2017/07/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の設計で悩ましいのは、部分入れ歯を製作する上での事です。これは、よくあることですが、僕らは機能時の安定と、患者さんの違和感を少なくすることに重点を置きますが、安定感を優先すれば入れ歯自体が大きくなりがちですし、違和感の少なさを重視すれば入れ歯自体が小さくなりがちで、機能時の入れ歯の動きを止めることが難しくなります。両立を図るようにもちろん設計をしているのですが、なかなか難しい事ではあります。患者さんの先入観のようなものもあり、誤解も生じやすいです。この設計については、一生懸命説明をしていますが患者さんの方では理解しがたいようですね。。。この辺りについては、入れ歯を一生懸命やっている先生なら、皆、悩むとは思いますが。。。
患者さんの方でも、そのあたりの説明についてはしっかり聞いていただき、その上で決めていただくことをお薦めいたします。いろいろなタイプの入れ歯があります。どれにも一長一短があることは、ご理解いただきたいです。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。本文の内容とは一切、関係がありません。)
2017/07/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療で一番大切なことは、3ヵ月に1回は定期健診にかかり粘膜面と咬み合わせを診てもらい調整をしていただくことが重要と考えます。これは総入れ歯の方でも言えることです。歯を失うと、歯茎は時間の経過とともに痩せてきます。そうなると、粘膜と入れ歯の間に隙間ができやすいです。粘膜と入れ歯は接着剤でくっ付いているわけではありませんし、最近が入るスペースは容易にあります。また、食渣も入りやすく、そのまま噛んでいると痛いですし、粘膜に炎症を起こしたりすることもありますよ。また、咬み合わせが下がってしまったりズレが出てくることもあります。
かなり時間が経って、どうにもならなくなってから来られても、入れ歯を良い状態にすることはかなり難しく、結局、作り替えというようなことになりかねません。是非、残存歯を守るためのみならず、入れ歯のためにも定期健診を受けられることをお薦めいたします。
(写真は調整時にPIPというクリームを使い、入れ歯の粘膜面の適合を診るところのものです。)
2017/07/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
スポーツマウスガードをゲーム時に装着している人を見ることが、最近多くなってきました。スポーツ時における外傷は顎顔面部にも多く見られ、口腔内での外傷としても歯の打撲による、歯の破折や口唇の裂傷などをある程度、防いでくれます。日本体育協会でも、4年ほど前からスポーツデンティストの養成を図るために新しい認定制度を設けました。
これから東京オリンピックを控え、このマウスガードの需要も増えることが予想されます。
このマウスガードは、歯ぎしり防止用のマウスピースや顎関節症に使用されるマウスピースとは違い、ソフトタイプのシートを使用して製作されるものです。歯のみならず、歯肉の保護も図ることから、歯ぎしり用のものと比べると大きい感じがいたしいますが、素材が柔らかいため、違和感や痛みも少ないです。
コミュニケーションを取りながら行うコンタクトスポーツには、話しにくい点が指摘されることがありますが、慣れてしまえばそれほど苦痛ではありませんよ。ただし、スポーツ店で市販されているものは、温湯で軟化して自分の口腔内で形成し、調整するので適合が良いものは望めません。反って、違和感が強くなりスポーツに集中できなくなることも多いようです。歯科医院で型を取ってもらって、製作された方が絶対に良いものができますよ。
ケガをしてから、悩まれるよりもしっかり予防して、スポーツに励んでいただけたらと思います。マウスガードの料金は自由診療となりますが、当院では透明色は6000円(税抜き)、色付きのものは7000円(税抜き)で製作が可能です。
(写真はフランスカラーのマウスガードシートを用いて、製作中のものです。)
2017/07/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を入れてすぐに何でも食べれるかというと、そういうわけではないです。入れ歯に適さない食材もあります。例えばスルメや硬い肉、フランスパン等はちょっと厳しいと考えられています。特に顎堤の状態が貧弱で歯茎の高まりがない、いわば痩せた歯茎の場合は本当に厳しいです。人工歯の種類を変えて、それなりに硬いものを咬めるようなものにしても難しいですね。。。そのため、どうしても食べたい硬いものは、ほんの少し食べ方を変えてみるのも良い事だと思います。硬い肉の場合は細切れにする、やフランスパンの場合はスープを漬けて食べる等です。ちょっとの工夫は、必要かもしれませんよ。
でも、通常の硬さの食材は頑張って使っていただき、何度かの調整でほぼ噛めるようになります。諦めずに一緒に頑張りましょう。
2017/07/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、5年ぶりに当院にかかりたいという人が二人、同時刻に急患として来られました。
あまりにも久しぶりの人が、痛みがあるとのことで、飛び込みで二人同時に来られたことはあまり経験がなく、ビックリしたのですが、口の中を診てさらにビックリしました。二人とも治療途中の歯があったのですが、この5年間、他の歯科医院の所には行かないで、治療は一切していなかったようです。当たり前ですが、もっとひどくなっていました。。。その方達は、ニコニコして「また、お願いします。他の医院には行ってません。」と勝ち誇ったように言ってくれましたが、僕は何と言っていいのか。。。でも、その笑顔につられて、僕も苦笑いしながら「今度はしっかり、治しましょうね。」と伝えました。。。もっと、言いたいことはたくさんありますが。。。今更、何を言ってもお互いに建設的な事は何もないですから、これからを見据えてしっかり歯科治療の大切さを伝えていこうと思います。
歯科治療は、虫歯や歯周病等の慢性の病気が主な対象になりますが、これらの病気は、ゆっくりしながらも進行していきます。急性化するともの凄く痛いです。是非、そうならないように、歯科医院での定期健診や歯のクリーニングはもちろんですが、治療途中というのは本当に良くないですよ。しっかり治しましょうね。。。
2017/06/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を新製するうえで、歯科医院で必要な処置は型取り、咬み合わせ取り、そして仮合わせと装着、調整が主になりますが、維持装置としての金属のバネの製作や人工歯の排列や歯肉形成、そして歯肉部分の蠟をプラスチックに置き換える重合と言われるものは技工操作として、患者さんに見えない所での処置となります。
診療室で得た情報を基に製作されていくわけですね。。。実は、患者さんの前に表れにくい、この操作が非常に大変で時間もかかります。歯科医師本人がやることもありますが、技工士さんに依頼することがほとんどです。当院も信頼のおける歯科技工士さんと細かい点についても、話し合いながら工程を踏んでいますよ。
いつもこの歯科技工士さんには、無理を言ってやってもらっている面もあります。時には言い合いになることもあるのですね。お互いプロとしてやっているので、妥協できない所もあるので、致し方ないですが。。。でも、一人の患者さんのために、頑張っている歯科技工士さんの存在を少しでも意識してもらえたら、嬉しいです。
2017/06/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ぎしりで歯が摩耗し、すり減ることを咬耗と言います。いわゆる正常咬合では糸切り歯などが顎を左右に動かしたときに支点となることが多いのですが、咬耗により糸切り歯特有の先が尖っている形態が完全にすり減ってしまい、臼歯にその力がかかるのか、臼歯部にも咬耗が見られる人がいます。
また前方に顎を動かしたときに前歯部の誘導により前歯部が咬耗している状態のものをよく見ます。経年的に歯がすり減ってくることは、ある意味致し方ない事ですが、ちょっと異常なほどすり減っている場合は、何らかの対処が必要です。
この状態を放置していくと、歯がしみる知覚過敏症、被せ物や詰め物の脱落、顎関節症、歯周病の悪化等、様々な不調和を起こすことがあります。対処法としては、日中では歯を合わせたら、すぐに離すようにする自己コントロールなどが言われていますが、就寝時の歯ぎしりや喰いしばりは、意識がないため対処に困難を極めます。当院ではそのような方には、夜間の就寝時にマウスピース(ナイトガード)をしていただくことをお薦めしています。保険診療で製作が可能ですし、薄いシートで製作することが可能なため違和感も少ないですよ。
ご興味のある方は、ご検討ください。
2017/06/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯やそれに近い欠損状態の方にお勧めしたいのは、金属床と言われる入れ歯です。上顎の場合は金属で口蓋部分を覆い、薄くできます。そのため、発音を阻害することも少ないですし、違和感は少ないとされています。下顎の場合は舌に触れる内側の方を金属で覆うため、舌感が良いです。
他のメリットとしては金属であるため壊れにくく、金属な故に熱伝導性が良いため冷たい食材は冷たく感じれますし、温かい食材は温かく感じれます。熱が料理を引き立てることはたくさんありますから、そういう意味では美味しく食べれますよね。
反対にデメリットとしては保険が利かないのと重いのと金属アレルギーの心配という事でしょうか。。。重さに関しては、金属のコバルトクロムなどでは重く感じるかもしれませんが、チタンを使った入れ歯であれば軽量化を図れますよ。また、金属アレルギーの心配もほぼないですからね。。。
金額に関しては、医療費控除の対象になりえますので、確定申告時に控除されますよ。入れ歯は毎日の生活で大切なものと思います。生活の質に深くかかわるものなので、ご興味のある方はご相談いただけたら幸いです。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。口蓋面を金属(チタン)で覆っています。使用している部位は口蓋面だけなので、他人から見えることはありません。)
2017/06/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
保険内で新製した部分入れ歯のバネが見えるのをきらい、
見えないようにするにはどうしたらいいかと
いう相談を受けることが、しばしばあります。
欠損している様式が臼歯で残存している歯が
前歯部のみであれば、
どうしても前歯に金属のバネを掛けなければならず、
ある意味、保険内の部分入れ歯では致し方ないと思います。
でも、自由診療であれば金属のバネを使用せずに
バネの働きを代用してくれる樹脂で製作することは可能です。
その樹脂は歯肉色で柔らかく、目立ちません。
そして金属のバネに代わって維持と把持を請け負ってくれます。
非常に喜ばれていますよ。
もし、前歯にかかる金属のバネが気になるようでしたら、
ご一考していただくといいかと思います。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。前歯(糸切り歯)にかかる金属のバネを嫌い、ノンクラスプ入れ歯にしました。維持装置は歯肉色なので目立ちません。)
2017/06/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯にならなくてもいい欠損のケースは、たくさんあります。できれば固定性の補綴物の方が煩わしさもなく、噛み心地も良いです。ただ衛生面からするとどうかという所もありますね。。。
元々の欠損の原因が何だったのかという所を考えてみると、大抵の人の場合は重度歯周病か重度虫歯が原因の事が多いと思います(歯根破折という咬合力が原因の場合も、ありますが。)。そうなると、恐らくブラッシングが上手くいっていなかったのではないかと予想します。そうであるならば、ブリッジやインプラントにするのはリスクがあることが多いのですね。ブリッジやインプラントは、歯磨きが上手にできないと欠損歯と同じように虫歯や歯周病またはインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。。。
入れ歯の場合、入れ歯は外して磨けますし、残存歯に複雑な補綴物が橋掛けられていることもないですから、磨き残しの面積を少なくすることが可能です(もちろん、丁寧に磨かなければなりませんが。)。
そのあたりは、歯科医師と相談のうえで治療方針を決めていくことをお薦めいたします。
いずれにしても、日常の丁寧な歯磨きと歯科医院での定期健診とクリーニングは必須だといえます。