2016/12/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「歯肉炎を起こしていますね。」と言われたことのある方は、多いのではないでしょうか?歯肉炎ってどんなもの?と聞かれると、磨き残しやブラッシングがうまくいかなかったりすると歯茎が炎症を起こして歯茎が赤く腫れぼったくなり出血しやすくなる状態の事と言います。
ここで、一句。「歯肉炎、放っておくと どうなるの?」
歯肉炎の状態が続くと歯を支えている骨が溶けてしまいます。そうすると、歯周ポケットが深くなり、歯がぐらぐらしてきたりという事態に。。。歯肉以外の組織にまで影響が出始めると歯肉炎→歯周炎と変化し名前も変わります(厳密にいうと、歯肉炎は歯周炎の先駆状態ですね。)よく耳にする単語だけど、違いは歯肉以外の組織、例えば骨や歯根膜、セメント質等に炎症が達しているかどうかなのですね。歯肉炎のうちはある程度、歯磨きで改善できますが歯周炎になってしまうと、完全に元の状態に戻すのはなかなか難しいというのが現実なのです。「歯肉炎ですね。」と言われたことのある方は、自分の口の中・歯の状況を定期的に知っておくことも大切かと思います。是非、皆様のお口を良い状態に保つお手伝いをさせていただきたいので、定期健診でのご来院をお待ちしています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2016/12/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
過去に、割と大きな入れ歯をセットした人がいました。この方は嘔吐販社の強い人でしたが、定期健診の際に聞いてみるとどうしても吐き気がして、入れていられないとのことでした。僕も前歯が絡むことなので、何とかしてあげたい思いが強くブリッジに代えることにしました。この方は歯周病の不安定さもありますし、かなり大きなブリッジになるので、一抹の不安がありました。でも、この方は日常のブラッシングも良くできるようになり、歯周病のデータも良くなりつつありますし、定期健診にもしっかりと来てくれます。そのためにブリッジに踏み切ることにしました。ブリッジが入ってから、その方は人前で話すことが嫌にならずに、みんなと食事もできて嬉しいと言ってくれました。本当に良かったです。僕も嬉しかったです。まだまだ、予断は許しませんが日常のブラッシングは歯間ブラシを併用してしっかりやってもらい、定期健診にも継続して来ていただけるよう指導と説明をしました。
この嘔吐販社というのは、個人によって違うためどうしても入れ歯を入れていられないという人は確かに存在します。個人の努力では、どうにもならないものでもあるようです。この人は何とかブリッジで対応できたので良かったですが、総入れ歯のようなケースではどうにもならないこともあるかもしれませんね。本来ならインプラントで対応してもらうのがいいのかもしれませんが、入れ歯を一生懸命やっている以上、このような人にも対応できるものを作っていけたらなと思います。この方のお口の中の出来事が、また新たな課題をくれました。
2016/12/24
2016/12/24
2016/12/23
2016/12/23
2016/12/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を製作していく過程で、当院はかなり慎重に入れ歯製作をしている方だと思います。それは、保険診療内の入れ歯だとしてもです。(即時入れ歯は仮歯としてとらえているので、別ですが。)
例えば即時入れ歯以外の総入れ歯を作るとして、型取りは最低2回はしていますし、咬み合わせ取りもほぼ2回、仮合わせを1回以上、そして完成となります。どこかの段階で困難でうまくいかなければもう1回というのはよくあります。正直、コストや時間がかかりますし保険診療内では、僕らの報酬は全く見合ったものではない部分もあります。でも、その心意気でやらないと本当にいいものはできないのではないかと思います。自分でも、時折、患者さんも一応は納得しているし、もういいんじゃないかな?と思うこともあるのですが、勇気を振り絞って「すいません。もう一回診してください。」と言ってます。今になって恩師である教授が、「やり直すのも勇気だよ。」と言っていたのが身に染みてよくわかります。それでも、最終的に患者さんが喜んでくれるのが一番嬉しい事ですから。
2016/12/22
2016/12/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
コーヒーやお茶の茶渋、また煙草を吸う方はヤニなど歯に着色してしまい色が気になるという方も多いのではないでしょうか?
当院に定期健診で通われている方の中には、「歯周病が進んでいるから。」、「虫歯になりやすいから。」といった方が多いですが、「着色が気になるから。」ということで定期的にクリーニングにいらっしゃる方が非常に多いです。着色しないようにと好きなコーヒーをあきらめるのではなく、月に一度のクリーニングを選択するのはいかがでしょうか?歯科医院を治療のためではなく、審美目的で利用するのも良いことだと思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2016/12/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が合わないとのことで、ある患者さんが知り合いの医院から5月に紹介されてきました。その方は上下顎とも総入れ歯で、顎堤とよばれる歯茎が異常なほどに痩せていました。そのため維持は良くなく、すぐ外れてしまいますし安定感が良くありません。当院で通法に従い製作して、調整を何度かさせていただき本人も満足いく安定感を得ていましたが6カ月ほどたって定期健診に来ていただき見てみると、また少しゆるくなってきたとのことです。顎堤の吸収は歯を失った以上、避けられないことです。残念ながら、どんなに安定感のある入れ歯を入れたとしてもこのような現実はあります。ぞのため、リライニングという手段で入れ歯の裏打ちを図りました。これをやることによって、またセット時のような維持力を得ることに成功しましたよ。やはり長く使ってもらうためにも、定期健診には来ていただきチェックすることが大切ですね。早めの対処が、効を奏します。