2024/06/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が合わなくて困っている人は多いものですね。
確かに自分の歯とは同じものには正直、なりえませんものね。
義手や義足と同じようにあくまで、人工物です。
どんなに良い入れ歯をセットしたとしても、元々健康な歯があった時のものと比べて、その咀嚼能力は30%ないという報告もあります。
でも、その入れ歯がなければもっと咀嚼しにくい状況になるのですから、全身の健康にとっても入れ歯がないままで放置という訳にはいかないと思います。
僕ら歯科医師は、全部の歯を失ってしまってもその方に総入れ歯を作ります。
その総入れ歯を何とか使用してもらえるために、様々なテクニックや咬合理論をもとに人工的に咬み合わせを付与しているわけです。
そうやって入れ歯の維持安定を図り、患者さんのお口の中で機能できるように頑張っています。
なかなか合わず、相当難しい欠損症例の人もいますが、極力、満足していただけるように日々、努力していますよ。
患者さんの方にも協力を仰ぐところはあるかと思いますが、より良いものになるように一緒に頑張りましょう。
2024/06/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯になるのが嫌だと思われる方は多いですよね。
特に40代や50代の若い人が入れ歯を入れなければならない場合にはショックが大きいものですよね。
しかしながら、あまりにも歯周病が進行してしまい入れ歯でなければ対応できないようなケースというのも実際は多くありますね。
先日もそのようなことで多数歯の抜歯と上下顎の即時入れ歯をセットした人がいました。
その方はまだ40代の男性でしたが。。。
でも、その方はあまりにも重度歯周病と重度虫歯でかなり苦しんでいた既往があるので割とすんなりと入れ歯を受け入れてくれましたよ。
本人も、入れ歯しか方法がないと思っていたようですので。
状況によっては入れ歯の方がいいようなくらい、歯周病の状況が悪い人もいなくはないです。
その様な人は、早めに歯科医院に行って、今後の治療計画をしっかり立ててもらいましょう。
場合によっては入れ歯の方がいいようなくらい、進行しているのならば入れ歯製作に踏み切ることも大切ですからね。
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自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2024/06/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院の立地上、ビジネスマンが多いせいか歯ぎしりでお悩みの方は多いです。
当院のあるこの辺りは、新潟駅前で中規模以上の会社が多いですからね。
仕事のストレスを抱えている人が多いように感じます。
人間は太古の昔から、心理ストレスを抱えていると歯ぎしりをしていたのではないかという説があります。
現在でもこの社会的な心理ストレスは人に重くのしかかっています。
学校や会社、家庭、そしてこのコロナ禍による生活の制約のためのストレス。。。
現代人の多くは、このストレスと上手く付き合っていかなければならない状況ですよね。
この歯ぎしりや喰いしばりは、日中にも何かに集中していると思わず喰いしばってしまったり、噛みしめてしまったりする人がいます。
この日中の噛みしめは、意識して治すことが可能とされています。
しかしながら、夜間就寝時の喰いしばりや歯ぎしりはいくら意識してもなかなか意識しようもないのが現実です。
そう言っている自分も、夜間の歯ぎしりには相当悩まされました。
自分の歯ぎしりの音でビックリして起きたこともあります。
何とも言えない音でしたが、「ガガガッ」という擬音で大きな音でしたね。。。
それ故に歯ぎしりがひどくて歯を割ってしまい、抜歯に至ったことも過去にありました。
患者さんの中には、しょっちゅう被せ物や詰め物が外れるとか、歯が割れる、歯の頭や歯茎の歯質がすり減ってしまい、歯がしみるという人も少なくはないと思います。
そのような方は、恐らく夜間の歯ぎしりをしているのではないでしょうかね。
ただ、この就寝時の歯ぎしりは寝ているときに起こることなので自覚症状に乏しいのは否めません。
人に指摘されて初めて気づくケースが多いのではないでしょうか?
でも、そういう方は実際多いです。
そのような方には、対症療法になってはしまいますが就寝時にナイトガードというマウスピースをお勧めします。
ナイトガードは歯ぎしりを止めることはできませんが、歯にかかる負担はかなり減らすことができます。
きちんと就寝時に使ってもらえれば、被せ物の脱離とか歯の咬耗、歯根破折は防止できるかと思いますよ。
もし、そのようなお悩みがありましたらご相談ください。
このナイトガード製作は保険診療内で製作可能です。
2024/05/31
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を入れている患者さんで、上顎にわりと多いのがフラビーガムとよばれる、ぶよぶよした粘膜がある人が結構います。
程度にもよるのですが、範囲が広く入れ歯の維持安定に影響を及ぼすようであれば、手術して除去することも考えなければなりません。
一般的には除去しないまでも、そのぶよぶよした粘膜に強い圧力がかからないように内面を大きくくりぬいて対応しますが、総入れ歯の場合どうしてもそのぶよぶよした粘膜の上に歯が並ぶケースが多いので、完全な無圧状態にはできません。
これが大きければ、大きいほど難症例になるのは間違いないですね。
では、なぜフラビーガムができたのかと言いますと、おそらく下顎前歯部の突き上げが強いかと思います。
本来は、臼歯同士で咬み合っていたのが、古くなって摩耗し前歯部が強く当たるようになって、突き上げるようになったかと思いますね。
こうなるとお使いの入れ歯を修理し、内面に粘膜調整剤を敷く前処置から入ります。
よって、新製義歯を作り出すのにも時間がかかるし、作り出してからも大変かと思いますね。
歯茎の条件の悪さを根本的に変えるのは難しいですが、入れ歯の安定を極力できるように頑張ります。
2024/05/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が自分の思うようにならない人は少なくないです。
特にいきなり大きな歯の欠損に対して、大きい入れ歯が入る場合は慣れるのに相当時間がかかります。
中には入れ歯を入れることを諦めてしまう人もいます。
本来はそうなる前に少しずつ歯がなくなったはずかと思います。
いきなり大きな総入れ歯が入るという人は少ないはずですからね。
通常は小さい入れ歯から入って、最終的に大きな欠損ができた場合は、既存の入れ歯を修理したりして使うようになったはずなので大きな入れ歯にも対応しやすいということはあると思います。
だからこそ、1、2本の欠損があっても入れ歯を作るのは面倒だからとそのまま放置している人がいますが、それは絶対に良くないです。
もちろん入れ歯になることを前提として言っているわけではありません。
ならない方がいいのですが、放っておけばもっと大きい欠損になりますから要注意です。
是非、歯の欠損をそれ以上大きくしないためにも、歯科医院で相談しケアをしてもらうようにしましょう。
2024/05/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
金属床入れ歯の製作を当院は多くやっている方だと思います。
この金属床入れ歯は自由診療で製作されるもののため、保険診療ではできないものです。
そのため、かなり高額になってしまうのは難点かと思いますが、入れ歯は日常において使用するものなので、壊れにくく頑丈で咀嚼しやすかったり発音しやすいものが良いですよね。
どの点を取っても、保険診療内のものでレジン床といわれるものよりも、金属床入れ歯の方が機能すると僕は思います。
しかしながら、もちろん異物ではあるので、あくまで保険内の入れ歯と比較しての話ではあります。。。
もし、これから再度、入れ歯を新製しようとお考えの人は、この金属床入れ歯を検討してみたらいいのではないでしょうか?
保険内の入れ歯では得られにくい安心感や装着感などの、向上を図られると思います。
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歯科の医療費控除とは
2024/05/28
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総入れ歯に近いようなケースでよく見かけることですが、上顎の歯がほぼ無く、下顎の歯はほとんど残存しているようなケースを見かけます。
恐らくこれは、元々、歯周病はあったのでしょうがそれだけが原因でなく、恐らく強い咬合力があったのでしょうね。
これを咬合性外傷と言いますが、咬み合わせる際に動くのは下顎です。
顎運動する際の力が強くて上顎の歯が揺さぶられてしまい、歯が動き、そして歯周病も手伝って歯が抜け落ちてゆく。。。
このような人は割と咬筋という筋肉が発達していてその顔貌はエラが張っているように思われることが多いものです。
この場合、総入れ歯になると非常にやっかいですね。
歯を抜くと歯槽骨という歯を支えている骨は吸収し、痩せていきます。
上顎の場合、口唇頬側の方から吸収が起こります。
しかしながら、下顎はほとんど歯が残っているためその吸収があまりないです。
そのため、下顎の残存歯を基準に正常咬合にしようと歯を並べていくと本来咬合圧を請け負ってくれている歯槽頂よりも頬側に外れて歯を並べることになります。
そうなると、咬んだときに上顎総入れ歯の中央部分に応力がかかるようになり、真ん中で割れやすくなります。
そうならないようにするためには、臼歯部の咬合関係を下顎臼歯の内側に人工歯を排列する交叉咬合排列をしたりして対応します。
しかしながら、この排列方法で歯を並べると舌の感覚が正常咬合と違うということがあって発音や嚥下に問題が出たりすることもあります。
やはりできることなら、正常咬合で並べてあげた方が舌感は良いかとは思いますが、保険診療では以上の理由からこの入れ歯が割れてしまいやすいという問題が必ず出ますね。
それを回避するために、口蓋部分の入れ歯の床部分を厚くしたり補強線という物を入れ歯の内部に入れたりしますが、それで問題が無くなることもほぼないですね。。。
口蓋部分の厚みが増すと、それこそ違和感の方が大きくなりますから。
このような人には、自由診療とはなりますがチタンという金属を使用した金属床入れ歯がお勧めではあります。
チタンという金属は非常に軽く、強度も強いです。
金属アレルギーなどの反応も出にくい素材です。
金属床入れ歯でよく使われるコバルトクロムだと重さがあって、上顎に使用すると落ちやすくなり貧弱な顎堤には不向きですね。
このようなケースの場合は、チタンを使用した入れ歯でかなり解決できると思いますので気になる方は、是非、ご相談くださいね。
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歯科の医療費控除とは
2024/05/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を入れて元気になったケースというのを見たことはあるでしょうか?
もしかして、要介護の方が近くにいてその人に入れ歯が入ったら、要介護状態が改善したのを見たことがあるという人はいるかもしれませんね?
これは入れ歯を入れて、すぐにそうなったと言わけではないかと思います。
入れ歯を入れて咬合が改善されたがために、ある程度硬いものも食べられるようになり、栄養面で偏りがなくなったがために起きたことだと思います。
つまりはオーラルフレイルが改善されたからと言えるのではないでしょうか?
僕も実際、訪問診療を行っていて、そのようなケースを何度か体験したことがあります。
総入れ歯の患者さんだったのですが、要介護4の人が自分でつたえ歩きができるまで回復し、ご飯がモリモリと食べれるようになっていました。
これは実際にセットした僕は、嬉しかったですね。
歯科医師冥利につきます。
このようなケースを何個も持つことができたら、本当に嬉しい限りです。
なかなかすべての症例がこのような良い結果ばかりではないですが、頑張っていきたいと思います。
当院は訪問診療も積極的に行っております。
知人やご家族に要介護者がいて、歯のことでお困りならばご連絡をいただけたら幸いです。
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歯科の医療費控除とは
2024/05/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯は歯の欠損様式や残存歯の状態、顎堤の状態などによっても設計は変わってきますね。
そのため、前の入れ歯と大きさやバネの位置が違うということが往々にして起こります。
これは、現在の状態と過去の状態とでは、違うため致し方ないことと言えると思います。
でも当院では、完成前に試適という仮合わせの時間を取ってから完成に持って行くようにしていますよ。
この仮合わせの時に何を見るのかというと、人工歯の並び、色、形、大きさ、そしてクラスプという金属のバネの位置、適合、見え方ですね。
普通に口を少し開けたときの状態も大切ですが、笑ったときの人工歯の見え方というのも大切です。
入れ歯による審美性を左右するのはその辺りでしょうからね。。。
僕たちは、患者さんとその辺りを一緒に確認していくようにしていますよ。
もし、この段階で患者さん自身で納得がいかないようであれば、まだまだいくらでも修正が効きます(もちろん歯科医学的にこれ以上は無理というものはありますが。。。)。
その際にはもう一度、人工歯を並べ替えたりクラスプの位置を変えたり、クラスプの種類を変えたりすることはよくあります。
是非、この仮合わせの際によく見ていただいて、完成物を作ることにご協力くださいね。
もし、このチャンスを逃して、完成してからいろいろ注文をつけられても、完成した物を大きく変えることはほとんどできませんから。。。
この段階で歯科医師の説明を聞いていただき、直せるものは直してもらうという気持ちで望んでいただけたらと思います。
その旨は何卒ご了承願いたく思います。
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歯科の医療費控除とは
2024/05/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多くの歯を失ったとしても、入れ歯を作るのを、ものすごくためらう人がいますね。
中にはほぼ全部歯が無くなってから重い腰を上げて、ようやく作ろうと思う人もいるくらいですからね。
でも、それだと自分のものになるまで、ものすごく時間がかかるのは目に見えています。
本来はそうなる前の数本の欠損から小さい範囲で部分入れ歯を入れておくべきだったと思います。
徐々に、欠損歯が増えて入れ歯が大きくなっていくことの方が本来は筋だと思います。
その方が仮に大きな入れ歯になったとしても慣れるのは早いですよね。
多くの方がそういう流れで入れ歯を新製していくものですが、中には総入れ歯の状況に近くなって作られる人がいるのですね。
正直そういう方には、なかなか慣れるのは大変ですよとは製作前に伝えてはいます。
どんなに良い入れ歯でも自分の健康な歯と同じようにすぐになんでも噛めることができるようになるという方はほぼいません。
でも、だからといって入れ歯を諦めるのは絶対に良くはないです。
時間はかかるかもしれませんが、調整を繰り返していけば良いものには必ずなると思いますからね。
そこは一緒に頑張って入れ歯を良いものにしていきましょうね。