2018/04/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が痛いのに我慢したまま、入れ歯を使用している人がいます。
痛い原因はいろいろ考えられます。
当院では、まずは咬み合わせをしっかりチェックするようにします。
患者さんの中には、痛いところに当たっている入れ歯の部分をすぐに削ってくれよと言われる方がいますが、咬み合わせが悪いために粘膜にかかる圧力が強いため、痛みを起こしているケースも考えられるので、咬み合わせをまずしっかり調整して左右前方のバランスを取っていくことが、一番大切です。
中には咬み合わせの調整だけで、粘膜の痛みが無くなることも多いです。
咬み合わせの調整に問題が無ければ、その後に粘膜の当たり具合を診るのが一番丁寧な治療だと思いますよ。
もし、入れ歯による痛みを感じているのならば、是非、ご相談下さい。
2018/04/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯の型取りは凄く大切ではありますが、製作中の段階で後戻りすることなく、どの時点でも取ることができます。
部分入れ歯の場合は歯牙があるため、そう簡単に型取りをし直すことはできないですが。。。
総入れ歯の場合は、そういった意味では型を取り直しやすいです。
型取りは、取れば取るほど精度は上がりやすいです。
そのため僕は、保険内で製作する総入れ歯でも、最低2回は型を取るようにしていますよ。
2018/04/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
上顎に一本だけ残存歯がある部分入れ歯と下顎は総入れ歯を新製した患者さんが、昨日、二度目の調整に来られました。
上顎は、特に痛みや違和感がなく問題ないようですが、下顎は良く噛めないと仰いました。
口腔内を診て嚙ませてみると、自然に前噛みをするような噛み方でした。
恐らくこれは、以前の入れ歯の噛み方の悪い癖が残っているからだと思うのですね。
奥歯で意識して嚙めば噛めるのだけれど、その人自身が以前の咬み合わせの悪さに慣れてしまい、前方で嚙む癖がついてしまったのだと思います。
もう一度、患者さんにその旨をしっかり説明させていただき、極力、古い入れ歯は使わないように指示しました。
患者さんも、僕の言い方が普段よりきつく感じてしまったのか、ちょっと元気が無くなってしまったような気もしますが、これは良い位置で嚙むためのリハビリだと思って頑張ってほしいです。
古い入れ歯の悪い習慣は、その月日が長ければ長いほどなかなか良くなりません。
本当に今はちょっと大変かもしれませんが、この位置で嚙めば良く噛めるし、痛くありません。
その位置を、体が理解してくれれば本当に良い入れ歯になるので一緒に頑張りましょう。
2018/04/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯に使用される人工歯は、色的にも材質的にも大きさ的にもいろいろあります。
その選択方法は、患者さんの性別、個性、見た目の美しさなどを基準に考えます。
また、好きな食材や顎の力関係を診て、患者さんと決めることもあります。
保険内で使用可能のモノもあれば、保険適応外のモノもあるので、その辺りは相談して決めますよ。
入れ歯の歯は一般的に天然歯よりもサイズは小さいモノです。
あまり大ききすると、顎堤にかかる圧力も大きくなるので注意が必要です。
歯が並ぶスペースが少なければ、わざと人工歯の本数を減らすこともあります。
その辺りについては、歯科医師の意図も仮合わせの時に聞いていただけたらと思います。
2018/04/04
2018/03/31
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を装着すると、発音がしにくいと言われることがたまにあります。
特に「サ音」や「タ音」は、ちょっと違うようですね。
本人的には、その違和感になかなか耐えられないことがあるようです。
基本的には義歯床を薄く(できれば金属床)し、口蓋の部分でS状隆起や口蓋ヒダを、つけてあげると良いとされていますね。。。
ただ、入れ歯を装着した状態と外した状態では、やはり患者さんの感覚的には違いますね。
この発音的な部分については、かなり悩みます。。。
一つ言えることは時間をかけて、慣れていくことが重要です。。。
入れ歯がある状態と、無い状態の発音時は感覚的に口蓋に舌の当たる位置が違うのは、多少はやむをえないこともありますからね。
最大限の努力をして、一緒に頑張りましょう。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
※4月3日(火)は院長が出張のため、休診となります。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。4日(水)以降は、通常通りの診療体制となります。ブログも、また4日から見ていただけたら幸いです。
2018/03/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分的に歯が欠損していても、食べるのに苦労しないから入れ歯やブリッジを作らないという人がいますね。
でも、歯を失ってそのままにしていい歯は親知らずくらいなのではないでしょうか。。。
その他の歯は、咬み合わせの関係や対向関係にもよりますが、歯を失えば何かしらの補綴処置がいると思います。
何もせずにそのままにしておくと歯は少しずつ動いたり傾いてくるので咬み合わせや顎にも悪影響が出ますし。。。
一歯や二歯の欠損ならば、ブリッジが適応になるかと思います(歯周病の程度や欠損した歯にもよりますが。。。)が、それ以上ならば、入れ歯がいると思いますよ。
今、食べるのに苦労していないからと言う人は要注意です。
後々、それが引き金になって顎関節症様の症状が出て口が開けにくくなったや顎が痛いという人も結構います。
是非、早めの処置をいたしましょう。
2018/03/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を失った多くの人は、良い入れ歯を求めていますね。。。
でも、ほとんどの人は全ての歯を失って装着する総入れ歯ではなく、一本以上は歯が残っている部分入れ歯を求めている方がほとんどですよね。
部分入れ歯は、保険内で製作しても自由診療で製作しても、残存歯が虫歯や歯周病に罹患しやすいのには変わりがありませんね。
そのため、その部分入れ歯がどのくらい持つのか?という問いに明確に答えることはできないです。
なぜなら、その後の口腔ケアに凄く左右されると思うからです。
つまり、定期健診にしっかり通い、日常のブラッシングによるホームケアと歯科医師や歯科衛生士がおこなうプロフェッショナルケアが重要で予防していくことが必須だと思うのです。
多くの歯を失った人は、元々歯周病や重度の虫歯で歯を失ったと考えられますので、そのリスクは歯が全てある人に比べて、高いのは事実だと思うのです。
でも、その予防意識を持ち続ける人は本当に少なく、入れ歯が良い状態になると歯科医院に定期的に通うこともなくなる人が多いです。
そのため、また何年か経って歯が抜けたり、抜かなければならない状態になって入れ歯を作り直し、総入れ歯に近い状態になっていく。。。
この繰り返しほど、虚しいモノは無いと思います。
今一度、今残存している歯を大切にするため、入れ歯をセット後も定期的に残存歯のクリーニングと、入れ歯の調整をしてもらいましょうね。
2018/03/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ノンクラスプ入れ歯は、金属のバネを使わないので審美的ではあります。
保険診療で製作される部分入れ歯は、どうしても金属のバネを使わなければならず、前歯しか自分の歯が残存していない場合は、見えないように設計するのはどうしても無理があります。
その場合は、自由診療となりますがこのノンクラスプ入れ歯が適応となるケースは多いですね。
でも、これも症例を選ばないと良いモノにはなり得ません。
残存歯に歯周病が中等度以上あり、動揺歯だったりするとクラスプの代わりになる歯肉色をした床の部分が、残存歯の歯間部にはいるため、その動揺歯を引っ張り上げてしまいます。
そうなると、さらに動揺が強くなることが懸念されますし。。。
もし、入れ歯の金属のバネが気になるのならば、是非、ご相談下さい。
その際は、ノンクラスプ入れ歯が可能かどうか診査させていただき、その結果をお伝えしたいと思います。
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2018/03/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、飛び込みで来られた患者さんが、「入れ歯を作ってほしいんですができますでしょうか?」と尋ねてきました。
口腔内を診てみると、ほぼ総入れ歯に近い状態で、無口蓋義歯という口蓋部分をくり抜いた形の入れ歯が入っていました。
その入れ歯を外そうとすると、「先生、外すと入らなくなるから、取らないでほしい。」と言います。
入れ歯は凄く汚れていて、内面には入れ歯の安定剤が入っているようでした。
恐らく、残根の上に不潔で硬くなった安定剤が敷かれていて、それが残根のアンダーカットに入り込んでいて、維持されているようでした。
僕は、「では、取らないでも良いですから大きなレントゲンを撮らせて下さい。」と言い、パノラマX線写真を撮るとやはり、入れ歯の下に2本ばかりの残根が写ってきました。
僕は「今の状況で入れ歯を製作するのは無理なので抜歯をして、それから入れ歯を作ったらどうか。。。」と提案しました。
その患者さんは、「その入れ歯は今のように口蓋を覆わないようにできますか?」と聞いてきたので、「それは無理ですね。総入れ歯の場合、入れ歯の維持は粘膜で図るしかないので、それなりに大きな面積になりますし、あなたの顎堤の吸収状態からも無口蓋義歯を作ったとしても、全く維持のできないものになりますよ。」と言いました。
その患者さんは、「僕はすぐオエッと吐きっぽくなるのです。だから、何とかしてほしい。」と仰いました。
これは、非常に難しい問題です。
嘔吐反射が強くて、入れ歯を入れられない人というのは確かに存在します。
そうなると、インプラントを併用したオーバーデンチャーなどで対応しなければならないかもしれない旨も伝えました。
当院では、インプラントは行っておらず、必要性を感じる方には大学病院に紹介させていただいています。
当然、インプラントの場合は自由診療になるので、大学病院の設定する金額になる旨も伝えました。
その方は、「ちょっと考えさせて下さい。妻と相談してきます。」と仰り、帰られました。
一応入れ歯は、どのような欠損症例にも対応できるのですが、それを受け入れられるかは個人によって違います。
特に嘔吐反射の強い人はかなり困難です。
そう思うと、できるだけ入れ歯にならないように日常の歯磨きを大切にし、自分の歯を健康に保つことが大切ですね。