りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

歯科医院を移転開院する決意は。。。


新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

今日は日曜日で当院はお休みです。

いつもの臨床とは違う話になりますが、ご容赦ください。

 

知っている方も多いとは思いますが、当院は8月に移転することになっております。

場所は今の医院から、新潟駅方向に向かって歩いて30メートルほどの白いビルの1階です。

そこは、立地も駅からのアクセスもさらに良くなりますし、今よりも広く診察台を多く置けます。

そして何より、スタッフ皆で昼食を食べるスペースが確保できるのが嬉しいです。

今のスタッフルームは大変狭く、現在のスタッフ全員が入ることはできません。

よって、ミーティングもなかなか難儀な状態です。

予定では新しい医院では歯科助手と歯科技工士も常勤で勤務するため、総勢で15名となります。

益々、賑やかになると思っていますよ。

 

僕は、こういう風になることを、ここ数年は漠然と考えていました。

そうなるように、今まで動いてきたという思いはあります。

この度、来てくれる歯科技工士は僕の義兄ですし、歯科衛生士や歯科助手も優秀な人材を集めてきた自負があります。

人材不足だからと言って、決して安直にスタッフを選んだことはないです。

皆、僕以上に光る部分を持っていて、歯科治療に熱い気持ちを持っている人達です。

僕は、このメンバーで新しい医院でやれることを本当に楽しみにしていますよ。

 

思えば今の医院で開業したのは、今から9年ほど前のことです。

その時は、全く歯科医院が置かれている社会的状況というのを全く理解していなかったです。

もちろん、その頃から、歯科医師は過剰で特に新潟市は飽和状態になっているというのは知っていました。

それでも、看板出してしっかり診療していれば患者さんは来るだろうと、真剣に思っていました。

でも、当時は他院の勤務医でお金もなければ信用もないため、銀行もなかなか開業資金を貸してくれませんでした。

そのため、できるだけコストをかけずに安い物件の居ぬきの歯科医院を探して、辿り着いたのがこの医院なわけです。

見るからに古く、診療台は当時でもかなり古いものが3台ありました。

中には自動でうがい用の水が出るはずなのに、故障して出ないものもありました。

さすがにこの診察台は使えないと思い、開業のタイミングで1台は購入しましたね。

そして歯科材料やテナント料などの運転資金で銀行から借りたのは結構多かったですね。

でも、今回の移転の借り入れと比べると、はるかに安くはありますが。。。

当初のスタッフは3ヶ月近く、歯科助手の妻だけでした。

そして患者さんの人数は1日に3~5人ほど。。。

こんな状況が結構、長く続きましたね。

恐らく半年は一桁台の患者数でしたね。

本当に良く維持できたなと思います。

経済的に一番しんどい時期でしたね。

この頃、窓口でのお金があまりに少なくて、他業種のアルバイトをやって生計を立てていたこともありますからね。

このままじゃいけないという気持ちにかられ、いろんな努力をして患者さんとして来てもらえるように一生懸命にアピールしましたよ。

それはやる気とか努力という、生易しいものではなく、それこそ生きるためにやっていたという気がします。

どんなに感じの悪い人で暴力的な人や平気で無断キャンセルするような人でも患者さんであるならば、笑顔で対応し、診ていましたからね。

それも、悔しい気持ちを押し殺しながら。。。

本当に自分のポリシーやプライドなんてものはズタズタでしたからね。

自分にとって最悪な時期だったと思います。

 

でも、この開業歯科医師として生きるための努力をしていた時に解ったことがいくつかあります。

それは、一つは自分はどうなりたいのかの意思をはっきり持つこと、そして、そうなるためには何をしたらいいのか自分で決めて邁進することです。

そうはいっても、どうなりたいかさえもなかなか解らず、簡単なことではなかったです。

将来のイメージって簡単には湧きませんものね。

だから、僕は自分の尊敬する歯科医師のクリニックに行って見学することにしました。

そしてその先生の話を聞き、どういう診療をやっているのか、どういう診療体制で進めているのかを見学しました。

一度だけで解らなければ、二度三度と、それも他県にまでも行きました。

遠くは神奈川県、東京都、埼玉県、山形県などですね。

その尊敬する歯科医師の姿とその医院を見て、自分の将来像を作っていきました。

そこで、僕の構築した理想の歯科医院は現状のものでは作れないことを悟りました。

憧れた歯科医院はどこもキレイで大きかったですし、診療などはある程度、システム化されていました。

僕もそういう医院にしたいという希望を持ちました。

そのために、移転を決意したところであります。

もちろん、予算や地域性はありますが、できる範囲で近づけなければならないと思いましたよ。

 

僕はある経営者が言った「自ら機会を創り、機会によって自らを変えよ。」という言葉が好きです。

このコロナ禍で移転を決意するというのは、想像を絶する勇気が必要でした。

本当に、一時的に患者さんがキャンセル続きでしたからね。

それでも、自分で機会を創らなければ変われないとも思いました。

しかしながら、親兄弟に移転のことを話し、夢を語ったら、「お前は本当に馬鹿だな。。。」と言われてしまいましたが。。。

本気で止めに入っていましたものね。

でも、この決意に揺るぎはないです。

僕達ならば、力を合わせてきっと成功できると信じていますよ。

前にもこのブログで書いたことがありますが、人は過去→現在→未来(理想)を見ていますが、これでは自分は成功しないと思います。

恥ずかしながら、ろくな過去しかないですからね、僕は。

だから未来(理想)→現在→過去と未来から見て考えるのが多分いいのですね。

それも、過去はどんな過去でも理想の未来のためには必要なことだったと考えられますからね。。。

現在は理想の未来を早く引き寄せられるかどうかにあるので、今を頑張れば早く到達できると信じます。

だから日々の努力は決して怠らないようにしていきたいです。

 

近々、移転する新しい医院はそれこそキレイで交通のアクセスも良いものになるでしょう。

今までの医院とは、かなり違うキレイな内装にもなります。

そして、新しい医院のコンセプトでもある「クリーン」を完全に遂行し、被せ物や詰め物はある程度、院内で型取りから製作までできる「院内完結型」を実践していきます。

そして、今まで通り入れ歯と予防にと、さらに力を入れて頑張って行く所存です。

今後とも、りんご歯科医院を何卒、よろしくお願いいたします。

 

当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは

 

☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。

 

フラビーガムがあると入れ歯を作るのはちょっと大変です。

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総入れ歯を製作時に上顎前歯部に、多量にブヨブヨした粘膜が見られることがあります。

歯科領域では専門用語でこれをフラビーガムといいますが、ブヨブヨした柔らかい粘膜が過剰にあり入れ歯の維持安定に悪影響を及ぼします。

これができた原因は恐らく入れ歯の適合が良くなく、咬み合わせの高さも下がっており、咬合するたびに入れ歯の上顎前歯部が下顎前歯部に突き上げられているからだと考えます。

その状態が長く続くことによって、骨吸収が進み、過剰に増殖した粘膜が形成されるのでしょうね。。。

対応としては通常通り、その粘膜に強く当たらないように入れ歯の内面のリリーフ(緩衝腔)を付与しますが、広範囲にこのフラビーガムがあると、それだけでは不十分なので手術で除去することもたまにあります。

そして咬合調整をして、前歯部分の突き上げをなくすことが大切ですね。

 今現在、このような患者さんを数人診させていただいてますが、型取り時から細心の注意を払って製作しております。

何よりも注意しなければならないのは、また、新製した入れ歯が上下顎で咬み合わせた時の突き上げを作るようなことはないようにしたいと思います。

(写真はある患者さんの初診時の口腔内写真です。上顎前歯部分にブヨブヨした粘膜が広範囲に認められます。)

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入れ歯の調整は歯科医院でしましょうね。

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入れ歯の痛みは結構、解りにくいものです。

たまに患者さん自身で、ここが当たって痛いのだろうと思い、自分で削られる人がいます。

でも大抵は見当違いの所を削っている人が多いです。

僕らが使用するモノで、入れ歯の適合を確認するのにフィットチェッカー、P.I.Pというクリーム状の材料があります。

これは主に入れ歯の粘膜に接する面の当たりを診査するです。

入れ歯の内面は、入れ歯の咬合面から押してみて痛みを感じるようであれば、その当たりの強い部分を削除調整します。

入れ歯を押しても痛くはないんだけど、咬ませると痛いという場合は、恐らく咬合面に問題があります。

左右均等に当たっておらず、奥歯で咬んだときに、どちらかが先に当たっていたりすると多少なりとも干渉するためにズレるのですね。

このようなところを早期接触と言います。

咬合調整をして、均等に当たるようにしてあげると、そのような咬み合わせで入れ歯がズレて痛むことはなくなります。

もし咬合だけに問題があるのならば、これだけで粘膜に伝わる痛みもなくなりますね。

咬合調整だけで、粘膜面を触らなくてもいいケースというのも多くありますからね。

そうは言っても、少なからず不安はありますので、当院ではしっかりその後の粘膜面を検査しますが。。。

患者さんは、この咬み合わせの調整を自分で行うことはできないはずです。

咬合に関することは、歯科医師でなければほぼ解らないはずです。

一般の人が、どことどこが接触して干渉を起こしているのかを判断することは、まず無理ですからね。

でも、痛みを感じる入れ歯に対しての調整で大切なのはここですね。。。

入れ歯を噛み合わせの面から垂直方向に押していたいのか、咬んで痛いのかで直すポイントが違ってきますね。

この辺りがしっかり見れるかどうかで、入れ歯の調整の善し悪しが決まってくるような気がいたします。

入れ歯の調整で患者さんの方では、ただ痛いところを削っているのだと思われがちですが、いろいろなところを見て調整しているのを知ってほしいです。

 

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金属床入れ歯で生活の質の向上を図りませんか?

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歯をすべて失った人には総入れ歯が適応されます。

その際に自由診療で金属床の入れ歯を選択される人もいます。

金属床の総入れ歯にして、良かったという意見をまとめてみると、一番多いのが話しやすくなったということですかね。。。

よく「口の中が広くなったようで、舌が動かしやすい。」と言われる方が多いですよ。

金属床は上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆うことになるため、かなり薄くなります。

保険診療で行うレジン床というピンク色のプラスチックだと、強度を保つために厚みをそれなりに確保しなければなりません。

わずか1~2ミリの差かもしれませんが、入れ歯をしている人にはもの凄く厚く感じてしまうようですね。。。

この厚みが薄くなることによって、舌が動きやすくなり発音がしやすくなるということは多くの症例からたくさん見受けられますね。

また、食べ物が美味しくなったような気がすると言われることもあります。

金属床入れ歯で味が変わるわけではないのですが、味が伝わりやすくなる理由があります。

例えば、おでんのように熱が伝わらないと、美味しく思えないような料理がありますよね。

この金属床入れ歯は熱の伝導性が良いため、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく感じることが大きいですね。

その他にも、入れ歯が壊れにくくなるということも言えますね。

プラスチックで作られた入れ歯は、どうしても壊れやすいというデメリットがあります。

プラスチックなので、強度的にはどうしても弱いですからね。

その強度を得るために、厚くしなければならないから、違和感も大きくなりやすいのです。

 

 また、上顎が完全に歯を失っていて、総入れ歯が入っていて、下顎がほとんど残存しているようなケースの場合、上顎の歯茎は頬側から生理的に骨吸収してきます。

そうなると、入れ歯を入れて咬合した場合、入れ歯の真ん中に応力が集中し、真っ二つに割れてしまうことがあります。

このようなことを防止するためにも、金属床の入れ歯の方がそのような心配は無くなりますね。

この金属床の総入れ歯は自由診療となりますが、保険診療で製作されたものよりもメリットが多く、長く使用することが可能と思われます。

もちろんセット後の、3ヶ月に1回程の定期健診は必要となりますが、「生活の質」を向上させることができると思います。

特に、チタンという金属を使用したものは、軽くて丈夫ですし、生体親和性も良いとされているので、金属アレルギーのある方でもほぼ大丈夫と言えます。

自由診療のため、安いものではありませんが毎日、自分の歯として機能させるものです。

後悔することなく、生活の質の向上のためにも最良の選択をするべきかと思いますからね。。。

気になる方は、是非、ご相談下さい。

 

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入れ歯ができるまでのステップは。。。

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入れ歯は通常、何段階かステップを踏んで製作されるものです。

型取りは概形印象というものと、精密印象というものが必要なため2回いたします。

その後、咬み合わせを決める作業が必要になります。

これも、総入れ歯の場合、2回行うことが多いです。

1回目は入れ歯の高さを決める作業です。

この作業は、垂直的な咬み合わせ、いわば咬合高径と言われるものを決めます。

この高さが、高すぎると口の中がいっぱいになった気がいたしますし、低すぎると口の周りにしわが寄ったりして審美的にも良くないです。

そのため、解剖学的な基準と生理学的な基準により、咬合床というものを使用して高さを決めていくのですね。

そして、2回目の咬み合わせを決める作業は生理学的にき水平的な位置関係を決めていくのです。

この場合、ゴシックアーチトレーサーというものを製作して決めることが当院は多いです。

そしてこの段階が終わると、その次には人工歯を並べて試適という仮合わせをします。

実際に歯が並んで、歯肉形成もされているので患者さんはおおよそのイメージが湧きます。

これで、良いようならば次回に完成というパターンですね。

各ステップを羅列すると、このような段階を経ていくわけですが、各ステップごとに難しい技術や知識が要求されます。

 

面倒に感じるところもあるかもしれませんが、一つ一つ慎重にやっていくことが成功への近道なのですね。

また、調整も恐らく2~3回ぐらいは必要になります。

食べた後に、入れ歯は問題を起こしやすいですからね。

その辺りを聞かせてもらって、微調整をするのが一般的なやり方です。

当院では、即時入れ歯以外のいわゆる本入れ歯に関してはこのように作っています。

もちろん、患者さんがチェアにいない所では技工操作の時間が、信用を置ける歯科技工士さんにお願いしてやってもらいます。

そのため、時間はかかりますが良いものを作るためにはご理解をいただきたく思います。

 

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入れ歯はなかなか馴染むのが大変です。

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入れ歯はなかなか自分の思うように噛めるようになるまでは大変です。

特に初めて入れ歯を入れるという人は、覚悟がいります。

それも欠損範囲が大きければ大きいほど、装着される入れ歯は大きい面積になりますからね。

入れ歯は自分の器官として馴染むまでは、相当な時間が必要ですし、そうなれるための調整も数回は必要だと考えています。

中には、入れ歯を諦めてしまう人もいなくはないですね。。。

確かに強い嘔吐反射があって、入れてられないという人もまれにはいます。

その場合は対応を考えなければなりませんが、先ずは通常通りに作っていくことで、ほぼ対応は可能と考えています。。。

もちろん、自由診療で対応できれば、嘔吐反射や発音を改善しやすいかもしれませんがね。。。

 

もし、入れ歯でお困りのことがあれば、話を聞かせて頂けたら幸いです。

入れ歯を自分の器官として馴染むまで一生懸命、頑張ります。

 

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入れ歯が入っている方でも、定期健診は大切です。

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当院では総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキや封書が届くようにしております(場合によっては、1月後に来ていただくこともありますが。。。)。

定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。

 しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。

恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。

でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。

そして、残存歯があるのなら、それを守るための処置と指導です。

 

過去には、総入れ歯で歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。

そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。

それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。

できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。

僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。

 

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ブログを書き続ける想いについて。。。

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今日は日曜日で、当院はお休みです。

今日はいつもの臨床とは違う話になりますが、ご容赦ください。

 

「継続は力なり。」という言葉が僕は好きです。

僕は、6年間近くずっと続けていることがあります。

それは、この医院ブログ(院長ブログとスタッフブログ)ですね。

医院に来た日は書かない日は無いと言ってもいいです(日曜、祝日の休みでは書かない日も過去には少しありましたが。。。)。

でも、この継続が少し揺らぎそうになった時がありました。

それは昨今の新型コロナウイルスが日本に蔓延し、非常事態宣言が政府から出されたときです。。。

思えば、非常事態宣言が出ていた時は新しい生活様式が必要だとか、ステイホームだとか、いろいろマスコミを中心に言ってましたよね。

そのため、医院も短縮診療としたり、スタッフを休ませたりもしました。

自分も感染するかもしれないという不安から、休みを入れたりすることもありました。

そうであっても、どんな時も自分は医院に来てブログを書き続けていました。

この新型コロナウイルスが騒がれていた非常事態宣言中にも院長ブログとスタッフブログの投稿を途絶えさせなかったということです。

僕は、この医院ブログには凄く思い入れがあります。

この医院を開院してから暫くは、ほとんど患者さんがいませんでした。。。

開院してから3年ほどした頃でしょうか、ある方から、当院のホームページを製作してみたらどうかという提案を受けてHPを作ることにしました。

そしてその際に、ある歯科医師の方からせっかくHPを作るのならば、自分の想いをブログに載せて毎日書いてみたら、宣伝になるからいいよと言われました。

そのころの僕は、元々入れ歯を専門にやっていたわけですから、入れ歯についてのブログを書いてみようと思いました。

でも、文章を書くのは本当に好きではなく、一つのブログを書くのに3時間もかけたことがありますよ。

それを、毎日続けるのは本当に辛かったです。

そして、最初は「だいたいこんなの書いて、誰か見るのだろうか?見たところで、誰か来るのだろうか?」という疑問を常に持っていましたね。

でも、その疑問を持ち続けながらも、休むことなく続けていると患者さんの問診票に「なぜ、当院に来られたのですか?」という欄に、「ブログを見て、入れ歯に一生懸命やっていると思いまして。」という声を聴いたときは嬉しかったです。。。

こんな文才もない奴の文章を見て、当院に来てくれた。。。

感激したことを覚えています。

 

 それからも、毎日毎日一生懸命に300~400字くらいのブログを書いていましたが、ある時に、歯科業界のカリスマコンサルタントの人から、直接声をかけられたことがあります。

それは、「澤口先生、こんにちは。あなたのブログ毎日、拝見していますよ。凄く努力されていますね。でも、ちょっとだけ惜しい。できれば1000字を越えて書いたほうがグーグルの受けも良く、もっとSEO対策にもなるので宣伝効果が上がりますよ。」と言われたことがあります。

それを聞いて、1ブログで1000字を越えようと努力したのですが、これは全然越えられない状況でした。

なんせ、300~400字を書くのにも3時間くらいかけて書いていたわけですからね。

そしてその頃には、患者さんもそれなりに多くいましたからね。。。

それをスタッフに話をしたら、彼女たちの方から「それならば、私たちも手分けして週に1回、書きますよ。そうすれば先生のと併せて1000字を越えられますよね。」と言ってくれたのを思い出します。

この時は、本当に嬉しかった。

皆の志も僕と同じなのだと思いましたからね。

それからというもの、院長ブログ以外にスタッフブログのバナーもHP上に立ち上げて現在も続けています。

 

これを続けていって、最近になってある事実を知りました。

それは1970年代にオイルショックがあった際に、多くの企業が倒産や廃業に追い込まれたそうです。

そのオイルショックを生き抜いて、その後に躍進を遂げていった企業というものには、たった一つの共通点があったとのことです。

それは、広告や宣伝を止めなかったことだそうです。

当時はそれこそインターネットやSNSがあるわけではなく、宣伝というと主に看板や新聞の折り込みチラシや、テレビのCMだったそうですが。。。

当然、宣伝広告費には多くの経費が掛かったことでしょうね。

それこそ何十万円から何百万円と。。。

それでも、宣伝広告を止めずに身銭を払って、続けていた経営者には凄いという言葉以外、僕には見つからないです。

きっとその企業の経営者は、自分たちはそれを乗り越えれば発展するという信念があったのでしょうね。

無ければ宣伝し続けようもないですし。。。

それを思うと今はインターネットが発達し、ホームページやFBやTwitterなどのSNSも発達していますよね。

それを使った宣伝広告は、お金がほとんどかかりません。

必要なのは根気と努力、そして仕事についての想いです。

僕は決意を新たにコロナショックで非常事態宣言が出されていた時からは、たった一日でも、それを休むことはしないということを決めました。

マーケティングにおける、このコロナショックに立ち向かえる当院の最大の武器はこの院長ブログとスタッフブログだと思えますからね。

 

今だから思うことですが、この積み重ねは、本当に良かったと思っています。

僕の好きなアスリートのイチローが「小さいことを積み重ねていくことが、とんでもない所に行ける唯一の方法」と言ったのを思い出します。

この実践による積み重ねは、僕の誇りと自信につながっていますよ。

そしてスタッフ達との絆にもなっています。

今、当院はこれから移転オープンを控えていますが、そこは今よりも医院が大きくアクセスも良くなる予定です。

そこでも、この努力を続けることによって、どんな素敵なことが起こるのか楽しみで仕方ないです。

継続と充実を図ることによって、きっと今よりも良い景色が見えることを信じていますよ。

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何回も総入れ歯が真っ二つに割れて困るという方には。。。

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当院の場合、自由診療で製作する総入れ歯は主に金属床入れ歯というものになります。

保険診療ではピンク色のレジンというプラスチックを床部分全面に置きます。

どうしてもプラスチックですので、強度は強くないですし、強度を保つために上顎であれば口蓋部分は厚くなりますし、下顎の舌側部分も厚くなります。

一応、補強線というものがレジン床の中に入りますが、それ程の強度は見込めないため、床部分が厚くなってしまいます。

金属床の場合、そこが金属になるため、強度は保証されますし、薄くできます。

そうすることによって、舌の自由度が増して発音にもいい影響が出ます。

よく見るケースで、上顎が総入れ歯やそれに近い状態で下顎の歯がほぼ残存している人がいます。

そのような方は大抵、咬合力も強い方が多いです。

歯があった時からも、この咬合力が強すぎてしまったため咬合性外傷というものを引き起こし、歯周病も手伝って歯が抜けてしまったか、歯を抜かなければならない状況になっていったのだと思います。

それは、上顎の場合、欠損歯茎の唇頬側から骨が吸収されるため、もともと歯が並んでいたものより幅が狭くなり小さくなってしまうのですね。。。

そうなると総入れ歯を製作する際に、下顎の歯に対して正常咬合配列を施そうとすると、歯茎の一番高い部分より外れて、歯を並べなければならなくなります。

これを防止するためには、人工臼歯の咬み合わせを変えて交叉咬合配列にするなどの工夫が必要になります。

でも、この金属床で、特にチタンを使用したものであれば、入れ歯そのものも軽いですし、貧弱な顎堤にも対応できます。

そして強度もかなり強く、入れ歯が正中で割れるようなことはないと思います。

もし、そのように入れ歯がしょっちゅう壊れてしまうため、困っているという方は一度検討していただけたらいいと思います。

この金属床の入れ歯は、保険外のもので自由診療となります。

入れ歯は毎日の生活の中で、天然歯の代わりとして日常の咬合に関わっているわけです。

何回も入れ歯が割れて、その度に修理をして、また割れるというようなサイクルでいるのならばこの金属床で解決することをお勧めいたします。

生活の質を高めるためにも、お勧めですよ。

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例え総入れ歯であったとしても、定期健診は大切です。

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当院では仮に総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキや封書が届くようにしております。

定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。

 しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。

恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。

でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。

実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。

特に女性の高齢者は骨が弱いせいか、大きく吸収変化しているような気がしますよ。

そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。

それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。

できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。

僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。

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