2016/10/07
2016/10/06
2016/10/05
歯科医院は、基本的に虫歯の治療や、歯周病の治療が多いとは思いますが、その他にも親知らずの抜歯、入れ歯の製作なども少なからずあります。すべての分野が歯科という一言で終わってしまいますが、やる内容は根本的に違います。口の中の組織は歯のみならず、歯肉、頬粘膜や唾液腺組織、顎骨、顎関節等と対象となるものが複雑に絡んでくるのですね。よって、我々歯科医師も、すべての治療分野に精通して完璧にこなせる人というのは少ないと思います。
僕は大学を卒業後、歯科補綴学という入れ歯の講座に勤め、入れ歯の勉強と研究を10年間してきました。その間に、スポーツ歯学も積極的に勉強してきました。大学を離れた後も、研鑽を続けてきました。入れ歯やスポーツマウスガードに関しては自信がありますが、例えば難しい親知らずの抜歯や、歯周外科、歯科インプラントには自信が持てません。そのような症例に出会った場合は、大学病院やその処置を得意としている先生に紹介をいたします。それが、患者さんの本当のメリットにつながると思うからなのです。仮に先生からそのようなことを言われたとしても、それはその先生の勇気がいる決断と患者さんの事を思っての指示だと思います。間違っても、見放されたと思うことはしないで下さいね。
2016/10/04
2016/10/03
2016/10/02
歯茎が痩せてくるのが原因で入れ歯が緩くなり、入れ歯と粘膜の間に食物のカスが入ってくることに嫌気がさし、作り替えを希望する人はかなり多くいます。その選択は間違いではないと思いますが、長年使っている入れ歯に愛着がある人や、金属床と呼ばれる自費で製作されている入れ歯の場合、簡単に作り替えたいとは思わない人もいます。その場合、裏装といって入れ歯の内側に樹脂を流し込んで安定を図れることも多くあります。あまりにも粘膜面と合っていなければこの方法も使うことができませんが、わずかな緩みであれば入れ歯を作り直すことなくこの裏装という方法で改善できるかもしれませんよ。最近、ちょっと入れ歯が緩んできたなぁと思う方はご相談ください。
2016/10/01
「一日に歯磨きを何回しますか?」と患者さんに聞いてみると、朝晩の2回と答える方が1番多いです。お昼は職場でなかなか磨くことができないという方も多いので、同じ意見の方がたくさんいるかなと思います。1日1回という方は、あまりいませんでしたが、夜は疲れて寝てしまったり、お酒を飲んでそのまま寝ちゃう~。という話をぼちぼち耳にします。夜、寝ている間は唾液が分泌されにくく細菌が増えてしまうので、その前に少しでもきれいにしておきたいものです。「疲れたなあ、でも、歯磨きだけはしよう。」と思ってもらえたら嬉しいです。もしも、どうしても力尽きてしまった場合は。。。翌朝、頑張りましょう!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2016/09/30
「私は虫歯になったことがないから、歯医者に行ったことがないんだよ。」時折、こういった羨ましい方の話を耳にします。虫歯がないという事はすごく幸運ですよね。
しかし、口の中にあるたくさんの菌の中には虫歯を進ませる菌、歯周病を進ませる菌など多種多様のものがあります。虫歯菌は少ないのに歯周病菌はすごく多いと思われる方もいらっしゃるのですね。(実際、人の口の中には虫歯菌か歯周病菌のどちらかが優位だったりするそうです。)実際、虫歯はないのに歯周病は重度だったりすることが臨床の現場ではよく見られます。
歯周病は静かに進んで、自覚症状がないことが多いので進行具合を見る検査をお勧めいたします。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2016/09/29
2016/09/28