りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

無駄な努力と、適切な努力の境目で大切なこと。。。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

今日は日曜日で当院はお休みです。

今日はいつもの臨床とは違う話をしますね。。。

この医院は今年の9月で10年目を迎えます。

10年近く前に僕は、売りに出している歯科医院を業者の紹介で知り、買いました。

その際に、あまりその医院がどういう状況で廃業になって売りに出していたのかを調べずに買ってしまいました。

当時から歯科医院は過剰で、ましてや新潟の駅前で開業するというのはリスク以外の何物でもなかったです。

この医院は見栄えも悪く、古いビルの2階で人の導線にも入りにくく目立ちにくかったです。

しかも、買った後で知ったことだったのですが、何と廃業というよりほぼ倒産状態の歯科医院だったのですね。

そのことは、後から知ったのですが、周りの歯科医師や税理士などに聞けば簡単に解ることだったのに。。。

全くリサーチをせずに買った自分に後悔しましたし、その紹介した業者を恨みました。

その業者は、売ったと同時にこの医院に顔を出すことは全くなくなりました。

心の中で舌を出していたのかと思うと、悔しかったですね、本当に。。。

その人は、会社内の自分の業績が上がることだけを考えていたのでしょうね。

それまで、信頼をしていただけにものすごく腹が立ちました。

 

それこそ、開業当初は全く患者さんが来なくて、本当に暇な毎日でした。

電話が鳴ることもほとんどなく、不安な毎日を過ごしていました。

いくら患者さんが来なくても、多額の借金を抱えて開業しているため、銀行への返済やテナント料を毎月払わなければなりません。

僕は、その時、当面のお金が必要だったので、宅配業者に行って夜間のアルバイトをしました。

それこそ、夜10時から朝4時までラインという名で呼ばれたベルトコンベアに重い荷物を運ぶ仕事だったり、新潟市の各地域に送られてきた物を振り分ける仕事でした。

当時、新潟市は平成の大合併の時期で、それこそ多くの地域が新潟市に取り込まれてしまったため、その地域のナンバーも変わった矢先だったのでちょっと混乱がありましたね。

その地域ナンバーが覚えられずに違う所に、送られたものを仕分けしてしまいもの凄く怒られることになりました。。。

いわゆる上司の人は、僕よりも15歳ほど若く、時折、すごい剣幕で叱りつけられ罵声も浴びせられました。

今でもたまにその時のことがフラッシュバックしてきて、嫌な汗をかくことがあります。

涙が出るほど悔しかったですが、生活のためだと思って我慢しました。

僕は過去に歯科以外のアルバイト経験は全くなく、まさか歯科医院を開業してから40歳を超えて他業種のアルバイトをするとは思っていなかったですよ。。。

本当に、悔しくて恥かしい気持ちでいっぱいでした。

この夜間のアルバイトをして、朝起きたら医院で寝てるという、そしてたまに来た患者さんを診るという何ともちぐはぐな生活をしていました。

でも、その時はそれが自分でできる最高の「努力」だと本当に信じていたのですね。

ある日、医院から家に帰る時に、流作場歩道橋の上で妻がうつむきながら、「もう止めちゃおうか?また勤務医になってさ、診療を頑張ればいいじゃない。何も辛い宅配のアルバイトをやる必要はないんじゃない?」と言いました。

僕は、その時「ハっ」としました。

妻の口から、「止めちゃおうか。」という言葉が出てきたことがショックだったのと同時に、自分は、医院が繁栄するために何か頑張っているのかなと初めて思いました。

今まで、当面の生活のために僅かなお金を稼いできたけど、医院を繁栄させるための努力は何もしていないことに気づきました。。。

その次の日、2ヵ月間ほぼ毎日続けた宅配業者に電話をかけてアルバイトを辞め、「医院の繁栄」のために動くことを決意しました。

まず、近くの医科のクリニックに挨拶に行き、「糖尿病や金属アレルギーの患者さんで、歯科的サポートが必要ならば、当院に申し付けください。」と菓子折りをもって挨拶させていただきました。

内科とか皮膚科とか、6件ほど回りましたかね。

そして、医院を目立たせるにはどうしたらいいか考え、看板や消火栓看板などを4つほど付けたりしました。

そして、バスのコールや雑誌に掲載してもらうようにしました。

自治会をまとめる人にも会って、講演会を一般市民向けにさせてほしいとも言いにコミュニティセンターにも行ったりしました。

お金はそれほどなかったのですが、できることをやろうという覚悟を持ったら、案外何でもできました。

全ての「医院繁栄のための努力」に効果があったわけではないですが、少しずつ患者さんが増えてきた実感を得ました。

4ヵ月ほどしたら当時はパート職員でしたが、雇わなければやっていけない感じに患者さんが来ましたからね。。。

その時に効果を感じるのに多少の時間はかかりましたが、動けば何かが変わることを知りました。

今でも、それほどたくさんの患者さんが来ているとは言えない日もありますが、そこそこは来てくれていると思えます。

このことから、「努力」の方向って大切だと思いました。

あのまま、宅配業務をやっていたらどうなっていたでしょうかね???

恐らく、1年以内で倒産してたかもしれませんね。。。

だから、努力の方向ってすごく重要だと思いましたし、今でもそうは思います。

じゃあ、あの宅配のアルバイトは無駄だったのかというと、僕の中では「無駄ではなかった。」と思います。

それまで、あまりお金に困ったこともなかった自分に、お金のありがたみが解ったり、一緒にアルバイトをしていた他職種の人の話を聞けたりしたのは今でも自分の財産になっていますし、上司からものすごい剣幕で怒られ、自分の自尊心が完全に折られた経験から得られたものは小さくないです。

あの経験を得たからこそ、その人が反面教師となっており、スタッフや患者さんに今のように穏やかに接することができるとも思えます。

大学病院にいたころや歯科医院で勤務していたころの僕は、診療科講師の経歴もあって博士号も持っていましたから、少し鼻が高い感じで患者さんに接していたかもしれませんね。

 

結論から言うと、「物事に真剣に取り組んでいる以上、無駄なことはない。」とは思います。

直接的や間接的の違いはあっても、経験は役に立っていますからね。。。

ただ僕は、もう50歳です。

努力の方向は考えないといけないかもしれませんね。。。

でも、20代や30代の若い人にはまだまだ時間がありますね。

一生懸命取り組んでいけば、良い意味で何かの形となって自分に返ってきます。

だから、それを信じて突っ走ればいいとは思いますが、「これ、なんか違うんじゃないか?」と思えたら、勇気を持って変えることは重要です。

そのサインは、実はもう他者から送られていてそれに気づけるのかどうか、また気づいていても動けていないのかはよく考える必要がありますね。

深い考えとは逆説的かもしれませんが、僕のようにもし、歩道橋の上で妻に言われたときに感じたようなインスピレーションがあったなら、それは行動を変える時なのかもしれませんね。

適切な時にその判断ができることが、もしかしたら一番重要なことかもしれません。。。

 

 

当院で使用する水は安全です。

DSC_1536.JPG新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

皆さんは、歯医者さんの水はきれいなのが当たり前と思っていませんか?

残念ながら、多くの歯科医院の水は清潔とは言えないのが現状だそうです。

最近では、院内感染の予防にも一般社会から目を向けられています。

歯科医院の治療水は、水道からデンタルユニット内を経由して患者さんの口の中へ入るようになります。

問題なのはそのデンタルユニット内部の状況です。水道法は細菌の数は「1CCに100個以下」と厳格に定められていますが、ある歯科医院では7万個弱の細菌が存在していたそうです。

この問題は週刊誌やテレビで取り沙汰されるようになり、日本歯科医師会も認めている事実なのです。

汚染された水を口に入れることはもちろん、口の中の傷口にもこの水を使用する点に大きな問題があります。

これだと例えば抜歯をした際に、患部が異常な痛みで腫れたり、熱が出ることはある意味当たり前かもしれません。

また、歯の治療はどうしても水が飛散します。

場合によっては、この水が目に入ったりして飛沫感染を起こす可能性もあるのですね…

そもそも、歯科治療は外科処置をする事が多いものです。

歯を抜いたり、神経を取ったり、歯周ポケットを掻爬したりと出血を伴う処置は本当に多いです。そうなるとデンタルユニットから出る水は1個でも存在してほしくないですよね。

そんな現状を改善しようと2012年に設立されたのがPOIC研究会です。

主に細菌感染や飛沫感染を防ぎ、POICウオーターによる細菌の塊が出すバイオフィルム除去に関する研究を行っています。

そのPOIC研究会が推奨するエピオス社のエコシステムを当院でも一昨年の6月から導入しました。

そのエコシステムから生成される水は細菌数は0です。

しかも、残留塩素濃度を常に10~20ppmに保つため、高い消毒力を有しています。

つまり殺菌効果のある、治療水なのですね。

当院は、この消毒水を使って日々の全ての診療に当たっています。

使用する水には絶対の自信を持っていますよ。

これからは、水のことも考えて感染予防に徹する歯科医院が増えてくると思います。

でも、もっと多くの歯科医院がこの事実に気づいてくれることを望んでいますし、それが国民のためになると信じています。

入れ歯の金属のバネに対する代案は。。。

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部分入れ歯の支えをしてくれている残存歯にかける金属のバネをクラスプと言います。

このクラスプは保険内で作る部分入れ歯では、絶対的に必要です。

このクラスプというのは、残存歯に維持を負担してもらうために部分入れ歯で必要となります。

そうでないと、入れ歯は咀嚼や会話をする度に、すぐに脱離してしまいますからね。。。

口腔内で機能した時に脱離してしまうと、ご飯を食べることもできませんからね。

たまに、このクラスプを嫌って外してほしいという依頼を受けることがありますが、それは止めた方がいいと思います。

維持が取れないため、安定感がもの凄く悪くなりますから。

そうすると、咀嚼時や発音時には全く機能しない入れ歯となってしまいますからね。。。

かといって、いわゆる前歯というものに金属のバネが掛かっていると正直、目立ちます。

代案としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあります。

これはクラスプの代わりに特殊なレジンというプラスチックで残存歯の歯肉に伸ばし、歯間部分に這わせて作ります。

このプラスチック自体に弾力があり、維持が良く審美的です。

金属のバネの代わりに、そのレジンというものが見えはしますが、歯肉色のため、それほど目立ちません。

ただ歯周病の程度が悪い方は、着脱の際に引っ張られるため向き不向きはあります。

もし適応を間違えてしまうと、歯の寿命を縮めてしまいますからね。

もし、気になるようであればご相談下さい。

残存歯が頑丈で、前歯に係るクラスプが気になるようでしたら、お薦めの審美入れ歯と言えますよ。

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入れ歯を装着するにあたっての心構えとして知ってほしいこと。

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入れ歯は、歯科医院で時間をかけ個々の患者さんに合うようにさまざまな過程を経て製作しても、できたばかりの新しい入れ歯を無調整で患者さんのお口の中に入れただけではしっかり機能することが難しく、使用しながらの調整や患者さん自身がうまく使えるように練習(リハビリ)することも必要です。

入れ歯を入れている意味とできることを理解した上で、上手に付き合っていこうとする気持ちがあればうまく使いこなせるようになります。

入れ歯は他の被せ物やブリッジとは違い、入れ歯を入れたその日からが練習の始まりなのです。

初めての義歯は恐らく部分入れ歯でしょうから、話したり食べる時に義歯が外れないよう残っている歯にバネをかけ、そのバネにも種類がありケースによっては使える材料も形も異なります。

部分入れ歯は自分の歯が多数残っているので入れ歯の洗浄はもちろん、歯磨きの方法が自分の歯を長くもたせるために重要です。

入れ歯の練習方法は、まずは入れ歯をできる限り口の中に入れ、摂食練習と発声練習をしましょう。

摂食練習は、食品を柔らかくして細切れに調理し、ゆっくり時間をかけて噛むことが効果的です。食べ物の硬さは最初は痛みがなくても、柔らかい物を慣れるまで食べましょう。

歯科医院で数回調整した後、徐々に歯ごたえのあるものに挑戦してみましょう。

発音練習は上顎や歯に舌を押しつける形により音を作るので、入れ歯の形を舌が覚える必要があります。そのため、新聞や本などは声を出して読み、カラオケで歌を歌うことも効果的ですね。

また、入れ歯の形態を微調整すると修正できることもあり、どんな言葉が話しづらいかなど、歯科医師に相談していただけると良いと思います。

入れ歯は、お手入れすることで残っている歯を守れます。

入れ歯は主にプラスチックでできているので、目に見えない凹みが沢山あり、そこに細菌や汚れが入り込みます。

義歯用ブラシや柔らかめの歯ブラシで表面の大きな汚れをこすり落とした後に、義歯洗浄剤での洗浄が効果的です。

でも、なかなか落ちない汚れを無理に取ろうとすると破損やバネの変形が起きます。

バネの変形は過剰な力が歯に加わる原因になり歯をダメにしてしまいますので無理な清掃はせずどうしても汚れが取れないときは歯科医師に相談しましょう。

総入れ歯は、部分入れ歯より調整が難しく、満足に食べられるまでの調整が困難です。

総入れ歯は入れ歯の内側と粘膜がぴったり合うことにで保持されます。

骨が痩せている人は動きのある粘膜と接触している面積が多いので痛みが出やすくなります。

自分の歯があった時は歯で支えていた噛む力も、入れ歯の下にある柔らかい歯ぐきに負担をかけないと、しっかり力が伝わらず食べることが難しいのです。

痛みが出てきても我慢して装着していると傷になり、入れ歯の調整が困難になります。傷が治った後でも顎が痩せてしまい、入れ歯を合わせづらくなります。

せめて3ヶ月に1回は歯科医院で指導や調整をしてもらいましょう。

ここまで入れ歯を使うための難しさについて述べてきましたが、入れ歯を嫌い、無理に歯を残すことは、かえって顎の骨を痩せさせる原因になることがあります。

入れ歯を快適に使うためには、定期健診で継続的にお口の状態をチェックし、ダメな歯は諦めて抜くなどのタイミングも重要です。

より食べ物をおいしく食べるために、入れ歯を使用される方においては、以上のことを心構えとして知ってほしいです。

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歯並びを変えて思いっきり笑ってみませんか?

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 歯並びを気にされて、人前で話をするのが苦手だという人や笑うことができないという人が少なくはないです。

歯並びは人それぞれで、それを個性と捉える向きもありますが、歯の生え方によっては歯と歯の間を磨くのに、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシがどうやっても入らないケースというものもあります。

僕達、歯科教育を受けた人でも、この歯並びでキレイにするのは不可能だと思える人もいますからね。

そのような状態でいると、その歯間部分から虫歯を作ってきたり、歯周炎が出てきたりすることが多いですね。

その場合、歯並びを変えて口腔内の環境を改善することが、虫歯や歯周病予防の第一歩になりますよね。

また審美的に口元のバランスが悪いのを気にされる方も多いです。

例えば、出っ歯や八重歯、反対の咬み合わせなどで、口元がキレイにならない人は結構いますよね。

歯の状態で下顔面部の審美性は決まりますから。。。

この歯並びを変えるのに、一般的に必要な処置は歯科矯正と言われるものです。

歯科矯正は抜歯をして行う方法と、抜歯をせずに行う方法があります。

この判断基準は、顎の大きさに対して歯の大きさがどうなのかが大きなポイントであるかと思います。

つまり、歯が並ぶスペースがほとんど無い場合は、どうしても抜歯処置が必要になるかと思います。

もちろん、抜歯をするまでもなく、歯科矯正することが可能な方も少なくはないですから、診査が本当に大切になりますね。

一般的な治療の流れとしては、口腔内の診査(虫歯があるかないかや、歯周炎の状態、口元の状態など。)をします。

そして、レントゲン診査や模型を起こしての分析をします。

そして治療方針を決めて行くわけですね。

治療としては、それぞれの口腔内の状態により、方法は変わっていきますね。

その旨は、治療方針を決定する際に説明をしっかりするようにしていますよ。

多くの方が矯正というと、歯に金属のブラケットというものをつけて、ワイヤーで動かすものと思われるかと思いますが、現在は目立たないものもあります。

その他にも、床矯正といわれるものやマウスピース矯正というものもあります。

いずれにしても、症例によってそれは使い分けなければならないのでしっかり説明をしていけたらと思います。

また、多くの方が気にしているのは、期間と料金、そして今更やっても歯並びは直らないという諦めの気持ちではないでしょうか。。。

確かに矯正治療は時間がかかります。

それこそ、2~3年という期間が必要かもしれません。

料金も自由診療となるため、安くはないかもしれません。

でも、多くの人は、そのあたりを過剰に考えていますね。

治療計画に基づいて料金表と照らし合わせて説明すると、「何だ、このぐらいの金額なんだ。。。思ったより安いです。」と言われる方も多いですよ。

また、成人になってからでも歯科矯正は、問題なくできますよ。

年齢に関係なく、歯は確実に動きますから。

当院に、現在も60代の女性が矯正治療をして、キレイな歯並びになってきましたよ。

この方も、歯並びがキレイになることによって明るくなったような気がいたします。

それまでは、診療室でこちらが話しかけても会話は多くはなかったですが、今ではよく話しもするし笑顔も多いです。

笑顔に自信を持ってきたみたいです。

恐らく自分でも歯並びがキレイになったことを実感されているのでしょうね。。。

歯並びが気になって、お悩みの方はご相談いただけたら幸いです。

 

患者さんとの付き合いで思うこと。。。

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今日は建国記念日で当院はお休みです。

今日はいつもの診療とは違う話を書きますね。

当院に来てくれる患者さんでちょっと強面で、態度が良いとは言えない患者さんがいます(特に他の患者さんを威嚇するようなことはしませんが。。。)。

その人は、見た感じで言うのもなんですがちょっと、いわゆる普通の職業をしている人ではないように思えました。

最初は怖かったですが、次第によく話すようになり、今でも患者さんとしてほぼ毎月来てくれます。

僕に対しては、「おい、入れ歯がいてぇよ。何とかしてくれよ。」といつも口が悪いです。

そんなことを言われたら、普通は「俺の作った入れ歯に文句があるなら、他に行ってくれ。」と言うところのような気がしますが、僕はなんかその一言に腹を立てることはなかったのですね(すべての患者さんに、そう思えるほど人間はできていませんが。。。)。

格好つけて言うわけではないのですが、それこそ、もっとうまくなるチャンスのようにとらえた部分もありました。

それに、何かこの人のキャラなのか、憎めない人なのですね。

でも、ある日、その人が大病を患った時に僕は民間療法で使用されていて、同じ病気を患った僕の父親も飲んでいたお茶を購入し、その人に持って行ったことがあります。

それが効いたのかどうかは解りませんが、今は元気に当院に罹ってくれます、たまに、当院スタッフにもいっぱいのお土産を持って。。。

それからでしょうかね、何かよく話をするようになりました。

その人の過去は、かなり不遇で親の離婚、経済的な理由で大学中退、自分の離婚、子供との生き別れ、そして大病を患って今も苦しんでいるという経緯がありました。

その中では、グレてしまって若いときには、警察に厄介になったこともあったそうです。

でも、経営者としては一代で新潟に根を張り、第一線で頑張っている人です。

僕の経験の中で、そのような過去を持った人はあまり知らないので、すごく興味を持ちました。

きっと僕のことを、息子のように思っているみたいでいろいろな話を教えてくれました。

それこそ僕も、親父のように感じることがあります。

実際、気持ちは真面目で経営のことをよく考えている人で、僕にもその考え方を教えてくれたりもしました。

人って、どうしても見かけで判断してしまうことが多くありますよね。

そういう意味では、この人は損するタイプかと思いますが人間的に尊敬できますし好感を持てます。

いつも思うのですが、結局、人は最終的にはここなんですよね。。。

好感を持てて、尊敬できる人かどうかが大切です。

そして、恩をお互い忘れぬ付き合いができるかどうかなんです。。。

この二つがどちらかでも滞ってしまうと、人間は離れていくのだと思います。

全ての局面で人間関係を構築するのに、これは大切なことだだと思います。

これは、患者さんにおいても当然ですが、医療者側が患者さん側に恩を与えていると考えているようでは、多分ダメなんですね。。。

医療者側だって患者さん側から恩を与えてもらっているのですからね。

もちろん、医療者側がキャンセル続きの患者さんに「ちゃんと来ないと、治りませんよ。」と注意したり、「これは当院では治せません。大学病院へ紹介します。」というような他院を紹介するのは、言わなければならないことだし、患者さんのことを思ってのことですからね、どうか誤解なさらずに。。。

こういう感じで全ての患者さんと付き合えれば、医療者として本当に幸せなんだろうなと思います。

物理的に不可能ではありますが。。。

でも、そういう関係が作れる人をプライベートでも増やしていけたら良いなと思います。

 

金属床入れ歯がお勧めではあります。

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歯を失った人には入れ歯が基本的には適応されます。

少数歯欠損ならばブリッジでも大丈夫かもしれませんが、ブリッジが非適応であるとするならば入れ歯が一般的ですね。

その際に自由診療で金属床の入れ歯を選択される人もいます。

金属床の総入れ歯にして、良かったという意見をまとめてみると、一番多いのが話しやすくなったということですかね。。。

よく「口の中が広くなったようで、舌が動かしやすい。」と言われる方が多いですよ。

金属床は上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆うことになるため、かなり薄くなります。

保険診療で行うレジン床というピンク色のプラスチックだと、強度を保つために厚みをそれなりに確保しなければなりません。

わずか1~2ミリの差かもしれませんが、入れ歯をしている人にはもの凄く厚く感じてしまうようですね。。。

この厚みが薄くなることによって、舌が動きやすくなり発音がしやすくなるということは多くの症例からたくさん見受けられますね。

また、食べ物が美味しくなったような気がすると言われることもあります。

味覚は舌にある味蕾という組織が、受容器となります。

舌は覆うことはないので、そんなに味に変化はないような気もしますが、金属床には熱伝導性が良いと言えますね。

これは熱の伝導性が良いため、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく感じることが大きいですね。

その他にも、入れ歯が壊れにくくなるということも言えますね。

プラスチックで作られた入れ歯は、どうしても壊れやすいというデメリットがあります。

プラスチックなので、強度的にはどうしても弱いですからね。

その強度を得るために、厚くしなければならないから、違和感も大きくなりやすいのです。

 また、上顎が完全に歯を失っていて、総入れ歯が入っていて、下顎がほとんど残存しているようなケースの場合、上顎の歯茎は頬側から生理的に骨吸収してきます。

そうなると、入れ歯を入れて咬合した場合、入れ歯の真ん中に応力が集中し、真っ二つに割れてしまうことがあります。

このようなことを防止するためにも、金属床の入れ歯の方がそのような心配は無くなりますね。

この金属床の総入れ歯は自由診療となりますが、保険診療で製作されたものよりもメリットが多く、長く使用することが可能と思われます。

もちろんセット後の、3ヶ月に1回程の定期健診は必要となりますが、「生活の質」を向上させることができると思います。

特に、チタンという金属を使用したものは、軽くて丈夫ですし、生体親和性も良いとされているので、金属アレルギーのある方でもほぼ大丈夫と言えます。

自由診療のため、安いものではありませんが毎日、自分の歯として機能させるものです。

後悔することなく、生活の質の向上のためにも最良の選択をするべきかと思いますからね。。。

気になる方は、是非、ご相談下さい。

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手狭ですが、スタッフファーストで考えたいです。

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今日は日曜日で当院はお休みです。

いつもの診療と違うことを、今日は書いてみたいと思います。

今年の9月で当院は10年目に突入します。

今でこそ、そこそこ患者さんが来てくれる歯科医院になりましたが、開業当初は患者さんが全くいなかったです。

それこそ、1年くらいまでは患者数が1日10人超えませんでしたからね。。。

20人を診るようになったのは開業して2年してからですね。。。

大きい借金をして、テナント料を払って行う歯科医院の開業は本当に怖かったですよ。

いつも、心の中に恐怖心を抱いていました(今でも、その気持ちは少しありますけどもね。。。)。

そんな状態なので、患者さんを増やすためのマーケティングは絶対に必要でした。

いろいろなことをしました。

広告を打ったり、パンフレットを作ったり、医院カードを飲食店においてもらったり。。。

バス内のコールや看板、ホームページの作成などなど。

お金がなかったので、少しでも貯えができたらほぼ全て、こういったものに投資してきました。

実際に患者さんが増えることにより、今度はスタッフ人員の補充が必要でした。

歯科衛生短大に募集をかけたり、実際に当院に罹ってくれた患者さんに声をかけて「歯科助手として働かない?」とスカウトもしたりしました。

この努力が実ったのか、今現在はパートとアルバイトのドクターを含め12人の組織になりました。

そして、また今年の4月に衛生短大を新卒で勤めてくれる歯科衛生士が来てくれることになっています。

本当に嬉しい限りです。

僕自身は、全てのスタッフに勝手ながら親心を持っています。

皆が自分の妹や娘や息子のように、可愛く思えます。

みんなが末永く働けるように、設備を整えるのも仕事と考えます。

でも、現在の患者数とスタッフ数を鑑みると明らかに当院は手狭に感じます。

このままではいけないと僕自身も感じてはおります。

移転とかも考えはしましたが、なかなかそう簡単には行きませんからね。。。

今、皆で持てる知恵を出し合って、いろいろ模索しておりますよ。

今後も、りんごファミリーとして、優秀なスタッフに働きに来ていただきたいですし、患者さんも増やしていきたいですからね。

そして患者さんにも分かりやすく、この医院は良くなったなーと思われるように頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

スタッフあっての歯科医院です。

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歯科医院の仕事ってなかなか解りにくいですよね。

一般の人からすると、何をやっているのかも伝わりにくい部分はありますよね。

この仕事は、患者さんを迎えて口の中で行われる作業なのですが、なかなかその仕事内容を患者さんは見ることができませんから、仕方ないですが。。。

一般内科や外科などのお医者さんや看護師さんとも違いますからね。。。

でも、実際に治療に当たるときは医療行為として行うわけですから、かなりの緊張感を感じてやるわけです。

また、歯科医院を取り巻く社会環境も一昔前と比べて、かなり厳しく言われています。

本当に必要なことなのかエビデンスがハッキリしていないものまでの消毒や滅菌の徹底や、保険点数は条件をつけて変更する等など。。。

本当に歯科医療そのものの発展よりも、社会環境の変わり様は目まぐるしいです。

保険などは解釈の仕方でも変わりますので、それについて行くのも大変です。

また、サービス業としての一面もかなり多くあるので、それに対しての工夫を行ったりしています。

診療の内容としても、抜歯や根管治療、歯周病治療、入れ歯、ブリッジ、冠、虫歯治療、予防処置、その他諸々たくさんあります。

本当にいろいろなことがある毎日で、全てを高いレベルでこなそうとするには大変で難しい面があります。

また、患者さんに快く思ってもらうために様々なアイデアを出して、環境を整えたりするわけです。

それもかなりの手間と経費がかかります。

医療に関わる機材や商品は、高額なのが一般的な相場です(一般の人が買うことがないため、需要が少ないですからね。。。)。

だから、歯科医学の勉強はもちろんですが、サービス、接遇、患者心理、患者教育、モチベーション維持、目標設定などの様々なことを考え、行動しています。

でも、実際には、これらのことはスタッフの協力がないとできないのですね。。。

自分一人では何もできないのが、歯科医院の長である歯科医師の仕事です。

全てをたった一人で、満足にやりきっている歯科医院というのは僕は知らないですし、恐らく世間にはないのではないでしょうか。。。

患者さんが、痛みを抱えて歯科医院に電話したときもおそらく最初に電話に出るのは、スタッフの女性でしょうし、帰り際に「お大事にしてください。」と言うのもスタッフですものね。

器具の消毒・滅菌もスタッフでしょうし、ユニフォームの洗濯も、患者さんを迎えるための準備もスタッフがしてくれます。

歯科医院に来る患者さんは痛みを抱えている人が多いため、なんとかその日に診てほしいという思いから、電話をかけてきて「今日、診てほしい。」と言われたり、医院の方へ飛び込みで来たりもします。

当院は、基本的に予約制のため、急な対応はできないこともあります。

そのようなことがあると、患者さんの希望通りにならないからと、不満の声を挙げてくる人もいなくはないです。

そのような患者さんは、それを院長に言うのではなく、受付や衛生士のスタッフに言う人が多いような気がします。

もともと、いろいろな仕事があって患者さんを迎え入れるための努力をしてくれている歯科医院のスタッフのストレスは、かなり大きいはずです。

それを考えると、当院のスタッフ達に本当に頭が下がります。

働き方やそのスタッフの勤務体制・勤務時間は、医院によっても個人によってもいろいろあるかと思いますが、僕はスタッフを本当に大切に考える医院環境が作れないと、発展はないと思っています。

これは、単なる個人の当院の問題でなく、歯科業界全体に言えることだとも思うのです。

歯科医院の長である院長さんが、歯科医療に生き甲斐を感じ、スタッフを大切にして女性スタッフにやり甲斐を持たせることができなければ歯科衛生士の離職率は高いままでしょうし。。。

そうなると、歯科業界全体の疲弊、衰退に繋がるでしょうね。

僕も、偉そうなことが言えるような立場ではないですし、実際に当院を離れてしまったスタッフもいます。

本当に残念なことではありましたが。。。

 

僕はこの医院を企業にするつもりはなく、家業のままでいいと思っています。

企業って言うと、なんか冷たく感じます。

家業っていうのは、あくまで一家でやっている感じなのですが、僕はスタッフ達を本当の家族のように思っています。

皆にも「りんごファミリー」という、意識を持たせているつもりでありますからね。

でも、今の自分はまだまだ未熟で、スタッフ皆のモチベーションを高いまま維持することは多分、できていません。

それどころか彼女たちを幻滅させるようなことも言ってしまっていますね。。。

医療人として、彼女たちに尊敬されるように生きていけたらと思います。

いくら考えても難しいことなのかもしれませんが、スタッフ皆に向き合って生きていきたいと思います。

これからも、全力で頑張ります~。

入れ歯で健康な歯の時と同じように食べれるとは、思わないでください。

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入れ歯はなかなか機能するまでに時間がかかります。

特に入れ歯を装着したことがない人にとっては、かなり難儀ですね。

ブリッジや被せ物と同じように考えられている方が多いのは、逆に僕ら歯科医療関係者サイドとしてはビックリすることが多いです。

入れ歯は固定性のブリッジと違って、可撤性です。

つまり自分で取り外しが可能ですし、粘膜に触れている部分が多いので違和感も出やすいです。

粘膜に乗っかっているため、口を開ければわずかですが浮き上がりますし、咬合すれば沈み込みもあります。

全く動かないようなブリッジであるならば、自分の歯に近い咀嚼感でいられるでしょうが、そういうものではないですね。

これを動かないように固定するというのは、入れ歯である以上できないことです。

この入れ歯に対する思い込みは各個人によって違いますが、初めて装着する方はこのあたりの期待感がでかすぎるような気がいたしますよ。

残念ながら、それは入れ歯では不可能です。

しかしながら、人の体には適応能力があります。

口腔周囲の筋や神経機構も慣れていただければ調和してきます。

そうすると、自分のモノとして機能するのですね。

最初は、かなりの不快感があったとしても、頑張って使用していただいているうちにそれほどの違和感を感じずに使われている人は圧倒的に多いですからね。

是非、このことは理解していただき、頑張って行きましょう。

入れ歯(義歯)も義手や義足と同じです。

使いこなせるようになるまではリハビリが必要ですからね。