2016/09/27
2016/09/26
2016/09/24
当院は予約制を敷いています。これは、ほとんどの歯科医院が行っているシステムだと思います。これはできるだけ待ち時間を少なくし、その人の処置に必要と思われる時間を、確保するためなのですね。よって、このことは患者さんにもお伝えしているのですが、正直なかなかうまくいきません。当院は駅前で会社員の患者さんが多いため、急な仕事や会議が入ってしまったなどで、予約をキャンセルされる患者さんが毎日必ず一人はいます。仕事の重要性は、よくわかりますがそのようなことが続くと治るものも治らなくなりますよね。。。また、その時間に入りたいという他の患者さんもいたという事実を考えていただきたく思います。こちらもボランティアではなく、歯科医業を仕事として行っています。いわば生活の糧です。僕ら歯科医師は、薬を出して「はい、終わり。」という仕事ではないです。歯石を取ったり、虫歯を直したり、入れ歯を作ったりと何かしらの手がかかります。本当に簡単に考えていただきたくはないと思います。もし、どうしても急に都合がつかなくなったとしても、早めに連絡を入れるのが最低限の礼儀だと思います。
2016/09/23
2016/09/21
2016/09/20
2016/09/19
総入れ歯治療で究極に難しいと思うのは、入れ歯を支える歯茎が痩せていてフラビーガムというコンニャク様のぶよぶよの粘膜が広範囲に及ぶものです。このような症例が、年に数回はありますが、先日もそのような症例の患者さんが来られました。このようになった経緯を聞いてみると8年ほど前に総入れ歯となり、他院で入れ歯を製作したようです。その時点でもどこで咬んでいいかよくわからずに、咬んでも歯茎が痛いのに入れ歯の安定剤の上に安定剤を敷き、不安定のままこの8年間を過ごしてきたようです。そのため、噛み合わせの高さは大きく狂い、異常なまでの出っ歯状態に見えます。この入れ歯を修理して良いものに変えることは、ほぼ無理と思われます。従って、入れ歯を新製することになりますが、噛み合わせの狂いも補正していかなければならず、非常に困難が予想されます。でも、安定剤を使わなくても何とか、食べれるよう外観もしっかりと良いものに変えていくよう、やれることをやっていきたいです。
しかしながら、皆様に伝えたいのは不適の入れ歯を長期に使用することによってこのようなコンニャク様の歯茎が作られてしまいます。ですから、総入れ歯といえども定期健診での調整や指導は絶対的に必要なのですね。この方も、仕事の忙しさにかまけてしまい、こうなった事を後悔しているようでしたよ。。。
2016/09/18
先日、ある患者さんの入れ歯をセット・調整させていただき、特に問題がないため終了となりました。当院では入れ歯を製作し終了の際に、アンケートを取らせていただいております。その際の、患者さんからのアンケートを一部お知らせします。
1.入れ歯を作り直そうと思ったきっかけは何ですか?
食べ物をしっかりと咬みたいと思ったから。
2.りんご歯科医院で入れ歯を作り直そうと思った決め手は何ですか?
インプラントが自分に合わないと思ったからです。
3.新しい入れ歯が入っていかがですか?
だいぶ慣れてきて、特に漬物がしっかり食べれて嬉しいです。
60代 女性 K.K
この方は、右側の上顎臼歯部と左側の下顎臼歯部が欠損しておりました。欠損してから入れ歯が入っていない時期も長く全体の噛み合わせの面もずれていたので、歯の被せ物から直していったため時間がかかりましたが、入れ歯の調子も良くよく噛めると仰っていただけましたよ。特に漬物が良く食べれて嬉しいと言ってくれました。自分の好物が良く咬めて味をしっかり感じれるというのは、本当に良い事ですよね。これからも、定期的なメンテナンスを行い入れ歯を良い状態で維持できるように頑張っていきたいです。
2016/09/17
先日、歯磨きをすると血が出てくるとのことで、来院された方がいました。歯茎の状態を確認すると全体的に歯茎が少し赤く、触ると出血する「歯肉炎」という状態でした。普段の歯磨き方をチェックさせてもらい、その方に合った歯ブラシの当て方をお話ししました。普段は特に何も考えずに、磨かれていたとのことでとても熱心に聞いてくださり、その日の夜からお家で実践する約束をしました。そして次回に、歯肉炎の原因となる歯石を除去しました。その後、ブラッシングを継続してもらうことを条件に、少し期間を開けて歯茎の状態を確認しました。検査の結果も良くなり、患者さん本人も大満足だったようで、ニコニコの笑顔がとても素敵でした。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
2016/09/16