2017/05/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
以前のブログで口臭が気になっている患者さんに、舌を磨くように指示した内容をお話しさせてもらいました。
3ヵ月後に定期健診に来院されたその患者さんは「舌を磨いていると、舌を磨くブラシが臭うんだ。やっぱり舌の手入れも大切だね。」と仰っていました。
このような話ができるようになったのは何回か回数を重ねて定期健診に通っていただいて、わかることだったのですが、その患者さんはどんどん口腔内のセルフケアが上手になっていくように感じられます。
私達も、患者さんのセルフケアについて良い事・悪い事を確認して、適切に良いやり方を伝えられるように努力していきたいです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
※5月3日(水)~7日(日)まで当院は休診となります。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご了承願います。
2017/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日からゴールデンウイーク後半ですね。当院も3日(水)~7日(日)までお休みとなります。皆さんも、楽しんでいらっしゃるかと思います。
今日はいつもの臨床の話と趣向を変えて、当院で行っている取り組みについて、少し紹介させていただきます。
当院は僕を含めた全員がネガティブ言葉を発しないようにしております。このネガティブ言葉を誰かが言うと皆に伝染してしまいます。たった一人が言っただけでも、全員に広がります。そうすると、患者さんにもそれが伝わってしまうのですね。そうなると、医院の雰囲気は悪くなりますよね。元気がない医院に、患者さんが来ようという気にはなりませんものね。。。だから、どんなに無理だと思っても、「難しい。」と言ったり、患者さんがたくさん来て、疲れていても「今日は暑いね。」と言い換えていますよ。これをやるようにしてから、雰囲気は凄く良い状態をキープしています。
また、先月の初めの週に新年度になったせいか、患者さんの皆さんも忙しかったようで当日キャンセルが続出した日がありました。この当日キャンセルは、僕達の士気を極端に下げてしまいます(スタッフ皆が、その患者さんのために下準備をしているので当然と言えば当然なのですが。。。)。そんな時でも、落ち込まないように「○○さんがキャンセルです。」と言うのと同時に、面白い振付をしながら言うようにしています。そうすることで笑いが出て、雰囲気が壊れることはないです。あらゆるネガティブ要素にそうすることを、指示しています。最初はみんな恥ずかしがっていましたが、最近ではスタッフみんなが少しアレンジするようになりより楽しい振付をしてくれますよ。
皆さんも、是非、職場や家庭でも試してみてください。僕はすごく良い試みだと思っていますよ。
歯科医業は仕事を真剣にやればやるほど、自己嫌悪に陥ったり、伝わらないもどかしさで悲しい気分になることがあります。もちろん、反省するところはしていきますが、落ち込むことはないと僕は思うのです。
「どうしてできなかったんだろう?」より、「どうすればできるんだろう?」という似たような言葉ですが、後者の方がはるかに前向きですよね。僕達は、「どうすればできるんだろう?」と、常にそう思うように努力していきます。
2017/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多数歯に渡る抜歯をすることはあまりないですが、たまに重度の歯周炎により、抜歯をして即日に入れ歯をセットという事もあります。本来は抜歯して、抜歯した部位が落ち着いてから新しい入れ歯の製作という事が一般的でありますが、今まで入れ歯を使用したことがないという方も、中にはいます。その方の場合、歯がない期間を極力なくすために、即時入れ歯と言って、歯を抜く前に、型と咬み合わせを取らせていただき、模型を起こし、模型上で入れ歯を完成させるのですね。そのため、チェアタイムは回数で言えば2回で入れ歯が入ります。ただ、口で言うほど簡単なものではなくセット時の調整は大変ですし、この即時入れ歯が、そのまま本入れ歯になることはちょっと考えにくいです。(当院では仮入れ歯と考えています。)
やむを得なく、抜歯となってこの即時入れ歯を入れた方は、保険内診療では半年ほど待たないと新しい入れ歯が作れないこととなっておりますので、その旨は必ずご説明して了解を得るようにしていますよ。(自由診療であれば、期間にとらわれませんが。)
2017/05/02
2017/05/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
訪問診療に行って、根管治療をしている患者さんがいました。腰の骨折を起こしてしまい、入院となりましたが、2月ぶりに治療を再開することとなりました。しかしながら、根管治療をしてた歯は残根状態となり、他の歯の虫歯も進行していました。なかなか手も利きにくく、自分でブラッシングすることが難しい状態ですね。このようなケースの場合、ファーストチョイスは抜歯して、入れ歯を作るのが一番良いのでしょうね。。。
訪問診療をしている患者さんはこの辺りの見極めは本当に難しく、本人のやる気と手の利き具合や、家族や介護士の協力度にもよるところがあります。本人や家族、介護士に一生懸命、予防に関しての説明をしていますが、なかなか伝わらないこともあります。通常の外来診療よりも、リスクはあるし、判断に迷うことが多いですし、考えさせられます。
でも、現状で考えられる一番良い選択をできるよう、頑張っていきたいと思います。
2017/05/01
2017/04/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は祝日で医院もお休みです。今日はあまり診療と関係ない話をいたしますね。長くなりますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
僕は開業医になって6年目です。歯科医師になって24年目ですが、開業医としてはまだまだヒヨコなのですね。歯科医師になってから大学院、大学病院勤務に10年ちょっと、離島の病院歯科に3年、亀田の開業医に勤めて4年ちょっとと様々な形態の勤務医を長く過ごしてきました。
勤務医と開業医の違いと言えば挙げれば切りがないですが、一番大きいのは責任のすべては自分にあるので、この医院を良くするも悪くするも自分の判断や考え方によることが大きいです。もちろんスタッフの協力も必要ですが、それも含めて全て自分の問題なのですね。僕はこの医院を絶対に良くしたいと常々、思っていますので同業の人に限らず、異業種の方でも成功者と言われている人に、その極意を聞きに行くことが多いです。みんな親身になっていろいろ教えてくれます。その方達には、本当に感謝しています。
でも、教えてくれたことを一生懸命に真似してみるけど、何かうまくいかない。。。何か月、一年と続けても。。。やっぱり聞くだけじゃダメなのですね、その人の仕事ぶりや生き方を側面から見てみないと。。。
その成功者が上手くいったのはそのやり方をやったからじゃなく、日頃から積み重ねてきた姿勢にあるんだということに最近気づきました。実はその成功者が当たり前にやっていることで、特別だと思っていないことに鍵があるのだと。。。
成功者は、その時それをやったから上手くいったと思っていることが多く、懐の深い良い人達だから僕に教えてくれるのだけれども、その人の言っていることは恐らく違うと思います。多分、それはその人だからできたのだと思います。間違いではないのだけれど、その人が今までに日常で心がけていたことや、続けていたことがあっての事なんだと。
例えば、「ごみが落ちていたら拾う」、「知らない人にもおはようと声をかける」、「前向きに物事をとらえる」、「困っている人がいたら手を差し伸べる」等々。そういった人間性のところから始まります。そして、仕事に対する姿勢が関わってきますね。僕らの業界的に言えば、「絶対に虫歯にさせない。」、「歯周病を治してみせる。」、「レジン充填では誰よりもきれいに治す。」「インプラントで天然歯のように咬めるようにする。」等々。。。
そういう理想を掲げ、それに向かってそれまで歩んできた見えない力がいつしか大きくなり、たまたま何かをやったタイミングでうまくいったのだと思います。
ここで言いたいのは、一朝一夕ではうまくいかないから真似をするのを止めるのではなくドンドン真似をして失敗をして、その人の姿勢をもう一度考えるとその成功者と自分との違いが見えてきます。自分にももちろん生き方のポリシーや続けてきたことがあるので、その違いに気づいて方向性ややり方をちょっと変えていくと、きっとうまくいくのではないかな~?と、最近思うのです。悪いと感じていながらも、何も動かないのは最悪ですからね。
まだまだ、自分はこの医院を良くするための努力が足らず、自分の理想の医院とはかけ離れていますが、成功者と言われる人の話を聞き、仕事ぶりを見て、真似していこうと思います。この努力は現役であるうちは、ずっと続けていこうと思います。
2017/04/28
2017/04/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
これから入れ歯を新製する人で、保険の入れ歯を入れてから自費の入れ歯を考えたいという人がいます。それは決して悪い事ではありませんが、保険の入れ歯と自由診療の入れ歯を単純に比較はできないと思います。使用している材料や入れ歯の設計、クラスプと言われる金属のバネの形にも保険内で作る入れ歯ではかなり規制があります。つまり保険ではこのような形でこのような素材を使うしかないのだけれど、自由診療だったらもっと患者さんにとって満足のいく提案できるのだけれどもな。。。と考えることは多々あります。もちろんそれを選択するのは、患者さんです。ただ最初から、保険の入れ歯しかないと思い込むのはどうかと思います。自由診療の話も聞いてみたい方は、是非、ご相談ください。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。保険の入れ歯だと喋りにくいので、口蓋部分を薄くしてほしいという希望により、チタン床といわれる入れ歯にしました。口蓋部分はチタンを使用することにより薄くでき、耐久性も抜群に強く、しかも軽いです。装着後、3カ月に1回のメンテナンスに来ていただいております。かれこれ2年近く経ちますが、大きな問題は全く見当たりません。)
2017/04/27