2017/10/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を失う原因で、一番多いのは歯周病ですが、歯根破折で歯を抜かなければならない人も少なくないです。
この歯根破折は交通事故やスポーツ外傷により起こることもありますが、自分の咬合力や就寝時の歯ぎしり、喰いしばり等の過剰な咬合力によっても起こりえます。
交通事故は予測できませんが、スポーツ外傷はスポーツ時に、就寝時の歯ぎしりや喰いしばりは夜間に起こることは予想できますよね。
その際に、スポーツマウスガード、ナイトガードというマウスピースを装着して予防するのは大切な事です。
この二つは素材や厚みも違うため併用はできませんが、歯を守るために考えていただけたらと思います。
当院でもマウスガードは自由診療(税別6000円~)、ナイトガードは保険診療内で製作できます。
ご興味のある方は、ご相談ください。
2017/10/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
金属床の総入れ歯を装着するようになって、見違えるほどよく話をするようになり、食事も美味しくできるようになった人は多いです。
以前は、保険内で入れ歯を作ったようですが、とても装着していられないと仰っていました。
どうしても保険診療では使用できる材質は基本的にプラスチックであるため、床と言われるピンク色の部分が厚くなります。
これは、強度を上げるためには致し方ないのですが、かなり違和感を感じるようです。
基本的には上顎の場合は口蓋部分、下顎の場合は舌側部分に金属が露出するため他人から解ることはありませんし、熱伝導性はよく、温かい食材は温かいものとして冷たい食材は冷たいものとして食べられますし、薄くなることによって、舌の動きを阻害しません。そのため、口の中が広くなったようだとよく言われます。
入れ歯は毎日使うものです。話しにくい、食べにくいと保険内の総入れ歯で感じているのなら、考えていただけたらと思います。
2017/10/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先月に当院も開院してから7年目となり、早くも一月が過ぎました。
最近はメンテナンス(定期健診)に応じてくれる患者さんは本当に増えてきましたが、入れ歯の方のメンテナンスは、まだまだ多くはないと思います。
入れ歯は歯がないので、痛くなったら行けば良いとか、緩くなったら行けば良いと思われがちですが、それだと、かなり大掛かりな処置が必要になります。
場合によっては、作り替えなければならないこともあります。
歯を失った歯茎は、時間の経過とともに生理学的に吸収され、これを止めることはどんな名医でもできません。
そのため、入れ歯が少しずつ合わなくなってしまうのを、少しの調整で間に合わせていくのが一番良い事だと思います。
総入れ歯の人でも、是非、3ヵ月に1回は点検と調整をさせて頂けたらと思います。
2017/10/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
僕が総入れ歯の製作の過程で、一番気をつけていることは咬み合わせです。
総入れ歯であったり、歯があっても対合歯がなくて咬み合わせが安定しない場合は、入れ歯を製作するための咬み合わせを採得する装置(咬合床)が必要になります。
この装置を使って、咬み合わせを決めていくわけですが、古い入れ歯の悪い咬み癖があるためになかなか上手く取れないこともあります。
そうなると、いろいろな方法を使って決めていくことになるのですが、かなり大変です。
場合によっては2~3回この咬み合わせを取るために時間をかけたり、お使いの古い入れ歯の咬み合わせを直して、それを使用してもらい、しばらくたってから咬み合わせを取り直すこともあります。
ここが上手くいかないで、それに気づかずに新しい入れ歯を製作してしまい、それを修理なんてことになれば、キレイに仕上がりませんからね。
自分の中では、一番緊張するし、その後の仮合わせでもかなり慎重に見ていますよ。
2017/09/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
30代、40代の若い人でも、親知らず以外の歯を虫歯や歯周病で1本以上失う人がいます。
入れ歯はできればしたくはないということで、ブリッジができるかどうか検討はもちろんいたしますが、犬歯や大臼歯を失った長い範囲のブリッジは保険診療ではできないことが多いです(学術的に無理とされる根拠がありますし、保険のルールでも認められないケースがあります。)。
そうなると次の選択肢は、保険診療内では入れ歯になってしまいます。
歯の欠損部をそのままにしていて、良い事はありません。
発音しにくいことや食べにくいのはもちろんですし、歯を失う事によっての上下前後的な接触部分を失う事によって、歯は少しずつ移動してきます。
そうすると歯がいらぬ干渉を起こして咬合のバランスを崩し、顎関節にも障害を与えることがあります。
全身的にも悪影響があり、体幹のバランスも崩れやすくなり、姿勢も悪くなりやすいです。
もし、親知らず以外の歯で歯を失ったら、早目に歯科医院で相談され、何かしらの処置を受けることをお薦めいたします。
2017/09/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療をしていて、患者さんが金属のバネを嫌い、入れ歯のバネを見えないようにしてくれという依頼を受けることがあります。
場合によっては、そのバネの位置を奥歯に持っていくことによって、目立たなくさせることが可能かもしれませんが、前歯部しか残存している歯がなければ、基本的にはその前歯にバネを掛けることになります。
これは保険診療である以上、やむを得ないことなのですね。
確かに、金属のバネが前歯に掛かっていることは目立つし、入れ歯だと他人に解ってしまうかと思います。
でも、これが保険診療としてはできることの精一杯のところであります(ノンクラスプ入れ歯というものもありますが、これは保険診療が認められず、自由診療となります。)。
。
その保険診療内で製作された部分入れ歯で金属のバネを取ると、入れ歯の維持が効かなくなり、入れ歯がカパカパになって外れやすくなります。
そうなると、食事どころか会話も難しくなります。
この金属のバネ部分に関しては、審美的に良くないというのは解っていますが、それを気にされるならばノンクラスプ入れ歯を検討していただけたらと思います(残存歯が重度の歯周病になっている場合は、ノンクラスプ入れ歯が向かないことも往々にしてありますので、そのことは歯科医院でご相談されることをお薦めいたします。)。
保険診療で行うものに関しては、僕ら保険医はそのルールに反することはできません。
その旨は、ご理解していただきたく思います。
(写真の掲載は、患者さんの同意を得ています。下顎の入れ歯はノンクラスプ入れ歯です。金属のバネを使用しないため、目立ちません。)
2017/09/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯による痛みを入れ歯安定剤で抑えようとする人は、少なくないです。
入れ歯が当たって痛い場合の応急処置としては、致し方ない面がありますが、早目に歯科医院に行っていただいて当たる部位を削って調整していただくことをお薦めいたします。
痛みの原因も単純に粘膜に合っていないのか、咬み合わせが原因で入れ歯が動くために傷ができるのか診てもらわないと、根本的な解決には及びません。決して自己判断で解決しようとしないようにしましょう。
合わない入れ歯を、何層も粘膜調整剤を盛り足してしまったために、口が閉まらなくなってしまったような人もいます。
審美的にも入れ歯を支える粘膜にも良い事はありませんよ。
もし、どうしても使用しなければならないとしても、歯科医院での管理下のもとで、指導を受けることをお薦めいたします。
(写真は入れ歯安定剤を何層にも盛り足して使用していた人のものです。このような状態だと下顔面が異常に長くなり、口が閉まらない状態でした。審美的にも衛生的にも良くないです。)
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2017/09/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
訪問診療を行うようになってから、5年ほど経ちますが患者さんは在宅の方もいれば、介護施設の方もいます。
在宅でも介護施設の場合でも、当院は治療を受ける要介護者、そして実際に介護をされる方にもブラッシングの説明と治療についての説明をしております。
なぜなら、介護を要する方の場合は、手が上手く使えない事や認知症の可能性もありますので、実際に介護をしてくれている方の協力を得られないと、なかなか上手くいかないのが実情です。
外来患者さんにも言えることですが、日常のブラッシングの協力が得られるケースの場合は、治療は上手く行きやすいですし、その後の予防もしっかりできていますよ。
口の中が衛生的になり、虫歯や歯周病が改善されていくと全身的にもいい影響があり、食事もモリモリ食べられて元気になったケースもいっぱい知っています。
是非、そうなれるように一緒に努力して行きましょう!
訪問診療の詳しい案内
当院での精密入れ歯治療の案内は
2017/09/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は、一般的に夜間使用しないで寝てもらうように指示することが多いですが、顎関節に異常があったり、歯ぎしりによる歯根破折の可能性がある方には、装着して寝てもらうように指示することもあります。
そういう状況であっても、入れ歯を磨くことは大切です。
口腔内の衛生状態を良い状態にして保つことは、重要な事ですからね。
たまに入れ歯を装着したまま、歯を磨いているという人に遭遇することがありますが、自分の歯は入れ歯を外して磨いていただき、入れ歯は外して流水下で、入れ歯用のブラシか軟毛ブラシを当ててしっかり磨くようにしましょうね。
2017/09/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を長持ちさせるには、定期健診で診てもらうことが大切です。
入れ歯は歯を失った以上は、歯茎の吸収は止めることはできないです。
もちろん個人差がありますが、少しずつ歯茎は痩せてきます。
歯茎が痩せていくと、入れ歯が浮いてきたりして、歯茎と入れ歯の内面の間に煎餅のカスやイチゴの種のようなものが侵入しやすくなります。
もし、そのような事が多くなったようならば、裏打ちや調整をしてもらう事が肝心です。
定期健診に通っていただいている場合は、早目に対処できるので大掛かりな処置はいらないと思いますよ。
是非、入れ歯の方でも定期健診には来られてください。