りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

歯科医院でアロマ



当医院では、新人歯科衛生士にアロマの器具と薬剤を買ってきてもらい、午前と午後に待合室で焚いています。薬剤を何種類か混ぜて、電気の熱で蒸発させていい香りが出るようです。
歯科医院は、独特の薬剤や消毒剤の臭いが強く、僕も気がかりだったので、アロマを焚くことにしました。この担当は新人衛生士ですが、彼女も仕事を一任されたのが嬉しく思ってくれているようで、リラックスのためのアロマを一生懸命考えてくれましたよ。
特に女性患者さんに好評のようです。少しでも、待合室でこの香りに触れて患者さんにリラックスしていただけたらいいなと思います。


医院の待合室



当医院の待合室は、昨年の7月に改装しました。それまでは黒とグレーが基調の絨毯で、患者さん用の椅子は黒い皮のソファーでした。歯科医院としてはちょっとイメージが悪く感じたため、待合室だけは全面改装しました。待合室の一角にデンタルグッズ売り場を設け、歯ブラシや歯磨剤等の販売を始めておりますよ。
スリッパ置き場も、清潔感アップのため殺菌できるものに替えました。自分としては明るいイメージの歯科医院になりたく思いますし、患者さんへの情報発信の場にしたいと思っています。これからも、できる範囲で少しずついいイメージに変えていきたいと思いますよ。


医院の外観



当医院は古いビルの2階で、あまり目立つ場所ではないです。正直、きれいな外観ではないです。患者さんへの認知度を高めるためにも、外観を変えたいなと思い大家さんに相談しましたが、あまりいい返事はもらえませんでした。私はテナントで借りている身なので、強く言えません。違う方法で何とかしたいなと思っております。ある尊敬する先生から、ライトアップしてみるのはどうかな?と提案を受けました。コストもそれほどかからないようなので、是非やってみたいなと思っていますよ。
付随して、2階までの階段もきれいにしていきたいなと思っています。
(写真は流作場歩道橋から撮った医院のビルです。ここの2階が私の医院です。スマホで撮ったのであまりきれいに撮れていませんが。。。)


抜歯して、直ぐに入れ歯のセット




重度の歯周炎で、保存が困難で多数歯の抜歯をすることがあります。その場合は歯を抜きっぱなしだと、審美性の問題や咬合関係がないため咀嚼できないという不調和が出ます。本来は、抜歯後にその傷が安定してから入れ歯の製作に入るのが一番いいですが、お使いになっている入れ歯がないケースもよくあります。
そのような場合は、即時義歯を抜歯前に型と咬み合わせを取り、模型上で抜歯予定の歯を削って入れ歯を先に作ってしまい、抜歯後にすぐセットする方法があります。

しかしながら、これだと傷の治り具合は、想像だけで製作しているため粘膜面には不安が残りますし、咬合関係も抜歯時の麻酔も効いているため傷の治り具合はなかなか安定しにくいです。なんとか安定を得ようと義歯をいろいろ修正しますが、口で言うほど処置は簡単ではありません。
当院では、抜歯して即時義歯セット後にはもう一度入れ歯の製作をお勧めしております。


歯科医院の安定経営のために

      

僕らの業種は歯科医療とはいえ、医院を開業している一個人事業主です。私達家族やスタッフ、その家族の生活にも関わっているわけです。また、満足な医療を患者さんに提供するためにも、医院の安定経営は必要です。
そのためには、いろいろな努力を重ねてきました。具体的に看板、タウンページ広告、ホームページ、医院カード製作、雑誌に記事掲載、医院のロゴの入ったボールペン製作、異業種交流会に参加等いろいろ頑張ってきました。でも、まだまだ他の業種の方に言わせると僕らの世界は甘いようですが。。。

ある歯科のコンサルタントがホームページ上で経営者は本を読めと言ってました。その人のお勧めの本にこの本がありました。現在読破中ですが、経営の悩みを解決してくれる糸口が書かれています。業種に関わらず、経営者の参考になることが書かれているような気がします。お勧めの一冊ですよ。


新人歯科衛生士の研修



今月の1日から、朝の診療前の時間を使って僕を患者さんと見立てて、新人衛生士の研修をしています。
彼女たちは非常にまじめで毎朝欠かさずに勉強してますよ。まだまだ一人前とはいえないかもしれませんが、ベテラン衛生士の指導の下で頑張ってます。
自分が患者さんとして彼女たちの技術面や接遇について思うことは、3週間前とは比べ物にならないぐらい上達していることですね。これからも初心を忘れずに頑張ってほしいです。


医院前の看板



医院の看板は、もの凄く大事なりんご歯科医院のシンボルです。医院は古いビルの2階なので、初めて来院される人は見過ごしてしまうことが多いようです。でも、この看板が目印になっているようですよ。
私は毎朝、この看板をきれいにすることから仕事が始まります。
「雨の日も風の日も、朝も夜も、頑張ってくれてありがとう」という気持ちをもってお掃除しています。


日曜日でも技工

 

週明けの診療から、歯ぎしり用のマウスピースのセットとホームホワイトニング用のマウスピースのセットがあります。これらは外注せず自分で製作しています。シートさえあれば、自分でやった方が細かいところまで注意できるので、必ず自分で作るようにしていますよ。また、入れ歯製作のための咬合床や個人トレーも自分で作っています。
僕の休日はほとんど技工で潰れてしまいますが、この作業も好きなのでそれほど苦はないですね。しっかり作って、明日からの診療に備えますよ。
(写真は下顎の総入れ歯製作のための個人トレーです。これを使って精密な型を取るわけです)


歯科材料の材質的な問題

 

理想の歯科治療を突き進めていくと、やはり自由診療になってしまうのかと思います。前面に言うのは本当に気が引けますが、保険診療では限界があります。何に限界があるかというと、主に使用できる薬剤や被せ物や入れ歯の材質ですよね。歯科インプラントなど手技的にも材料的にも使用できないものがあります。

例えば奥歯に銀歯が入っていて、白い被せ物に代えるとなると、保険ではほぼできないと思います。(部分的な銀の詰め物であればできるかもしれませんが)仮にできたとしても、保険で使用できるものはレジンというプラスチックなので、セラミックと比較すると格段に弱いですし色が変わりやすいのが実情です。また、入れ歯の床といわれる材質もチタンなどの金属を使用できれば違和感が軽減でき、食材の味が良くできるけどなぁと思っても保険診療ではそれができないのです。

ちょっと前までの自分は、あまり自由診療のことを患者さんに伝えることはしませんでした。なぜなら、患者さんから金の亡者的に思われるかなと勝手に思っていたからです。でもそれは自分の勝手な思い込みで、逆に伝えないことは患者さんに対して選択肢を狭めてしまい、失礼にあたるとある先生から教えられました。
今は患者さんに、このようなものもあると積極的に伝えていくのが良い事ではないかと思っています。選ぶのはもちろん患者さんです。ゴリ押しは絶対にしませんよ。ただ治療の理想は何なのかを是非患者さんにも知っていただきたいです。
(写真は自由診療のハイブリッドセラミック冠です。保険の硬質レジン前装冠よりきれいで、着色しにくいです)


総入れ歯の筋圧形成について



口腔周囲には筋肉が多数存在しています。総入れ歯は、その筋組織が機能した時でも対応する形態にしておかなければなりません。
筋肉は開口したり、笑ったりしたとき、口を動かしたときの口の動かし方でその形を変え、入れ歯に脱離の応力を加えます。これに十分抵抗するには、精密印象時の個人トレーを使って入れ歯の縁に当たる部位にコンパウンドを軟化させ、それを口腔内に入れて、口をすぼめたり、鼻の下部分を伸ばしたり、さまざまな運動をさせます。
そうすると、機能時の筋圧でできたコンパウンドの形ができ上がります。その後、シリコンの印象材を流して精密印象としています。
(写真は上顎の筋圧形成した後のものです。この後にシリコン印象材を流して精密印象といたします)




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