2023/10/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が痛いからと言って、入れ歯安定剤に頼る人がいますが、あまりお勧めではないです。
あくまで、応急処置として使用するのは致し方ないことかと考えますが、そのままで良いことは決してないですね。
もし、入れ歯の痛みを感じているのならば、先ずは歯科医院で調整してもらうようにしましょう。
そのままにしていると、粘膜に傷を作り褥瘡性潰瘍と言われるものができることがあります。
これは、粘膜に強く当たる部分を除去してあげれば治ることが多いです。
また咬合が絡む場合は、咬合調整が必要です。
この辺りは歯科医院でないとわからないため、決して自分でやることはしないようにしましょうね。
褥瘡性潰瘍を放置していると、そこが癌化することもあるらしいですから注意していきましょうね。
自己判断で間違った処置を行っていると、入れ歯が使えなくなったりすることも多々経験しています。
決して自分で削ったりすることは止めましょうね。
2023/10/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はなかなか自分の思うように機能しないものです。
入れ歯を機能させるにはそれなりの時間と練習を必要とします。
どんなに良いと思われる入れ歯でも、自分の歯とは全然違いますからね。
結局は他人が作った歯ですし、咬み合わせですから。
神様が与えてくれた天然の歯のようにはなりえませんね。
でも、欠損部位が大きくなれば、基本的には入れ歯で対応するのが良いとは思います。
その欠損部位にブリッジが可能ならば、僕らは基本的にはブリッジの方をお勧めします(残存歯の歯周病の状態にもよりますが。。。)
やはり、固定性のブリッジの方が可撤性の入れ歯に比べ違和感は少ないですし、実際よく噛めますからね。
そのような理由から、あまり入れ歯の処置を積極的には勧めないものです。
しかしながら、その欠損範囲がブリッジ可能な範囲を超えていたりした場合はどうしても入れ歯がファーストチョイスになりますね。
この入れ歯は初めて入れる方は特につらく感じますね。
違和感がかなり大きいですから。。。
でも、諦めないで調整をして、慣れてもらうよう使用していただければ良いものになっていくと思います。
実際そういう人が多いものです。
一緒に頑張りましょう。
2023/10/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯のための型を取った後に必要になることが多いのは、咬合床というものです。
これは必ずしも必要という訳ではないですが、上下顎の臼歯の接触ががない場合や、前歯のみで噛み合わせの高さが維持されていて、それが低いようなケースの場合はこの咬合床を使用して咬み合わせの高さを決めていくことになります。
当院で使用している咬合床は基礎床と言われるものを常温重合レジンで製作し、その上に蝋堤と言われるものが乗ります。
この蝋堤はワックスでできているので、ワックスの増減はいかようにもできますね。
この咬合床は一応の基準があるので、それを設定し、技工室で製作しています。
診療室で行う咬み合わせの高さの調整で、まず最初に行うのは仮想咬合平面というものを決めていきます。
それが決まったなら、今度は高さの調整です。
もし全部歯がない場合は、模型上に得られたランドマークを参考にして様々な専門的手法で咬み合わせの高さを決めていきます。
その際には、先ほどのワックスを足したり引いたりして、高さを決めていきますよ。
仮想咬合平面を壊さないようにしてですけど。。。。
こうやって入れ歯の咬み合わせの高さを決めていくのが一般的な手法ですね。
なかなか大変な作業で手を焼きますが、この段階は入れ歯の良し悪しを決める重要なポイントなので手を抜くようなことはしませんよ。
ここで狂うと上手くいきようがないですからね。
2023/10/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では新しい入れ歯の製作を希望する患者さんの来院が多いです。
元々、歯がない人で入れ歯を使用中の人もいれば、もうきっと歯を抜いてしまわなければならないので、その後の処置は入れ歯になるだろうなという、その患者さんの感覚で来られる人もいます。
いずれにしても、よく診査をしないと何とも言えないのでその際には歯周病検査、虫歯の検査をさせていただき、レントゲンによる診査も行なわせてもらっています。
僕としては一番困るのは、電話での入れ歯相談ですね。。。
自分でいろいろ仰るのですが、見てみないと何とも言えないのが歯科の診療です。
入れ歯に限らず歯科の治療は実際に見てみないと何とも言えない事しかないですね。
ましてや、一度もお口の中を見たことがないのにお答えすることは不可能ですね。
ですから、相談される際には一度、お口の中を拝見させていただきたく思います。
ご理解の上、何卒よろしくお願いいたします。
2023/10/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院でスポーツマウスガードを製作したいという人は多いと思います。
僕は、スポーツマウスガードは、コンタクトスポーツを行うアスリートには必須のものと考えます。
コンタクトスポーツというと格闘技はもちろんですが、ラグビー、アメリカンフットボール、サッカー、バスケットボール、ラクロス、アイスホッケーなども含まれます。
近年では、サッカーのJリーガーやバスケットボールのBリーグの選手もよく装着していますね。
このスポーツ用マウスガードは歯科医院で型を取って模型を製作し、その上でシートを軟化圧接して製作します。
成形後、セット時には咬み合わせの調整が必要になります。
製作工程としてはそれほど難しくはないですが、咬み合わせの調整はとても大事です。
変な位置で噛んでしまったものは、瞬発力を発揮する時に力が入らないと言われることがありますからね。。。
適正な位置で噛みこめないとスポーツパフォーマンスも落ちてしまいがちですからね。
スポーツ歯学会では、このスポーツマウスガードは、あくまで外傷予防として使用されるものという位置づけです。
巷でよく言われている筋力のアップというのは、まだ一概に何とも言えないものなのですね。
でも、最大のパフォーマンスを発揮するためには、少しでも安心感を得ることが必要です。
このスポーツマウスガードは顎顔面、口腔周囲のけがの予防には非常に役立つものと思います。
実際、高校ラグビーやアメリカンフットボールなどでは、今や必須のアイテムになっていますからね。
僕は日本スポーツ協会公認スポーツデンティストの資格を得て、この分野にも力を入れているつもりです。
もし、ご興味のあるアスリートはご相談に来ていただけたらと思います。
※スポーツマウスガードは自由診療となります。
透明なものは税込みで6600円、色付きのものは7700円です。
色は好きなものを選ぶことが可能です。
2023/10/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯になるのが嫌だと思われる方は多いですよね。
特に40代や50代の人でも入れる場合にはショックが多いものですよね。
しかしながら、あまりにも歯周病が進行してしまい入れ歯でなければ対応できないようなケースというのも実際は多くありますね。
先日もそのようなことで多数歯の抜歯と上下顎の即時入れ歯をセットした人がいました。
その方はまだ40代の男性でしたが。。。
でも、その方はあまりにも重度歯周病と重度虫歯でかなり苦しんでいた既往があるので割とすんなりと入れ歯を受け入れてくれましたよ。
本人も、入れ歯しか方法がないと思っていたようですので。
状況によっては入れ歯の方がいいようなくらい、口腔内の状況が悪い人もいなくはないです。
その様な人は、早めに歯科医院に行って、今後の治療計画をしっかり立ててもらいましょう。
場合によっては入れ歯の方がいいようなくらい、進行しているのならば踏み切ることも大切ですからね。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは
2023/10/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院には入れ歯を作ってほしいという患者さんが多く来ます。
そのこと自体は大変喜ばしいことで僕自身、入れ歯を得意として頑張ってきた経緯がありますからありがたく感じます。
でも、もし、こちらの方で作った入れ歯ならば、できるだけ長く持たせていきたいと思っております。
歯科医師ならばそう思うのは当たり前だと思いますが。。。
そのためには何が必要なんでしょうかね。。。
多くの患者さんは入れ歯を入れるとしても、総入れ歯ではないことが多いですよね。
ほとんどの方が自分の歯が1本以上はある部分入れ歯であるケースが多いです。
僕が思うに短期間で入れ歯を作り直さなければならなくなるという方は、その残存歯を抜くことが割と最近に、あったのではないでしょうか?
その残存歯を抜くことによって抜歯後の歯茎は大きく変わり、仮に増歯という処置をしても以前の安定感を再現させることは難しいのですね。。。
そうなると、作り替えた方が良いという話になってしまうのですね。
僕ら歯科医師もできるだけ作り替えはしたくないです。
でも、良い状態で入れ歯が維持できているのが理想ですからね。
そのためにも、残存歯の健康に気を使っていきましょう。
部分入れ歯のバネがかかっている歯は特に汚れが付きやすく、虫歯になりやすかったり歯周病を悪化させたりするのはよく知られています。
その残存歯を極力、残し保存を図るためにも日常の歯磨きを重視していただきたく思います。
そして、歯科医院で行う定期健診やクリーニングにはしっかり罹りましょうね。
一緒に頑張りましょう。
当院での精密入れ歯治療の案内は
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歯科の医療費控除とは
2023/10/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は食べたり、話をしてみてどうなのかが一番大切です。
歯科医院でセットされたときに何ともなくても、ご飯を食べると痛いとか一日使っていると痛みがあるとか、いろいろ出ることが多いものです。
そのため、僕はセットの時に何でもなくても必ず1週間後には来院していただき、どんな感じか聞くようにしていますよ。
もし、痛みや違和感が強いようならば緩和できるように、そこで大きく調整することもあります。
どうしても、入れ歯の良し悪しは、セットの時だけでは測れないのが現実ですよね。。。
歯科医院でテストフードのようなものを試食してもらうことはたまにありますが、それではあまり参考にならないような気がいたしますよ。
実際にはいろんな食材を食べてみないと解らないものです。
逆に最初はピッタリし過ぎて、違和感が強かったのだけれども、使っていくうちに何ともなくなったという方も多いものです。
この辺りの判断は、本当に難しくて僕自身、迷います。
でも入れ歯の良し悪しを決めるのは結局は患者さんなので、患者さんの意見は最大限に汲み取るつもりではいますよ。
なかなか思うように使えなくて、諦めてしまう人もいなくはないようですが、是非、そこを頑張って調整に来ていただけたらと思います。
諦めてしまったら、それ以上その入れ歯が良いものにはなりませんからね。
ここは努力がどうしても必要だと考えます。
なかなか思うようにはいかないとは思いますが、一緒に頑張りましょう。
良いものになるまで僕達も精一杯頑張りますよ。
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歯科の医療費控除とは
2023/10/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯は歯の欠損様式や残存歯の状態、顎堤の状態などによっても設計は変わってきますね。
そのため、前の入れ歯と大きさやバネの位置が違うということが往々にして起こります。
これは、現在の状態と過去の状態とは違うため致し方ないことと言えると思います。
でも当院では、完成前に試適という仮合わせの時間を取ってから完成に持って行くようにしていますよ。
この仮合わせの時に何を見るのかというと、人工歯の並び、色、形、大きさ、そしてクラスプという金属のバネの位置、適合、見え方ですね。
普通に口を少し開けたときの状態も大切ですが、笑ったときの人工歯の見え方というのも大切です。
入れ歯による審美性を左右するのはその辺りでしょうからね。。。
僕たちは、患者さんとその辺りを一緒に確認していくようにしていますよ。
もし、この段階で患者さん自身で納得がいかないようであれば、まだまだいくらでも修正が効きます(もちろん歯科医学的にこれ以上は無理というものはありますが。。。)。
その際にはもう一度、人工歯を並べ替えたりクラスプの位置を変えたり、クラスプの種類を変えたりすることはよくあります。
是非、この仮合わせの際によく見ていただいて、完成物を作ることにご協力くださいね。
もし、このチャンスを逃して、完成してからいろいろ注文をつけられても、完成した物を大きく変えることはほとんどできませんから。。。
その旨は何卒ご了承願いたく思います。
当院での精密入れ歯治療の案内は
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歯科の医療費控除とは
2023/10/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、入れ歯を作りたいという人が多く来院されます。
その際に悩む症例は多いです。
というよりも、重度虫歯と重度歯周病で悩むといったほうが良いのかもしれません。
入れ歯の悩みを持っている方でも、多くの方は一本以上の歯が残存している部分入れ歯の方がほとんどです。
当院ではそのような方達に対し、極力、歯の保存を図るように頑張って、歯科衛生士がブラッシング指導や歯石除去を行ってはいます。
しかしながら、当院のホームページやこのブログを見て、来てくれる患者さんの多くは入れ歯を作ってほしいという希望を持つ方が多いです。
僕は入れ歯診療は大好きですし、得意としているのでそれはそれで、大変うれしいことではあります。
そういう要望を持って当院に来る患者さんの多くは、もうこの歯は抜くより外ならないのを本人が自覚しており、その後の入れ歯処置も希望するというパターンが多い気がいたします。
僕自身、本当はできるだけ歯を抜きたくはないのですが、そうするしか方法がないというほど咬合や歯周組織が崩壊している人の来院が本当に多いです。
その場合は、抜歯を勧めるのですが本人はその抜歯後に歯がないままが嫌だという方が、若い世代の方に特に多いですね。
本来、入れ歯は悪い歯を抜いて、傷が治癒して製作するのが一般的なセオリーですし、そうやって作る入れ歯が一番安定するものです。
でも、背に腹は代えられないということでもし、作るのならば即時入れ歯というものになるのでしょうか。。。
このやり方は、歯があるうちに型と咬み合わせを取らしてもらい、模型を起こしその模型上で抜くべき歯を削って入れ歯の製作に入ってしまうものです。
傷の治りはあくまで想像して製作しているので、完全に良いものにはなり得ません。
歯の並びや咬合関係もおおむね予想して作ることになります。
従って、当院ではこの即時入れ歯はあくまで仮入れ歯という位置付けにあります。
もちろん仮入れ歯とはいえ、いろいろ手を尽くして食べることにそれほど問題はなく使用できるようには頑張りますが、上記の理由から完全に良いものには、なり得ないというのは知っておいてほしいものです。
また、傷が落ち着いたとしても、この即時入れ歯を保険で作った場合、保険のルールで半年は製作できないことが決まっております。
もっと早く本入れ歯が欲しい場合は、自由診療で製作させてもらったほうが良いことも多いです。
ただこのような処置が本当に毎日のように多くあり、日常の診療が辛くなってきました。
それは、歯を抜くのが嫌とか入れ歯製作に疲れたという訳ではなく、何でここまで虫歯や歯周病を放っておいたのだろうと思える人があまりにも多いのですね。。。
本当は歯医者である以上、予防に徹したい気持ちが強くあります。
仮に入れ歯を入れたとしても多くの方は、自分の歯が1本以上残って製作された部分入れ歯の人が多いはずです。
そうであるならば、その歯を大事にしていただけるよう日々のブラッシングを頑張っていただきたいですし、その方の歯を本当の意味で守れるように努力していきたいです。
そのためには、入れ歯をセット後にも、残存歯を守るために定期健診とプロフェッショナル・クリーニングを受けていただきたく思いますよ。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは