2017/05/13
2017/05/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はどうしても自分のモノとして機能するまでには、時間がかかります。それは、着脱性のためどうしても煩わしさが付きまといますし、違和感というのは否めません。違和感が少ないという意味では固定性のブリッジが非常に有効ですが、これも衛生面からするとなかなか磨きにくい部位が存在しやすいです。
衛生面からすると入れ歯は外して磨けますので、その点では良いところもありますね。ブリッジは土台になる歯が歯周病を患っていると、重症化しやすいです。
ブリッジと入れ歯を単純に比較はできませんが、様々な角度から見て、どれが一番適切なのか歯科医師と相談することをお勧めいたします。
2017/05/12
2017/05/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
重度歯周炎や重度の虫歯により多数の歯を抜かなければならない患者さんは、抜歯後、次の選択肢として入れ歯を入れると考えることだと思います。間違いではないのですが、今まで入れ歯を入れたことがない人が大きな入れ歯を簡単に受け入れてくれるかというと、そうではないです。入れ歯を使用したことのない人が、それこそ大きな入れ歯に馴染むまでは相当な時間がかかりますし、それ相応の努力が必要です。どんなに正確に良い入れ歯でも、あくまで異物です。神様が与えてくれた、健康な時の自分の歯には勝てないです。咀嚼力も発音のしやすさも、何一つ勝てないのは、今までの研究論文や経験にも裏付けられています。
ですから、部分入れ歯でも残存している健康な歯は1本でも多く残し抜歯を極力避けるようにしていきましょう。そのためには、僕らだけの努力ではどうにもなりません。虫歯や歯周病は生活習慣病なのですから。その患者さんの日常生活のなかで、医院で習った指導を基に歯磨きはきちんとやっていただき、医院のメンテナンスにはしっかり通うようにしましょうね。
2017/05/11
2017/05/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新しい入れ歯を作っても、時折、破折されてくる方がいます。恐らく、誤って入れ歯を落としたことや、咬み合わせの影響などが考えられますね。落としたことによって、割れるのはどうしてもあることですが、問題なのは咬み合わせの影響と思われるものですね。
例えば上顎が総入れ歯やそれに近い欠損状態で、下顎の方は自分の歯がかなり残っている場合にはちょっとその危険性が高い対向関係と言えます。
歯を失うと、生理学的に骨は吸収されてきます。その変化は上顎の場合は唇頬側からで、下顎の場合は舌側からされます。(歯が残存している場合は、それほどの変化はないです。)
上顎の歯がほぼ無くて、下顎の歯がほぼあるようなケースの場合、下顎の歯列に対して、上顎の歯列弓はかなり狭いものになります。通常は咬合させると上顎の歯が下顎の歯を覆うような排列位置になるので、それに準じた人工歯の排列方法で歯を並べると、上顎の入れ歯の正中部分に応力がかかります。そうなると、入れ歯の真中から割れてくるのですね。。。
これに耐えうるようにする場合は、人工歯の排列を変えるか、金属床といわれる入れ歯にすることがお勧めであります。特に、チタンと言われる金属にすると丈夫で軽く、金属アレルギーの心配もほぼないです。この金属床は自由診療となりますが、しょっちゅう入れ歯が真中から壊れてくるなと思う方は、ご一考されるといいかと思います。
(写真はチタンを用いた金属床の入れ歯です。上顎の場合、口蓋面に金属を使用します。口蓋のみチタンを使いますので、薄く丈夫です。口蓋面だけの使用なので、通常の生活の中で見えることもないです。)
2017/05/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ゴールデンウイークがあけましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ご来院の際は、是非、連休中の楽しいお話も聞かせてくださいね。
先日、3カ月メンテナンス(定期健診)で来られた患者さんとブラッシングについて話していた時に、「期間が開くと、どうしてもなまけちゃって。。。」という話になりました。治療で通っているうちは、それほど期間が開かずに来院されるので、「頑張って磨こう。」というモチベーションを維持できる方が多い気がします。
そうでなくても、頑張ってもらえるようにサポートをしていくのが私たちの役目でもあると思います。歯磨きの大切さを皆様にもっと伝えて行けたらと思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2017/05/10
2017/05/09
2017/05/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
訪問診療をやっていると、予測がつきにくいことが多々あります。例えば、この次は入れ歯のセットだな~と思っていたのに、全身的な疾患により入院され、戻ってきたら入れ歯のバネが掛かる歯が折れていて口腔内の状況が激変し、また最初から作り直しというようなことも、たまにあったりします。どうしても、介護を要する方の治療となるので入院などは致し方ない事ではあります。でも、入れ歯を支える歯が折れることや、歯が抜けるなどの問題は入院中におそらく口の中のお掃除が行き届いていないために、起きたのかなと考えられるものが多くあります。
もちろん介護を要する人たちなので、口腔内のケアは本人だけでは難しいですよね。その患者さんの介護や看護をしていただいている人にもわかりやすく説明できるツールを作って渡した方が良いと感じていますし、その人特有の条件みたいなもの(例えば右手は利くけど、左手は利きが悪い等)も含めてより詳しく、そして解りやすく解説できたらなと実感しています。