りんご歯科医院ブログ

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新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

自分の歯が一番大切ですね。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 入れ歯を入れて、最初は調子がいまいち悪く、違和感が強いという人は少なくはないです。

確かに、入れ歯は自分の歯ではないわけですから、慣れるまではリハビリが必要です。

部分入れ歯は、残存歯にバネをひっかけて維持・安定を図りますし、総入れ歯に近くなれば床といわれるピンク色のプラスチックの面積は大きくなりますから、違和感そのものは大きくなりやすいです。

総入れ歯になってしまえば、入れ歯の維持安定というのは粘膜に頼るしかないものです。

そのため、歯茎に入れ歯が乗っかっているだけの人というのも、いるのですね。

取り外し自由なため、ブリッジのようなセメント固定されているようなものと違い、その維持力は強いわけでもないです。

そう思うと、これに慣れるまでのリハビリは本当に長くなりますし、一生懸命に最大限の努力をしても、なかなか満足いただけない人もいなくはないです。

多くの人は、それならば、インプラントはどうかとよく言いますが、それでも自分の歯には遠く及ばないです。

それを行うことによって、骨にインプラント体を植え込む手術が必要ですし、その後のメンテナンスもシビアにやらないと、それこそ重篤になりやすいです。

インプラントの撤去された歯茎は、それこそ難しい条件のものとなり、入れ歯でもかなり困難になりますからね。

ここで言いたいのは、欠損そのものは何かしらの人工物に頼るしか方法がないわけですが、歯がしっかりある方は本当に自分の歯を大切に思ってください。

神様が与えてくれた歯に勝るものは、人には作れませんからね。。。

歯科衛生士の、やり甲斐や生き甲斐を本気で考えます。

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 今日は日常の臨床とは違う内容ですが、お許しください。

当院は開業して、8年目になります。

その間に、雇ったスタッフは9人いますが、その内2人は当院を離職してしまいました。

その2人は歯科衛生短大の同級生同士で、卒業と同時に当院に勤務し、1人は昨年の3月いっぱいで辞職し東京に行きました。

彼女は東京のある歯科医院で、歯科衛生士として働いています。

もう1人は、先月の20日で退職しました。

当院に来て3年と3年9か月ですかね、短い期間でしたが、2人とも性格も人当りも良く、いい衛生士になると期待していましたが本当に残念な気持ちでいっぱいです。

特に先月、退職した人はその資質は十分あると思っています。

明るさも、人間性も素晴らしいものを持っていました。

当院としても大切な存在でありましたが、体調が悪くなってしまったこともあり、それ以上は何も言えませんでした。

 歯科医院は、基本的に女性の職場です。

男は歯科医師である、僕のみです(月・土はアルバイトの男性の先生が来てくれてますが。。。)

常に女性スタッフが医院の受付や診療介助、歯科衛生業務、掃除、洗濯、消毒などもしてくれるわけです。

僕は、診療のみに没頭していればいいのです。

元々、入れ歯やマウスピースに力を入れていたので、患者さんに対してこうしてあげたいという治療目標や医院の将来を考えた夢があります。

そして、それに対して患者さんが喜んでくれることで、僕のモチベーションは上がります。

それがいわば、僕のやり甲斐になっているのですが彼女達のやり甲斐や生き甲斐みたいなものは恐らく違うのですね。

というのも、歯科衛生士達はあくまで歯科衛生業務が本来メインの仕事なのです。

歯を削ったり、歯を抜いたり、歯内治療することや入れ歯製作することは法的にもできないのです。

いわば口腔衛生指導といわれるブラッシング指導や、それを患者さんの意識に定着させ、モチベーションを高めること、そして歯石除去や歯のクリーニングが主な仕事になるのですが、それを教える術を僕は基本的にあまり持っていないのかもしれませんね。

特に補綴を一生懸命にやっている先生は、そのような傾向が強いようです(僕の先輩も同じようなことを言ってました。)。

もともと、僕は補綴(入れ歯やブリッジ、クラウン)を一生懸命にやってきて、歯の衛生指導に興味を覚えたのは、実は最近のことなのですね。

歯を抜くことになったら、入れ歯で何とかしてやるという気持ちをどこかに持っていたのかもしれませんね。。。

本当は神様が与えてくれた、自分の歯が一番いいのに。。。

本当に大変おこがましいですよね。。。

でも、大学病院で補綴科という所で、診療をしていた際はそれこそ、補綴しかやらない状態なのです。

歯を抜かないで済みそうな人は保存科、歯を抜いたほうがいい人は口腔外科、歯周病で悩まれる方は歯周治療科、レントゲン診査が必要な方は放射線科という感じで初診室から振り分けられてくるので、補綴科に来る人は、もうすでに歯が欠損しており、ブリッジや入れ歯を入れてほしいという方なので、特に口腔内がそれほどきれいでなくても、良い入れ歯を入れていこうとするだけでした。

でも、大学を離れて開業医で勤務医をしていた際に、入れ歯診療をやるだけということはなく、保存治療の一つである歯内治療やコンポジットレジンの充填、口腔外科でやる抜歯、歯周治療で行うスケーリングなどを学びました。

でも、その時もあまり、予防という概念はほとんど持ち合わせてなく、虫歯や歯周病の人に対して「ご飯食べたら、ちゃんと磨いてね。」というだけで終わっていましたね。。。

開業してからも、入れ歯をやれることがただ嬉しくて、予防ということには開業してから3年ほどは特別意識してなかったかもしれません。

でも、数年してから部分入れ歯のバネが掛かっていたところに歯周病の進行や、虫歯ができていたりして抜歯になり、入れ歯を再製作しなければならないことが多くなってきました。

これは、入れ歯の良し悪しよりも、日常の口腔衛生状態が悪くてなったためにできてしまうのですね。

そうして、歯を抜くとまた、入れ歯を再製作。

そしてまた、数か月ほど経つと他の歯を抜歯して、また、再製作という悪循環が出てきたのです。

自分の作った入れ歯を、また短い期間で作り直すというのはあまりにも面白くないものです。

これは普通の歯科医師であれば、誰もが思うことであります。

せっかく、患者さんが入れ歯を喜んでくれて良かったと思っていたのに、それから数か月で再製作ということも、しょっちゅうありました。

そのため、僕はここで初めて予防に力を入れようということで、当時2人のベテラン歯科衛生士の他に新人歯科衛生士の2人を雇ってきたのです。

その2人が辞めたというのは、恐らく僕に責任があるのでしょうね。。。

つまり、彼女たちにその口腔衛生指導を任せっきりで、僕が彼女たちに新しい技術や考え方を教えることができなかった。

一応、僕なりにも努力して外部講師を招いて、当院で講義や実習をしてもらったりもしましたが、新しい知識は日進月歩です。

常にアンテナを張り巡らせて、新しい知識を導入し、彼女たちにアドバイスできるようにならなければいけないと思います。

今現在、開院してすぐに来てくれたベテラン歯科衛生士の他に、卒後2年目と卒後1年目の歯科衛生士がいます。

そして新たに2月から、卒後2年目の歯科衛生士の友達で同じく、歯科衛生士2年目の歯科衛生士がこのりんご歯科ファミリーとして来てくれます。

今いる衛生士達は本当に真面目で、自分からの講習会参加を希望してくるような人たちです。

その人達の生き甲斐、やり甲斐を高め、人間としても歯科衛生士としても成長しているんだという実感を持たせられるように努力していきますよ。

そのために、僕自身が予防に関してもっと勉強し、どうしても自分でできないことは外部講師の力を積極的に借り、症例検討会の再開や他院の見学もしていく予定です。

今まで、彼女達に居心地の良さを提供することだけに焦点を当てすぎていたかもしれません。

給料面や労働時間、労働内容、福利厚生などの細かい問題などもあるでしょう。

でも、他院と比べても当院はそんなに条件は悪くないものと思います。

良いスタッフがいるところに、良い患者さんは集まると、僕の師匠は言ってました。

当院に今、いる歯科衛生士、歯科助手、そして新たにやってくる歯科衛生士が本当に生き甲斐を見つけてくれるように最大限努力したいです。

モチベーションの温度差は一人一人ありますし、スタッフ全員の気持ちを100%理解することは、困難極まりないですが、やってみます。

即時入れ歯で、歯のない時期を回避することもあります。

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 歯を抜かなければならないほど、虫歯や歯周病がひどくなり、歯科医院で抜歯をされたことがある人は多いと思います。

そこまで悪くしてしまったという意識はある意味、多くの患者さんはお持ちのケースが多いです。

患者さん自身でも、恐らくこれは抜かなければならないのだろうなという意識はあるのだけれども、その後、歯がないままでは仕事や生活に支障が出るのが怖くて、歯科医院に行けないという人を過去にもたくさん見てきましたよ。

確かに通常は、悪い歯を抜いて、その傷が治ってから新しい入れ歯を作るのがセオリーです。

しかしながら、歯を失ったままでは仕事や生活に支障があるのは困りますよね。。。

そのような方には、即時入れ歯を製作することがあります。

これは、歯を抜く前に型と咬み合わせを取らせていただき、あらかじめ抜く予定のところに入るように入れ歯を先に作ってしまいます。

そして、次回入れ歯ができた状態で、抜くべき歯を抜いてセットするという手法です。

これであれば、歯がなくなったことを人に知られることはないですね。

しかしながら、あくまで即席で作るものなのでそれほど良いものではないですし、歯茎は抜歯をすることによって変化・吸収してきます。

そうなると、入れ歯の適合そのものが合わなくなるため、傷が治ったらしっかりとした入れ歯を作ることをお勧めいたします。

当院では、この即時入れ歯は仮り入れ歯としてとらえています。

保険の入れ歯であれば、保険のルールにより半年経たないと作れません。

ここにも多少問題があって、歯を抜いてから歯茎が落ち着くのは、長くても2月ほどだと思うので、もし、早めに良い入れ歯を入れたいと思われるのならば自由診療の入れ歯を考えてもいいのではないでしょうか。

僕は、そう思いますが。。。

当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは

訪問診療にも、対応していきます。

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 当院に来られる患者さんの多くは、入れ歯の新製をされたいという方が多いです。

僕は、元々大学病院の入れ歯の講座に籍を置き、入れ歯を専門にやってきた経緯もありますので、

そう言って、外来に来てもらえるのは本当に嬉しい限りです。

でも、介護を要する方で、入れ歯を作りたくても歯科医院に通えないため、躊躇している方が少なくないようですね。

当院では、そのような方たちのために、訪問診療を行っています。

もし、ご家族やお知り合いに要介護者がいて、入れ歯や虫歯、歯のクリーニングをしてほしいという希望があるのならば、当院に相談されてくれたら嬉しいです。

当院から、半径約16キロメートル以内の場所ならば、居宅や介護保険施設などに出向くことは可能ですから。

当院は、この訪問診療にも力を入れているため、設備の充実も図ってきました。

ポータブルのレントゲン装置、口腔内吸引器、ポータブル超音波スケーラーなども完備しています。

できるだけ外来診療の設備に近づけることによって、訪問診療でもそれほど遜色なく診療ができるようになってきたと思います(全てがそうなったとは、言えませんが。。。)。

もし、入れ歯製作のみならず、虫歯の治療や歯茎の治療、または歯のお掃除だけということでも大丈夫ですので何かご相談したいことがあったら、一度お口の中を拝見させていただけたら幸いです。

最近では、80歳を超えて要介護の方でも介護者がしっかり口腔内を良い衛生状態に保ってくれて、歯が20本以上残っている人が珍しくもなくなってきました。

そのためか、3ヶ月に1回ほどのペースで、歯石取りとクリーニングに行くことも多くなりました。

そしてその都度、ブラッシングの仕方について指導とコメントをするという感じです。

このようなやりとりが一番、患者さんにとっては良いですし、僕らも安心して安全に処置に入れます。

これからは、訪問診療も歯を抜いて入れ歯を装着するだけの診療では時代遅れかもしれませんね。

オーラルフレイルの考えからも、歯を保存して本来の口腔機能を維持させることが大切ですものね。

そのお手伝いを、当院にさせていただけたら本当に嬉しい限りです。

もし、虫歯、歯周病、入れ歯、歯のクリーニング、歯石取りのご希望があるようでしたら、ご連絡いただけたら幸いです。

予約制となりますが、お家、介護施設に出向いていきますね。

ノンクラスプデンチャーは目立ちません。

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 入れ歯を入れていることにコンプレックスを抱えている方は多いです。

特に若い方にはよく相談を受けます。少数歯欠損であるならば、インプラントやブリッジがお勧めではあります。
そのほうが、体力的にも手術に耐えることができるでしょうし、術後の違和感も少ないです。

しかしながら、その後のケアはかなり大変であるとは思います。

歯を失った原因が交通事故やスポーツなどの外傷によるものであれば、僕はインプラントのほうがいいのではないかと提案しています(当院ではインプラントは行っておりませんが。。。)。

でも、もし虫歯や歯周病で自分の歯を失ったのであれば、よっぽど日常のブラッシングやメンテナンスをしっかりやらなければ、インプラント周囲炎という新たな疾患を招く恐れがあるのですね(結局、お口の中の衛生状態が良くなければ、何をやってもうまくはいかず、インプラントも非適応と言うことです)。

ですから、歯を失った原因から予後を予測できることもかなりありますので、現症や既往歴というものは補綴物を選定していくうえでも重要なファクターといえるかと思います。

 以前に、ある女性看護師さんが患者さんとして来られ、犬歯と小臼歯の3本が歯周病のため抜歯となりました。

年齢も若く、骨量からするとインプラントができる可能性もあるので、大学病院で診査していただいたらどうかと提案しましたが、その方は二つ返事で入れ歯を作ってほしいと言いました。

それはどうしてなのかを聞いたところ、自分の勤める病院に入院している患者さんがインプラント周囲炎で大変なことになっている状況を見たそうです。

長期に入院しているため口腔内のケアはほとんどいきわたらず、相当な腫れや骨吸収があるそうでインプラント体の除去を検討しているそうです。

患者さんの立場からすると、怖い一面があると言っておりました。

そのため、その方には極力目立たないノンクラスプデンチャーというものをお勧めしています。

これは、金属のバネを使用することなく、歯と歯の間に歯肉色の弾力のあるプラスチックで維持を求め、入れ歯だとわかりにくい配慮があります。

保険適応ではありませんが、目立たない入れ歯をお考えの方は検討していただけたら良いかと思います。

※写真はノンクラスプデンチャーの見本模型です。金属のバネを使用していないので、目立ちません。

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入れ歯にはリハビリが必要です。。。

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 入れ歯は、歯科医院で時間をかけ個々の患者さんに合うようにさまざまな過程を経て製作しても、できたばかりの新しい入れ歯を無調整で患者さんのお口の中にいれただけではしっかりと機能することは難しく、使用しながらの調整や患者さん自身がうまく使えるように練習(リハビリ)することも必要ですね。

入れ歯を入れている意味とできることを理解した上で、上手に付き合っていこうとする気持ちがあれば、入れ歯はうまく使いこなせるようになると思います。

ある意味、入れ歯は他の被せ物、根っこの治療、虫歯の治療と違い、入れ歯を入れたその日からが練習の始まりなのです。

初めての入れ歯は恐らく、部分入れ歯でしょうから、話したり食べたりする時に義歯が外れないよう残っている歯にバネをかけ、そのバネにも種類がありケースによっては使える材料も形も異なります。

部分入れ歯は自分の歯が多数残っているので入れ歯の洗浄はもちろん、歯磨きの方法が自分の歯を長く持たせるには重要になってきます。

入れ歯の練習方法としては、まずは入れ歯をできる限り口の中に入れ、摂食練習と発声練習をするようにしましょう。

摂食練習は、食品を柔らかくして細切れに調理し、食べるときにはゆっくりと時間をかけて噛むことが効果的です。

食べ物の硬さは最初は痛みがなくても、柔らかい物を慣れるまで食べましょう。

数回、歯科医院で調整した後、徐々に歯ごたえのあるものにも挑戦してみましょう。

発音練習は上顎や歯に舌を押しつける形により音を作るので、入れ歯の形を舌が覚える必要があります。

そのため、新聞や本などは声を出して読み、カラオケなどで大声で歌を歌うことも効果的ですね。

また、入れ歯の形態を微調整することで修正できることもあり、どんな言葉が話しづらいかなど、歯科医師に相談していただけると良いかと思いますよ。

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できるだけ、抜歯は避けたいです。

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 入れ歯治療を得意として、日々の診療をしていると必然的に抜歯症例も多くなります。

どうしても抜歯→治癒→入れ歯製作という流れになりますから、ある意味当然なのですが。。。

それこそ、数年前は、(これから入れ歯製作ができる。)ということを考えると、喜んでいた部分もあったかもしれませんね。

でも、今はあまり嬉しくないですね。

特に自分で作った部分入れ歯の方で、残存歯を抜かなければならなくなった時は悲しい気分もあります。

もっと、「ブラッシング指導を徹底的にしなければならなかったかな~。」とか、「もっと短い期間での健診を勧めれば良かったかな~。」などの後悔の気持ちが先に立ちます。

でも、多くのケースの場合は、1~3ヶ月に1回の定期健診に罹らなくなり、ある日、突然予約の電話がかかってきて、「歯がプラプラするから診てほしい。」と言う依頼で来られて、診てみるともう、保存不可能という人が圧倒的に多いです。

特に30~50代で若いうちに、歯を失って入れ歯を装着している人は、そのような傾向が強いと思います。

その世代はまさに、働き盛りという世代で、何より仕事が大切なのでしょうね。。。

1回か2回の健診には来てくれても、長続きする人は少ないです。

逆に、全部歯があってしっかり健診に来られている人では、歯を抜くことはほぼ無いですよ。

言うなれば、それこそ意識の差が全然違うのですね。

歯を失って、それを悔やんでも遅いです。

入れ歯で、自分の歯の代用をしようとしても、所詮は異物です。

もちろん、良い入れ場を提供できるように最大限の努力をしていますが、神様が与えてくれた自分の歯には、なれませんよ。。。

今、ブリッジや部分入れ歯が入っている人は、特にその点に注意して定期健診とブラッシング指導、歯石取りを受けて頂くことをお勧めいたします。

永久歯は抜いたら、二度と生えてきませんからね。。。

是非、大切に考えましょう。

ノンクラスプ入れ歯が好評です。

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 多くの患者さんは、入れ歯はできればあまりしたくはないですよね。

僕ら歯科医師も、極力は入れ歯を避けるような処置を進めることが多いです。

一本だけの欠損ならば、ファーストチョイスはブリッジだと思います。

ブリッジは、固定性の補綴物なので咬んだ感触は天然歯に近いです。

保険診療で製作が可能ですし。。。

実際、よく咬めます。

でも、問題点がないわけでもないです。

欠損した両隣在歯を削らなければならないデメリットがあります。

欠損した両隣の歯にもし虫歯があれば、それを削ってかぶせると言うことに強い抵抗はそれほどないのですが、もし、健康な歯ならば気分はいやなものです。

ですから、そのような人には歯科インプラントも勧めることがあります(当院では歯科インプラントはしていないので、必要な方には大学病院か近くの一生懸命に歯科インプラントを勉強している先生に紹介させていただいています。

もちろん保険診療ではないのでかなり高額ですが。。。

それに変わるものというと、やはり入れ歯でしかないというのも現状であります。

ただ、保険診療となると金属のバネ(クラスプ)を使用したものになります。

それ以外のものとなると、考えられるのはノンクラスプ入れ歯なのではないかと思います。

これも保険診療ではできないものではありますが、歯科インプラントと比べると安価だと思います(ただ咬み心地は歯科インプラントの方が遙かに良いとは思います。)。

また、このような少数歯欠損のケースは若い世代の人が多く、金属のバネを見えてしまうのを極端に嫌う方が多いため、ノンクラスプ入れ歯(金属のバネを使用しない入れ歯)を選択する人が多いです。

この入れ歯は、審美的には非常に良いものになります。

残存歯の歯間部の歯肉に床と言われるピンク色の材料を這わせて作ります。

床材料は、保険で使用するものよりも柔らかく弾力もあります。

そのため、維持力も優れています。

ただ残存歯を挟むようにして維持を図るため、残存歯の歯周病の程度はかなり注意して診ていかないといけないですし、動揺のある歯には使いたくないものであります。

このノンクラスプ入れ歯の適応はかなり多く、患者さんからも非常に喜ばれています。

当院では、このノンクラスプ入れ歯の症例も多く行っています。

ブリッジや歯科インプラントに抵抗を感じる方は、是非、考えていただけたら良いと思います。

その際にはまず、残存歯の状態を確認してからノンクラスプ入れ歯の製作を行いたいと思います。

もし、気になる方はご相談いただけたら幸いです。

※当院で2019年版 初売り歯科用グッズ福袋を始めました。
それぞれ、虫歯ケアグッズ、歯周病ケアグッズ、口臭ケアグッズ、入れ歯ケアグッズ等のお値段がお得な福袋を用意してあります。現品が無くなり次第、終了となりますので興味のある方はお早めに。。。

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入れ歯は、健康な自分の歯には勝てないのです。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 先日、上顎に総入れ歯を新製してほしいという希望で、当院に来られた患者さんがいました。

この方は、お使いの総入れ歯をお持ちでしたが、総入れ歯で有るにもかかわらず、その後縁部はかなり短く、床面積はかなり小さいものでした。

これだと、入れ歯の安定感は悪いだろうなと思われるものでした。

よくよく聞いてみると、その入れ歯は東京で1日で入れ歯ができるという歯科医院で作られたそうです。

お値段も相当高かったと言います。

金属等は一切使っておらず、いわば普通のレジン床のようですが。。。

まあ、それを保険で作るか自由診療で作るかは、そこの歯科医院の方針と患者さんの同意のもとで行われるものなので、それに関してはいいのですが、問題はこの患者さんが当院でもすぐに入れ歯ができるだろうと考えられていることが一点と、床の後縁が短いのは、嘔吐反射によるものだということが解りました。。。

かつ、下顎の残存歯は左側の小・大臼歯部が欠損しておりますが、入れ歯は持っていなく、その他の歯は残存しており、下顎前突でした。

歯があったときは、いわば反対咬合というものです。

あまりにも条件が悪いことを考えると、この状態で、通常の入れ歯製作で対応するのは正直、難しいと伝えました。

場合によっては、インプラントを併用したIOD(インプラント・オーバーデンチャー)というものを考えたほうがいいのではないかと、伝えました。。。

当院では、インプラント治療は行っておらず、大学病院で診てもらうことをお勧めしましたが、患者さんはあまり行きたくないようです。

もともと、入れ歯を1日で作ってもらえるという考えもあるようですから。。。

大学病院では、それはありえない話ですからね。。。

入れ歯は、簡単にはできません。

まして、あまりにも条件が悪い人は相当難しいですし、通法通りの製作方法でできないようなケースというのも、あるのですね。。。

簡単に考えられるのは、止めたほうがいいです。

神様が与えてくれた、自分の健康な歯に勝るものはないわけですから、まずは、予防。

他人が作った入れ歯が、自分の歯に勝るというのは幻想ですよ。

厳しい言い方ですが、これは事実だと思うのです。

その辺りは、しっかりと認識していただきたいと思います。

僕たちが製作する入れ歯は、あくまで人工物なので、元々の自分の健康な歯には勝てません。

重度歯周炎でグラグラの歯よりは、いいかもしれませんが。。。

勝負をかけるのは、今の入れ歯よりどれだけよくなるかということです。

元々の自分の健康な歯と同等ならば、ちょっとの虫歯になったら、全部歯を抜いて総入れ歯にしてしまったほうがいいということになってしまいますからね。。。

それは、絶対にありえない話ですよ。

※当院で2019年版 初売り歯科用グッズ福袋を始めました。
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入れ歯を入れて、笑った時の歯の見え方は大切です。

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 総入れ歯を製作する際に、当院で特に気をつけていることは笑ったときの人工歯の見え方です。

これは、保険診療、自由診療にかかわらずに当院では入れ歯製作の際に、大切にしている作業です。

その際の人工歯の大きさや色も大切ですし、形も大切なのですが歯の見え方は置かれている歯の位置、出っ張り具合でかなり変わります。

いわゆる出っ歯のような状態になったままや、歯肉色が目立つようになったまま完成したら治すのがかなり困難ですからね(ほぼ作り替えなければならないと思います。)

そうならないように、咬み合わせ取りが終わって歯を並べ、歯肉形成を行ったならば必ず仮合わせをするように当院はしていますよ。

見るポイントは、まず正中がズレていないか、リップサポートという唇の張り具合(張りがなく唇の赤い部分が内側に入ってしまうこともあります。)はどうか、顔全体から見た歯の大きさ、顔や性差による歯の形態などは重要ですからね。

そして笑ったときの歯の見え方(スマイルラインを参考にしたものです。)は、すごく大切だと思いますから。。。

人工歯の素材としては、レジン歯(プラスチックの歯)、硬質レジン歯(硬いプラスチックの歯)、陶歯(陶材でできた歯)がありますが、保険診療では主に硬質レジン歯を僕は使用します。

硬質レジン歯は、調整もしやすく摩耗も少ないため長期的に見て良いものと思えますから。

色も種類が豊富で明るい色のものもあれば、濃い色のものもありますからね。

入れ歯製作で重要な部分を占めるこの、人工歯配列の善し悪しは机上であれこれやることよりも実際に患者さんを前にして、やった方が実際の見え方がよくわかるので、もし、満足いかないなあと思えば自分でもう一回やることもありますよ。

もし、この仮合わせの段階で人工歯の配列不備があり、もう一回やり直すことはそれほど大変ではないですから、もし、気になることがあればこの段階で教えていただけたら幸いです。

入れ歯をを作るのに、患者さんの意見が入らないものは、完成してから問題が起きることがありますからね。。。

こちらの方からも、そのあたりをしっかり取り込めるように積極的に聞いていますが、患者さん側としても、この仮合わせの時に気がかりなことがあれば教えていただけたら幸いです。

患者さん、歯科医師、歯科技工士が一緒に協力していきながら、良い入れ歯を作っていきましょうね。

そうすることによって、完成した入れ歯は患者さん自身もしっかり使っていただけると思うので慣れるのも早いですから。。。

いいものを作るために、コミュニケーションをとりながら一緒に頑張りましょう。

※当院で2019年版 初売り歯科用グッズ福袋を始めました。
それぞれ、虫歯ケアグッズ、歯周病ケアグッズ、口臭ケアグッズ、入れ歯ケアグッズ等のお値段がお得な福袋を用意してあります。現品が無くなり次第、終了となりますので興味のある方はお早めに。。。