2017/05/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯で生活の質が変わるというのは、確かにあります。例えば、今まで物が噛めなくて家族とは違うものを食べていたけども、入れ歯が入ったことによって皆と同じものが食べれるようになったり、人前では歯がないためマスクを外すことができなかったけども、マスクを取って話をすることができるようになったと仰るケースを何度か経験しています。そのような方たちは、今までの習慣を改め、歯磨きも頑張っていただけるようになることが多いです(それ以上、歯がなくなることが一番怖いですからね。)。
もちろん保険診療で、部分入れ歯の場合はバネのかかる部位が前歯しかないのであるならば、金属のバネが見えてしまうため審美的に問題を感じる事があるかもしれません。その場合は、自由診療で対応した方が良いケースとしてご指摘はさせていただきたく思います。
今、歯がなくて上記のようなことで、お困りならば是非、ご相談ください。
2017/05/15
2017/05/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
夜間の歯ぎしりや喰いしばりが原因で詰め物が取れたり、被せ物が外れたりする患者さんは多いです。その患者さんに、恐らく歯ぎしりをしている旨を伝えると、大抵の人はその自覚がないか、少ないです。。。それもそうですよね、夜間の就寝時にしているわけですから。
この就寝時の歯ぎしりは、ストレスが原因とされていますが、解明はされていない部分が多いです。日中の喰いしばりは気をつけようと思えば、気をつけようもあるのですが、就寝時は正直、難しいですよね。僕も、この歯ぎしりがひどく、歯根破折(歯を根っこごと割ってしまうこと)を起こしてしまいました。この歯根破折を起こすと、抜歯になるケースが多いです。できるだけ、そうならないためにも就寝時のマウスピース(ナイトガード)の使用をお勧めします。
2017/05/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯は簡単に作ることはできません。たまに型を取れば次にはできてくると思われる人がいますので口を酸っぱくして言うようにしています(即時入れ歯を作る場合は、別ですが。。。)当院では段階を踏んでステップごとに進めていきます。これは保険診療でも、自由診療でも同じなのですね。保険診療と自由診療の違いは、主に使用する材料に違いがあるわけです。
総入れ歯の場合は、自由診療で上顎の口蓋面や下顎の舌側面に使用するものを金属とし、熱伝導性や舌感を良くすることができます。食材のおいしさは熱にも深いかかわりがありますよね。また、発音とかを考慮すると金属を使用した方が薄くできますし、違和感は絶対少ないですね。壊れにくさなども考えると金属床の義歯の方がお勧めだと思います。
歯茎が痩せていて適さないと思われる方でも、使用する金属をチタンにすることにより、入れ歯の軽量化を図れますし、良いものができると思います。保険の入れ歯を何度も作り替えをするよりも、金属床の良い入れ歯を作った方が長持ちして返って経済的であったりするのではないかという気もします。
入れ歯は毎日使うものですからね。消耗するのは致し方ないですが、それを長持ちさせる方が大切なのではないかと僕は思います。壊れにくいというのは大切なポイントだと思いますよ。気になる方は、ご相談ください。
2017/05/13
2017/05/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はどうしても自分のモノとして機能するまでには、時間がかかります。それは、着脱性のためどうしても煩わしさが付きまといますし、違和感というのは否めません。違和感が少ないという意味では固定性のブリッジが非常に有効ですが、これも衛生面からするとなかなか磨きにくい部位が存在しやすいです。
衛生面からすると入れ歯は外して磨けますので、その点では良いところもありますね。ブリッジは土台になる歯が歯周病を患っていると、重症化しやすいです。
ブリッジと入れ歯を単純に比較はできませんが、様々な角度から見て、どれが一番適切なのか歯科医師と相談することをお勧めいたします。
2017/05/12
2017/05/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
重度歯周炎や重度の虫歯により多数の歯を抜かなければならない患者さんは、抜歯後、次の選択肢として入れ歯を入れると考えることだと思います。間違いではないのですが、今まで入れ歯を入れたことがない人が大きな入れ歯を簡単に受け入れてくれるかというと、そうではないです。入れ歯を使用したことのない人が、それこそ大きな入れ歯に馴染むまでは相当な時間がかかりますし、それ相応の努力が必要です。どんなに正確に良い入れ歯でも、あくまで異物です。神様が与えてくれた、健康な時の自分の歯には勝てないです。咀嚼力も発音のしやすさも、何一つ勝てないのは、今までの研究論文や経験にも裏付けられています。
ですから、部分入れ歯でも残存している健康な歯は1本でも多く残し抜歯を極力避けるようにしていきましょう。そのためには、僕らだけの努力ではどうにもなりません。虫歯や歯周病は生活習慣病なのですから。その患者さんの日常生活のなかで、医院で習った指導を基に歯磨きはきちんとやっていただき、医院のメンテナンスにはしっかり通うようにしましょうね。
2017/05/11
2017/05/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新しい入れ歯を作っても、時折、破折されてくる方がいます。恐らく、誤って入れ歯を落としたことや、咬み合わせの影響などが考えられますね。落としたことによって、割れるのはどうしてもあることですが、問題なのは咬み合わせの影響と思われるものですね。
例えば上顎が総入れ歯やそれに近い欠損状態で、下顎の方は自分の歯がかなり残っている場合にはちょっとその危険性が高い対向関係と言えます。
歯を失うと、生理学的に骨は吸収されてきます。その変化は上顎の場合は唇頬側からで、下顎の場合は舌側からされます。(歯が残存している場合は、それほどの変化はないです。)
上顎の歯がほぼ無くて、下顎の歯がほぼあるようなケースの場合、下顎の歯列に対して、上顎の歯列弓はかなり狭いものになります。通常は咬合させると上顎の歯が下顎の歯を覆うような排列位置になるので、それに準じた人工歯の排列方法で歯を並べると、上顎の入れ歯の正中部分に応力がかかります。そうなると、入れ歯の真中から割れてくるのですね。。。
これに耐えうるようにする場合は、人工歯の排列を変えるか、金属床といわれる入れ歯にすることがお勧めであります。特に、チタンと言われる金属にすると丈夫で軽く、金属アレルギーの心配もほぼないです。この金属床は自由診療となりますが、しょっちゅう入れ歯が真中から壊れてくるなと思う方は、ご一考されるといいかと思います。
(写真はチタンを用いた金属床の入れ歯です。上顎の場合、口蓋面に金属を使用します。口蓋のみチタンを使いますので、薄く丈夫です。口蓋面だけの使用なので、通常の生活の中で見えることもないです。)