2017/09/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
よく知らず知らずのうちに歯がかけてしまったり、すり減らせてしまうような人がいます。
身に覚えがなく、いつの間にかけたんだろうと来院される人もいます。
歯が全体的に摩耗したりしている場合は、夜間、就寝時の歯ぎしりが関係していることが往々にしてあります。
この歯ぎしりは、ご飯を食べるときの咬合力よりも、寝ているときに無意識のうちに数倍高い咬合力が発揮され横に動きギリギリ歯同士を擦れ合わせ、歯を摩耗させてしまうのですね。。。
このような状況が続いてしまうと、歯はすり減ってしまうし、被せ物は取れるし、詰め物ははずれる、歯がしみるなどの悪循環が続きます。
対症療法になりますが、このような人にはナイトガードというマウスピースを使用して寝てもらうのが一番効果があると思います。
以前に、しょっちゅう被せ物が外れてくる患者さんに、ナイトガードを装着したところ全く外れなくなり、喜ばれたことが何度もあります。
僕も使用していますが、違和感もほとんどなく快適に眠れます。
最近では、旅行の時にうっかりこのナイトガードを忘れてしまうと、眠るのが心配な時もありますよ。
歯ぎしりはギリギリと音がするものと思われますが、音の出ない喰いしばりもあります。
是非、就寝時の歯ぎしりや喰いしばりを指摘されたり、お悩みの人はご相談ください。
2017/09/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は朝から、ある異業種会のセミナーに講師として話をしてきました。
ここで話した内容はいつもの入れ歯や、ブラッシング指導についての事ではなく、医院の患者さんを迎えるための取り組みについて紹介してきました。
特にスタッフ教育の話です。
いわゆる医院のマネージメントの話です。
僕が考える医院のマネージメントは患者さんのマネージメント、スタッフのマネージメント、自分自身のマネージメントがありますが、この会はスタッフファーストの勉強会なので当院のスタッフ教育についての話をしてきました。
でも、僕らは結構、いろいろな取り組みをスタッフマネージメントについてもやってきたつもりでしたが、実際に原稿を書いてみると、僕自身では大したことをしていないのが実情です。
結構やっていると思えたのは、スタッフ自身が自分たちで向上心を持ち、いろいろな事に取り組み、医院を構築してくれたからですね。
だから、そう感じていたのですね。自分一人では何もやっていませんね。強いて言うなら、その取り組みを行うための経費を支払っただけなのかもしれません。。。
僕は本当にスタッフに恵まれていて、このスタッフが居てくれるので頑張れます。
患者さんの笑顔とスタッフの笑顔、これが間近で見れる歯科医院の院長という職業は本当に素晴らしいです。
これからも、もっともっとスタッフと一丸になって、この医院を盛り立てていこうという勇気が湧いてきましたよ。
また、今日からスタッフ皆と一緒に成長していきたいです!(^^)!。
2017/09/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯になった人は、「こうなる前にもっときちんと歯を磨いていれば良かった。。。」や「定期的に歯科医院に行って、歯のクリーニングをしてもらえば良かった。。。」等、後悔の気持ちがあるようです。
どんなに良い入れ歯でも、自分の入れ歯には絶対勝てません。
やはり神様が与えてくれた歯というのは、もの凄く大切なのですね。
でも、重度歯周病や重度虫歯で抜歯を余儀なくされ、抜かざる負えなくなった以上は、そこに歯を生やすことはできませんし、抜けた歯を植え込むこともできないのです。
もし、現在、部分入れ歯を入れていて、残存している歯のための健診やクリーニングを定期的に受けていない人は、本当に要注意です。
そのような人に、残っている歯が良い状態で維持されている人は少ないものです。
是非、早目にかかりつけの歯科医院で、健診とクリーニングを定期的に受けることをお薦めいたします。
2017/09/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
介護を要するような方で、歯科医院に行きたくても行けない方がいます。
元気に歩けるときは、歯科医院に通って歯茎の掃除をしてもらっていたけど寝たきりや、それに近い状態になってしまったために、歯のクリーニングに行けない、入れ歯が痛いけど入れ歯の調整に行けない等の困りごとがある方は、是非、ご相談に来ていただけたらと思います。
当院は、そのような方たちに対して訪問診療も行っています。
お役に立てられたら、歯科医師として嬉しいです。
2017/09/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
咬み合わせを失い、下顔面の高さがかなり低下したためにシワが寄り、いわゆる老人様顔貌(老け顔)という様相は全ての歯を欠損したことによりなってしまいます。
歯があっても、咬み合わせを支える相方の歯を失い、すれ違い咬合というケースもあります。
やはりこのようなケースも咬み合わせの高さが失われるため、その老人様顔貌になってしまうのですね。
また、前歯を失う事により口唇が内側に入ってしまうためにシワが寄り、老けて見られることもあります。
逆を言えば、咬み合わせをしっかり作ることで、この老人様顔貌から脱却できる可能性があるわけですね。
今まで、歯がなく老け顔であった人が、入れ歯を入れて適正な咬み合わせの高さを作ったことで顔に張りが出て、シワが寄らなくなったケースは何度も見てきました。
お困りの人は、是非、ご相談ください。
2017/09/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りの人は、本当に多いですね。
特に若い世代の方は切実です。
日常の生活の中で歯がない時期があると困るというのは、審美的な面から思われている事が多いです。
年齢を重ねると、まあいいかという気になる方が多いのも事実ですから。。。
でも、30代、40代の若い世代から入れ歯になるというのは、今後が心配です。
平均寿命から言うと、あと40~50年は生きるわけですから、その間に何回も入れ歯を作り替えなければならないでしょうね。。。
歯を失った歯茎は、生理現象として痩せていきます。
そうなると、入れ歯は緩くなりますよね。これは、どんなにいい入れ歯を入れていても、避けて通れないものです。
失ってしまった歯は、失くしてしまった以上、元に戻すことはできません。
であるならば、これ以上歯を失わないように、ブラッシングに励み、定期健診とクリーニングをしっかり受け、入れ歯の調整もしてもらう事が大切です。
諦めずに、一緒に頑張りましょう!
2017/09/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、あるセミナーに参加させていただきました。
そのセミナーは、朝6時から始まります。
歯科医師は僕以外、誰も入っていないです。
本当に異業種の職業の方ばかりで、聞く内容も新鮮でした。
この会は売上を上げるためのノウハウや、マーケティングがどうのこうのというものではなく、人としての在り方みたいなものが主です。
そして、大方が会社の社長さんクラスの人が在籍しているため、会社の信念や社長の思いみたいなものや、スタッフにどういう気持ちで接し、それを伝えているかが焦点になるのかなという気がしました。
まあ、それをやることで、ある意味、宣伝にはなると思うのですが。。。
でも、そのスタンスはあくまで心の在り方で、いかに自分のモチベーションを上げ、社員教育をし、人に優しく接して穏やかでいられるかを勉強する会なんだなと思いました。
僕はこういう話はあまり聞くことがなく、凄く感心しました。
僕もりんご歯科医院の家訓(心の持ち方)として4つの項目を挙げています。
1.雰囲気は自分で作る。
2.遊び心を持つ。
3.患者さんを喜ばせる。
4.注意を向ける。
の4つです。
この家訓はある本から学び、サービス業としては心の持ち方として良いものではないかと思い、少しアレンジしました。
毎朝、朝礼の際にスタッフ一人に読んでもらい、それから申し送りをするようにしていますが、最近、この気持ちを忘れかかっていたかもしれません。
来週の金曜日は僕が、このセミナーの講話を担当します。
これを機会に、当院の思いとスタッフ教育を中心に話してみたいと思います。(もちろん入れ歯の話も多少しますがね。。。)
でも、凄く緊張します~。。。
2017/09/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
昨日、夕方に毎月メンテナンスで通ってきてくれる、とても親しいある患者さんから連絡をもらい、自転車で転んでしまい歯が折れたとの報告を受けました。
至急来てもらい、口腔内を診たところ、下顎の右側犬歯とそのすぐ後ろの小臼歯の差し歯が外れていました。
でも、もともと状態の良い歯ではなく、亀裂も入っていたため再セットは無理な状態でした。
また、その方は下顎の両側臼歯が欠損しており、当院で作った入れ歯を使用しています。
今回外れた差し歯のその部位に、クラスプという金属のバネが掛かる歯であったのですが、再セットできないとなると非常に大変な処置になるのです。
折れた二本の歯は残根状態であったため、いずれは抜歯となりますが、とりあえずは入れ歯を使える状態にしなければなりません。
そのため、残根部位を取り外しの利くセメントで穴を埋め、入れ歯に歯を足す増歯という処置をし、犬歯の一本前の前歯にワイヤークラスプというバネをその場で作り、セットしました。
このワイヤークラスプは、チェアサイドで作るとなると結構大変です。
ゆるゆるのバネだとあまり意味がないのでしっかり機能することを確認しながら組み込みました。
他の患者さんも数人いたので、ここまでやるのに相当な時間がかかりましたが、何とか一時間半ほどで終わりました。
その時には、もうすでに8時を過ぎてしまいましたが、その患者さんはこのクラスプが前歯にかかり見えるのが嫌だということでした。
「この状態では、お店に出て働けない。お客様商売なんで入れ歯だと知られたら、恥ずかしい。」と言われてしまいました。
確かに犬歯より前歯の位置にクラスプが入るため、明らかに入れ歯のバネだと解ってしまうのは否めません。審美的に良くないのは、僕も百も承知です。。。でも、考えられることで今できるのは、これしかないです。
「でも、これがないと他にバネを掛けられる歯がないので、とりあえずはこれでいてもらえないでしょうか。。。そうでないと、入れ歯がカパカパに浮いてしまいますよ。恐らく、きちんと物を噛めませんよ。」と伝えました。
これを言って、本人の気持ちは多少揺れ動いたかもしれませんが、結局は変わらず「入れ歯安定剤で何とか維持させるからお願い、このバネを切ってください。」と言われました。
押し問答の末、その患者さんの意思を汲み取り、唇側の見える部分のクラスプを切りました(舌側のクラスプは一応残してありますが、あまり意味はないものです。)。
案の定、入れ歯はバネを失くした右側だけ少し浮くような感じになってしまいました。。。
その後、その患者さんは、「遅くまで申し訳ありません。ありがとうございました。」と言って帰られました。
僕は、その後、医院の片付けをして、車で帰る時にずっと考えてしまいました。
果たして、あれでよかったのだろうか?と。。。
でも、一晩経って患者さんの、気持ちを優先したことは人としては間違いではない、歯科医師として予想できることを全て話して、患者さんがそれを選択したのだから、これでいいと思うようにしました。
だって僕らは、歯科医師である前に人ですからね。。。患者さんの意思が第一ですよね。。。きっと従事していた教授や入れ歯を教えてくれた先輩に、見られたら大目玉を食らうとは思いますが。。。本当に、自分としては難しい選択だったなあと思う一日でした。
今、僕ができることはこの患者さんを心底、気にかけてあげて良い入れ歯を早めに作ることだなと思い、気持ちを切り替えていきます。
2017/09/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多数歯に渡る重度歯周病により、抜歯を余儀なくされる人がいます。
大方の人は、自分でもこの歯はダメだなと、理解しているケースは多いです。
でも、前歯がないままでいるのはあまりにも抵抗が強いため、歯科医院に行くのは抜けてから来るということがほとんどなのではないでしょうか。
特に30代、40代の人は営業マンであったりセールスレディであったりすると、顔貌が変わってしまうため歯がない事が仕事的に致命的でもありますよね。
確かに、良い入れ歯というのは粘膜に乗っかっているため、抜歯されてできた穴が完全に埋まってから製作しなければ、良いものはできませんが、どうしてもお困りだということであれば短期間でそれ程、回数をかけずに入れ歯をセットすることができます。
それは、抜歯と同日にセットする即時入れ歯というものです。
これは、抜歯される前に型と咬み合わせを取らせてもらい、模型を起こし抜くべき歯を削って、歯を並べ完成させてしまう方法です。
当院では型取りと咬み合わせ取りで1回、抜歯と完成した入れ歯をセットで1回です。つまり2回の来院でセットすることを標準としています。
もちろん、その後の調整はありますし、抜歯した歯茎が安定したら再製させていただくことを、基本としていますが。(即時入れ歯はあくまで、仮歯というのが当院の考えです。)
もし、抜かなければならないような歯があるのは自覚しているのだけれど、歯がない時期があるのは困るという方は、ご相談ください。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。重度歯周病によって、抜歯をした後に、あらかじめ作っておいた即時入れ歯をセットしました。これによって、歯がない時期はなくなり、審美的にも有効です。)
2017/09/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
昨日、夕方からあるセミナーに医院のスタッフ全員で参加しました。
そのセミナーはマーケティングの話でしたが、なかなか普段は聞くことができないため、大変面白く感じました。
その中で特に心に響いたのは、患者さんに対し「すいません。」や「ごめんなさい。」という言葉はあまり使うべきではないということでした。
その代り、「ありがとう。」と言ってあげることが重要だと。
確かに、患者さんをお待たせすることがあった場合、「お待たせして、すいません。」と言うよりも、「お待ちいただいて、ありがとうございます。」の方が、言われた方も気持ちが良いですよね。
また、「当院で作った入れ歯を使っていただいて、ありがとうございます。」など、そう言われたら患者さんも嬉しいのではないでしょうか。
大変参考になりました。
以前から僕は医院全体で、マイナス言葉を使用することを禁止にしています。
考えてみると、この「すいません。」もある意味、マイナス言葉かもしれませんね。
今後は、「ありがとう」をいっぱい使用して、超ポジティブ シンキング歯科医院に変えていきたいと思います。