りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

入れ歯にならないようにするには。。。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

当たり前ですが、入れ歯は歯が全てある人には不要なものです。

しかしながら、1本以上歯を失った人は何かしらの補綴物が必要になります。

もちろん、1本の欠損だけで入れ歯ということはほぼないですが、その場合はブリッジやインプラントなどが適応されるかと思います。

でも、4歯以上の多数歯に渡る欠損の場合はやはり入れ歯がファーストチョイスになると思います。

しかしながら、入れ歯で最初から何でもよく食べれるという人は少ないものです。

できるだけ入れ歯にならないようにすることが肝要ですね。

僕が思うに、入れ歯にならないようにするには、歯を抜かないことです。

そのために必要なのは日常の歯磨きだけでは不十分なことが多いです。

やはり歯科医院での定期健診とクリーニング、そして歯科衛生士によるブラッシング指導が大切です。

是非、今からでも予防に励み、歯を抜かないで済むように頑張りましょうね。

 

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新しい入れ歯を入れてどうでしょうか?

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新しい入れ歯を入れて、「何でも食べれます。」と言われると凄く嬉しいですね。

歯科医師冥利に尽きます。

僕は、学生時代から入れ歯に魅せられていますね。

全く歯がなくなった人に総入れ歯を入れて、咬合を与えてしまうのですからね。

ある担当の先生が、自分で人工歯の排列をして、蝋義歯を患者さんの口の中に入れて仮合わせし、そして重合操作をして完成に持っていくのを見て、僕もこういうことをして患者さんに喜んでもらえる歯医者さんになりたいと思うようになりました。

今、あれから28年ほど経ちましたが、だいぶそのようなことを経験するようにはなりましたが、まだまだ満足に行くようなことは、それほど多くはないでしょうかね。

これからも、さらに精進していきたいと思います。

 

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入れ歯はすぐにはできないですね。。。

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当院では、入れ歯製作を多く行っています。

入れ歯は、型を取ればすぐにできると思われる人が少なくないですが、そんなに簡単ではありません。

当院で製作する場合は、少なくとも型取りは2回は必要としますし、咬み合わせ取りも2回行うことがあります。

そして、仮合わせをして良ければ完成に持って行くことが多いですね。

つまり最低でも5回以上のステップを踏まなければいけないですね。(即時入れ歯の場合はその限りではございませんが。。。)

となると、週1回の割合で来院してもらっても、一ヶ月半以上はかかるのですね。

当院では製作希望者も多く、技工操作の関係から早くても二ヶ月はかかるということをお伝えしております。

どうしてもそのくらいの時間と手間をかけなければ、精密な入れ歯は難しいと考える次第です。

ご理解をいただけたらと思います。

 

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金属床入れ歯はいいものだと思います。

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金属床入れ歯の製作を当院は多くやっている方だと思います。

この金属床入れ歯は自由診療で製作されるもののため、保険診療ではできないものです。

そのため、かなり高額になってしまうのは難点かと思いますが、入れ歯は日常において使用するものなので、壊れにくく頑丈で咀嚼しやすかったり発音しやすいものが良いですよね。

どの点を取っても、保険診療内のものでレジン床といわれるものよりも、金属床入れ歯の方が機能すると僕は思います。

まあ、もちろん異物ではあるので、あくまで保険内の入れ歯と比較しての話ではあります。。。

もし、これから再度、入れ歯を新製しようとお考えの人は、この金属床入れ歯を検討してみたらいいのではないでしょうか?

保険内の入れ歯では得られにくい安心感や装着感などの、何かがあると思いますよ。

 

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就寝時の歯ぎしりにお困りならば、ナイトガードを。

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夜間の歯ぎしりや喰いしばりでお困りの方は少なくはないです。

でも、最初から自覚症状を感じてくる人はそれほど多くないのも事実です。

いかんせん就寝時に歯ぎしりをしているわけですから、気づきにくくて当然ですものね。

多くの人は家族や友人から指摘されて初めて気づく人が多いようですよ。

また、起床時に顎の疲れや歯の痛み、鏡を見てみると歯の先端部が削れてきているということで気づくことも多いようですね。

 

当院には、よく歯ぎしりの相談で来られる人が多いです。

その様な方は、たいてい犬歯や前歯の先端部分が削れてしまっているような人ですね。

それは咬み合わせ的に起きるので咬耗と言います。

酷くなると、臼歯も削れて歯の頭が平面的に削れてしまっていることにもなっている人が多いです。

そして、しょっちゅう被せ物や詰め物が外れてきます。

中には歯そのものを割ってしまうという人もいます。

このような状況を避けるには、夜間に使用するナイトガードがお勧めです。

ナイトガードそのものは、歯ぎしりを止めることはできませんが、歯にかかる負担を減らしてくれます。

もし、夜間の歯ぎしりでお困りならば考えてみませんか?

ナイトガードはそれほど厚いものではなく、違和感もそれほど多くはないです。

是非、試していただけたらと思います。

 

すれ違い咬合の方の入れ歯製作は、非常に難しいです。

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部分入れ歯を作る際に、残存歯の残っている状況で難しさが極端に変わることがあります。

どういうことかというと、例えば上顎の右半分が残存していて、左半分が欠損している。そして、下顎は逆に右半分が欠損していて、左半分が残存しているような場合ですね。

上下顎の歯の残存のしかたで、左右的なすれ違い咬合もあれば、前後的なすれ違い咬合もありますね。

いわゆる上下顎の歯が咬合するような歯が一歯もなく、咬合の安定が得られない場合ですね。

このような咬合関係を「すれ違い咬合」といいます。

このような状況ながらも咬合力が強いと更に難しくなりますね。

先日もこのような咬合関係の人が来ました。

このようなケースは、全部歯がない人よりも難しく感じます。

なぜなら咬合は不安定ですし、義歯を作って咬ませようとすると粘膜負担の義歯床部分は咬合力によって沈み込み、咬合平面が崩れやすいからです。。。

対応策としては、クラスプのかけられる歯牙にはクラスプを極力かけて対応していますが、咬合力の強い人にはあまり意味がないかもしれません。

なんとか調整を繰り返し、対応を図っていますがまだまだ満足いく方法を保険診療では見いだせないのが現実です。

(自由診療であれば、やりようはあるのですが。。。)

このあたりの説明を患者さん個人に説明しても、なかなか理解はしてもらえないことの方が多いですが、一生懸命に説明して理解を得られるように頑張っています。

もし、お困りであるならばご相談くださいね。

 

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ノンクラスプ入れ歯をお勧めしたいケースとは。。。

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先日、まだお若い30台の男性が下顎右側の犬歯から第二小臼歯まで欠損されている方が来ました。

そこには保険診療内で製作されたと思われる入れ歯が装着されていました。

三本分の歯の欠損には人工歯とその前後の歯にクラスプという金属のバネが掛かっています。

これは、もちろん保険診療内では問題ない設計であります。

それこそ、保険診療内の入れ歯では、金属のバネを使用しないわけにはいきません。

しかしながら、あまり適合は良くなく患者さんは、作り替えたいようでしたが前歯に金属のバネが見えるので、見えないようにしてもらいたいとの希望がありました。

そのようなケースの場合、当院ではノンクラスプ入れ歯をお勧めすることが多いです。

 

でも、このノンクラスプ入れ歯は保険診療で製作することはできません。

自由診療で製作が可能となります。

それでも、インプラントや金属床の入れ歯に比べたら割と安価ではないかと僕は思います。

僕は、その患者さんに「このノンクラスプ入れ歯は今まで金属のバネが掛かっていた部位に金属のバネに変わってピンク色の床と言われるものが残存している歯の歯茎を覆います。保険で使用されているものと違って、柔らかい素材で弾力があります。出し入れする時は弾力があるためそれが維持にも役立ったり、外すときにも楽に外せます。」と言いました。

その患者さんには、非常に魅力的に感じられたのでしょうね。

すぐにこのノンクラスプ入れ歯を決断してくれましたよ。

しかしながら、このノンクラスプ入れ歯が全ての症例で適応ということはありません。

また、材質的にも強度がそれほど強いわけでもありません。

そして歯周病がある方には、この弾性による把持力が裏目に出てしまい着脱する際に歯を揺さぶって引き抜きの力が働いてしまうこともあります。

そのため、歯茎の点検は必須であるかと思いますし、動揺がすでにある方には不向きなものと思います。

ご希望の方は、その辺りもしっかり診査してから、製作に入るようにお勧めいたしますよ。

 

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入れ歯製作により要介護状態が改善した症例もありましたね。

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入れ歯を入れて元気になったケースというのを見たことはあるでしょうか?

もしかして、要介護の方が近くにいてその人に入れ歯が入ったら、要介護状態が改善したのを見たことがあるという人はいるかもしれませんね?

これは入れ歯を入れて、すぐにそうなったと言わけではないかと思います。

入れ歯を入れて咬合が改善されたがために、ある程度硬いものも食べられるようになり、栄養面で偏りがなくなったがために起きたことだと思います。

つまりはオーラルフレイルが改善されたからと言えるのではないでしょうか?

僕も実際、訪問診療を行っていて、そのようなケースを何度か体験したことがあります。

総入れ歯の患者さんだったのですが、要介護4の人が自分でつたえ歩きができるまで回復し、ご飯がモリモリと食べれるようになっていました。

これは実際にセットした僕は、嬉しかったですね。

歯科医師冥利につきます。

このようなケースを何個も持つことができたら、本当に嬉しい限りです。

なかなかすべての症例がこのような良い結果ばかりではないですが、頑張っていきたいと思います。

当院は訪問診療も行っております。

知人やご家族に要介護者がいて、歯のことでお困りならばご連絡をいただけたら幸いです。

 

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金属床入れ歯は良い点が多いと思います。

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金属床入れ歯は非常に喜ばれることが多いものです。

実際の経験からもそういってくれる患者さんは本当に多いものです。

そもそも、皆さんは保険の入れ歯と何が違うのかを考えたことはありますでしょうか?

例えば総入れ歯で言うと口蓋部分や、舌足部分に違和感や厚みを感じて話しにくいことはないですか?

その部分が薄くならないかなーと当院に相談に来られる方も多いですよ。

しかしながら、保険の入れ歯ではその部分がピンク色のプラスチックになるため、それなりの厚みが必要になるのですね。

厚みが必要なのは、どうしても強度が弱いからというのが主な理由です。

その強度を増すために補強線というものを入れますが、それでも十分な補強は難しいです。

そのため、入れ歯を誤って落としてしまったりして割れてしまったり、咬合力の強さに耐えられなくて割れてしまったりすることが往々にしてあります。

その対策として自由診療となりますが、その部位を金属床にすると相当薄くできますし、違和感も少なくなり発音や嚥下にも良い影響があります。

また、金属であるがために熱の伝導性もいいです。

例えばおでんや鍋物を食べるときには、熱いから美味しいというものがありますよね。

アイスクリームなどは冷たいから美味しいわけですよね。

その熱伝導性が良いことにより、おいしく感じやすいというのはあります。

ただ、金属であるがために重いのではないですか?という質問をよく受けますが、それも、金属の種類としてチタンを使用したものにすれば相当軽くすることができます。

また、チタンは生体親和性も良いためアレルギーの心配も少ないですし、貧弱な顎堤にも向いていると思います。

また、金属部分も口蓋だったり、舌側に露出するので他人に見えることはありませんからね。

このようなメリットの多いものをできれば、皆さんに紹介したいと思ってはいます。

ただデメリットとして、金属床入れ歯は自由診療となります。

それなりに高額なものといえます(歯科インプラントよりは安いものかと思いますが。。。)

ただ、毎日使用して、それこそ自分の咀嚼や咬合に良いもので、審美的なものを使っていただくのが良いのではないでしょうか?

それが健康に繋がりますし、生活の質の向上に繋がると思います。

そういった意味でも、保険の入れ歯よりも良いものをしてみたいというお考えの方はご相談くださいね。

 

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丈夫な入れ歯にしたいと思うのならば。。。

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入れ歯でしょっちゅう壊れてしまうので、お困りだという方は少なくはないですね。

自由診療にはなってしまいますが、これは金属床入れ歯で改善することができると思います。

例えば上顎の歯をすべて失ってしまい、下顎の歯が割と多くある方はよく入れ歯が正中で割れてくることがあります。

そのような方は元々、歯周病があり、さらに咬合力が強いがために歯が揺さぶられ、抜けていった可能性が強いですね。

このような状況を咬合性外傷と言います。

咬合性外傷によって、歯がグラグラになった場合は、抜歯になることが多いですね。

そして、歯を失うと上顎の歯茎が頬側から吸収するため、歯槽弓が下顎の歯列に対して狭くなっていくのですね。。。

そうなると、そのまま入れ歯を製作して正常咬合排列にすると歯槽頂から外れて外側に人工歯が排列されるため、その応力は入れ歯の正中部分に強くかかります。

すると、保険内で製作された入れ歯はプラスチックで作られているため、真ん中で割れるということをよく経験しています。

保険内の入れ歯の場合は補強線というものを入れ歯の床内に入れますが、それだと、正直あまり役に立たないことが多いです。

このような、悪循環を断ち切るには金属床で製作されることをお勧めいたします。

その際に、使用する金属は、当院ではコバルトクロム、チタン、ゴールドというものがありますが、貧弱な顎堤であればチタンが軽くて丈夫ですからお勧めです。

このように壊れやすい入れ歯は金属床にすることによって、そのリスクは格段に低くなるので、自由診療とはなりますが是非、考えていただけたらと思います。

 

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