りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

医院のパンフレットができました



当院のパンフレットができ上がりました。当院のポリシー、僕やスタッフの紹介、設備について紹介しています。QRコードを付けていますので、ホームページやその中の動画も見ていただけたら、医院の特徴が解るかと思います。
パンフレットは、医院の待合室にもちろん置きますし、親しくさせていただいている飲食店や小物店、内科のお医者さんにも置かせていただこうかと考えています。もし見かけることがあったら、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
何か少し恥ずかしい気持ちがありますが、皆に見ていただけたら嬉しいです。


歯周病の怖さ



歯周病は、無症状のまま進むケースが多いです。慢性の病変で無症状のまま進行してしまうので解りにくいのは仕方ないですが、急性化するともの凄く痛みが出ます。また、歯の動揺や歯肉の発赤、腫脹が見られることがあります。その場合は、まず痛みを和らげ鎮静化を図りますが、それでこの治療が終わることはほぼありません。単に慢性化しただけですからね。やはり日常のブラッシングと歯科医院での継続的な管理が必要であり、定期的にプロフェッショナルケアをしていくことが大事ですね。
これを怠ると、抜歯をしなければならなくなることが多いです。我々歯科医師としては、極力抜歯を避けたいです。そのためにも、定期的な健診は必須と考えます。
(写真は歯周病のため抜歯となったケースです。歯根部に歯石がかなり付着しています)


総入れ歯の咬合関係



総入れ歯の製作時に、歯並びを歯があった時と同じようにしてほしいとの依頼を受けることがあります。中には、歯があった時の写真をお持ちになる人がいます。前歯は何とかその写真を見て人工歯を排列することができたとしても、奥歯はそうはいきませんね。なぜなら、奥歯まで写った写真は普通はお持ちでないでしょうし、それ以外の要因は総入れ歯には総入れ歯のための咬み合わせ(咬合関係)があるのです。通常、総入れ歯に用いる咬合関係は両側性平衡咬合というものです。

簡単にいうと、普通に奥歯で咬んだときは臼歯という部位で咬みこみ、歯ぎしり等で前方・側方に動かした場合、全部の歯が接触して誘導し、離れるときは全部の歯が一緒に離れる咬合関係です。この咬合関係を作るのは大変難しく、時間がかかります。これを無視して人工歯を並べても、入れ歯は安定しないのですね。ですから、そのあたりは患者さんによく言って、ご理解していただいております。
(写真は総入れ歯の仮合わせ時の上顎の写真です。人工の歯が規則的に排列されております)


定期検診は必要ですね



定期検診およびクリーニング(リコール)の案内を、当院では3~6ヶ月に1回郵送でお知らせしてます。
北欧では有歯顎の方が3ヶ月に1回(年4回)歯のクリーニングをした場合、喪失歯を1本未満に抑えることができたとの報告があり、その効果は認められています。
当医院も実行していますが、なかなか主旨が患者さんに解っていただけてないのか、リコール率はそれほど高くないです。
是非、欠損歯を増やさないためにも、日常のブラッシングのみならず、かかりつけの歯医者さんでプロフェッショナルケアを受けていただきたく思いますよ。
(写真は定期健診に来ていただいた方の口腔内写真です。健康な状態で推移しています)


学童期のスポーツマウスガード



近年では、大人のスポーツ選手のみならず、学童期の子供たちのスポーツマウスガードの依頼が増えております。学童期には乳歯や萌出途中の永久歯があるため、その部位を緩衝する工夫や敢えてシートで覆わないこともします。その方が萌出を妨げずに長く使えることが多いですからね。また、矯正治療中の子供にも対応できるようになってますよ。ご希望の方は、歯科医師に尋ねてみるといいと思いますよ。
(写真は小学6年生のマウスガードです。左側第二大臼歯が萌出途中のため覆わないように後縁を設定しました)


総入れ歯の審美性



総入れ歯を入れると顔貌が変わることはよく知られています。歯が全くない無歯顎の状態だと、口唇周囲の皮膚に皺が寄り、咬合関係がないため下顔面が潰れたような状態になります。昔、よくテレビに出ていた「クシャおじさん」ていましたよね。あの人もそのような状態だったのではないかと推察します。そのような方に、入れ歯を適正な高さで製作して装着すると見違えるほどになることをよく経験しますよ。

実際、総入れ歯は究極の審美治療だと思います。歯並び、歯の色がきれいになりますものね。でも、咀嚼能力は天然歯のものと比較すると格段に悪くなりますし、入れ歯になることで大きなリスクを抱えます。ですから、入れ歯治療は冷静、慎重に行いたいですね。
(写真は上顎に総入れ歯、下顎に部分入れ歯が装着されている写真です)

医院のホスピタリティ



あるセミナーで勧められた本があったので購入して読破中です。作者はホテルマンですが、サービスとホスピタリティの違いについて実例を挙げて紹介しています。
歯科医院も医療とはいえサービス業に近いものがあると僕は思います。単なるサービス(主従関係)ではなく、やはりホスピタリティ(思いやりの心)を持って頑張らなければいけませんね。なかなか難しいですが、努力していきます。


医院の表札



先日、階段の踊り場に看板を設置したのに付随して、入口上方に表札を設置しました。今まで歯科医院の入口とわかりにくかったので、良かったと思います。
まだまだやれることはやっていきたいなと思います。それが患者さんのため、自分のため、医院のためになりますものね。
(写真は表札です。誰がどう見ても歯科医院の入口とわかりますよね)


院内でできる技工



入れ歯の精密な型取りで必要になる個人トレーや、咬み合わせを採得するための咬合床は自分で作るようにしております。それと、スポーツマウスガードや歯ぎしり用のマウスピースも自分で作るようにしていますよ。もちろん外注でもいいのですが、細かい指示を紙で書くと技工士さんになかなか伝えにくく、コストがそれなりにかかりますので、休みの日に来て製作しておりますよ。
従って、自分の趣味のマラソンやフットサルは最近ほとんどしていませんね。人から、そんなに働いて何が楽しいのか?とよく聞かれますが、技工が決していやではないですし、上手にできると楽しいですよ。だから、今は趣味は何ですかと聞かれたら、技工と言うようにしております。
(写真は入れ歯の精密な型取りに必要な個人トレーです)


階段の踊り場の看板



当院の階段の踊り場に看板、入り口付近に表札を設置しました。今まで、医院がある2階を通り越して4階まで行ってしまった人が数人いました。大変なご足労をおかけしたという反省を基に設置しましたよ。看板や表札に早くも気づいていただいた患者さんから、いいコメントを頂けて本当に嬉しいです。今後もどんどん開拓していきたいなと思います。
(写真は階段下から見た看板です)