2016/12/19
2016/12/19
2016/12/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは歯を磨くときに、磨きにくいところはありますか?奥歯や裏側などは誰もがブラシを当てづらいところかもしれませんね。また、歯の並びが入り組んでいるところはどうしても磨けないという方も多いのではないでしょうか?補助用具などを使っても自分で磨くことが困難な場所は、私たちが専門的な立場からクリーニングをします。と是非とも言いたいところですが、実際に私たちが毎日クリーニングを行うというのは残念ながら不可能です。患者さんにしても、そんなに頻繁に通うのは難しいかと思います。でも定期健診の数か月間汚れをそのままにしてても。。。そこで、提案です。「磨きやすい歯並びを作る。」のはどうでしょうか?もしかすると、これが治療や虫歯予防の第一歩かもしれません。当院では歯科矯正専門の先生に月に一回、来ていただいております。気になる方は一度、歯並び相談に来られたらいかがでしょうか?次に歯科矯正の先生が来られる日は来年の1月12日(木)の夕方です。お電話で受け付けております。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2016/12/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院でノンクラスプ入れ歯をセットした方の紹介で、来られた患者さん、50代の方ですが入れ歯がカパカパするので困ると仰っていました。最近、他院で作られたようですが小臼歯二本と大臼歯一本が無くなっていて中間歯欠損の入れ歯です。犬歯と第二大臼歯部に金属のバネがかかっていました。よく見てみると犬歯部分のクラスプが折れています。「このバネはどうしたのですか?折れてますけど。。。」と尋ねると、「見えるのが嫌だから、自分でペンチで折った。」と言いました。僕は「部分入れ歯の場合、このバネで維持を図るので、ないとこういう問題が出ますよ。できればあった方がいいのではないですか。」と伝えました。その患者さんは、「だって、他人に見えると思うと不安で口を開けて笑えない。だから入れ歯のバネが見えないノンクラスプ入れ歯にしたい。」ということで、今後、製作していく予定ですが、維持と審美を両方考えて入れ歯を製作するのは保険診療内でやろうとすると、かなり困難です。設計も大きく変わり、入れ歯の面積も大きくせざるおえないかと思います。もしこのような事で、お悩みならば自由診療となりますが、ノンクラスプ入れ歯も考えていただけたらと思います。
(似たような症例の方に誤解を与えないように、以前の写真を削除させていただきました。)
2016/12/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
他院で入れ歯を作られて合わないし、入れて食べることができないので何とかしてほしいという事で来られた50代女性の患者さんがいました。見てみると下顎の大臼歯部が左右とも欠損しております。入れ歯の設計そのものには問題はなさそうでした。当院で入れ歯の内面に粘膜調整剤というクッションを敷きましたが、あんまり具合は良くないようです。よくよく聞いてみると、入れ歯を入れることによって入れ歯の金属のバネが見えることや、違和感はどうしてもぬぐえないという事です。そのためインプラントも考えているとのことでした。僕は、「入れ歯とインプラントを比べたら、違和感等が少ないのはインプラントに分がありますね。当院ではインプラントは行っていないので、ご希望であれば大学病院やインプラントを一生懸命やっている歯科医院を紹介しますが。」と伝えました。インプラントと入れ歯、どちらにもメリットとデメリットはあります。選択するのは患者さんです。僕らは、いろいろな事や患者さんの背景を考えてそれを提示し選んでもらっているのが現状です。何事も絶対はないので、その患者さんの意思を尊重するように心掛けております。
2016/12/17
2016/12/16
2016/12/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
昨日、来られた患者さんで入れ歯の新製希望がありますが、かなり具合の悪い歯があり抜歯をしなければならない状態でした。その歯は大きなブリッジの土台にもなっているため、抜歯した後、傷が治ってから入れ歯を作るとなると、通常は1~2月ほど待って傷の安定を見て、それから入れ歯を作ることになります。そうなると傷が治るまで1~2月ほど、それから入れ歯製作をして装着されるまで、週に一回のペースで来たとしても5~6回かかります。そうなると、計2~3ヵ月ほどかかりますとその旨をお伝えしました。その患者さんは、「え、傷が治るまで抜けたままでいるの?仮歯とかはできないの?」と仰いました。僕は「残念ながらあまりにも大きな欠損のため、ブリッジを前提としたような仮歯はできないです。もし、やるならば抜歯と同時にセットする即時入れ歯というのがありますが、これをやった場合、どうしても抜いた後は傷の治りを予想して製作するので、あまりいい入れ歯にはなりません。それを入れた後、多分に作り直しをしなければならなくなるかと思いますが。。。」と伝えました。患者さんは「あ、でもいいよ。それをセットして傷が治ったら、またすぐ作り替えればいいのでしょう?」と言いました。恐らくこの患者さんは、保険診療内で作られた入れ歯は即時入れ歯であろうと本入れ歯であろうと一度作ったら半年は作れないというルールを知らないなと思い、そのことを伝えました。そうしたら、「え、そうなの?知らなかった。どうしよう。。。」と言いました。僕は「でも、即時入れ歯を入れて半年待てば、作ることは可能ですよ。その即時入れ歯が絶対にダメなものになるとはいえないし。そうしましょうか?また、自由診療であれば、料金はかかりますがその期間を短縮できますし、もっと良い材料を使って作ることもできますが。。。」と伝えました。その患者さんは「先生、自費ならいいんだろう、俺、いいのを入れてほしい。まず保険で作ってそれから、本入れ歯を自費で支払うよ。」という事で、話がまとまりました。
僕らは保険医である以上、この保険のルールを無視して診療することはできません。でも、この患者さんのように一般の人はこのルールを知る人はほとんどいないと思います。保険内で作った入れ歯やブリッジ、被せ物はいつでも作り替えてもらえるという軽く考える患者さんは多いです。だから、上記のようなやり取りが日常に医院内であります。この内容を聞いていた他の患者さんの中にはもしかして「また、自由診療の話をしている。」という方もいるかもしれませんね。でも、仕事をするには、保険のルールを守らないでやることはできません。それを逸脱するならば、自由診療でやるしかないのが現状です。そうしなければならない理由があり、自由診療のメリットも当然あるわけです。患者さんにも、そのことは理解していただきたく思いますし、自由診療が必要と思われる方には、僕は正々堂々と説明させていただいています。
2016/12/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
昨日来られた、患者さん。重度歯周炎のため3本の歯を抜歯後、すぐに下顎の即時入れ歯をセットしました。上顎の歯はすべて欠損していて上顎も新製した入れ歯をセットしました。上顎は総入れ歯なのですが、今までに一回も入れ歯を入れたことがないそうです。僕が初めて見たのは、先月の終わりですが、抜歯する前も4本しかなかったのにもかかわらずです。今までどうやって食べていたのか不思議に思い、本人に尋ねてみると「いやー、あまり硬いものは食べなかったなー。でも何とかしていた。」と仰っていました。歯科医院に行って入れ歯を作ったことはあるそうなのですが、嘔吐販社があって辛いようですね。そのため、上顎総入れ歯の床と言われる部分を極力、違和感のないところまで短く設定し口蓋部分の厚みを極力抑えました。その患者さんはこれなら何と入れていられると言い良い笑顔を見してくれましたよ。実際に機能できるようになるまでは時間もかかりますし、調整は必須ですが僕も一緒に頑張っていきますよ。
2016/12/15