上、ブリッジができればまだ、良いですが適応外となるのならば、部分入れ歯が適応されると思います。
何とか頑張って、部分入れ歯に慣れて機能するものになったとしても、残った歯をしっかり守ってあげないと、その歯さえダメになり抜歯から入れ歯の再製作という悪循環をたどる人は少なくないです。
できるだけ今の自分の口腔内の状況を知り、先ずは予防に励むことが本当に大切です。
一緒に頑張りましょう。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では仮に総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのSMSや封書が届くようにしております。
定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。
しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。
恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。
でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための調整や指導です。
実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。
特に女性の高齢者は骨が弱いせいか、大きく吸収変化しているような気がしますよ。
そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。
それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。
できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。
もし、作りな直しとなるとまた最初から型取りが必要になりますし、来院回数もかかります。
出来上がってセットとなっても、慣れるまでは大変ですよ。
僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。
是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りの方は少なくはないですね。
その困る内容によっては、金属床で改善することができるかもしれないですね。
例えば上顎の歯をすべて失ってしまい、下顎が割と多く歯がある方は良く入れ歯が正中で割れてくることがあります。
これは上顎の歯茎が頬側から吸収するため、歯槽弓が下顎の歯列に対して狭くなっていくのですね。。。
そうなると、そのまま入れ歯を製作して正常咬合配列にすると応力が入れ歯の正中部分に強くかかります。
そうなると、保険内で製作された入れ歯はプラスチックで作られているため、真ん中で割れるということを経験しているかと思います。
このような、悪循環を断ち切るには金属床で製作されることをお勧めいたします。
金属床であれば口蓋面を金属で覆うことにより、割れるというリスクは回避できると思います。
また、金属にすることによって不必要な厚みは要りませんから、薄くすることによって発音機能にもいい影響がありますよ。
口蓋に金属を置くことは見える部位でもないですから、他人に解ることもありません。
金属床入れ歯にする際に、使用する金属は、当院ではコバルトクロム、チタン、ゴールドというものがありますが、貧弱な顎堤であればチタンが軽くて丈夫ですからお勧めです。
このように壊れやすい入れ歯は金属床にすることによって、自由診療とはなりますが、そのリスクは格段に低くなるので、是非、考えていただけたらと思います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は自分のモノとして、何でも食べれるようになるには時間がかかると思います。
特に大きく欠損していて、入れる入れ歯が大きいものであればあるほど違和感は大きいように思います。
また、初めて入れ歯を入れる方は特につらいようですね。。。
でも、ブリッジで対応できないような歯の欠損は入れ歯が必要になりますね。
患者さんの中には、簡単に抜いてほしいという人も少なくはないですが、入れ歯は最後の砦ですね。
どうしても抜かなければならなくなったケースや抜いたほうが痛みから解放されて、そのほうが良いと思われる方にしか適応ではないですね。
だから、先ずは予防。
入れ歯にならないように、自分の歯をしっかり磨き歯周病や虫歯にならないようにすることが大切です。
そして、その為に大切なことがあります。
というのは、虫歯予防に適した歯磨剤やデンタルグッズ、歯周病予防に適した歯磨剤やデンタルグッズ、口臭をターゲットにした歯磨剤といろいろなものがあります。
実際にその患者さんは、虫歯になりやすいのか、歯周病になりやすいのかでケアの仕方は変わっていきますね。
どういったデンタルグッズを用いて、日々のホームケアに向き合ったらいいのかが非常に重要です。
今までは、どの方にも同じような提言をしてきましたが、本来の予防は違うと思います。
まず、その患者さんのリスク判定をしてその方に合わせた、予防処置やセルフで行う予防システムを組むことが必要なのだと思います。
先月より、当院でもそのリスク判定が唾液により、より明確に解ることができるようになりました。
是非、それを使ったリスク判定を行ったうえで、実際の予防処置に組み込ませていただけたらと思います。
歯を抜くことがないように予防に徹していきましょうね。
☆写真はSMTという唾液検査のための機器です。唾液を少し採取させていただき虫歯、歯周病、口臭のリスク判定をします。時間は5~8分ほどで結果が出ます。この検査は税込みで3000円となります。