2017/03/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
もう3月も中旬になり、天気の良い日が増えてきましたね。来月から、就職や入学など新生活を迎える方も多いのではないでしょうか?そこで、この機会に健診などはいかがでしょうか?
4月から環境が変化すると、バタバタしてしまいますよね。気になるところがある方は、今がチャンスです。もちろんクリーニング、歯石取りなども大歓迎です。新生活、新学期などをキレイな歯で迎えられたら良いですね。虫歯なども早い段階で見つけることができると、治療も短期間で済ませることができます。この機会に是非、一度受診してみてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2017/03/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
僕の父は埼玉県の田舎町で開業医をしていました。医院と家が一体化しており、1階が医院で2階が住居というものです。35~40年前ごろは歯科医院の数も少なく、虫歯の洪水と言われる時代でした。僕がまだ小学生だったころは夏休みになると、朝9時から開院するのですが、7時くらいになるともう患者さんが列になって並んでおり、その患者さんたちの話声で起きていましたよ。1日の患者数もドクター1人とスタッフ6人ぐらいで、120~130人を診て、5台の治療用のユニットは昼休みもなく、常にフル稼働していました。一人に対する治療時間は2~3分でした。予約制なんてことはなく、来た患者さんを診るという形です。治療がやけに早いなと思っていましたが、他の歯科医院もそんな感じでしたね。(そうでないと診きれないですものね。。。)この状態が1日中続き、夜7時の終了時間には父は疲労困憊で話もしてくれませんでしたね。口癖は「患者さんが来すぎて、死ぬ~。。。」と、よく言ってました。でも、この状態が父にとって幸せだったのか不幸だったのかは、父に聞いてもよく解りません。というのは、多分、やりたいことがやれなかったと思う所もあれば、僕ら兄弟にこんなに患者さんに来てもらえたという自慢話もしてますから。。。どっちなんでしょうかね?
僕が思うに歯科医師の幸せって、患者数ではないけど、患者数が少ないよりは多い方が良いに決まってます。でも、やりたいことを犠牲にしてまで働くのも幸せって思えないです。。。やっぱり適正な人数というのはあって、それをこなしつつも趣味ややりたいことをやる生活がいいのでしょうね。でも、このサジ加減は本当に難しいです。人員もユニットも限られますし、患者さんのニーズに応えられなければ、来院数は減少しますからね。
幸いに僕は歯科診療の一部である入れ歯診療が大好きで、趣味と言ってもよいと思います。入れ歯を徹底的にやる時間がほしいため土曜日午後だけですが、入れ歯専門外来を昨年から立ち上げました。その時間は基本的に入れ歯の患者さんしか診ないようにしています。でも、急患はやってきますので、そのような患者さんは、信頼のおける代診の先生とスタッフに診てもらっていますよ。
趣味と仕事が一緒なら、きっと楽しい人生が送れますね。多少、他の趣味もやりたいですが。。。患者数は父に勝てることは恐らくないでしょうけど、良い入れ歯を入れた数は絶対に勝っていきたいです。そして、僕があの世に行ったときに、父が僕らに患者数で自慢していたように、「こういう難しい症例に、こういう良い入れ歯を入れて感謝されたぞ。」と大好きなお酒を飲みながら言ってみたいです(^-^)。
2017/03/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新しい総入れ歯のための咬み合わせを取る際に、なかなか一点に収束しない人という方がいます。恐らく前に使っていた入れ歯の咬み合わせ面がすり減り、上下の人工歯の凹凸面がルーズになってしまったために、ある意味、どこで噛んでもいいようなものになってしまったのですかね。。。患者さん自身でもどこで噛んでいいのか解らなくなっている方は多いです。
そのため、歯科医師側で良い位置を見つけていくわけですが口で言うほど簡単ではないです。その患者さんの使用している入れ歯から直さなくてはいけないことがありますからね。。。入れ歯が出来上がってからやり直したこともかつてはありましたよ。この咬合採得という咬み合わせを決める作業は、型取りよりも重要な作業と総入れ歯診療では言えると思います。
もし、よく噛めない入れ歯でお悩みであれば、咬み合わせの修正だけで良くなることもありますよ。是非、ご相談ください。
(写真は入れ歯を新製する際に、使用する咬合床というものです。これを使って、咬み合わせの高さや良い位置を概ね決めていきます。)
2017/03/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では治療が終わった方へ3か月後に定期健診のお知らせのハガキを送らせていただいてます。
先日、そのハガキを見て予約のお電話を下さった方から、「ハガキが届くから、忘れずに定期的に歯のお掃除ができて嬉しいわ。」と言っていただけました。
その方は、今まで定期的に健診や歯のクリーニングをしたいとは思っていたけど、つい忘れてしまい、気づいた時には期間が開いてしまい、虫歯が見つかるという事を繰り返していたそうです。
定期健診はお口の健康を守るためにも大切です。ハガキが届きましたら、忘れてしまう前にお電話をください。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
2017/03/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
近年、夜間に装着するナイトガード(マウスピース)をセット・調整することが多いです。当院の立地からして、ビジネスマンが多く来院することから、皆さん仕事のストレスを多く抱えているからなのでしょうかね?でも、確かに「歯ぎしり・喰いしばり」をしているだろうなと思われる人は多いです。それによって、歯の咬耗(歯と歯がこすれることから起きる歯のすり減り)が原因と思われる人が多いのは確かです。以前、他の都市部のビジネス街で医院を開いている先生に聞いても、同じ意見でした。その先生は、もはや国民病ではないかとまで。。。
この「歯ぎしり・喰いしばり」を病的にとらえる向きもかつてはありましたが、これは特に異常ではありません。少なからず、皆、しているようですね。でも、この過剰な咬合力は歯や咬合、歯周組織にとっては大問題ですね。歯が揺さぶられたり、歯の破折、詰め物や被せ物の脱離、知覚過敏、顎関節症の誘因、首や口の周りの筋肉の違和感になったりもしやすいですからね。少しでも、気になる方はナイトガードを考えてみたらいかがでしょうか?
私も、自分の歯ぎしりによって右下奥歯の歯根破折を起こしてしまいました。本来ならば抜歯を検討しなければなりませんが、これ以上の悪化を防ぐために、日常のホームケアと、ナイトガードを装着して寝ていますよ。お陰様で今は腫れることもなく、歯の動揺もありません。取りあえずは、この状態を維持できるように頑張ります。今は、この部位が腫れて抜歯になることが怖いです。
2017/03/17
2017/03/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、上顎に部分入れ歯、下顎に総入れ歯を入れている方が定期健診に来ていただけました。この患者さんは、3カ月に1回のペースで定期健診と調整を行っていますが、定期健診を行うようになってから、ほんのわずかな調整と入れ歯のクリーニングできれいに良い状態で維持できています。この定期健診をしっかり受けてもらえば、そうそう作り替えなくても良いですね。この状態が末永く続くように僕らも頑張っていきたいと思います。
入れ歯でも定期健診が大切なことは、以前紹介した一般の方に向けた雑誌にも書かせていただきました。その雑誌とは、「本気で探す頼りになるいい歯医者さん2017」という全国版のものです。僕の思う入れ歯治療の本当の大切な事は、「歯科医院で良い入れ歯を作っていただいたなら、その状態を維持するために定期健診が絶対に必要。」と、定期健診の大切さを謳っています。
今、痛くなくても、例え総入れ歯であっても3~6ヵ月に1回は定期的に歯科医院で点検と調整をしていただくことをお薦めいたします。くれぐれも、勝手な自己判断で調整の予約をキャンセルすることはやめましょうね。条件が悪くなれば、元に戻すことはかなり大変な事ですから。。。
2017/03/16
2017/03/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療に近道は、多分ないです。いろいろな症例をたくさん見て、考えながら適切なものを提供していくことが必要です。他の歯科診療全てに言えることだとは、思いますが。。。
同じ症例というのは、絶対にないです。各個人違いますから。欠損様式も違えば、粘膜、残存歯の向き、残存歯の動揺度、歯周病の状態、舌の動き、咬合の位置、顎関節の状態、口の周りの筋組織等。いろいろあります。その状態を診査するためにも当院では、研究用模型を必ず製作しています。
これは、その後の精密な型取りのための、個人トレーというものを製作するのにも使いますが、主に欠損様式や残存歯の咬合状態を見て人工歯の排列位置を確認したり、床と言われるものがどこまで伸ばせられるかを確認したりしますよ。だから、この模型製作のための一回目の型取りにも一生懸命に取り組んでいます。これがしっかりしていないと、その後の処置にも影響しますからね。
(写真は研究用模型です。これを見て、おおよその人工歯の排列位置や歯茎の状態を検討しています。)
※本日、3月15日(水)の診療は午前の部のみとなります。午後は院内の改装準備のため休診となります。
2017/03/15