2017/10/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
僕自身、公認スポーツデンティストの資格を有しているためか、スポーツマウスガードの製作依頼も当院は多いと思います。
スポーツマウスガードは、スポーツ外傷の予防には非常に適しており、スポーツパフォーマンスの向上にも良い影響がある可能性があります。
このマウスガード装着は格闘技の競技者が多かったですが、最近では、バスケットボールやサッカー、野球などのプレイヤーにも多く装着していますよ。
スポーツ店に置いてある市販のものもありますが、その制作方法は温湯で軟化した材料を口の中に含み、口を動かして形を作っていくものですが、厚みが不均一になりやすく適合面も良くありません。
やはり歯科医院でしっかり型を取ってもらい、マウスガード専用シートを用いて一定の厚みにして製作したものが良いと思います。
是非、スポーツマン、スポーツウーマンには考えていただきたいアイテムだと思います。
カラーデザインも半透明のモノから、カラフルなものを選べますし、厚みもいろいろなものがあります。
ご興味のある方は、是非、ご相談ください。
(当院でのマウスガード製作料金は6000円(税抜き)となっています。上の写真のように色付きのものは7000円(税抜き)です。)
2017/10/24
歯が数本しか残っていない場合で、対向する相方の歯との接触がなく、完全にすれ違っているものをすれ違い咬合と言います。
この場合、かなり咬み合わせを決めるのが大変です。
そのため、総入れ歯に準じた咬合採得という咬み合わせの高さや咬んだ時の良い位置を決めていきます。
でも、歯の残り方によっては、このすれ違い咬合は総入れ歯よりも大変であったりもします。
先日もこのような口腔内状況で部分入れ歯を製作しました。
上記の写真は完全に残存している歯がすれ違っており、入れ歯を作るのにかなり大変でした。
虫歯の処置も必要な所がありますが、咬み合わせを支えるための入れ歯がほしいという主訴と、こちらとしてもまずは咬み合わせが大切と考え、入れ歯製作を先行しました。
残存歯の負担等を考え、クラスプという金属のバネも工夫しました(自由診療ですが。。。)。
幸い入れ歯の調子も良く、違和感等は感じていないようです。
今後は残存歯の虫歯の治療と歯周治療をしていきます。
その後は、この状態を維持するためにも定期健診とクリーニング、入れ歯の点検を今後はしていくようにお勧めしていきます。
(写真の掲載は、患者さんの同意を得ています。入れ歯がないとすれ違い咬合のため、残存している歯が対向する粘膜に食い込んでいきます(上の写真)。入れ歯を入れることによって、ストッパーとなり噛み合わせの高さが維持されます(下の写真)。)
2017/10/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新しい入れ歯をセットして、その時は特に何事もなくすんなり終わっても、帰って食事をすると痛いというのは往々にしてあります。
どうしても食べてみないと何とも言えない部分が入れ歯にはあるので致し方ない事ではあります。
また頬粘膜や舌、口唇を噛みやすいケースもあります。
これは口の中の神経筋機構がまだ、新しい入れ歯に対して順応しきれていないからだと思いますが、咬合関係が適切であれば経験的に1~2週間ほどで順応してくる事が多いですよ。
いずれにしても、このような状況は認められやすいので、新しい入れ歯をセットした後の調整には必ず来られてくださいね。
そして、特に問題ないということになったら、メンテナンス(定期健診)に移行して、残存歯のクリーニングと入れ歯の点検・調整とをしっかりやっていきましょうね。
2017/10/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の痛みがあって入れ歯安定剤に頼る人は多いですが、あまりお勧めできることではありません。
というのは、安定剤はあくまで一時的な対応しかできず、その物性は劣化しやすいですし不潔になりやすいです。
根本的な解決にはならないですので、早めに歯科医院で調整していただくことをお薦めいたします。
また、自己判断で「入れ歯のここが当たっていたので削りました。」と言う人がたまにいます。
大抵、そこではなく違う部位だったり、咬合を直せば問題なかったりすることが多いです。
是非、自己判断をすることなく、かかりつけの歯科医院で診てもらう事をお薦めいたします。
2017/10/20
2017/10/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を抜いて入れ歯を入れて、取りあえず見栄えも問題なくなると、あれだけ入れ歯に抵抗のあった人が、そうでもなくなるのは、たくさん経験しております。
でも、それがゴールではないですよね。
歯が一本でも残存しているのなら、これ以上歯を悪くしないようにコントロールすることが大切です。
入れ歯が落ち着いてしまうと、もう定期健診にも応じない人が多いです。
これは若い世代で入れ歯を装着した人には、凄く多いような気がします。
今までの不規則な生活習慣と、口腔衛生が良くなかったために入れ歯になってしまったのをしっかり改めないと、もっと歯を失うでしょうし、さらに大きな入れ歯になってしまう可能性が高いですよ。
そうなると、入れ歯の維持安定も確実に悪くなりますし、その時に悔やんでも遅いです。
是非、これ以上悪くならないために定期健診とプロフェッショナル クリーニングを受けていただき、そのうえで日常の歯磨きをしっかりやっていただいて、現状より歯を失わないようにしていきましょう。
2017/10/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を長く使用していると、人工歯が少しずつ摩耗してしまうため、咬み合わせの高さが低くなることが往々にしてあります。
そのため、下顔面の高さが短くなりシワがよりやすく老けて見られます。
また、口角(口の端)が下がりその部位に唾液が流れ貯留するため、不潔になりやすく口角炎なども併発しやすいです。
しょっちゅう、口角に炎症が見られる方は案外、このケースが多いです。
先日もそのような方が来られました。
その旨をお話すると、「風邪ひいたのかと思った~。体調悪くないのにおかしいなと思っていました。いつまでも治らないし。。。」と仰っていました。
総入れ歯に近い状態で口角部分に炎症があって、いつまでもそれが治らない方は、おそらく咬み合わせの高さが低くなっているのが原因だと思います。
気になる方は、ご相談ください。
2017/10/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を抜かなければならないものとしては、重度虫歯と重度歯周病が二大疾患として挙げられますが、歯根破折(歯根の亀裂や破折)も多いです。
この歯根破折はスポーツ外傷や交通事故などの外傷もありますが、歯ぎしりや喰いしばりでも起こりえます。
そういう僕も過度の夜間の歯ぎしりにより、右下奥歯を破折してしまいました。
幸い、まだ抜かなくてもいい状態ですが、油断はできません(正直、何とか残してもらっている状態です。)。
そのため、夜間の歯ぎしりのためにマウスピース(ナイトガード)を製作してもらい、装着して寝ています。
ナイトガードでは歯ぎしりそのものを止めることはできないとされていますが、装着することによって、歯ではなくマウスピースの方が削れてくれるので歯そのものは守られます。
1年ほどで作り替えているので、確かに消耗品と考えられますが、これを装着することによって寝るときの安心感があり、よく眠ることができますよ。
ナイトガードは顎関節症やスポーツ用のマウスピースとは違って薄いですし、違和感もそれほど感じません。
お悩みのある方は、是非、ご相談ください。
2017/10/16
2017/10/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
失った歯を、元の健康な歯に戻すようなことがもしできれば、本当に良い事だとは思います。
そういう意味では、再生治療には興味があります。
でも、再生治療が発達してきたとはいっても、医療の現場で使用されるようになるには何十年もかかることでしょうね。
現状では、虫歯や歯周病にならないように予防するのが一番大切ですし、もし、なってしまったなら治療に励み、その再発リスクを軽減するということが最重要ですね。
ただ抜けてしまった歯は、どうしたらいいのか。。。
やはりブリッジや入れ歯、インプラントで機能回復するしかないですよね。
当然それが、自分の歯と同じように機能するには技術的にも時間的にも、もの凄く大変な事です。
できるだけ、自分の歯を残していくのが一番大切な事は意識してくださいね。