2017/04/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、歯間部の深い虫歯のため、半年ほど前に上顎前歯の根の治療を終えて、その歯の色が少しずつ黒くなってきたような気がするという事で、来院された患者さんがいました。その歯はきれいに根充(最後の薬)されていて、歯の内側にコンポジットレジンというプラスチックで塞がれている形で、外形は全く崩れていません。ただ歯の神経を取っているため、色は少しずつ神経のある歯に比べて変わってくるのは否めません。その旨をお話しし、神経を取った歯を白くするにはウォーキングブリーチという漂白方法で内側のコンポジットレジンを取って、漂白剤を週に1回程度変えて、計4~5回ほどの一月後ぐらいには白くなるという説明と、もう一つはセラミック冠を被せていく選択肢もあると伝えました。
その患者さんは、「長く持つ方が良いですが、一生、持つのですか?」と言いました。この言葉に僕はビックリしました。歯の治療で一生持つと言えるものなんて、何もないですよね。。。どんなにいい入れ歯でも、冠でも、ブリッジでも、充填物、インプラントでも、そんなものなんてないのです。ましてこの患者さんは20代後半の男性です、あと60年以上も持たせられるものなんて現代の歯科医学では無理ですし、今後も恐らく出ないのではないでしょうか。。。
例えば、この歯が虫歯にならないリスクは絶対に0にはならないし、歯周病にならないリスクも0にはできません。一度でも、その既往がある患者さんはリスクを抱えて生活しているのです。どんなに歯磨きを頑張っていただいても、リスクをゼロにすることは無理があります。だからこそ、そのリスクを知り、それ以上歯が悪くならないように歯科医院の定期健診をしてプロフェッショナル クリーニングとセルフケアの両立が大切なのですね。
虫歯や歯周病は細菌の感染症であります。この細菌を生きている人の口の中で完全に駆除できる方法は誰もできませんし、僕は知りません。また、以前のブログで歯科治療は慢性疾患が主な対象と言いました。この慢性疾患は、全身的な事で言えば、糖尿病や高血圧等と一緒です。完全治療が困難で、いわばコントロールを要する疾患なのです。このコントロールというのが日常のブラッシングと、歯科医院サイドで行うプロフェッショナルケアにあたります。これを行う事で、少しでも虫歯菌や歯周病菌の数を減らしていくのが、現状でできる最大の予防という事を認識していただけたら幸いです。
2017/04/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
上の前歯がほとんど抜歯されていて、しばらくはそのままで過ごしていた患者さん、当院で入れ歯を作りましたが、どうしても嘔吐反射が強いため入れ歯を装着することができませんでした。そこで、リスクはありましたが長めのブリッジを製作させていただき、無事にセットされて、一月に一回のペースでメンテナンス(定期健診)に来ていただいております。
このブリッジを入れてからというもの、奥さんのお友達とも話をするのが楽しくなったとのこと。前歯がなかったときは、無意識で人前を避けていたようです。。。
このブリッジのおかげで、笑う事も苦ではなくなったと嬉しそうに話をしていただく様子を見て、私も嬉しかったです。これからはメンテナンスで維持していきます。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2017/04/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は予約制を開院当初から、謳っております。当日に入りたいと言われても、新患の方の場合はお断りすることが多いです。そうでないと、こちらはスタッフの数やデンタルユニットも3台と限りがありますので、予約を取って来ていただいている患者さんに迷惑が掛かることが多いからです。誤解されないように言いたいのですが、決して診たくないからという理由ではありません。
ただ、当日にキャンセルが出ることがあれば、そのタイミングでお電話をいただいた場合は新規の患者さんでも受け入れさせていただいています。
一番困るのは、当日のキャンセルと無断キャンセルです。このようなことが何度も続く場合は、次回の予約をお取りすることを止めていただいてます。確実に来れる日にお電話を頂いて、もしキャンセルが出て入れる余裕があれば、そこに入っていただく形の方がお互いにストレスがないのではないかと思います。
私達も患者さんを診て、お金を頂き、生活しているわけです。いわば生活の糧です。そのキャンセルされた空白な時間は、全くの利益がないわけです。その時間のそのデンタルユニットで本来、得られたであろう収入がゼロです。
歯科医院サイドはスタッフを抱え、高額な設備を購入し、その患者さんのための下準備をしているわけです。その患者さんも、もし自分が逆の立場になればどのような状況なのか、ご理解いただけるのではないかと思います。歯科医院での治療は、単なるボランティアではないことをご理解願います。
2017/04/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「下の奥歯に金属が入っているのが気になる。」「大きな口を開けると金属が見える」等、口の中の金属が気になっている方も多いです。「できれば、白くしたいけれど虫歯じゃなくても金属を取ることはできるの?」という質問を受けることもあります。
この質問の答えはもちろんYESです。でも、金属を外して白くすることはできますが、いろいろなタイプの症例がありますし、奥歯やブリッジは保険が利かない場所もあります。審美的には、銀歯よりも白い歯の方が正直、きれいで良いと思いますよ。気になる方は、ご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2017/04/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯の大きさを小さくできないかと相談を受けることがあります。確かに小さい方が違和感は少ないですよね。でも、力学的に安定しないものを入れるのもどうかと思います。入れ歯の面積が大きければそれだけ、粘膜にも負担させることができるので安定感としては良くなるはずなのですが、その大きさに違和感や嘔吐反射で耐えられないという事は考えられますね。。。
当院としては、そのあたりの患者さんの要望をできるだけ取り入れられるように配慮しています。ただこれ以上は、どう考えても無理という事があれば、その旨をしっかり説明させていただいております。入れ歯の大きさや違和感でお困りならば、ご相談ください。
2017/04/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯の治療が終わると、その後はメンテナンス(定期健診)に移行します。歯を守っていくうえで、大切なのはここからなのです。治療の終了がゴールではないのです。それ以上、治療をしなくても良いようにお手入れをするためのメンテナンスは大切です。
3ヵ月後に定期健診のお葉書を出させていただいていますが、終了時にあらかじめ予約を取っていただくことをお勧めします。予約を取っていただいた方には、予約日が近づいたら、もうすぐお約束の日ですよとお知らせ葉書が届きます。
最近では、予約を入れておかないと、希望の日に入らないこともあるので是非、ご予約を入れてくださいね~。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2017/04/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ぎしり用のマウスピース(ナイトガード)を使用してもらうと、歯ぎしりをやっている方は、マウスピースの消耗が非常に速いです。中には2週間ほどでマウスピースがビックリするほど削れてしまったり、穴をあけてしまう人がいます。そのような場合は、半透明のプラスチックを盛り足して修理することもできます。
歯ぎしりや喰いしばりのやっかいな所は、本人の自覚が少ない事です。寝ているときにおきることなので当たり前なのですが、歯には異常なまでの負担がかかり、歯がすり減ったり摩耗してしまうのですね。あまりひどくなると、被せ物が取れたり、歯の神経傷害や歯の動揺が大きくなったりします。そのため歯周病も悪化しやすいです。歯周病がなかなか治らない方や詰め物や被せ物が虫歯ではないのに外れてくる方は、そのあたりも歯科医院で相談されてみてはいかがでしょうか。。。
僕が開院しているこの地域は、ビジネスマンやOLが非常に多く、皆さん仕事のストレスを抱えているのですかね。。。佐渡や亀田で仕事をしていた時は、それほど歯ぎしり用のマウスピースが必要な人はあまりいなかったような気がしますが。。。是非、今一度、自分の歯をよく見ていただき、歯が極端にすり減っていないか、確認していただきたく思います。
2017/04/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
本来ならば、日曜日で今日は診療はお休みなのですが、往診患者さんが歯茎が腫れて入れ歯が入れられないとの報告を昨日受けて、今日、診に行ってきました。その患者さんは、元気そうでしたが上顎左側の臼歯欠損部分が相当腫れており、膿瘍を形成しているようです。
1週間ほど前に歯ブラシの柄の部分を歯茎に当ててしまったと患者さん自身に自覚があり、その部位に感染したのでしょうかね。本日は、抗生剤と鎮痛剤の投薬だけ行い、必要であれば今後、切開・排膿および入れ歯の調整を行う予定です。
訪問診療を行うようになってから、日曜日でも呼び出されることが最近はあります。というより、外来を休んで行くわけにはいかないので、ここしかないのが現状ですかね。。。
今月から、代診の先生が月・土と来てくれることになったので、今後はここを上手く使ってスケジュールを組みたいです。また、明日から忙しくなりますが、頑張ります。
2017/04/22
2017/04/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
公認スポーツデンティストの認定書が昨日、届きました。新潟県歯科医師会の推薦を受けるのに実績が足らないため2回程選考から漏れ、それにくじけず3回目の応募で何とか受講することが可能となり、2年間、東京で講習と実習を受け晴れて今年の4月から認定されました。
もともと、僕はスポーツ歯学に興味があり、僕が勤務していた日本歯科大学新潟病院の補綴学教室第3講座は力を入れていました。スポーツ歯学は、マウスガードの装着が主な業務と考えられがちですが、スポーツ外傷の予防や治療、そして咬合がおよぼす全身機能を追求する学問であります。マウスガードはあくまで、外傷予防のためのものでありますが、これが及ぼす全身機能の向上やアスリートの精神面における安定には良い効果を及ぼすと思われており、それを証明する根拠もたくさん提示されています。
僕も微力ではありますが、さらにアスリート達の健康に少しでも貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。